【ディケイドの物語】
イメージはあるが時間のゆがみで自分の本当の姿を思い出せないために実態そのものをなくしたゆえに、
門矢士に入り込んで意識を保っていた。変身ベルト「デンオウベルト」を呼び出す事が可能で、
仮面ライダー電王 ソードフォームに変身する能力を持つ。性格と戦闘能力はオリジナルと変わらず、TVシリーズと同じくプリンが好物である。劇中では
光栄次郎が作った巨大プリン6皿を美味そうに食していた。
当初は上記の通り士に憑依していたが
光夏海の得意技「
光家秘伝 笑いのツボ」を押されたことによって強制的に笑い出したため追い出され、士の近くにいた
小野寺ユウスケに憑依してしまう。そして、腹いせに街のあちこちで人間に憑依して潜伏している
モールイマジンを倒すために、光写真館から出て行ってしまう。その後、ビルの屋上にユウスケに憑依している状態で滞在しているところを
仮面ライダーディエンドに変身する
海東大樹と出会い、
ライダーカード「
ファイナルフォームライド デンオウ」のカードによって時の列車・
デンライナーに変形してくれと彼に頼まれる。だが、彼は気が短い性格のためそれを拒否したため海東が変身するディエンドと対決になるが、彼の実力に翻弄されてしまう。
その後士と再会し、士が彼の強制的に憑依したユウスケに対する優しさを知って打ち解けたため、彼と協力して電王の世界を破壊しようとするイマジン・
アリゲーターイマジンを追跡して2008年12月30日に
デンライナーに士が変身した
仮面ライダーディケイドと乗り込んで到着し、憑依していたユウスケが変身する
仮面ライダークウガの連係攻撃もありアリゲーターイマジンを倒す事に成功した。
電王の世界でのアリゲーターイマジンがおこした事件が解決後、デンライナーに戻ったが、過去で何らかの事件が原因で時空の歪みは解決しておらず、他のイマジン共々別の時代へと飛ばされてしまった。
【オールライダー対大ショッカーの物語】
【オリジナルの電王の物語】
かなり運が悪い青年「野上良太郎」が思い描く日本民話「桃太郎」から赤鬼をイメージし、現世に誕生した。「俺、参上!」を決めゼリフとしているイマジンで、自分に歯向かってくる輩に対してこの決めゼリフを発することが多い。武器は赤色で染まった長剣「モモタロスォード」であり、この長剣によって一般の怪人なら一撃で撃破されるという威力を保有し、標的に3回強力な斬撃を食らわせる大技「俺の必殺技・モモタロスバージョン」を発動させることが可能である。
当初は本来のイマジンたちが帯びている使命に沿り、路上を自転車に乗って移動していた良太郎に自分をイメージさせることで誕生することに成功したが、良太郎は彼の存在を最初は知らなかった。それでもモモタロスは使命と自分の性格である「格好良く戦うことで喜びを感じる」ということで良太郎に憑依して不良たちを相手に暴れていたが、憑依した良太郎がイマジンたちにとって天敵である特殊な存在「特異点」であるために憑依を解除されてしまい、イマジンの使命のルールによって契約者を再度変更することが不可能になってしまうので願いを一切言わない特異点である良太郎に付きまとうしか道はなかった。
だが、途中で不良少年「テツオ」の思い描くイソップ寓話「卑怯なコウモリ」からコウモリをイメージして誕生したイマジン「
バットイマジン」が特異点である良太郎を抹殺するため、良太郎に襲撃を仕掛けたために良太郎の中にいるモモタロスまで死んでしまうため急遽良太郎に力を貸し、彼を「
仮面ライダー電王 ソードフォーム」へと変身させたのである。この事件以来から、彼は良太郎がソードフォームへと変身するための力として利用されている。なお、本人は格好良く戦えれば良いと考えているため、特に不満はない。しかし、物語が進むことに連れ、モモタロスと良太郎はただ利用される関係ではなくなりつつあり…。
なお、このモモタロスの名前は契約者である良太郎が名づけたもので、本人はそれをセンスがないとして不満に思っていたが、電王の物語が進むに連れて不満は解消された。
劇場版「俺、誕生!」では記憶を失った良太郎の代わりに小太郎(少年時代の良太郎)に憑依し「仮面ライダーミニ電王 ソードフォーム」にも変身した。
劇場版「さらば電王」ではモモタロス自身が「
仮面ライダー電王 ソードフォーム」に変身する。
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最終更新:2010年02月01日 17:06