目指せGoodPlayer


WOTを上手くなりたいなぁと思っている人におくるWN8を上げるコツ。みんなでどんどん情報共有していきましょう。


1.上手くなるための要素

WOTで上手くなるためには以下の4つの要素が必要です。
  • ゲームシステムの理解
  • 車両スペックの知識
  • マップの理解
  • ゲーム内テクニック
これから順を追って説明するので、今の自分にどの要素が欠けているのか考えてみよう。

ゲームシステムの理解

 具体的には、AP・HE・APCR・HEATといった砲弾の違い、最大描画距離や隠蔽などの視界システム、装甲厚や跳弾の仕組み、車両ごとのマッチングの仕組み、等の理解と知識のこと。基本的なことだが、WOTはこの辺りのシステムが若干複雑なので何気なくプレイしているだけでは知り得ない情報も多い。この知識がないとそもそも上手くなるためのスタート地点にすら立てない。文字が読める人なら誰でもクリアできる要素なので日本語wikiをしっかりと読んで理解しよう。

車両スペックの知識

 ゲームシステムの理解にも近いが、登場する車両についての知識がないと戦えない。HT・MT・LT・TD・SPGの性能の違いと役割の理解はもちろんだが、各車両ごとのリロードタイムや主砲威力、装甲厚、弱点、機動力、視界といった基本的な車両の知識がないと判断材料が少なくなり不利になってしまう。上を目指すならその車両がストックか否か、弾薬庫やエンジンの場所はどこか、等の一歩進んだ知識もあると有利に戦える。これも日本語wikiを読むことで誰でも身につく。

マップの理解

 WOTに限らずTPS(FPS)ではマップの理解の差でかなり強さが変わる。自分が有利な場所や戦いやすい場所、敵が来やすい場所、LT・SPGが良く潜んでいる茂み、等の知識があると自然と動き方も洗練されていく。反射神経や状況判断力とは違い、マップ理解は知識としてあるだけで直ぐに腕前に還元されるので初心者は積極的に情報収集していこう。こういった知識はある程度経験で養われる部分もあるが、マップ解説サイトやトッププレイヤーの配信・動画などを見るほうが手っ取り早い。経験豊富なプレイヤーと一緒に小隊や拠点モードをするのも有効である。

ゲーム内テクニック

 これまでの3つの要素は誰でも簡単に身につけることができるが、この要素だけは上達に個人差が出る。また常人ではどうあがいてもたどり着けない領域がある。AIM力や状況判断力といったリアルの能力や、昼飯・豚飯、首振りといったゲームシステムを利用したものがある。どちらも知識が有るだけではダメで、実際にゲームを通してスキルを磨いていく必要がある。しかし、異常なAIM力などは緑プレイヤーを目指す分には必要なく、これまでの3つの要素がしっかり身についていれば、ゲーム内テクニックは基本的な動きが出来れば十分である。WOTは超人的な反射神経や情報処理能力が必要なゲームというよりも経験と知識が重要なゲームである。



2.戦技向上のポイントに書いてあることの解説

 goodプレイヤーを目指す人のためにココの記事の内容をわかり易く解説。ここに書いてあることが自然にできるようになれば貴方も良プレイヤーの一員だ!

  • 弾を打ったら物陰に隠れる
→要するに隠れられる場所で戦うということ。撃ちあうときは近くに岩・建物・丘といったものがある場所で戦うようする。ただし茂みのように敵の弾を防げないものや、敵に撃たれてしまうと壊れる建物もあるので注意。

  • レミングスをするのではなく、自分で戦う場所を決める
→味方についていくのではなく、自分の車両の車種と役割を考えて自分に合った場所で戦うようにする。軽戦車や駆逐戦車が重戦車の隣で戦っていても意味が無い。

  • 相手が弾を撃ったら「今撃ったよね!」といいながら前に出て「ドーン!」と撃ち返す
→このゲームは一発撃ったらもう一発撃つまでに数秒のリロードタイムがある。その間はこちらは敵から撃たれないのでいつまでも隠れていないので敵を撃つために前に出なかればならない。

  • 強いポジションを駆使する
→敵に対して自分が有利に戦えるポジションで戦うこと。例えば砲塔が固い車両にとっては車体を隠せる建物や岩、稜線、他の車両の残骸などがあれば弱点が隠せるのでそこが強ポジになる。また視界が良い車両であれば、遠くまで見通せる広い場所があれば敵に見つからず一方的に撃てるためそこが強ポジになる。これを実践するためにはマップ理解が必要になってくる。

  • 1(自分)対 複数にならないよう車体を微調整する
→市街地などで顕著だが、複数の場所から射線が通る広場などにノコノコ出て行ってしまうとあっという蜂の巣にされてしまう。あと車体一個分下がれば壁で車体が隠れて片方の敵の射線を遮れたり、敵が自分を撃ちに来た時に味方の射線に引き込めるような場所で戦ったりすると、被弾のリスクを減らせる。常に複数の敵と戦わないように気をつける。

  • 押す・引くの判断を心がける
→要するに陣地の防衛に戻るか(引く)・それとも今の前線を突破して敵の陣地を占領するか(押す)ということ。場合によっては挟撃を防ぐために目の前の敵を多少無理してでも倒して急いで陣地に戻るという選択肢もある。初心者のうちはどうするか迷った時は戻るようにしよう。ただし自分の車両の機動力とよく相談するように。

  • ハルダウンや昼飯の角度を駆使する
→被弾面積を減らすか跳弾の確率を上げるかしてHPの消耗を抑えるようにするテクニック。車両ごとに装甲厚や俯角が異なるため、出来る場所やタイミングなどは常に同じではないことに注意。

  • HPを計算して使う
→自分のHPは目の前の敵の主砲に何発耐えれるのか、また敵のHPを自分の主砲は何発で0に出来るのかといったことを考える。更に自分の主砲は敵を貫通できるのか、逆に敵はこちらを貫通できるのか、リロードタイムはどちらが早いか、DPMはどちらが高いのか、なども考慮して強気に出るか守勢に回るか考える。慣れてきたら目の前にいない敵のことも考えて、これだけのHPがないとあの敵の攻撃に一発も耐えられないからこれくらいHPを温存しておこう、といったことも意識する。HPを温存する場面とダメージを気にせずHPを消費する場面を使い分けよう。

  • 自分や味方の行動から敵の位置を想定し行動を考える
→ある道を走っている味方が撃たれたときは、「その道を通らない」「通らなければならないときは止まらず全速力で走り抜ける」といったように自分の行動の判断材料にしよう。慣れれば、味方が撃たれたことから敵の大体の位置も予想できるし、ダメージの大きさから敵の種類もある程度察しがついたりする。

  • 味方のHPを見ながらリポジの判断をする
→自分が後方にいた時、前線の味方のHPが少なくて自分のHPがまだ多く残っているならいつまでも後ろにいないでさっさと前に出る。HPが多い敵が一人いるよりもにHPが少ない敵がたくさんいる方が相手には厄介なので、自分のHPと味方のHPを把握して動くようにしよう。

  • 15m以内発砲茂み無効化でばれないようにちょっと動く
→wikiのゲームシステム参照

  • 駆動輪ハメを使う
→使うのは確実に履帯を狙える近距離のみ。中~遠距離で履帯切りを狙うのはあまり現実的ではなく、履帯吸収だったりそもそも当たらないでノーダメージになることもある。策士策に溺れないように。



3.車種別ワンポイントアドバイス

橙色や黄色をウロウロしている人にワンポイントアドバイス。

重戦車(HT)→ココも参照

 HTが進行するルートはマップごとに大体決まっていてせいぜい1~2つくらいしかない。でもそこにいけば一応最低限の仕事は出来るので日頃からマップを見てどこが主戦場になっているのか見極めよう。基本的には市街地や山岳路などの狭い場所や、マップの四隅が主戦場になることが多い。あとまともなHTがいないティア4以下の戦場での敵味方の動きははっきりいって参考にならないので注意。HTは相手の意表を突いた動きや敵の即背面に回りこむことが求められている戦車ではない。定番の場所で定番の動きをすることが求められる戦車である。

中戦車(MT)

 HTほど明確ではないが試合開幕時にMTに求められる動き方はマップごとに大体決まっているので、XVMなどを入れて上手い人がどう動くのか参考にするといいだろう。問題は中盤以降で、マッチングや敵味方の動きなどを見つつ臨機応変に動く必要がある。ここで大事なのはHPを出来るだけ消耗しないようにすること。序盤でHPを使ってしまうと中盤以降敵が減ってきた時に背後に回りこむといったようなような大胆な作戦を取ることが出来ない。そうならないためにも障害物や茂み、稜線などを駆使して序盤の被弾を出来るだけ避ける必要がある。

軽戦車(LT)

 LTの仕事は偵察だが、偵察には敵の発見(spot)と観測ダメージの2つの面がある。敵の初動を見て立ち回りを変えられるようなプレイヤーは野良ではほとんどいないのでランダム戦でのspotの価値はかなり低いと考えていい。特に敵を発見しただけで簡単にやられてしまうような開幕爆散偵察は全く意味のない行動である。そのためLTに求められる偵察は観測ダメージを稼ぐことが主目的になる。味方に視界を提供し続けるためには死なないことが必要であり、要するにLTは生き続けることが仕事になる。また、LTだからといって0ダメージが許されるわけではなく主砲を積んでいる以上隙を見てダメージを与えることも意識しなければならない。

駆逐戦車(TD)→ココも参照

 TDはダメージを稼ぐことが仕事なので何が何でもダメージを与えるようにする。自分のHP以上のダメージを与えるのは当たり前、TDに乗るからには自分のHPの1.5~2倍以上のダメージを出せるように頑張ろう。命中率も70%以上を目標にすること。60%以下の人は主砲の精度以前の問題である可能性が高い(回線が悪い・センシが高すぎる・自動照準使いすぎ・当たらない状況でも撃ってしまう・etc…)ので自分の行動やプレイ環境を見なおしてみよう。

自走砲(SPG)

 SPGは装填時間が長く照準が絞り切るまでに時間がかかる。その欠点を補うためにもSPGに乗っているときは敵車両がよく来るポイントにあらかじめ照準を置いておき、スポットされたら直ぐに撃てるように準備をしておこう。特にHTが殺到する主戦場は初心者でもわかりやすいので予想もしやすいだろう。あとは長いリロード中に同じ戦場ばかり見るのではなく、違う戦場の戦況を見たりミニマップで味方の布陣を確認したりするなどして暇なリロード時間を有効に使おう。



4.拡張パーツの使い分け

 拡張パーツは少々クレジットがかかりますが、車両の能力を大きく向上させることができます。上手いプレイヤーは必ず装備しているので、クレジットと相談して可能なら搭載するようにしましょう。


とりあえず買っておけ装備(取り外し自由なので買っておいて損はない)

  • 工具箱~修理速度が25%上昇する効果の大きいパーツだが、乗員のスキルで補えたり他に有用なパーツが多いのでガチな装備としての優先度は低い。ただ取り外し可能ですべての車両に恩恵があるので装備枠が余った時にとりあえず載せるには便利。
  • 双眼鏡(通称:カニメガネ)~静止時のみという制限はあるが、視界が25%も強化される優秀なパーツ。TDやLTにとってはほぼ必須といえる非常に重要な装備。共有パーツでは最も購入優先度が高い。
  • 迷彩ネット(通称:カモネット)~これも静止時のみという制限はあるが隠蔽率を上昇させてくれる。特にTDやLTは恩恵が大きいので買っておいて損はない。値段もお手頃。

超重要装備(殆どの車両で有用。載せられるなら絶対載せたほうが良い)

  • 装填棒(通称:ラマー)~装填時間が短縮されるので基本的に全ての戦車にとっての必須装備。メインで使いたい戦車には絶対に載せよう。
  • 砲垂直安定装置(通称:スタビ)~照準の拡散を押えてくれる装備。飛び出し撃ちが基本のMTやHTにとっては必須装備と言っていい。高ティア車両にしか乗せることが出来ないが、載せられる戦車には必ず載せるようにしよう。

良装備(車両によっては選択肢に入る。お金がある人は準備しよう)

  • レンズ皮膜~常時視界を強化する良パーツ。効果はカニメガネに劣るが、移動時にも効果があるため汎用性は高い。MTにとってはほぼ必須装備と言ってよく、走り偵察を行うLTにとっても選択肢に入る。
  • 改良型射撃装置~照準時間を短縮するパーツ。スタビと間違いやすいので注意。照準時間が長いSPGにとっては必須装備。また照準時間が長い戦車にとっても選択肢に入ってくる。ただスタビが載せられる車両にとってはスタビの方が恩恵が大きいので、これを載せるのはスタビを載せていてもなお不満が残る場合のみである。
  • 改良型換気装置(通称:換気扇)~乗員のスキルを+5%上昇させる。上昇率は低いので単体での効果は実感しづらいが、戦友やレーションなどと併用すると無視出来ない効果を発揮する。またラマーを装備できないオートローダー戦車や装填時間が長いSPGにとっては装填時間の短縮に繋がるこの装備の優先度は高め。
  • 内貼り装甲~SPGによく狙われれてかつ足が遅い超重戦車や重駆逐戦車にとっては選択肢にはいる。逆にそれ以外の戦車にはあまり必要ではないので、低ティアの戦車では気にしなくていい。


車種別拡張パーツ例

以下に車種別の拡張パーツの搭載例を書いておくので参考にして欲しい。砲垂直安定装置が載せられない時はレンズ皮膜や改良型射撃装置、換気扇辺りが候補に入る。

  • HT~火力を強化できる装填棒・砲垂直安定装置は鉄板。あと1枠が悩ましいが、少しでも火力強化につながるものか、防御を上げるものにするかは車両による。近距離で殴りあうことが多いので視界強化パーツの優先度は低め。
装填棒・砲垂直安定装置・改良型換気装置→バランス型
装填棒・砲垂直安定装置・改良型射撃装置→照準・精度に問題がある戦車型
装填棒・砲垂直安定装置・内貼り装甲→超重戦車型

  • MT~こちらも火力を強化できる装填棒・砲垂直安定装置はとりあえず装備しておいて問題ない。あとは敵との交戦距離がシビアなので視界強化系の優先度が高い。
装填棒・砲垂直安定装置・レンズ皮膜→バランス型
装填棒・砲垂直安定装置・双眼鏡→バランス型亜種
装填棒・砲垂直安定装置・改良型換気装置→戦友・レーション併用型
砲垂直安定装置・改良型射撃装置(レンズ皮膜)・改良型換気装置→オートローダー型

  • LT~視界強化系は必須。あとは自分のプレイスタイルに合わせて装備を変えると良い。迷彩ネットはスキルや塗装で補えるなら外しても良い。
装填棒・双眼鏡・迷彩ネット→標準型
双眼鏡・レンズ皮膜・迷彩ネット(装填棒)→視界特化型
装填棒・レンズ皮膜・改良型換気装置(砲垂直安定装置)→走り偵察型

  • TD~火力強化の装填棒と視界を大きく広げる双眼鏡は標準装備。あとの1枠は車両の隠蔽率と相談して隠蔽強化系か火力強化系かを選択する。
装填棒・双眼鏡・迷彩ネット→標準型
装填棒・双眼鏡・改良型射撃装置→射撃特化型
装填棒・双眼鏡(改良型換気装置or改良型射撃装置)・内貼り装甲→重駆逐型

  • SPG~装填棒・改良型射撃装置は確定。あとの1枠は改良型換気装置が載せられれば優先的に載せる。載せられなければ趣味なので好みでいい。
装填棒・改良型射撃装置・改良型換気装置(迷彩ネットor双眼鏡)→標準型


※加筆・修正歓迎


  • T32に内貼りはありですか? - Zo3102 2015-05-16 16:03:37
  • 情報THX!私はちなみにT29やT32はラマ・スタ・皮膜です。稜線では視界を活かして自分で見て撃つ!経験値がっぽりコースです - what_a_waste 2014-10-07 17:55:44

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最終更新:2015年03月03日 22:55