概要

【プクリポ】の男性。500年前の【四術師】のひとりで【メギストリスの都】初代国王。リュートを常に背負っている。
500年前の人物なのだが、神出鬼没な伝説が多く、現代の【メギストリスの都】に現れても普通に受け入れられている。
プクリポにとっては英雄的存在で、【ミュルエルの森】に彼の名を冠した広場が設けられ、そこに彼の銅像が安置されている。像が置かれているフォステイル広場?は一種の聖域となっているようで、ここでは強大な悪魔でさえ大幅に弱体化する。

メギストリスの都のストーリーに登場したフォステイルは子孫の【ラグアス王子】【アルウェ王妃のノート】の力で変身した偽者。
現代でラグアス王子が変身したフォステイルが周囲に平然と受け入れられていたのは、後述するように銀の丘の扉等を通って時代を行き来して様々な時代で現れていたためと思われる。

人物

プクリポ離れした麗しい顔つきをしているが、それに見合った聡明さと人徳の持ち主。
【パルカラス王国】に王宮魔術師として仕官。レイダメテスの頃、【オーグリード大陸】に避難。しかしグレン城を占拠する【シオドーア】?は人間以外を入城させなかったので、ゲルト海峡上の【橋上の宿】?に仲間のプクリポ達と滞在。そこで主人公の助力のもと【氷鳥のはね】を入手したので、【エルジュ】に破邪舟を作り出す方法について指導した。レイダメテス崩壊後はグレン城で【ヤクル】【ガミルゴ】とともにエルジュを助けた。

帰国後氷鳥のはねの魔力によって疫病に襲われたパルカラス王民を救い、クーデターを起こして疫病に罹患した人々を追い出したパルカラス国王を追放した。その功績により英雄と讃えられ、国民の希望によりパルカラス新国王に即位。恋仲になった【メギストリス姫】と結婚、国名をメギストリスと改める。
しかし死してなお進軍しようとする【パルカラス亡霊王】と亡霊兵士たちを鎮めるため、【キラキラ大風車塔】で儀式を行い死亡したという。

生前のフォステイルは未来(本作における現代)に現れる事もある。
15年前、若き日の【アルウェ王妃】不思議なノートを授けたりもしたが、
そういった一連の行動は氷鳥のはねに魔力を溜め、再び取り戻すための彼のシナリオだったのだろう。
ゲーム中では人徳を兼ね備えた実力者として描かれている事が多いが、アルウェ王妃が死ぬことが分かっていながらノートを授けたり、氷鳥のはねを入手する為にパクレ警部を幽閉するなど、大いなる目的の為なら手段を択ばない冷徹な一面も伺える。またアルウェ王妃と【悪魔ザイガス】のストーリーはまだ多くの謎を抱えており、直接会うことはできるものの、まだまだ謎の多い人物である。
主人公に助言をすることが多く、主人公に対して何か運命的なものを感じているようだ。

なお、王国の血縁が途絶えていなければ【プーポッパン王】とラグアス王子は彼の子孫という事になるが、二人ともそれを意識していた様子がメインストーリー中では皆無である(城内の王の部屋の前に彼の肖像画が一応存在するが)。
彼にあこがれていていて外伝で自分の祖先と明言していたラグアスはともかく、プーポッパン王はご先祖様の扱いがかなりぞんざいだったのであの様な最期を遂げたのかもしれない。
また、リュートは一般的に18世紀には既に廃れた古楽器として認識されているが、ゲーム中で彼が背負っている楽器はちょっとそれとは似つかない幾分現代的な様式の拵えとなっている。実際弦の数も一般的なルネサンスリュートやバロックリュートに比べると若干少ないので我々の知っているリュートじゃない事は確かである。
参考に、ラッカランの駅前で吟遊詩人が背負っている楽器の方が実物に近いものである。

備考

ver1.5で【美容院】でにプクリポ男が設定できる髪型にロングヘアーが追加され、【月のローブセット】?と合わせてフォステイルっぽい外見を作れるようになった。
まあどうやっても本人とは似ても似つかないが…。

活躍

2013年3月に行われた「ホワイトデー アストルティア・ナイト総選挙!」で2位を獲得した。

登場ストーリー

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最終更新:2014年01月25日 00:56