ネットワーク環境の最適化


QoSパケットスケジューラを無効

QoSパケットスケジューラとは、回線の接続性に頼るのではなく通信の種類に応じて最適な帯域を割り当てることで通信速度を安定化させる技術のこと
映像や音声等の帯域幅を必要とするデータを確実にやりとりしたい時に使うようです。
アンインストールは不具合が出る可能性があるようなので無効にします。
コントロールパネル→ネットワークとインターネット→ネットワークと共有センター→アダプター設定の変更→当該のネットワークアダプタを右クリックしてプロパティ→ネットワークタブ→QoSパケットスケジューラのチェックを外す→OKをクリック

オフロードを無効

各プロトコルスタック専属であるはずの処理またはその一部を、ハードウエアであるNIC(Network Interface Card)へ割り当てること
それによってTCP/IP周りのソフトウエア的な処理量を減らし、ネットワーク通信が高速化される
しかし、逆にNICの負担になるケースもあるらしく、無効にしてみます。

スタート→コントロールパネル→ネットワークの状態とタスクの表示→アダプター設定の変更→接続中(使用中)のローカルエリア接続を選択→右クリック→プロパティ→構成→詳細設定のタブで以下の設定をすべて無効

  • IPv4チェックサム オフロード
  • NS オフロード
  • TCPチェックサム オフロード(IPv4)
  • TCPチェックサム オフロード(IPv6)
  • UDPチェックサム オフロード(IPv4)
  • UDPチェックサム オフロード(IPv6)
  • ジャンボフレーム
  • 受信側スケーリング
  • 一括送信オフロードv2(IPv4)
  • 一括送信オフロードv2(IPv6)

SNPを無効

NICの負荷を下げるものだが、これも逆に負担になるケースがあるようなので無効にしてみます。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100824/351391/
コマンドプロンプトから上記サイトを参考にコマンドにて無効化

RWIN値最適化

MTU値最適化

DNSアップデートを無効

最終更新:2014年10月07日 14:28