・夜に爪を切ってはいけない
- 親の死に目に会えない
- 低級霊が切った爪をよりしろとして姿をあらわしたり
いたずらしたりする
・理由あれこれ
そしてバイ菌がはいりやすくなって親より先に死んでしまう
- 「世詰めを切る」に引っ掛けた言葉
- 「夜詰めは死に目に会えぬ」の変化形
夜詰めは城の夜間警備、指名された場合は親の死に目でも帰れないから
- 暗くて危ない
- 夜に爪を切る=昔は暗くて深爪しやすい=がさつ・てきとうな性格=色々な災難に会い易い=早死
- 昔は夜明かりが薄暗くて切った爪がどこ飛んだかわからなくなるから
- 爪を呪の儀式に使用(ひとりかくれぼ?)
- 夜囲炉裏傍で爪を切ると火の中に爪が入る→
死体を燃やした臭いがする
- 夜に爪を切らなきゃならないくらい忙しいと、親の死に目に会えなくなる
- 昔の爪切はニッパーの刃を逆反りにしたようなものだったから
- 深爪→痛むので労働力低下→それに伴い生産力低下
結果、税収が下がる為、お上が触れ回ったと
・夜に切る時は
- 「夜切る爪は牛の爪」と三度唱える
- 切る度に「牛の爪」「馬の爪」「猫の爪」「犬の爪」・・・・・と、
動物の名前を唱えてから切る」
- 「奉公人です」と言ってから切る
- 「ワッタースィハー、アッメ~リカズィンデース」と言いながら切る
*アメリカには、夜爪を切ってはいけないという迷信はない
最終更新:2009年04月22日 21:10