「SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.4 スペースハリアー」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.4 スペースハリアー - (2012/02/03 (金) 19:23:37) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.4 スペースハリアー 【せがえいじす 2500しりーず ぼりゅーむ4 すぺーすはりあー】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B0000AFZHL)| |対応機種|プレイステーション2|~| |メディア|CD-ROM 1枚|~| |発売元|3Dエイジス|~| |開発元|タムソフト|~| |発売日|2003年9月25日|~| |定価|2,500円(税抜)|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|65KB以上の空きが必要|~| |ポイント|改悪レベルのポリゴンリメイク&br()微妙な新操作の追加&br()原作のゲーム性は一応尊重している|~| **概要 -2003年にて3Dエイジスがプレイステーション2にリリースしたSEGA AGES 2500(以下エイジス)シリーズの第4弾にあたるソフト。 --シューティング界の名作の一つ『スペースハリアー』をフルポリゴンでリメイクした内容であり、原作同様3Dシューティングのゲーム性である。 -微妙な3Dリメイクで顰蹙を買いやすい事で知られるエイジスの初期作品の一つであり、やはりというか首を傾けたくなる出来となってしまった…。 -主なルールに関しては原作忠実なのでこのページでは割愛する。 **原作との相違点 -外観上の相違点 --原作と同じ3D視線だが、PS2性能によるフルポリゴン描写となっており、グラフィックデザインもかなり変化している。 --キャラクターデザインの大半が改変された。どちらかといえばセガが2000年にてリリースしたACゲーム『プラネットハリアーズ』のそれに若干似たデザインとなっている。 ---また、原作では某ロボットアニメのキャラに類似した敵キャラが、著作権上の配慮なのか完全に別者のデザインに変更されている。 --BGMの大半がトランス調のアレンジとなっており、新規BGMも採用されている。 --ナレーションボイスが原作よりも今風のイントネーションの喋り方となっている。 -操作性の相違点 --原作の移動とショットの操作性に加え、以下の新操作が加えられている。 --「ロックオンレーザー」 ---ハリアーが敵に近い状態で専用ボタンを押しっぱなしにすればをロックオンし、ボタンを離せば敵を追尾攻撃するロックオンレーザーを放つ。 ---一度にロックオンできる敵には限りがあるが、アイテム(下記)を取得する事でロックオンの数が増す。 --「フラッシュボム」 ---回数制限のあるストック制の攻撃で、専用ボタンを押す事により発動する。いわゆる2Dシューティングでいうところの強力なボンバーに相当し、画面内に莫大なダメージをあたえる。 ---通常のショットなどでは破壊不可能な障害物をも完全に消し去る他、ボス戦によってはこれを攻撃するだけで瞬殺できる場面もある。 --「連射ショット」 ---厳密には新操作ではなくボタン押しっぱなしによる連射ショット。手動ショットボタンとは別のボタンに振り分けられている。 ---ずっとボタンを押していると連射力が大幅に低下するという制限がある。回復させるには連射を一旦止め、手動ショットなどで対応する必要がある。 -ゲーム上の相違点 --原作では全18ステージ構成だったが、本作は新規追加ステージの導入により全21ステージに増量している。 --触れると様々な効果が得られるアイテムが導入された。大半はミスするまで効果は続く。以下その効果の詳細。 ---「ショットアイテム」…ショットの最大連射数が増す。 ---「ロックオンレーザーアイテム」…ロックオンレーザーにおける一度にロックオンできる数が増す。 ---「フラッシュボムアイテム」…フラッシュボムのストックが1増える。 ---「ビットシールドアイテム」…ハリアー周りにシールドを張り、ダメージをもらってもシールドの消費と引き換えに無効化できる。 ---「1UPアイテム」…その名の通り、1UPの効果。 -その他 --難易度はオプション項目から4つから選択できる。 --移動操作を直感的なもの(方向キーがそのままハリアーの移動に反映される)か、AC基準なもの(方向キー上で下移動、下で上移動)のどちらかから選べる。 --途中コンティニューは不可能で、ゲームオーバー後は一旦タイトル画面に戻りコンティニューする方式を採用。再開できるステージは限られている。以下詳細。 ---ステージ6~11でゲームオーバーになると、ステージ6からのコンティニューが可能。 ---ステージ13~21でゲームオーバーになると、ステージ6からに加え、ステージ13からのコンティニューも可能(どちらの再開かを選択できる)。 ---ステージ5とステージ12はミスする要因が一切ないボーナスステージとなっている。 **特徴 -ポリゴンリメイクは概ね改悪と捉えられている。 --原作では滑らかなスクロールにのせてガンガンと敵などが迫りくる豪快さが好評だったが、本作はその魅力を大幅にオミットし、''あろう事か迫力半減のもっさり感倍増となってしまっている''。 --amazonや[[mkII>http://www.psmk2.net/ps2/soft/stg/04space.html]]のレビューにおいても、多くの原作ファンが真っ先に指摘する問題である。 -キャラクターデザインに関しても評判は著しくない。 --原作では軽装だったハリアーが何故かゴテゴテした容姿となり、敵に関しても「とりあえずリメイクだから適当に変えた」レベルのセンスのなさが目に付く。 --これもレビューサイトで散々指摘される問題であり、「何で原作デザインを忠実に再現しようとしないのか?」と呆れられる始末。 --某ロボットアニメ似の敵が改変された事に関しては「大人の事情上仕方がない」と擁護する者もおり、この辺は賛否両論の様である。 -BGMアレンジも否定的解釈多し。 --「場の雰囲気を読めていない安直なトランスアレンジ」と閉口する者が多く、これまた改悪アレンジBGMと受け取れやすい傾向にある模様。 --楽曲そのものはそこまで酷いものではなく、「スペースハリアーとして聞かなければ…」と受け入れる者もいる。 -新操作が微妙。 --ロックオンレーザーに関して。 ---敵をロックオンしてからレーザーを発射するまでの手順が長めな上に、このゲームの敵は出現してからすぐに画面から消えるものが多く、わざわざロックオンする位なら通常ショットで敵を倒した方が手っ取り早い場面に遭遇しやすい。 ---そもそも、この手の攻撃手段はゲーム性の関係上から、''敵が目まぐるしく入れ替わるスペースハリアーとの相性が悪い''という意見もある。 ---一応は、「先読み感覚でロックオンし、通常ショットで撃ち漏らした敵を倒す」という有効な使い道はあるが、もはやそのプレイスタイルは原作とかけ離れているように思える。 --フラッシュボムに関して。 ---これに関しても「なんでスペースハリアーにボンバー的な攻撃手段を入れるのか?」と首を傾げたくなる者も多く、蛇足操作の印を押されやすい。 ---しかしその一方で「初心者向けの救済攻撃」と好意的に見るプレイヤーも存在する。 --連射ショットに関して。 ---エイジスの前作にあたる『[[リメイク版ファンタジーゾーン>SEGA AGES 2500シリーズ Vol.3 ファンタジーゾーン]]』の連射ショットがあまりにも強力すぎた反省なのか、「むやみやたらに連射できない」という制限が発生するが、これは賛否が分かれやすい。 ---否定的だと「連射し辛くめんどくさい」という意見があるが、好意的だと「手動と連射の使い分けを駆使する事でゲームバランスが上手く成立している」という意見もある。 --ちなみに新操作に関しては「嫌なら使う必要はない」ものばかりで、無理な強要はさせていない点も考慮すべきであろう。 --新操作抜きで見た場合のプレイ感覚は原作忠実なものであり、流石にその辺はきちんと再現されている。少なくともゲーム性を崩壊させている程の改悪までは至っていない。 -その他の特徴。 --ロードは短く、過剰に待たされる事は少ない(ディスクの読み込み音は多めだが)。 ---ゲーム内ではステージクリア後もほぼシームレスに進行し、一切のロード表示はされないのは快適である。 ---しかし、ゲームオーバー後はハリアーの力尽きたアングルが長めに表示(スキップ不可)され、何故かすぐにはタイトル画面に移項しないというもっさり演出が発生する。 --原作に比べると難易度はやや低めである。 ---原作でノーコンティニュークリアできる腕前のあるプレイヤーからしてみれば「初期難易度設定は簡単すぎる」との事。もちろん、難易度設定を上げればその限りではないが…。 --コンティニューが「ステージ6」と「ステージ13」の2地点からの再会ができず、特に初心者プレイヤーにとっては続けるのが苦痛となりやすい。 ---何故わざわざこんなコンティニュー方式にしたのかという不満も多い。一応は難易度などを調整すれば比較的負担は少ない状態での再開は可能だが…。 **総評 -はっきりいってその評価はよろしくなく、「初期エイジスの数ある誰得リメイクの中でも悪質な部類」「原作に対する冒涜」とまでいわれるレベル。どれだけ嫌われているかはレビューサイトを確認して下さいな。 -とはいえ、ゲーム内容が破綻している訳でも、ゲームバランスが無茶苦茶という程の酷さでもなく、純粋に3Dシューティングとして見れば平凡な出来である事も考慮すべきであろう。 -実は原作者の鈴木裕氏が本作の監修に関わっている事がジャケット裏に書かれているが、「''鈴木氏が関わってこれかよ…''」と原作ファン中心に突っ込まれている。 -2005年10月27日に同じエイジスから『SEGA AGES 2500シリーズ Vol.20 スペースハリアーII ~スペースハリアーコンプリートコレクション~』がリリースされる。こちらは原作のほぼ完全移殖に加え、セガハードの原作移殖版や関連作も収録された完全版となっており、リメイク版ファンタジーゾーン同様に本作の存在意義が大幅に失われたという皮肉な運命と辿る事となる。
*SEGA AGES 2500 シリーズ Vol.4 スペースハリアー 【せがえいじす 2500しりーず ぼりゅーむ4 すぺーすはりあー】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B0000AFZHL)| |対応機種|プレイステーション2|~| |メディア|CD-ROM 1枚|~| |発売元|3Dエイジス|~| |開発元|タムソフト|~| |発売日|2003年9月25日|~| |定価|2,500円(税抜)|~| |プレイ人数|1人|~| |セーブデータ|65KB以上の空きが必要|~| |ポイント|改悪レベルのポリゴンリメイク&br()微妙な新操作の追加&br()原作のゲーム性は一応尊重している|~| |>|>|CENTER:''[[SEGA AGES 2500シリーズリンク >http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1340.html]]''| **概要 -2003年にて3Dエイジスがプレイステーション2にリリースしたSEGA AGES 2500(以下エイジス)シリーズの第4弾にあたるソフト。 --シューティング界の名作の一つ『スペースハリアー』をフルポリゴンでリメイクした内容であり、原作同様3Dシューティングのゲーム性である。 -微妙な3Dリメイクで顰蹙を買いやすい事で知られるエイジスの初期作品の一つであり、やはりというか首を傾けたくなる出来となってしまった…。 -主なルールに関しては原作忠実なのでこのページでは割愛する。 **原作との相違点 -外観上の相違点 --原作と同じ3D視線だが、PS2性能によるフルポリゴン描写となっており、グラフィックデザインもかなり変化している。 --キャラクターデザインの大半が改変された。どちらかといえばセガが2000年にてリリースしたACゲーム『プラネットハリアーズ』のそれに若干似たデザインとなっている。 ---また、原作では某ロボットアニメのキャラに類似した敵キャラが、著作権上の配慮なのか完全に別者のデザインに変更されている。 --BGMの大半がトランス調のアレンジとなっており、新規BGMも採用されている。 --ナレーションボイスが原作よりも今風のイントネーションの喋り方となっている。 -操作性の相違点 --原作の移動とショットの操作性に加え、以下の新操作が加えられている。 --「ロックオンレーザー」 ---ハリアーが敵に近い状態で専用ボタンを押しっぱなしにすればをロックオンし、ボタンを離せば敵を追尾攻撃するロックオンレーザーを放つ。 ---一度にロックオンできる敵には限りがあるが、アイテム(下記)を取得する事でロックオンの数が増す。 --「フラッシュボム」 ---回数制限のあるストック制の攻撃で、専用ボタンを押す事により発動する。いわゆる2Dシューティングでいうところの強力なボンバーに相当し、画面内に莫大なダメージをあたえる。 ---通常のショットなどでは破壊不可能な障害物をも完全に消し去る他、ボス戦によってはこれを攻撃するだけで瞬殺できる場面もある。 --「連射ショット」 ---厳密には新操作ではなくボタン押しっぱなしによる連射ショット。手動ショットボタンとは別のボタンに振り分けられている。 ---ずっとボタンを押していると連射力が大幅に低下するという制限がある。回復させるには連射を一旦止め、手動ショットなどで対応する必要がある。 -ゲーム上の相違点 --原作では全18ステージ構成だったが、本作は新規追加ステージの導入により全21ステージに増量している。 --触れると様々な効果が得られるアイテムが導入された。大半はミスするまで効果は続く。以下その効果の詳細。 ---「ショットアイテム」…ショットの最大連射数が増す。 ---「ロックオンレーザーアイテム」…ロックオンレーザーにおける一度にロックオンできる数が増す。 ---「フラッシュボムアイテム」…フラッシュボムのストックが1増える。 ---「ビットシールドアイテム」…ハリアー周りにシールドを張り、ダメージをもらってもシールドの消費と引き換えに無効化できる。 ---「1UPアイテム」…その名の通り、1UPの効果。 -その他 --難易度はオプション項目から4つから選択できる。 --移動操作を直感的なもの(方向キーがそのままハリアーの移動に反映される)か、AC基準なもの(方向キー上で下移動、下で上移動)のどちらかから選べる。 --途中コンティニューは不可能で、ゲームオーバー後は一旦タイトル画面に戻りコンティニューする方式を採用。再開できるステージは限られている。以下詳細。 ---ステージ6~11でゲームオーバーになると、ステージ6からのコンティニューが可能。 ---ステージ13~21でゲームオーバーになると、ステージ6からに加え、ステージ13からのコンティニューも可能(どちらの再開かを選択できる)。 ---ステージ5とステージ12はミスする要因が一切ないボーナスステージとなっている。 **特徴 -ポリゴンリメイクは概ね改悪と捉えられている。 --原作では滑らかなスクロールにのせてガンガンと敵などが迫りくる豪快さが好評だったが、本作はその魅力を大幅にオミットし、''あろう事か迫力半減のもっさり感倍増となってしまっている''。 --amazonや[[mkII>http://www.psmk2.net/ps2/soft/stg/04space.html]]のレビューにおいても、多くの原作ファンが真っ先に指摘する問題である。 -キャラクターデザインに関しても評判は著しくない。 --原作では軽装だったハリアーが何故かゴテゴテした容姿となり、敵に関しても「とりあえずリメイクだから適当に変えた」レベルのセンスのなさが目に付く。 --これもレビューサイトで散々指摘される問題であり、「何で原作デザインを忠実に再現しようとしないのか?」と呆れられる始末。 --某ロボットアニメ似の敵が改変された事に関しては「大人の事情上仕方がない」と擁護する者もおり、この辺は賛否両論の様である。 -BGMアレンジも否定的解釈多し。 --「場の雰囲気を読めていない安直なトランスアレンジ」と閉口する者が多く、これまた改悪アレンジBGMと受け取れやすい傾向にある模様。 --楽曲そのものはそこまで酷いものではなく、「スペースハリアーとして聞かなければ…」と受け入れる者もいる。 -新操作が微妙。 --ロックオンレーザーに関して。 ---敵をロックオンしてからレーザーを発射するまでの手順が長めな上に、このゲームの敵は出現してからすぐに画面から消えるものが多く、わざわざロックオンする位なら通常ショットで敵を倒した方が手っ取り早い場面に遭遇しやすい。 ---そもそも、この手の攻撃手段はゲーム性の関係上から、''敵が目まぐるしく入れ替わるスペースハリアーとの相性が悪い''という意見もある。 ---一応は、「先読み感覚でロックオンし、通常ショットで撃ち漏らした敵を倒す」という有効な使い道はあるが、もはやそのプレイスタイルは原作とかけ離れているように思える。 --フラッシュボムに関して。 ---これに関しても「なんでスペースハリアーにボンバー的な攻撃手段を入れるのか?」と首を傾げたくなる者も多く、蛇足操作の印を押されやすい。 ---しかしその一方で「初心者向けの救済攻撃」と好意的に見るプレイヤーも存在する。 --連射ショットに関して。 ---エイジスの前作にあたる『[[リメイク版ファンタジーゾーン>SEGA AGES 2500シリーズ Vol.3 ファンタジーゾーン]]』の連射ショットがあまりにも強力すぎた反省なのか、「むやみやたらに連射できない」という制限が発生するが、これは賛否が分かれやすい。 ---否定的だと「連射し辛くめんどくさい」という意見があるが、好意的だと「手動と連射の使い分けを駆使する事でゲームバランスが上手く成立している」という意見もある。 --ちなみに新操作に関しては「嫌なら使う必要はない」ものばかりで、無理な強要はさせていない点も考慮すべきであろう。 --新操作抜きで見た場合のプレイ感覚は原作忠実なものであり、流石にその辺はきちんと再現されている。少なくともゲーム性を崩壊させている程の改悪までは至っていない。 -その他の特徴。 --ロードは短く、過剰に待たされる事は少ない(ディスクの読み込み音は多めだが)。 ---ゲーム内ではステージクリア後もほぼシームレスに進行し、一切のロード表示はされないのは快適である。 ---しかし、ゲームオーバー後はハリアーの力尽きたアングルが長めに表示(スキップ不可)され、何故かすぐにはタイトル画面に移項しないというもっさり演出が発生する。 --原作に比べると難易度はやや低めである。 ---原作でノーコンティニュークリアできる腕前のあるプレイヤーからしてみれば「初期難易度設定は簡単すぎる」との事。もちろん、難易度設定を上げればその限りではないが…。 --コンティニューが「ステージ6」と「ステージ13」の2地点からの再会ができず、特に初心者プレイヤーにとっては続けるのが苦痛となりやすい。 ---何故わざわざこんなコンティニュー方式にしたのかという不満も多い。一応は難易度などを調整すれば比較的負担は少ない状態での再開は可能だが…。 **総評 -はっきりいってその評価はよろしくなく、「初期エイジスの数ある誰得リメイクの中でも悪質な部類」「原作に対する冒涜」とまでいわれるレベル。どれだけ嫌われているかはレビューサイトを確認して下さいな。 -とはいえ、ゲーム内容が破綻している訳でも、ゲームバランスが無茶苦茶という程の酷さでもなく、純粋に3Dシューティングとして見れば平凡な出来である事も考慮すべきであろう。 -実は原作者の鈴木裕氏が本作の監修に関わっている事がジャケット裏に書かれているが、「''鈴木氏が関わってこれかよ…''」と原作ファン中心に突っ込まれている。 -2005年10月27日に同じエイジスから『SEGA AGES 2500シリーズ Vol.20 スペースハリアーII ~スペースハリアーコンプリートコレクション~』がリリースされる。こちらは原作のほぼ完全移殖に加え、セガハードの原作移殖版や関連作も収録された完全版となっており、リメイク版ファンタジーゾーン同様に本作の存在意義が大幅に失われたという皮肉な運命と辿る事となる。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: