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Dance Dance Revolution X3 VS 2ndMIX - (2013/02/28 (木) 17:45:02) の1つ前との変更点

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[[移転議論スレ>http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/51440/1356145191/]]にて、分類について検討~ 開始日:2013/2/20、初回〆日:2013/2/27 23:00 移転議論スレにて分類について検討した結果、クソゲーまとめ@ウィキより移転されました。 ---- //そもそもX2と比較して、物足りない点はあるものの、DDRシリーズとして見ればクソというほどではなく、クソゲーwikiに載るほどのクソゲーではないと思われるが…。ゲームカタログへ移転した方がいいのでは。 *Dance Dance Revolution X3 VS 2ndMIX 【だんすだんすれぼりゅーしょん えっくすすりーばーさすせかんどみっくす】 |ジャンル|音楽シミュレーション|~| |対応機種|アーケード|~| |販売・開発元|コナミデジタルエンタテインメント|~| |稼動開始日|2011年12月|~| |ポイント|人により差がある解禁方法(現在は通算プレー解禁曲以外全解禁済)&br()前作に比べて劣化|~| |>|>|CENTER:''[[Dance Dance Revolutionシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1868.html]]''| //他機種移植の数はいつも通りというかそれ以下だったので変更 //その他の海外版家庭用移植に関しても、1.海外版ソフトを代理店で買うか個人輸入 2.youtube等で自らネタバレ閲覧 3.Stepmaniaで違法プレー のいずれか特殊な方法(特に3は論外)を取らない限り実質新曲なのだから移植曲ラッシュであっても全く問題が無い //解禁要素も、面倒はともかく難解であるかは疑問。あまり特殊な条件を満たす必要は無いし、イベント開催中か開催前から公式サイトやブログでやり方を事細かに説明されていたのに? ---- **概要 国内・海外を問わず、根強い人気を誇る「ダンスダンスレボリューション」(DDR)シリーズの第13作目。~ 今作『X3』の正式な名称は『X3 vs 2ndMIX』となっており、通常の続編である「X3モード」と共に、大ヒットした2ndMIXを完全復刻した「2ndMIXモード」を遊ぶことができる。~ //前作『X2』では、曲・譜面・ボス曲のインパクトなど全ての点で質が高く、最高傑作と言っても過言ではない出来であった。&br()そのため、続編である『X3』にも、大きな期待が寄せられていたのであるが… //現状X2はカタログ作品である以上、不適当。 ---- **評価点 ***2ndMIXモードの搭載 -1998年に大ヒットし、家庭用ソフトも100万本以上と一世を風靡した「DDR 2ndMIX」が、1つのモードとして復刻されている。&br()楽曲が収録されているというだけではなく、インタフェースやシステムも極力再現されているため、懐かしい気分を楽しむことができる。 //&br()もし、これが「おまけ」としての収録であれば、決して悪く無かったのであるが… ////完全移植・完全復刻では無いからそういう表現を無くした。 ***高評価のサポートアイテム -今作では2012年3月14日よりKONAMI公式サイト「e-AMUSEMENT GATE」で開始のイベント「APPEND TRAVEL」でAPPEND ENERGY(KONAMIの音ゲーを一回プレイするごとに溜まるポイント)を溜めてアイテムを購入できる。 --「エンジョイレベルブースター」(40・80の2種類)を購入すれば、それぞれ''レベルが1~40・40~80の間、レベルが上がりやすくなる''。&br()しかも8月2日から9月2日までイベント「サマーブーストキャンペーン」によってレベルブースターの効果が上がっている為さらにLv100に到達しやすくなっている。 ---9月25日以降解禁され自動で装着されるようになった。 --「エンジョイフルステージ」を買えば''ダンスゲージが無くなっても途中閉店することがなくなり設定曲数保障''になり、これによって難しい譜面に思う存分挑戦出来るようになった。 ---こちらは9月25日以降の入手は不可能となったが、12月19日に更に効果が上「エンジョイレベルブースター ハイパー」が解禁された。 ***EXTRAステージの進出条件 -今作ではEXTRAステージ進出条件が、「FINALステージ(X2は1st~FINALステージまで全曲)をAA以上の評価でクリア」から、「曲をクリアすることによって得られる「★」を9個集める」という、従来とは全く違ったものに変更された。 --「★」はクレジット終了後も保持され、FINALステージ終了時に9個集まるとEXTRAステージ進出。1度EXTRAステージをプレイすると「★」はなくなり、また集めなおすことになる。 -「AA以上の評価でクリア」というのは中級者以下にはハードルが高く、解禁されるまでEXTRAステージ専用曲を遊ぶことができない人も少なくなかった。 -継続してプレイしていれば誰でもEXTRAステージに進出できるという点は評価できると言えるだろう。 ---- **賛否両論点 //***曲と譜面が微妙 //-曲と譜面と言えば、音楽ゲームの命であるが、今作『X3』では、''その両方が微妙''となっている。 //--特に、複雑な踏み方が要求されるDP(ダブルプレイ:8パネルモード)の譜面をX2・X3で比較してみると、その面白さの違いは顕著である。 //--曲自体も、特に初期解禁+エンジョイレベル解禁の曲目はあまり印象に残らないものが多いわけではないのだが、それだけで2ヶ月程度も放置されたことで飽きてしまったという声も多い。 //---ただし、この「曲と譜面が微妙」という感想は、最高傑作と言われた『X2』と比べた場合に物足りないというだけであり、『X3』単体では過去シリーズと比較しても決して悪い水準に入るものではない。 ////曲の感想なんて人それぞれだし譜面についても「比較してみると〜」ってただ書かれても読者には伝わらないだろう //***家庭用曲の移植ラッシュ //-『X3』では、過去に人気がありながらもアーケードに収録されてこなかった楽曲が、数多く搭載されている。例としては「osaka EVOLVED」や「SILVER☆DREAM」などである。 //--これらの楽曲は、既に家庭用作品や動画サイトなどで公開されていたため、人によっては「新鮮みが無い」「水増し」と評する声もある。 //--ただし、アーケード版しか遊べてこなかった人にとっては、移植であっても新曲が遊べるということには変わりは無く、総合的には決して悪いものではない。&br()ブームを引き起こしている海外では、家庭用作品のほうが主流となっているため、移植曲が増えるのはある程度仕方ないという考えもできる。 //--今回『X3』完全新曲としての版権楽曲はたったの6曲のみである。この少なさは2ndMIXモードの版権復活の事情絡みなのだろうか… ////X2も同様。今作に限っていない。 ---- **今作の解禁システムあれこれ -昨今の音楽ゲームでは、最初から全ての曲がプレイできるというわけではなく、時間経過やプレイの進行具合によって曲が増えていく方式を採っていることが多い。 --ちなみに今現在は登場した楽曲のほとんどが無条件解禁されている。解禁されていない一部の楽曲も、普通に楽しんでプレーすればすぐに解禁することが可能。 -この「解禁」は、上手く使えば、ユーザーのプレイ意欲を大きく高めることができ、制作側にとっても作品の延命が出来て収入も増えるというメリットが存在する。 //-しかし…この『X3』では、似たようなBEMANIシリーズで不評だった解禁システムが集結させられたような出来となっており、一部のユーザーから「DDRシリーズで''歴代最悪の解禁システム''」と呼ばれるまでに至ってしまった。&br()「ついにDDRも貢ぎゲーになってきたか」という声すら聞かれるほどである。 ////似たようなって具体的にどの作品? それに全解禁があるだけ他の作品よりましとも言える //***その①「エンジョイレベル解禁」 //-このゲームでは、専用カードを使用してゲームをプレイすることにより、経験値を溜めて「エンジョイレベル」というものを上げることができ、それに応じて新システムや楽曲が解禁されていく。 //--全ての要素を解禁できるLv100に達するには、単純計算して百回程度はコインを入れねばならず、かなりの時間と手間が掛かってしまう。&br()が、前述のレベルブースターを使用すれば解禁速度を速めることが出来る。 //--ただし、この''「エンジョイレベル解禁」''は、これまでのDDR Xシリーズでも普通に採用されていたシステムであり、単体ならばそこまで問題とされることは無い。 //---また、他の音ゲーでも全解禁目指す為にはだいたい100クレジット位必要とされるので、音ゲーマーからすれば「いつも通り」である。 //-余談だがこのシステムで解禁される「Mermaid girl」という曲が、当初はまともにプレイできないほど判定が大きくズレてしまっていた(現在では修正されている)。 ////これまでにも採用されているなら項目化する必要が無い //***その②「EXTRAステージ」 //-今作では、1曲プレイするごとに「★」のマークが1~3個もらえ、9個集めると、専用曲が解禁される「EXTRAステージ」に進むことができる。&br()また、「★」には色ごとに内部スコアが決まっており、高い点数を取ると「条件付きEXTRAステージ」と呼ばれる、さらに高い次元に挑戦することができる。 //--これのおかげで「★」さえ集まれば誰でもEXTRAステージに進出することが可能になった。 //--今作では、通常EXTRAとして合計4つの楽曲が出現している。歴代シリーズの水準からしても決して少ない数ではなく、これも単体では問題点とされることが少ない。 //--ただし、3曲目まででなかなか面白く期待を抱かせた割には、4曲目の「SILVER☆DREAM」は4年前の家庭用作品の移植である。そのような曲が約3ヶ月に渡って延々とEXTRAステージに居直っていたことに関して、不満を寄せる声も少なくない。 //-これらの曲は段階的に出現条件が緩和され、2012年7月23日には全楽曲が通常ステージでプレイできるようになった。 //-前作『X2』にはEXTRAステージに進出するとボスフォルダ「Replicant D-action」が出現し、そこで条件を満たすとボスフォルダ専用のENCORE EXTRAステージに進出できた。&br()今作ではボスフォルダそのものが無くなり、やり込み要素が減ってしまったのは言うまでもない。 //-だが、誰でもEXTRAステージに進出できるところは評価できる。今までの作品ではFINALステージでAAランク以上が進出条件だったので、そう考えるとハードルがぐっと下がったのではないだろうか。 //-しかし、この「★」マークの集める条件で新たな問題(後述)が出てきている。 ////通常EXTRAとReplicant D-actionは同一視するべきでは無い。前作の通常EXTRAも2曲とも移植だったのだから今作だけの問題では無いだろう。 //***その③「日替わりイベント」 //-月~金までの各曜日ごとに、その専用曲が限定で解禁される。2012年2月20日~5月28日まで行われていた。 -曲自体は、「SigSig」など人気の高いものもあったが、特定曜日にしかプレイできないため、人によってはなかなかやりたい曲をプレイできないということがあった。 //--しかも、このイベントが''たった5曲で3ヶ月間も引きずられた''ため、多くの人がウンザリしてしまった。&br()途中で何度か出現曜日がシャッフルされたが、その度にスタッフブログが更新されたが、「そんなことをしている暇があったら普通に解禁してくれ」と思った人が多いことは言うまでも無い。 //--人によってはこれを前作『X2』であった限定解禁イベント(火曜日限定で登場した「FIRE FIRE」・8月の8時または20時、8のつく日限定で登場した「888」の2曲)の発展形という風に受け止めている。 //-現在では、これらの楽曲は全て通常解禁されている。 ////前作もあった事。今作だけの問題では無い。 ***APPEND TRAVEL楽曲と隠し譜面 -jubeatを中心としたBEMANI連動イベント、「APPEND TRAVEL」がjubeat copious APPENDの稼働と同時に開催された。DDRX3では、専用カードを使用してことプレイすることにより、4つの新曲や新譜面を解禁することができる。&br()解禁できる楽曲は「隅田川夏恋歌」「アルストロメリア (walk with you remix)」「FLOWER」の3曲であり、いずれもjubeatで人気の高い楽曲である。&br()これらの曲は''1日プレイするごとに1つ貰える「デイリースター」を''「隅田川夏恋歌」なら1つ、「アルストロメリア (walk with you remix)」なら2つ、「FLOWER」なら''3つ獲得するだけでよい''。これらは累計の個数で、連続獲得は必要ない。 -イベント開始で無条件解禁された「TWINKLE♡HEART」と前述の3曲には''隠し譜面(鬼譜面)が存在し「5日間連続でプレイする」という条件で解禁''される。1回達成すると「TWINKLE♡HEART」、2回達成すると「アルストロメリア (walk with you remix)」、3回達成すると「隅田川夏恋歌」、4回達成すると「FLOWER」の隠し譜面が解禁される。累計ではなく連続獲得なので、5日間のうち1日でも獲得を逃すと1からやりなおし、となっていた。 --しかし、条件はあくまで''「連続でプレイする」''ことであり、「累積」では無いため、時間に余裕がある学生はともかく、社会人にとっては条件を満たすことが非常に難しく、不満を呼んでいた。 --現在は2012年9月25日にjubeatがsaucerにバージョンアップしたことにより、APPEND TRAVELは終了しており、それ以降は楽曲解禁の手順はそのまま、隠し譜面の解禁は楽曲を3曲解禁した後にデイリースターを1つ獲得するごとに1譜面ずつ解禁できるようになった。 //-なお、このイベントの最後で登場する「FLOWER」の鬼(CHALLENGE)譜面が、レベル17と表記されているにも関わらず実際にはレベル15程度の難易度という''史上最大クラスの逆詐称''であり、様々な意味で話題を呼んでいる。 ///これ、書く必要ある? ***「EXTRAツアー」 -EXTRAステージに専用の4曲が登場し、日替わりで各都道府県を回っていく。2012年5月16日~7月23日まで行われていた。 -特徴として、「ある都道府県」でプレーしていると、他の場所でプレイした場合にもその条件が記憶され、多くの曲が出現しやすくなるということがある。 -…が、このイベントで登場した曲は、「tokyoEVOLVED」「osaka EVOLVED」「New York EVOLVED」「London EVOLVED」という、''既に家庭用で公開されている曲''であった。&br()完全新曲ならばまだしも、そのような移植曲をイベント対象として祭り上げるような態度には、違和感を覚えるユーザーも少なくなかった。「New York EVOLVED」と「London EVOLVED」に関しては、国内版の家庭用には収録されておらず、北米版の家庭用のみの収録であったため、一概に移植で手抜きとは言えない側面もある。 -また、1つの県だけでプレイしていると、「何の曲も出現しない日」というものが非常に多い。 -1つの県につき、概ね1週間に2つ程度の曲が登場していた。つまり、目当ての曲をプレイできる頻度は''2週間に1回程度''である。当然、その日にゲームセンターに行くことができない人はプレイを諦めるしかなく、EXTRAステージは普通に遊んでいれば2プレイに1回程度しか出すことができないため、1回の機会で数回程度しかプレイすることができない。 -ちなみにこれらの楽曲は、ランダムで3パターンの譜面に分岐するのであるが、その内容とシステムが全く噛み合っておらず、「分岐でいろいろな譜面を楽しめる」どころか「分岐のせいで好きな譜面を楽しめない」というマイナス点になってしまっている。また、前作で話題を呼んだ「Ver.D」という新アレンジも存在しない。 -イベント開始前に「プレイエリアブラウザ」というものがステータス画面に表示されるようになった。こちらの画面では47都道府県+海外1エリアの48エリアが表示されるようになっており、プレイしたことのある都道府県がマークされ、こちらにマークがついているエリアにEXTRA楽曲が出現する日には、EXTRA楽曲が出現しないエリアでもプレイができるようになる。ある種の緩和要素としての搭載であったと思われる。 --ただし、実装以前の所謂「遠征」記録は残っていないため、実装後の遠征が必要となるため、緩和要素としては不十分だったと言える。 ---beatmania IIDXシリーズでも、遠征エリア数によって隠し要素が解禁されるシステムが搭載されていた時期があり、電車などで気軽に他県へ行ける首都圏はともかく、北海道沖縄や、県外へ出るための手段があまり整っていない地域では達成が非常に難しくなるため、あまり評判は良くなかった。 -現在は通常解禁されている。 //-これらのシステムにより、「解禁によってやり応えが増す」どころか、''「むしろやる気が無くなった」''という人が続出してしまった。 ///「~という人が」という記述はwikiに相応しくないのでは。 -なお、これらの4曲を全てプレーしたうえで、AA評価を取ると、「Tohoku EVOLVED」という完全新曲をプレイすることができる。&br()曲・譜面・演出などに関して賛否の声はあるものの、久々のアーケードでの2MB楽曲が楽しめるということで、主に好意的に受け止められている。 -現在ではこれらの楽曲は解禁されており、「Tohoku EVOLVED」以外の4曲は好きなパターンを選択できる。 //-「London EVOLVED」には、家庭用と異なる足17の新譜面が追加されている。しかし、こちらは無理に矢印を押し込んで難易度を上げたような感じとなっており、あまり評価が高くない。 ////具体性に欠ける ***「2ndMIXモード」 //-本作の「2ndMIXモード」は、基本的には1998年の作品のほぼ完全移植(どこが違うのか探してみよう!)なのであるが、追加要素として今風のボス曲が2曲、さらに連動解禁要素が用意されている。 //説明だけじゃん。 **評価点 --画質がHD対応 ---元の画質では、画質が粗かった他、矢印がタイミングによって色分けされていなかったこともあり、背景のムービーの色によってはリズムが把握しづらかったのだが、画質が向上したことによって、見やすくなっている。 ---矢印のスクロールも非常になめらかになっている。 --2012年6月20日のアップデート後から、シリーズでも人気の高いボス曲シリーズの「TRIP MACHINE」と「PARANOiA」の新曲が追加された。 ---NORMALモードには「TRIP MACHINE EVOLUTION」が、HARDモードには「PARANOiA Revolution」が追加された。 ---中でも「PARANOiA Revolution」は2ndMIXのアナウンス音声や曲選択時の音や決定音などを、曲の演出として使用しており、X3 VS 2ndMIXという作品の集大成とも言える楽曲に仕上がっている。 **問題点 -大人の事情で元の2ndMIXには収録されていた「STRICTLY BUSINESS」が未収録になっている。 --DDR3rdMIXのころに起きた、とある事件によりDDR初削除曲となったが、今回も未収録。稼働前に再販された2ndMIXのサウンドトラックには収録されているのだが…。 --プレイヤーの間での用語、「ビジステップ」の語源となっている楽曲なだけに、復活希望の声は多い。 -ダンサーキャラ選択不能 --オリジナルの2ndMIXでは隠しコマンド入力により、AFRO/LADYとコンセント2号/おしゃれずきん2号の4キャラクターが使用できたが、復刻版では使用不能。 -STEP BATTLE未収録 --STEP BATTLEは、自分が踏んだステップを相手に踏ませることで競うモードである。オリジナルでは通常の選曲画面にSTEP BATTLE専用楽曲が出現していた。参考>http://www.youtube.com/watch?v=Qf2i_2E67y8 --現在削除済みの「LET THEM MOVE」、大人の事情で削除された「20,NOVEMBER(D.D.R. Ver.)」の復活に期待を寄せる声も多かったが、残念ながらSTEP BATTLE自体未収録という結果に。 -その他、オリジナルとの微妙な差異 --FINAL STAGEに出現するルーレットディスクのプレビュー楽曲が変更。オリジナルはライセンス曲だったのが、復刻版ではコナミオリジナル曲で構成されている。 --判定フォントの「!」マークがなくなっている。 --HARDモードにオリジナルではNORMALモード限定曲だった「IF YOU WERE HERE」が出現するようになった。 --「HERO」という楽曲のみ、2ndMIXで収録されていたサイズではなく、X2で復活したサイズになっている。それに伴って、譜面もX2バージョンからフリーズアローをオフにしたものに変更されている。人気の高い楽曲だけに、残念な変更点である。 **CROSSOVER DDR -稼働後しばらくは2ndMIXモードの復活曲は2ndMIXモード限定でプレイ可能だったが、2012年8月2日から「CROSSOVER DDR」と題したイベントが開始し、「プレイした譜面」のみをX3側にも常駐させることができるようになった。 --SINGLEプレイモードでは、1曲につき3つの譜面(BASIC/ANOTHER(DIFFICULT)/MANIAC(EXPERT)※()内はX3での難易度表記)を解禁することで、CHALLENGE譜面が解禁されるようになっている。内1つを解禁すると、自動的にBEGINNER譜面も解禁される。また、DOUBLEプレイモードにはMANIAC譜面が当時存在しなかったため、BASICとANOTHERの2つの譜面を解禁することで、X3側にEXPERTとCHALLENGEの2種類の譜面が同時に解禁されるようになっている。ただし、CHALLENGE譜面のプレイにはPASELIが必須であった。 ---BEGINNER譜面やCHALLENGE譜面は、PS用家庭用ソフト「BEST HITS」のBEGINNER譜面や、海外版でつけられたBEGINNER譜面、「EXTREME」で再収録された際のCHALLENGE譜面が復活しており、長くプレイしている人にとっては非常に懐かしい、初めて見る人には新しい譜面として好評であった。また、先述のいずれにも収録されていない楽曲に関しては、新規にBEGINNER譜面・CHALLENGE譜面がつけられており、現代風のフリーズアローやショックアロー、16分配置などを使用した譜面になっている。 --しかしながら、版権曲・復活コナミオリジナル曲は稼働から約9ヶ月後に、先述の「TRIP MACHINE EVOLUTION」と「PARANOiA Revolution」は追加から約3ヶ月後にようやく解禁できるようになった形で、その頃にはプレイヤー自体も2ndMIXモードに飽きており、今更感が拭えないイベントとなってしまった。また、「TRIP MACHINE EVOLUTION」と「PARANOiA Revolution」は「EXTRA STAGE専用楽曲として」の解禁となる。 --だが、「TRIP MACHINE EVOLUTION」か「PARANOiA Revolution」をEXTRA STAGEに解禁し、EXPERT譜面でAA以上のランクを取ってクリアすると、ENCORE EXTRA STAGE専用楽曲「LOVE IS THE POWER -Re:born-」がプレイできる。 ---もともとはオリジナルの2ndMIX家庭用で、一定の条件を満たしてエンディングに到達した際にのみプレイできた楽曲のセルフリミックスバージョン。稼働前に発売されたDDR2ndMIXのサウンドトラック再販版に先駆けて収録されていた。 ---レベルは表記上は10となっているが、他のENCORE EXTRA STAGE楽曲と異なり、「ATTACK! PERFECT FULL COMBO」の表示とともに曲が始まり、「GREAT以下の判定を出したら即FAILED」となっているため、クリアするにはPERFECT FULL COMBOが必須となっていた。 ---ムービーもつけられており、2ndMIXとX3が融合した今作を締めくくるにふさわしい演出がなされている。 -現在はCROSSOVER DDR対象楽曲は、全曲・全譜面解禁されており、PASELI・現金プレイの差もなくなっている。 //とりあえず2枚看板のモードなので、評価点と問題点を挙げてみました。このような形だとどうでしょう。 //まず、2012年6月20日より、2ndMIXモードに「TRIP MACHINE EVOLUTION」「PARANOiA Revolution」という2つのボス曲が追加された。 //2ndMIXモードでの出現であるが、譜面構成や難易度はX3相当のものとなっており、新しいボス曲として楽しむことができる。 //プレイ方法は、「FINALステージまでに全曲でSS(フルコンボ)評価を取ると、FINALステージ限定で出現する」というものになっている。 //-また、2012年8月2日のアップデートにより、2ndMIXモードでプレイした譜面が、X3モードのほうでも出現するようになった。 //--しかし、解禁は譜面難易度ごとに別々であり、SP/3譜面・DP/2譜面(当時)と量が多いDDRでは、全解禁にかなりのプレイ回数が必要となってしまう。&br()全ての曲・譜面をX3側に出すには30回も2ndMIXモードをプレイしなければならないため、''人によっては「とっくに飽きた2ndMIXを更に30回もやらされる」''という典型的な貢ぎイベントと化してしまう。&br()「稼働当初からこの要素を入れておけ」という声も少なくない。 //30クレ程度では貢ぎゲーとは言えない。 ////カタログに行ったResort Anthemのように、自分に合った難易度だけ解禁させれば良い。『人によっては』をゲーム一覧の説明文に持ってくるのは非常に偏向的では無いか? //なお、これらの楽曲を解禁することにより、前述の「TRIP MACHINE EVOLUTION」や「PARANOiA Revolution」さらに「LOVE IS THE POWER -Re:born-」という新曲(2ndMIXのエンディング曲のリメイクで、サントラ初出。ゲーム初出で言えばBOOM BOOM DANCEが先)をX3側で遊ぶことができる。 //--が、「LOVE IS THE POWER -Re:born-」をENCORE EXTRAステージで出現させると、「最上位判定とその一つ下の判定未満の判定を出したら即死」(通常はその一個下も大丈夫)という超難易度のゲームが始まる。楽曲自身の難易度的にはENCORE EXTRAを出せる上級者から見れば弱いくらいなので、ちょうどいいスパイスと言ったところか。 //-また、他の楽曲も、プレイできる全難易度を埋めることにより、X3で新録のCHALLENGE譜面を遊ぶことができる。 //--しかし、PASELI使用のプレイでのみしかCHALLENGE譜面は選べず、環境や個々の問題でPASELIが使えない場合はプレイ権利すら与えられない。PASELIを使えない者は解禁イベントのサービスすら十分に受けられないのである。 ////X2も同様。 //2012年11月5日のアップデートで通常解禁され、わざわざPASELIを使わなくてもCHALLENGE譜面を遊べるようになっている。また、2ndMIXの楽曲が全てX3モードで選ぶことが出来る。 ***「KONAMI Arcade Championship 2012」 -KAC DDR部門課題曲の一環として10/1に「REVOLUTIONARY ADDICT」、10/15に「Go For The Top」といった新曲が一般解禁され遊べるようになった。 //--ところがこのイベントはKAC DDR部門にエントリーして初めて解禁イベントとして機能するもので、楽曲目当てでわざわざエントリーするプレイヤーが多かった。 //この書き方だと、「下手くそが曲目当てにエントリーしてる」としか受け取れない。大会は自分の力量を試すのが第一の目的では? --KACにエントリーし、課題曲をプレイ(モード・譜面問わず)することで新装版DDR2ndMIXサントラに収録されているリミックス曲が順次解禁されていく。(全5曲) --11/4以降は課題曲のプレイで「REVOLUTIONARY ADDICT」と「Go For The Top」にCHALLENGE譜面が追加されるようになった。 ---無論、エントリーをしていない場合は前述のリミックス曲が遊べないどころか追加譜面すら遊べない。 ---全ての機種が課題曲に新曲を用意しているわけでは無く、このタイミングで7曲も追加された事は十分評価すべきだろう。 --KACが終了した2012年12月27日に全解禁された。 **問題点 //-バグ? //--一部の楽曲で、''ランダムに判定がズレる''という前代未聞のバグが存在する。 //---音楽ゲームにとって、音と譜面のタイミングはゲーム性そのものであり、少しでもずれれば完全にゲームが崩壊してしまう。ただし、そのズレは僅かであり、発生するかどうかもランダムなので、「プレイングでカバーできる」という声から、「そもそもバグなど存在しない」という意見まで存在する。なお、ユーザーの間では、「過去には存在したが現在では修正されている」という認識が大多数である。 ////本当にあったのかどうかも怪しい。全機種分のほぼ全ての不具合が掲載されているbemaniwikiにも書いてない。少なくとも処理落ち程致命的とは言えない。 ////加えて、コアユーザーの間では以前から「当たり判定」「ハズレ判定」と言われていることもある。今作に限った問題ではない。 --選曲画面の動作速度が前作より遅く、数秒間フリーズすることも頻繁にある。新筐体のみでの現象と見られており、原因は不明。 ---基本的に前作と同じシステムなのに、前作よりも動作が遅い。また、曲決定時に数秒間動作が止まることも頻繁に起こる。致命的なバグではないことだけが救いである。 --稀にゲームがフリーズし、再起動がかかる。 ---当然クレジットはなかったものとなるため、店員を呼ぶしかなくなる。 -ネタバレバグがDDRで初めて発生した。 --8月17日のある一定時間に「Tohoku EVOLVED」のCHALLENGE譜面がバグで出現し、早くも存在が発覚した。 -ダンスドリルモードの廃止 --『X』から登場した、beatmaniaIIDXの段位認定モードと同じようなもので課題曲4曲をノンストップで完走するのが目的のモード。(X:最高Lv10、X2:最高Lv15) //--『X2』ではLvが15段階になっただけじゃなく、ダンスゲージが減りやすく回復しにくくなり、一層やり込めるようになった。 ////曲間の休憩がなく、ゲージがひどく重いX2の仕様は「やり込み」や「実力の指標」と言えるのか、という意見もあった。 --DDR SuperNOVA2から実力の指標である、MY GROOVE RADERが搭載されてはいるが、それとは別に自分の実力を計れるモードであったため、プレイヤー達を落胆させてしまった。 -キャラクター --新キャラがいない。おしゃれずきんとコンセントロボも変わってない。アクセサリーもjubeat仮面だけ。 -遅すぎるQUICK PLAYモードの追加 --コナミの電子マネーである「PASELI」を使用して連続プレーができる「QUICK PLAY」(前作ではマラソンモード)が、稼働から9か月が経った2012年8月になってようやく追加された。 -引き継ぎ面 --前作に続き、今作もスコア・クリアマーク引き継ぎが無い。 //--前作からのスコアやクリアランプなどの引き継ぎがカード対応にも関わらず一切無かった。カード対応でありながらこのような事態が起こる事はプレイヤーにとって非常に不本意な事であり、前作で例えどれだけ貢いでもその全てを無にされてしまうのに等しい物である。 //--DDRシリーズではシリーズ間に渡ってちょくちょくスコアの計算式が変更されている。しかし過去作ではNOVA→NOVA2間でマーベラス判定導入によりスコア計算が変わったものの、AAAランクなど一部のみ引き継いだ事があった。 //--今作の『X2』から『X3』ではスコア計算もシステムも変更無いにも関わらず、何故引き継ぎをしてくれなかったのか理解しがたい物がある。 //--もっとも、X3から始めた人にはまったく関係ないのだが。 //スコアについてはともかくクリアランプが引き継がれなかったのはゲージのキツさが変わったので仕方ないのでは? //X2も同様 -ライバル機能 --3人までのライバルスコア、筐体トップ、エリアトップ、全国トップを選曲中に選択できるようになった点は高評価である。 --しかし、一方でPC・携帯サイトでは''「ライバル閲覧機能が完全に削除された」''という問題点が出ている。 ---前作では所属地域、カードネーム、ダンスドリルLv、最後にプレイした店舗からライバル検索を行い、直接ライバルに登録することができた。が、今回はそれがないために筐体上でIDを入力する以外に登録方法がない。 ---また、ライバルとの難易度ごとの勝敗数や曲ごとのスコア比較も一切できなくなった。 --プレイヤーのモチベーションを左右する部分なので、せっかくの機能を生かしきれていないのは残念である。 -マイグルーヴレーダーの称号とEXTRAステージの関係 --SuperNOVA2から登場したマイグルーヴレーダーシステム。このレーダーの数値を上げることにより、様々な称号が付けられる。 --今作は『EXTRAステージの進出条件』の項目にある「★」の取得条件に関わっているのだが、その関わり方に問題が発生している。 --レーダーの数値を上げればそれだけ上位の称号になるのだが、「上位の称号になればなるほど高難易度をクリアするだけで得られる赤い「★」が取得しづらくなる」という点である。 ---赤い「★」取得条件の例。「足はじめ:Lv7以上の譜面をクリア」、「足貴族:Lv11以上の譜面をクリア」、「足龍:Lv15以上の譜面をクリア」など。 --赤い「★」よりもAAA評価でクリアやフルコンボで得られる「★」の方が優先されるため、一定以上の成績が安定して取れるなら問題はない。しかし、ヘタに称号を上げすぎると選曲次第では1クレジット内でEXTRAステージに進出できない可能性があるため、わざと称号を上げないようにしているプレイヤーも少なくない。 --これでは頑張って上位称号を取っても別の面で苦労することになり、はっきり言って苦労が報われない。逆に称号を上げないようにしているプレイヤーにとっては、一部のレーダーの数値が上がる対象の曲をプレイしないように注意しなければならず、選曲の幅にも制限ができてしまう。何故このようなシステムを採用したのか…。一方で同じく実力の指標として機能していたダンスドリルモードは廃止されている。 //-スタッフブログ //--最近では、「[[DDR FROM STAFF>http://mp.i-revo.jp/user.php/ddr/]]」というDDRスタッフが更新するブログが存在する。現在、新作や更新情報などはここで告知されることが多い。 //--しかし、今作では上記の微妙な点もあり、「アップデートで改善をしてくれ」という要望は非常に多かった。&br()ところが、スタッフがやたらと期待を煽る割には、実態が伴っていないということが今作では非常に多く、楽しみにしていたユーザーを落胆させてしまった。 //「ブログなんて書いている暇があったらちゃんとゲームを作れ」という意見は当然のものであろう。 //それは流石に的外れな意見だと思うが…プログラミングの労力とブログの労力は全然違うだろう。 //一旦完全CO。具体的に何がどう実態が伴っていなかったのか? ---- **総評 //前作『X2』が非常に良い出来であったため、今作『X3』にも大きな期待が寄せられていたのだが、前作からシステム的に劣化した面や、解禁周りの方法でプレイヤーをガッカリさせてしまった。これには''X2が良作であったが故の過剰な期待という節もあるのだが。''&br() //現状X2はカタログ作品である以上、不適当。 解禁システムも面倒なうえに、人によってはなかなか条件を満たすことができないということも多かった。それ以外にもイベント関係全体の動きが良いとは言えなかった((インターネットランキングですら第1回が始まったのが正式稼動日(2011年11月30日)から2ヶ月以上経った2012年2月8日である。今までのシリーズと比べ、あまりにも遅すぎると言わざるを得ない。))。&br() 全体を通してみれば、豊富なコナミオリジナル曲に2ndMIXの人気版権曲の復活と新譜面搭載、そして新旧の融合にふさわしいボス演出など、楽曲面・譜面の面では良い演出が多かったのだが…。 システムが複雑化している現代のゲームで、「完全にバグのない」ゲームはもはや神話の領域とも言えるが、ところどころでゲームプレイの根幹に関わるバグや不具合が見受けられた。しかし、バグに対する修正アップデートは必ずされており、制作側の対応はきちんとなされていたことを特筆しておきたい。&br() //KAC開始時期に併せた多数の楽曲解禁頃に、今までのはロケテでようやっとX3製品版が稼動したという声があったほどである。&br() //一旦これもCO。ジョークのようなもので、圧倒的多数のプレイヤーがこのように思っていたとは到底思えない。 また、今作で登場した補助アイテムやラスボスのPARANOiA Revolution、その他の曲でも譜面共に素晴らしい物が存在しており、今作を評価する声があるのも事実である。 //coされている賛否両論点にあるように「X2」が良作だったことによるものが大きいので書き直し。別に楽曲が悪いわけではない。よく叩かれたのってVOL200含めてのロンドンぐらいな気がするが。曲の感想は人それぞれ。 &br() //本来、「解禁」とは、ユーザーにとっては新鮮な気持ちで楽しむことができ、スタッフにとっては作品を延命しつつ収入を得られるという、双方にメリットがあるもののはずである。&br() //だが今作の解禁は、面倒なうえに内容も微妙であり、プレイ意欲が上がるどころか下がってしまい、多くの人がため息をついてしまった。&br() ----

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