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*Stalin vs. Martians 【すたーりん ばーさす まーしゃんず】 |ジャンル|リアルタイムストラテジー|&image(8787.jpg,width=160)| |対応機種|Windows|~| |発売元|Mezmer Games(Paradox Interactive)|~| |開発元|Black Wing Foundation、Dreamlore、N-Game|~| |発売日|2009年4月9日|~| |定価|20ドル(現在販売停止)|~| |備考|&color(red){''現在は販売停止につき入手不可能''}|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|一見バカゲーに見えるが擁護もできない完成度&br;発売数日も待たず値段も急降下した超問題作|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 突如火星からソビエト連邦を侵略してきた宇宙人を、スターリンが赤軍を率いて迎え撃つという内容。~ STEAMでのMetascoreが21点。PCゲーム歴代ワースト5入りを果たした問題作。 **問題点 -単調すぎるゲーム性。 --RTSにおける生産の要素をなくしてゲーム性の単純化を図っているのだろうが、戦略も削ぎ落してあるので面白みもない。 ---ユニットの種類も少ない((歩兵が2種類と戦闘車両が6種類という今どきのRTSには見られない少なさである。))ので数でブチ当たって倒した敵からコインを回収して味方を呼ぶ、ひたすら人海戦術。まぁ赤軍らしいといえばそうだが。 --ゲーム内容も非常に薄い。10分ほどで終わるステージ。RTSはじっくり腰を据えて遊ぶゲームなのでそんなんじゃ遊んだ気がしない…。 -非常にバグが多い。 -- 些細なことでフリーズやクラッシュを起こす。目標が決定される前に目標確認ボタンを押すと落ちる、ユニットの挙動でフリーズを起こすなど非常にイラつかされる。 -- ユニットのオブジェクト貫通は当たり前。移動目標決定すると障害物になるはずのオブジェクトすらすり抜ける。お前らは幽霊か。 -- ユニット挙動もひどく、複数のユニットをグルーピングして移動させると纏まって移動せず蜘蛛の子を散らすように四散したり、いけそうな場所も移動を拒否ったりでストレスフル。 -- 肝心の戦闘の際には敵への攻撃を命令したのに棒立ちだったり、明後日の方向へ移動を始めて無防備に攻撃を食らって犬死したりと言った事も。 - 不自由な操作性。 -- RTSにあってしかるべきのマクロやクイックオプションコマンドがない。数十を超える大量のユニット操作を要するRTSジャンルではほぼ必須なのに、これがないとプレイし辛い。 -全く充実していないオプション。 -- PCゲームなのに解像度変更もグラフィックオプションも変更が出来ない。今日日のPCゲームでしかも、画面の情報量が命のRTSジャンルでほぼ必須の解像度変更すらできないって…。 -- そして意味不明なオプション設定である『''猫は好きですか?''』・・・%%なんだそりゃ?%%。''これを設定したからといって特に何かが起きている様子はない。'' -異常に重い --さして大したグラフィックを使ってるわけでもないのに、なぜか''マルチプレイでping値の高い海外サーバーで対戦してる''かのように非常に重い。 --ちなみに遊べるのは''シングルプレイのみ''。 **妙な点 -出てくるエイリアンは、『トイストーリー』に出てきた三つ目エイリアンや童話に出てきそうなキノコのお化け等。歩兵は『[[ピクミン]]』のような物体。 --それと戦う赤軍兵とT-34やカチューシャという構図はある意味シュールである。 -エイリアンに対抗すべく赤軍が出す最強兵器は&bold(){巨大スターリン}。エイリアンを踏み潰して進む様はインパクトがある。 **評価点 -''踊るスターリン'' --発売前に投稿されたプロモーションムービー&bold(){だけ}は非常に力が入っており、軽快なダンスミュージックに遭わせて&bold(){踊るスターリン}が話題を呼んだ。本編でも見れるが動画サイトで見たほうが良い。 #region(参考動画) |#youtube(http://www.youtube.com/watch?v=gAfsSA6_GrE)| #endregion **総評 バグさえなく、まともに遊べていたらバカゲーかB級カルト作品辺りになっていたが、商品未満の出来がそれを阻んだ。&br() プロモーションムービーだけが話題を呼んだ一発屋である。&br() **余談 -&bold(){発売して10日後に60%割引}。現在日本向けには公開すら停止されている。 //トップページ転送は「ゲームはあるけどストアページにアクセスできない状態」で、原因としてはおま国が大半です -2009年7月にSTEAMでのダウンロード販売が中止になり、今から新規に購入する事は不可能となってしまった。わずか3ヶ月の販売期間という短さである。 --配信停止にはなっておらず既に購入済のアカウントでは今でも再ダウンロード及びプレイが可能。 --図らずも、STEAMのユーザーサポートの手厚さを示す事となった。 -レビューサイトでの評点は軒並み低評価のみ。レビュー内容についても、何れもゲームの中身を褒めていない。''買うな''という位。 --一部のレビューサイトは5点中星4つを与えた。その意図は推して測るべし。 -パブリッシャーであるMezmer Gamesは元々Paradox Interactiveが低価格のインディーゲームをリリースするためのレーベルとして新たに立ち上げたものだったが、本作以外にはターンベースストラテジーの『Legio』を2010年5月にDL配信でリリースしただけであり、以降の動向が全く見られないことやParadoxのWebサイトにも一切の情報がないことから既に事業自体も終了したものと見られている。 -何と続編『Stalin vs. Martians 3』作成の為に、[[Kickstarterで出資を募っていた>http://www.kickstarter.com/projects/895349342/stalin-vs-martians-3]]。 --目標金額は125,000ドルだったが、最終的に集まった資金は2,270ドル..まぁ当然の結果か。 --ちなみに『2』はない。 -そして、2019年4月にKREMLINCORP Entertainmentから『Stalin vs. Martians 4』を2020年に発売予定との発表があり、開発中のゲーム画面も公開された。その内容は本作とは打って変わり、俯瞰視点のアクションシューターとなっている。動画内ではコミカルなスターリンが二足歩行のロボに乗って敵を蹴散らす様子が見られる((その後、2019年8月にドイツで行われたGamescomではプレイアブルデモ版が出展されている。))。 --だが、その後音沙汰もなくSteamの販売ページには「2021年」の発売予定に変えられたのち、''2022年現在になっても音沙汰は無い''。
「[[要強化記事>要強化記事一覧]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。~ 依頼内容は「システムの追記」です。~ &color(red){''2023年1月7日までに改善されない場合は削除対応します。''} *Stalin vs. Martians 【すたーりん ばーさす まーしゃんず】 |ジャンル|リアルタイムストラテジー|&image(8787.jpg,width=160)| |対応機種|Windows|~| |発売元|Mezmer Games(Paradox Interactive)|~| |開発元|Black Wing Foundation、Dreamlore、N-Game|~| |発売日|2009年4月9日|~| |定価|20ドル(現在販売停止)|~| |備考|&color(red){''現在は販売停止につき入手不可能''}|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|一見バカゲーに見えるが擁護もできない完成度&br;発売数日も待たず値段も急降下した超問題作|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 突如火星からソビエト連邦を侵略してきた宇宙人を、スターリンが赤軍を率いて迎え撃つという内容。~ STEAMでのMetascoreが21点。PCゲーム歴代ワースト5入りを果たした問題作。 **問題点 -単調すぎるゲーム性。 --RTSにおける生産の要素をなくしてゲーム性の単純化を図っているのだろうが、戦略も削ぎ落してあるので面白みもない。 ---ユニットの種類も少ない((歩兵が2種類と戦闘車両が6種類という今どきのRTSには見られない少なさである。))ので数でブチ当たって倒した敵からコインを回収して味方を呼ぶ、ひたすら人海戦術。まぁ赤軍らしいといえばそうだが。 --ゲーム内容も非常に薄い。10分ほどで終わるステージ。RTSはじっくり腰を据えて遊ぶゲームなのでそんなんじゃ遊んだ気がしない…。 -非常にバグが多い。 -- 些細なことでフリーズやクラッシュを起こす。目標が決定される前に目標確認ボタンを押すと落ちる、ユニットの挙動でフリーズを起こすなど非常にイラつかされる。 -- ユニットのオブジェクト貫通は当たり前。移動目標決定すると障害物になるはずのオブジェクトすらすり抜ける。お前らは幽霊か。 -- ユニット挙動もひどく、複数のユニットをグルーピングして移動させると纏まって移動せず蜘蛛の子を散らすように四散したり、いけそうな場所も移動を拒否ったりでストレスフル。 -- 肝心の戦闘の際には敵への攻撃を命令したのに棒立ちだったり、明後日の方向へ移動を始めて無防備に攻撃を食らって犬死したりと言った事も。 - 不自由な操作性。 -- RTSにあってしかるべきのマクロやクイックオプションコマンドがない。数十を超える大量のユニット操作を要するRTSジャンルではほぼ必須なのに、これがないとプレイし辛い。 -全く充実していないオプション。 -- PCゲームなのに解像度変更もグラフィックオプションも変更が出来ない。今日日のPCゲームでしかも、画面の情報量が命のRTSジャンルでほぼ必須の解像度変更すらできないって…。 -- そして意味不明なオプション設定である『''猫は好きですか?''』・・・%%なんだそりゃ?%%。''これを設定したからといって特に何かが起きている様子はない。'' -異常に重い --さして大したグラフィックを使ってるわけでもないのに、なぜか''マルチプレイでping値の高い海外サーバーで対戦してる''かのように非常に重い。 --ちなみに遊べるのは''シングルプレイのみ''。 **妙な点 -出てくるエイリアンは、『トイストーリー』に出てきた三つ目エイリアンや童話に出てきそうなキノコのお化け等。歩兵は『[[ピクミン]]』のような物体。 --それと戦う赤軍兵とT-34やカチューシャという構図はある意味シュールである。 -エイリアンに対抗すべく赤軍が出す最強兵器は&bold(){巨大スターリン}。エイリアンを踏み潰して進む様はインパクトがある。 **評価点 -''踊るスターリン'' --発売前に投稿されたプロモーションムービー&bold(){だけ}は非常に力が入っており、軽快なダンスミュージックに遭わせて&bold(){踊るスターリン}が話題を呼んだ。本編でも見れるが動画サイトで見たほうが良い。 #region(参考動画) |#youtube(http://www.youtube.com/watch?v=gAfsSA6_GrE)| #endregion **総評 バグさえなく、まともに遊べていたらバカゲーかB級カルト作品辺りになっていたが、商品未満の出来がそれを阻んだ。&br() プロモーションムービーだけが話題を呼んだ一発屋である。&br() **余談 -&bold(){発売して10日後に60%割引}。現在日本向けには公開すら停止されている。 //トップページ転送は「ゲームはあるけどストアページにアクセスできない状態」で、原因としてはおま国が大半です -2009年7月にSTEAMでのダウンロード販売が中止になり、今から新規に購入する事は不可能となってしまった。わずか3ヶ月の販売期間という短さである。 --配信停止にはなっておらず既に購入済のアカウントでは今でも再ダウンロード及びプレイが可能。 --図らずも、STEAMのユーザーサポートの手厚さを示す事となった。 -レビューサイトでの評点は軒並み低評価のみ。レビュー内容についても、何れもゲームの中身を褒めていない。''買うな''という位。 --一部のレビューサイトは5点中星4つを与えた。その意図は推して測るべし。 -パブリッシャーであるMezmer Gamesは元々Paradox Interactiveが低価格のインディーゲームをリリースするためのレーベルとして新たに立ち上げたものだったが、本作以外にはターンベースストラテジーの『Legio』を2010年5月にDL配信でリリースしただけであり、以降の動向が全く見られないことやParadoxのWebサイトにも一切の情報がないことから既に事業自体も終了したものと見られている。 -何と続編『Stalin vs. Martians 3』作成の為に、[[Kickstarterで出資を募っていた>http://www.kickstarter.com/projects/895349342/stalin-vs-martians-3]]。 --目標金額は125,000ドルだったが、最終的に集まった資金は2,270ドル..まぁ当然の結果か。 --ちなみに『2』はない。 -そして、2019年4月にKREMLINCORP Entertainmentから『Stalin vs. Martians 4』を2020年に発売予定との発表があり、開発中のゲーム画面も公開された。その内容は本作とは打って変わり、俯瞰視点のアクションシューターとなっている。動画内ではコミカルなスターリンが二足歩行のロボに乗って敵を蹴散らす様子が見られる((その後、2019年8月にドイツで行われたGamescomではプレイアブルデモ版が出展されている。))。 --だが、その後音沙汰もなくSteamの販売ページには「2021年」の発売予定に変えられたのち、''2022年現在になっても音沙汰は無い''。

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