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「[[修正依頼]]」が出ています。問題点を追記できる方はご協力をお願いします。 ---- *ビートルアドベンチャーレーシング (HSV ADVENTURE RACING) 【びーとるあどべんちゃーれーしんぐ/えいちえすぶいあどべんちゃーれーしんぐ】 |ジャンル|レーシングゲーム|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/147000152.jpg,height=160)| |対応機種|ニンテンドウ64|~| |発売元|エレクトロニック・アーツ・スクウェア|~| |開発元|パラダイム エンターテイメント|~| |発売日|1999年11月26日|~| |定価|6,800円(税別)|~| |プレイ人数|1~4人 |~| |周辺機器|振動パック対応|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 かの有名なニードフォースピードシリーズや[[バーンアウトシリーズ]]などを発売しているエレクトロニックアーツのレーシングゲーム。~ 2012年に新型が発売されるフォルクスワーゲンを代表する「''ニュー・ビートル''」を題材としている。((一方、オーストラリアではマツダ・ロードペーサーやポンティアック・GTOのベース元で有名な「ホールデン」の高性能車部門「ホールデン・スペシャル・ビークル(以下HSV)」が手がけた「''コモドアHSV''」を題材にしている。))~ プレイヤーカーは実名の自動車ではあるが、ニードフォースピードとは違い、ビートルらしいコミカルな走りや、一部のオブジェクトを壊しまくったりと、だれでも楽しめるようなゲームに仕上がっている。 **ゲームシステム -ゲームは「一人用」と「対戦用」という、いかにもオーソドックスな2種類で成り立っている。 --しかし、もっと細かく言うと対戦用がテントウ虫のアイコンを奪われないように集めてゴールを目指す「''ビートルバトル''」と通常の「''2プレイヤー''」の二種類がある。 -一人用にはチャンピオンシップモードがある。そこでポイントを集めまくると新しいビートル(ホールデン)が使用可能になる。 --ビートル(ホールデン)しかないが、それぞれデザインや性能が異なるので、同じ種類でも飽きさせようとしない。 **長所 -公衆電話や木箱、果てにはショーケースや''自分のクルマなどを破壊''できる。 --特に「自分のクルマ」は崖に落ちたり矢印の描かれたフェンスに突っ込んだり、相手にダメージを受けまくる(ビートルバトルのみ)事で破壊が出来る。 ---おまけにその時の動作がリアリティではなく''砕ける動作をする''ので、非常にコミカルである。 --公衆電話などを破壊するとそのオブジェクトが''破壊された途端に音声が流れる''(公衆電話の場合)など、ある種のギミックもある。 --もちろん、ショーケースに向かって「''ダイナミック入店・退店ごっこ''」ができる。 -ショートカットを探す楽しみがある。 --もしチャンピオンシップで近道を使いまくるのであれば、タイムアタックを使って予め近道を探すのもいいだろう。 --ショートカットの先には大抵アイテムがあるので、取れるものなら取ってみよう。 -同時期のNFSで腕を振舞った当時として綺麗なグラフィックである。 --今見るといまいちであるが、当時としても、64としても非常に綺麗な方である。 --もちろん、ビートル(ホールデン)のグラフィックも出来が非常にいい方である。 **問題点 //-ビートルが嫌いな人には薦められない。 //--更にホールデンも嫌いだったら本気で薦められない。 //↑それを問題点にするのはさすがに理不尽。 **総評 このように、実車をテーマにしつつも、このゲームの様に爽快感があり、かつコミカルさのあるレーシングゲームはなかなかない。~ そして、64では数少ない海外製のレーシングゲームである所も珍しい。 **余談 -※外国版公式サイトは[[こちら!>https://web.archive.org/web/20020108022900/http://www.beetleadventure.com/index.html]] -''「キャラゲーはクソゲー」のジンクスを見事に破った。'' --なぜこれがキャラゲーと呼ばれるのかというと、今はなき公式サイトの解説でこう書かれていたから。 >『ビートルアドベンチャーレーシング』はレースゲームとしてのみならず、 >ニュービートルという独特のスタイルと絶大な人気を持つ車でのドライブを楽しむという『キャラクターゲーム』としての側面をも併せ持っています。 >ニュービートルはその独特のキャラクターで絶大な人気を得ており、旧来からのビートルファンも含めれば、 >人気アニメキャラクターも顔負けのファンを擁する、一大キャラクターともいえるでしょう。~公式サイト内の「ビートル登場」より --このように、ビートルのコミカルなキャラ性を活用した為に、事実上「キャラゲー」と呼ばれているのである。 -ビートルアドベンチャーレーシングの「ビートル」がタイトルコールでは読まれない。 --やはりホールデンバージョンがある事を配慮した事によるものなのだろうか……。 -ホールデンのクルマは後年の「ニードフォースピード・モストウォンテッド」で再び登場するようになる。 --但し、そのクルマはホールデンそのままではなく、前述した「ポンティアック・GTO」であるが、事実上ホールデン製である事は変わっていない。((ちなみにベース車となったのは「ホールデン・モナーロ」である。)) -パラダイム・エンターテイメントは後年、THQのカーアクションゲーム『スタントマン・イグニッション』((アタリのカーアクションゲームの続編。))を製作する事になる。 --もしかすると、本作で活用された豪快なアクションが、その「スタントマン・イグニッション」に有効活用されたのかもしれない。 -本作が発売された年は題材となったニュービートルが日本上陸した年でもある。((ちなみに本国仕様は1998年に登場している。))
「[[修正依頼]]」が出ています。問題点を追記できる方はご協力をお願いします。 ---- *ビートルアドベンチャーレーシング (HSV ADVENTURE RACING) 【びーとるあどべんちゃーれーしんぐ/えいちえすぶいあどべんちゃーれーしんぐ】 |ジャンル|レーシングゲーム|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/147000152.jpg,height=160)| |対応機種|ニンテンドウ64|~| |発売元|エレクトロニック・アーツ・スクウェア|~| |開発元|パラダイム エンターテイメント|~| |発売日|1999年11月26日|~| |定価|6,800円(税別)|~| |プレイ人数|1~4人 |~| |周辺機器|振動パック対応|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 かの有名なニードフォースピードシリーズや[[バーンアウトシリーズ]]などを発売しているエレクトロニックアーツのレーシングゲーム。~ 2012年に新型が発売されるフォルクスワーゲンを代表する「''ニュー・ビートル''」を題材としている。((一方、オーストラリアではマツダ・ロードペーサーやポンティアック・GTOのベース元で有名な「ホールデン」の高性能車部門「ホールデン・スペシャル・ビークル(以下HSV)」が手がけた「''コモドアHSV''」を題材にしている。))~ プレイヤーカーは実名の自動車ではあるが、ニードフォースピードとは違い、ビートルらしいコミカルな走りや、一部のオブジェクトを壊しまくったりと、だれでも楽しめるようなゲームに仕上がっている。 **ゲームシステム -ゲームは「一人用」と「対戦用」という、いかにもオーソドックスな2種類で成り立っている。 --しかし、もっと細かく言うと対戦用がテントウ虫のアイコンを奪われないように集めてゴールを目指す「''ビートルバトル''」と通常の「''2プレイヤー''」の二種類がある。 -一人用にはチャンピオンシップモードがある。そこでポイントを集めまくると新しいビートル(ホールデン)が使用可能になる。 --ビートル(ホールデン)しかないが、それぞれデザインや性能が異なるので、同じ種類でも飽きさせようとしない。 **長所 -公衆電話や木箱、果てにはショーケースや''自分のクルマなどを破壊''できる。 --特に「自分のクルマ」は崖に落ちたり矢印の描かれたフェンスに突っ込んだり、相手にダメージを受けまくる(ビートルバトルのみ)事で破壊が出来る。 ---おまけにその時の動作がリアリティではなく''砕ける動作をする''ので、非常にコミカルである。 --公衆電話などを破壊するとそのオブジェクトが''破壊された途端に音声が流れる''(公衆電話の場合)など、ある種のギミックもある。 --もちろん、ショーケースに向かって「''ダイナミック入店・退店ごっこ''」ができる。 -ショートカットを探す楽しみがある。 --もしチャンピオンシップで近道を使いまくるのであれば、タイムアタックを使って予め近道を探すのもいいだろう。 --ショートカットの先には大抵アイテムがあるので、取れるものなら取ってみよう。 -同時期のNFSで腕を振舞った当時として綺麗なグラフィックである。 --今見るといまいちであるが、当時としても、64としても非常に綺麗な方である。 --もちろん、ビートル(ホールデン)のグラフィックも出来が非常にいい方である。 **問題点 //-ビートルが嫌いな人には薦められない。 //--更にホールデンも嫌いだったら本気で薦められない。 //↑それを問題点にするのはさすがに理不尽。 **総評 このように、実車をテーマにしつつも、このゲームの様に爽快感があり、かつコミカルさのあるレーシングゲームはなかなかない。~ そして、64では数少ない海外製のレーシングゲームである所も珍しい。 **余談 -※外国版公式サイトは[[こちら!>https://web.archive.org/web/20020108022900/http://www.beetleadventure.com/index.html]] -''「キャラゲーはクソゲー」のジンクスを見事に破った。'' --なぜこれがキャラゲーと呼ばれるのかというと、今はなき公式サイトの解説でこう書かれていたから。 >『ビートルアドベンチャーレーシング』はレースゲームとしてのみならず、 >ニュービートルという独特のスタイルと絶大な人気を持つ車でのドライブを楽しむという『キャラクターゲーム』としての側面をも併せ持っています。 >ニュービートルはその独特のキャラクターで絶大な人気を得ており、旧来からのビートルファンも含めれば、 >人気アニメキャラクターも顔負けのファンを擁する、一大キャラクターともいえるでしょう。~公式サイト内の「ビートル登場」より --このように、ビートルのコミカルなキャラ性を活用した為に、事実上「キャラゲー」と呼ばれているのである。 -ビートルアドベンチャーレーシングの「ビートル」がタイトルコールでは読まれない。 --やはりホールデンバージョンがある事を配慮した事によるものなのだろうか……。 -ホールデンのクルマは後年の「ニードフォースピード・モストウォンテッド」で再び登場するようになる。 --但し、そのクルマはホールデンそのままではなく、前述した「ポンティアック・GTO」であるが、事実上ホールデン製である事は変わっていない。((ちなみにベース車となったのは「ホールデン・モナーロ」である。)) -その後パラダイム・エンターテイメントは2007年、THQのカーアクションゲーム『スタントマン・イグニッション』((2002年にインフォグラムがATARIブランドで出したカーアクションゲームの続編。))を製作する事になる。((同社は2000年からインフォグラムの傘下デベロッパーとして活動していたが、2006年にTHQに売却されている。)) --もしかすると、本作で活用された豪快なアクションが、この「スタントマン・イグニッション」に有効活用されたのかもしれない。 --しかし、この作品を最後に同社は親会社であるTHQの意向により2008年11月にスタジオを閉鎖。開発メンバーはGearboxなど多数のデベロッパーに移っていった。 -本作が発売された年は題材となったニュービートルが日本上陸した年でもある。((ちなみに本国仕様は1998年に登場している。))

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