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*RAIDEN FIGHTERS ACES 【らいでんふぁいたーずえいしず】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B0011Y14EK)| |対応機種|Xbox 360|~| |発売元|サクセス|~| |開発元|ガルチ|~| |発売日|2008年3月27日|~| |定価|7,140円|~| |配信|ゲームオンデマンド版((現在は配信終了。))&br;2,000マイクロソフトポイント|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[雷電シリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『ライデンファイターズ』『ライデンファイターズ2』『ライデンファイターズJET』の3部作をまとめて完全移植したタイトル。~ これまでにも何度か移植の話はあったが、いずれも流れており((過去にはSS、Xboxへ移植する計画があったが、どちらも中止になった。))、今回初めて移植された。~ 開発を行ったガルチは、アーケード版を開発したセイブ開発の『雷電シリーズ』のスタッフが独立した会社((2018年10月に株式会社カヤックの完全子会社になった際、社名が「株式会社カヤックアキバスタジオ」に変わり、現在に至る。))で、非常に気合の入った移植でシューターの話題になった。~ ゲーム自体は「狙う」「撃つ」「避ける」シューティングの基本を引き継ぎつつ、豊富なスコア稼ぎ要素により人気を得た良作シリーズである。 ---- **シリーズ概要 -1996年~1998年までに発表されたタイトル。当初は雷電シリーズとは関係がなかったが、諸事情によりシリーズ外伝とされた。 --時代設定は雷電よりも前。雷電シリーズにおける敵側での出来事が主なストーリーとなっている。 -操作は8方向レバーで移動、ボタンはショットのボンバーの2つ。 -『雷電』シリーズ同様、ショットはミサイルとレーザーの2種類をアイテムによって選択する。 --『雷電』ではどちらか一方を取り続けなければパワーアップできなかったが、本作ではどちらを取ってもパワーアップ可能。 -自機に装備されるオプションとして「スレイブ」が存在する。スレイブには個別に耐久力が設定されており、防御にも使用可能。最大2機まで装備できる。 --スレイブを2機装備中、スレイブアイテムを取る個数によってフォーメーションは順次変化する -前述した通り、豊富なスコア稼ぎ要素による高い競技性が評価されている。 --勲章アイテムの成長、それに伴い発動できる「10万点モード」の存在、かすりボーナス、隠しボーナス…と非常に豊富((但し、これらのフィーチャは初代には存在せず、『~2』や『~JET』で追加されたものもある))。 --雷電シリーズのボーナスキャラである「フェアリー」「ミラクス」も登場する。 -3作とも違う部分が多いが、特に「JET」ではプレイヤーの腕前によるステージ分岐や勲章のシステムに多くの変更がなされている。 -選択できる機体が多いのも特徴で、隠しを含め20種類近い機体((「~JET」での使用可能機体総数))から選択できる。それぞれ性能もかなり違っているため多様なプレイが可能。 --隠し機体は、アーケード版では累計稼働時間が一定時間を超えた後(いわゆるタイムリリース)特定のボタン入力を行うことで使用できるが、本移植版では特定のボタン入力のみでよい。 --シリーズで登場する隠し機体の中には「RAIDEN mk-Ⅱ(と派生機体の「RAIDEN mk-Ⅱβ」)」や「JUDGE SPEAR」、「BLUE JAVELIN」((後者の2つは『バイパーフェイズ1』に登場する自機だが、同作では「VP1」「VP2」という機体名だった。前述の名がついたのはライデンファイターズに登場するようになってから。))と言ったセイブ開発のSTG作品からのゲスト参戦のほか「ミクラス」も自機として使用できる。~おまけにスレイブも自機として使用可能。 ---- **徹底した移植 -本作を語るうえでかかせないのが、前述の気合の入った移植具合である。 -単にエミュレータを使って稼動させたというものではなく、360用に最適化するためソースコードから書き直されている。 --調整には株式会社INHが発売した攻略DVDでプレイを披露したプレイヤーが参加しており、非常に高い精度の移植を実現した。 -当時ゲームセンターでプレイした人が極力当時の雰囲気でプレイできるよう豊富なオプションも用意されている。 --画面をブラウン管風にしたり色合いを調整する、スキャンラインを追加する((これ自体の種類も多く、さらに濃さも設定できる。))アスペクト比の調整などが可能。 ---コンシューマでの縦スクロールSTGに欠かせない「縦画面モード」も勿論搭載。 --グラフィック自体は書き直されていないが、スムージング機能がある。これも数種類から選択可能。 --AC版のフレームレートが54fpsだったため、描画を54fps、60fps、60fpsで描画しつつ54fps風にする…といった設定が可能(4種類から選択)。 ---アップデートにより54fps(WAIT)が追加されたが、詳細は不明。公式サイトにも詳細が記述されていない。 --AC版ではプレイ時間に応じて機体が追加されたが、どの時点の機体選択にするかをタイトル別に設定可能。 --難易度もAC版同様の「ARCADE」の他、敵が一切弾を撃たなくなるモードやさらに強化されるモードなど全7段階から選択可能((初期設定はアーケードよりやや簡単な「NORMAL」となっている。))。 --さらに1作目のタイトルを開発中タイトルであった「GUN DOGS」に変更することができる(タイトル放置のデモで見ることが出来る)。 --ただし、一部のオプションはタイトルアップデートで追加されたものなので、オンラインに繋ぐことを推奨。 -BGMやSEも当時の音源をリマスタリングして再現している。 --AC版ではほとんど聞く機会がなかったであろう「ROM交換時に電源を投入した際のデータ転送中BGM」((これはAC版で使用されているセイブ開発の基板である「SPIシステム」共通の仕様として存在する。))も収録されている((本作では読込画面自体が再現されていない代わりに、各タイトル毎のメニュー画面で対応したBGMが流れると言う形になっている。))。 -ゲームプレイにおいてもプレイ状況を自由に変更できるようになっている。 --トレーニングでは、本作の重要なスコア稼ぎ要素である「10万点モード」を最初からONにしたり、勲章の成長具合も設定可能。 --1にも2やJET同様、ボスラッシュ&エキスパートモードが追加されている。 --ステージ分岐のある「JET」では、全ステージを通してプレイできる「FULL RUNモード」が追加されている((アップデートしないと追加されないので注意。))。 --プレイ中、そのプレイが気に入らない場合はボタン一発で最初からやり直せる「捨てゲー」ボタンが追加。読み込みもなく快適にやり直し可能。 -他にもオンラインランキングの対応、リプレイのダウンロードといった追加要素もある。 -「JET」における永久パターンバグが削除された点も評価が高い。 --前述の通りスコア争いが熱いゲームなので、簡単にスコアを増やせてしまうバグの削除は歓迎された。 -初回版には攻略DVDも付属する徹底振り(DL版などには付属しない)。このため中古価格も未だに高い。 ---- **問題点 -一部のオプションやモードはタイトルアップデートしないと追加されない。オンラインに繋いでいない人は恩恵を受けられない。 --発売当初は音ズレやフリーズなどのバグが多かった。 --公式サイトのブログには、ユーザーへ不具合の原因究明に協力を求めたり、アップデートで追加してほしい機能についてのリクエストを募集するコメントが掲載されていた。 --パッチの制作は難航し、同年8月21日にようやくタイトルアップデートが行われたが、「リーダーボードが壊れる」等の新たなバグが発生したため、11月に2回目のアップデートが行われたが、今度は『ライデンファイターズ2』の6面で必ずフリーズするバグが発生したため、12月に3回目のアップデートが行われた。 --アップデート後はセーブデータがVer1.1に更新((アップデート前の状態を引き継いだ新しいセーブデータが作成され、以降はVer1.1のセーブデータを使用する。))され、プレイ時間が0にリセットされる((特定の操作をすると、プレイ時間に関する実績が一度に全て同時に解除されるバグを修正するため。このバグが発生するとクレジット数が増加しなくなる。アップデート後はプレイ時間でクレジットが増加する仕様は削除され、プレイヤー自身でクレジット数を自由に変更可能になった。))。 --アップデート前と後ではリプレイデータに互換性はなく、アプデ前のリプレイはアプデ後は正しく再生されない。その逆も同様。 --タイトルアップデートについて詳しくは[[公式サイト>http://www.success-corp.co.jp/software/xbox360/rf_aces/]]のUpdateページを参照。 -ゲーム自体は気軽に遊べるものの上達を目指すと果てしなくハードルが高くなる作品であるため、やり込む場合はそれなりの覚悟が必要。 -体験版、ゲームオンデマンド共に配信が終了しており、現在はパッケージで購入する他無いが中古でも1万円前後で安定している。 --海外ではゲームオンデマンドは配信継続中、パッケージも2,000円ほどと入手は容易であるが、プレイするにはリージョンロックの仕様から海外360本体が必要となる。 ---- **総評 長年行われてきたACから家庭用への移植という仕事の最高峰といっても過言ではない。~ 正直「ここまでするか!?」というような内容だが、ここまでしたからこそ高い評価を得られたと言えよう。~ もちろんゲーム自体も手軽にプレイできる良作である。それぞれの作品のやりこみ度も半端ない。~ 360初期に発売された作品でありながら、その完成度の高さとスタッフの情熱が伝わってくる。~ ことから、以降のシューティングゲームのオプション周りは常に本作と比較されているほどである。~ M2開発の『虫姫さまふたり』もオプション周りの充実度は通ずるものがある。 ---- **余談 -タイトルの「ACES」を「エイシス」と表記する場所もあるが、公式には「エイシズ」が正しいとのこと。 -前述の通りソースレベルで360に最適化されているため、他機種での発売はないとアナウンスされている珍しいタイトルでもある。 --もっとも、この頃になると360以外でのアーケードシューティングゲーム移植そのものが廃れてきてるのではあるが。 --現在はPC移植版『Raiden Legacy』が海外のダウンロード販売サイトで発売中。日本語対応で価格もパッケージ中古より非常に安いのでどうしても欲しい人はこちらの方が手軽か。 --Raiden Legacyは初代雷電も収録されているが、3部作そのものは箱版の劣化移植(おそらくスマホ版からの逆移植)。各種設定も箱版と比べるとかなり限られるのでおすすめできない。Steamのレビューでは酷評されている。
*RAIDEN FIGHTERS ACES 【らいでんふぁいたーずえいしず】 |ジャンル|シューティング|&amazon(B0011Y14EK)| |対応機種|Xbox 360|~| |発売元|サクセス|~| |開発元|ガルチ|~| |発売日|2008年3月27日|~| |定価|7,140円|~| |配信|ゲームオンデマンド版((現在は配信終了。))&br;2,000マイクロソフトポイント|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[雷電シリーズ]]''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 『ライデンファイターズ』『ライデンファイターズ2』『ライデンファイターズJET』の3部作をまとめて完全移植したタイトル。~ これまでにも何度か移植の話はあったが、いずれも流れており((過去にはSS、Xboxへ移植する計画があったが、どちらも中止になった。))、今回初めて移植された。~ 開発を行ったガルチは、アーケード版を開発したセイブ開発の『雷電シリーズ』のスタッフが独立した会社((2018年10月に株式会社カヤックの完全子会社になった際、社名が「株式会社カヤックアキバスタジオ」に変わり、現在に至る。))で、非常に気合の入った移植でシューターの話題になった。~ ゲーム自体は「狙う」「撃つ」「避ける」シューティングの基本を引き継ぎつつ、豊富なスコア稼ぎ要素により人気を得た良作シリーズである。 ---- **シリーズ概要 -1996年~1998年までに発表されたタイトル。当初は雷電シリーズとは関係がなかったが、諸事情によりシリーズ外伝とされた。 --時代設定は雷電よりも前。雷電シリーズにおける敵側での出来事が主なストーリーとなっている。 -操作は8方向レバーで移動、ボタンはショットのボンバーの2つ。 -『雷電』シリーズ同様、ショットはミサイルとレーザーの2種類をアイテムによって選択する。 --『雷電』ではどちらか一方を取り続けなければパワーアップできなかったが、本作ではどちらを取ってもパワーアップ可能。 -自機に装備されるオプションとして「スレイブ」が存在する。スレイブには個別に耐久力が設定されており、防御にも使用可能。最大2機まで装備できる。 --スレイブを2機装備中に「S」アイテムを取ると5,000点のボーナスが加算されると同時に、特殊フォーメーションで強力な攻撃が可能((隠し機体でのプレイしは常に特殊フォーメーションになるが、ノーマル機体は溜め撃ち中のみ特殊フォーメーションになる。))。フォーメーションの形態は、残機数とボンバーストックの合計数によって変わる。 -前述した通り、豊富なスコア稼ぎ要素による高い競技性が評価されている。 --勲章アイテムの成長、それに伴い発動できる「10万点モード」の存在、かすりボーナス、隠しボーナス…と非常に豊富((但し、これらのフィーチャは初代には存在せず、『~2』や『~JET』で追加されたものもある))。 --雷電シリーズのボーナスキャラである「フェアリー」「ミラクス」も登場する。 -3作とも違う部分が多いが、特に「JET」ではプレイヤーの腕前によるステージ分岐や勲章のシステムに多くの変更がなされている。 -選択できる機体が多いのも特徴で、隠しを含め20種類近い機体((「~JET」での使用可能機体総数))から選択できる。それぞれ性能もかなり違っているため多様なプレイが可能。 --隠し機体は、アーケード版では累計稼働時間が一定時間を超えた後(いわゆるタイムリリース)特定のボタン入力を行うことで使用できるが、本移植版では特定のボタン入力のみでよい。 --シリーズで登場する隠し機体の中には「RAIDEN mk-Ⅱ(と派生機体の「RAIDEN mk-Ⅱβ」)」や「JUDGE SPEAR」、「BLUE JAVELIN」((後者の2つは『バイパーフェイズ1』に登場する自機だが、同作では「VP1」「VP2」という機体名だった。前述の名がついたのはライデンファイターズに登場するようになってから。))と言ったセイブ開発のSTG作品からのゲスト参戦のほか「ミクラス」も自機として使用できる。~おまけにスレイブも自機として使用可能。 ---- **徹底した移植 -本作を語るうえでかかせないのが、前述の気合の入った移植具合である。 -単にエミュレータを使って稼動させたというものではなく、360用に最適化するためソースコードから書き直されている。 --調整には株式会社INHが発売した攻略DVDでプレイを披露したプレイヤーが参加しており、非常に高い精度の移植を実現した。 -当時ゲームセンターでプレイした人が極力当時の雰囲気でプレイできるよう豊富なオプションも用意されている。 --画面をブラウン管風にしたり色合いを調整する、スキャンラインを追加する((これ自体の種類も多く、さらに濃さも設定できる。))アスペクト比の調整などが可能。 ---コンシューマでの縦スクロールSTGに欠かせない「縦画面モード」も勿論搭載。 --グラフィック自体は書き直されていないが、スムージング機能がある。これも数種類から選択可能。 --AC版のフレームレートが54fpsだったため、描画を54fps、60fps、60fpsで描画しつつ54fps風にする…といった設定が可能(4種類から選択)。 ---アップデートにより54fps(WAIT)が追加されたが、詳細は不明。公式サイトにも詳細が記述されていない。 --AC版ではプレイ時間に応じて機体が追加されたが、どの時点の機体選択にするかをタイトル別に設定可能。 --難易度もAC版同様の「ARCADE」の他、敵が一切弾を撃たなくなるモードやさらに強化されるモードなど全7段階から選択可能((初期設定はアーケードよりやや簡単な「NORMAL」となっている。))。 --さらに1作目のタイトルを開発中タイトルであった「GUN DOGS」に変更することができる(タイトル放置のデモで見ることが出来る)。 --ただし、一部のオプションはタイトルアップデートで追加されたものなので、オンラインに繋ぐことを推奨。 -BGMやSEも当時の音源をリマスタリングして再現している。 --AC版ではほとんど聞く機会がなかったであろう「ROM交換時に電源を投入した際のデータ転送中BGM」((これはAC版で使用されているセイブ開発の基板である「SPIシステム」共通の仕様として存在する。))も収録されている((本作では読込画面自体が再現されていない代わりに、各タイトル毎のメニュー画面で対応したBGMが流れると言う形になっている。))。 -ゲームプレイにおいてもプレイ状況を自由に変更できるようになっている。 --トレーニングでは、本作の重要なスコア稼ぎ要素である「10万点モード」を最初からONにしたり、勲章の成長具合も設定可能。 --1にも2やJET同様、ボスラッシュ&エキスパートモードが追加されている。 --ステージ分岐のある「JET」では、全ステージを通してプレイできる「FULL RUNモード」が追加されている((アップデートしないと追加されないので注意。))。 --プレイ中、そのプレイが気に入らない場合はボタン一発で最初からやり直せる「捨てゲー」ボタンが追加。読み込みもなく快適にやり直し可能。 -他にもオンラインランキングの対応、リプレイのダウンロードといった追加要素もある。 -「JET」における永久パターンバグが削除された点も評価が高い。 --前述の通りスコア争いが熱いゲームなので、簡単にスコアを増やせてしまうバグの削除は歓迎された。 -初回版には攻略DVDも付属する徹底振り(DL版などには付属しない)。このため中古価格も未だに高い。 ---- **問題点 -一部のオプションやモードはタイトルアップデートしないと追加されない。オンラインに繋いでいない人は恩恵を受けられない。 --発売当初は音ズレやフリーズなどのバグが多かった。 --公式サイトのブログには、ユーザーへ不具合の原因究明に協力を求めたり、アップデートで追加してほしい機能についてのリクエストを募集するコメントが掲載されていた。 --パッチの制作は難航し、同年8月21日にようやくタイトルアップデートが行われたが、「リーダーボードが壊れる」等の新たなバグが発生したため、11月に2回目のアップデートが行われたが、今度は『ライデンファイターズ2』の6面で必ずフリーズするバグが発生したため、12月に3回目のアップデートが行われた。 --アップデート後はセーブデータがVer1.1に更新((アップデート前の状態を引き継いだ新しいセーブデータが作成され、以降はVer1.1のセーブデータを使用する。))され、プレイ時間が0にリセットされる((特定の操作をすると、プレイ時間に関する実績が一度に全て同時に解除されるバグを修正するため。このバグが発生するとクレジット数が増加しなくなる。アップデート後はプレイ時間でクレジットが増加する仕様は削除され、プレイヤー自身でクレジット数を自由に変更可能になった。))。 --アップデート前と後ではリプレイデータに互換性はなく、アプデ前のリプレイはアプデ後は正しく再生されない。その逆も同様。 --タイトルアップデートについて詳しくは[[公式サイト>http://www.success-corp.co.jp/software/xbox360/rf_aces/]]のUpdateページを参照。 -ゲーム自体は気軽に遊べるものの上達を目指すと果てしなくハードルが高くなる作品であるため、やり込む場合はそれなりの覚悟が必要。 -体験版、ゲームオンデマンド共に配信が終了しており、現在はパッケージで購入する他無いが中古でも1万円前後で安定している。 --海外ではゲームオンデマンドは配信継続中、パッケージも2,000円ほどと入手は容易であるが、プレイするにはリージョンロックの仕様から海外360本体が必要となる。 ---- **総評 長年行われてきたACから家庭用への移植という仕事の最高峰といっても過言ではない。~ 正直「ここまでするか!?」というような内容だが、ここまでしたからこそ高い評価を得られたと言えよう。~ もちろんゲーム自体も手軽にプレイできる良作である。それぞれの作品のやりこみ度も半端ない。~ 360初期に発売された作品でありながら、その完成度の高さとスタッフの情熱が伝わってくる。~ ことから、以降のシューティングゲームのオプション周りは常に本作と比較されているほどである。~ M2開発の『虫姫さまふたり』もオプション周りの充実度は通ずるものがある。 ---- **余談 -タイトルの「ACES」を「エイシス」と表記する場所もあるが、公式には「エイシズ」が正しいとのこと。 -前述の通りソースレベルで360に最適化されているため、他機種での発売はないとアナウンスされている珍しいタイトルでもある。 --もっとも、この頃になると360以外でのアーケードシューティングゲーム移植そのものが廃れてきてるのではあるが。 --現在はPC移植版『Raiden Legacy』が海外のダウンロード販売サイトで発売中。日本語対応で価格もパッケージ中古より非常に安いのでどうしても欲しい人はこちらの方が手軽か。 --Raiden Legacyは初代雷電も収録されているが、3部作そのものは箱版の劣化移植(おそらくスマホ版からの逆移植)。各種設定も箱版と比べるとかなり限られるのでおすすめできない。Steamのレビューでは酷評されている。

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