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*スタースピーダー 【すたーすぴーだー】 |ジャンル|レース|~| |対応機種|スーパーカセットビジョン|~| |発売元|エポック社|~| |発売日|1985年|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| //|ポイント||~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 カセットビジョンの後継機として1984年にエポック社が発売したゲーム機スーパーカセットビジョンで発売された疑似3Dレースゲーム。~ それ以前の代表的な疑似3Dのレースゲームとは異なった特徴を持つ。~ **特徴 -一般的なレースゲームのようにサーキットや道路上を走るのではなく宇宙空間を走り回る(飛び回る)。 -文字だけだと説明しにくいが宇宙空間に青い横長のスプライトが多数並んだコース上を走行する。ジェットコースターのようにループがあったりカーブで斜めに傾くといった演出がある。 -ゲームシステムは自機のみでスタートしあらかじめ走行している敵機を追い越しながら決められたタイムを満たせば次に進めるというもの。 -自機はハイパージェットと呼ばれる加速ができそれにより瞬時に最高速度に到達できる。またフェザー砲により敵機をコース外に弾き飛ばすというシューティングの要素も持つ。 --この2つを使うとパワーが減り尽きると使えなくなる。 -コースは全部で16個ありそれぞれ4個づつが一まとまりで4つの難易度に分かれている。 --難易度によって敵機がフェザー砲を撃ち返したり当たると減速する障害物が出現する。 **評価点 -綺麗でスピード感あふれるグラフィック。 --漆黒の宇宙空間に青いスプライトのコースの上を走る様はSFさが感じられ美しい。背景が真っ黒ということもありコースや背景の星はベクタースキャンを彷彿させる。 --横長のスプライトが並んでいるためスプライトどうしの隙間からコースの向こう側が見えるという普通のレースゲームには見られない演出がある。 --当時の他の疑似3Dレースゲームがセンターラインやコース横の看板等を奥から手前に流すといった演出ででスピード感を出していたのに対しコースそのものが流れるといった演出のため他と比べてスピード感がある。 --スーパーカセットビジョンはスプライトの表示能力が高い代わりに背景の表示能力が低いため背景をを黒一色にすることでそれを補っているのかもしれない。 **問題点 -フェザー砲が当てにくい。 --直線ならまだ当てやすいがカーブだと当たるだろうと思って撃ってもギリギリのところで当たらないなど顕著。 -ループの演出がイマイチ。 --ジェットコースターでおなじみの一回転のループがあるのだがゲーム中では坂を上るか下っているようにしか見えない。説明書にコースの図が載っているのだがそれを見ないと到底ループだとは気付かない。 --コースの向こう側が見えるという演出はループ時のものであり無駄になったわけではない。 **総評 -他機種と比べてスーパーカセットビジョンの唯一のアドバンテージであるスプライトの表示能力の高さを生かした作品といえる。2014年にファミコンとSG-1000から1年遅れで30周年を迎えたのにロクにメディアで祝ってもらえないというスーパーカセットビジョン自体かなりマイナーなハードであるがこのまま影に埋もれてしまうには惜しい作品である。 #region(その美しさは文字で説明するより実際に見た方が分かりやすい。) ''この動画はエミュレータでプレイしたと思われる。またフレームレートの都合上かコースの流れがカクカクしているが実機ではもっと滑らかに流れる。'' &youtube(https://www.youtube.com/watch?v=Hw7duLwdiOM) #endregion ----
*スタースピーダー 【すたーすぴーだー】 |ジャンル|レース|~| |対応機種|スーパーカセットビジョン|~| |発売元|エポック社|~| |発売日|1985年|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| //|ポイント||~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 カセットビジョンの後継機として1984年にエポック社が発売したゲーム機スーパーカセットビジョンで発売された疑似3Dレースゲーム。~ それ以前の代表的な疑似3Dのレースゲームとは異なった特徴を持つ。~ **特徴 -一般的なレースゲームのようにサーキットや道路上を走るのではなく宇宙空間を走り回る(飛び回る)。 -文字だけだと説明しにくいが宇宙空間に青い横長のスプライトが多数並んだコース上を走行する。ジェットコースターのようにループがあったりカーブで斜めに傾くといった演出がある。 -ゲームシステムは自機のみでスタートしあらかじめ走行している敵機を追い越しながら決められたタイムを満たせば次に進めるというもの。 -自機はハイパージェットと呼ばれる加速ができそれにより瞬時に最高速度に到達できる。またフェザー砲により敵機をコース外に弾き飛ばすというシューティングの要素も持つ。 --この2つを使うとパワーが減り尽きると使えなくなる。 -コースは全部で16個ありそれぞれ4個づつが一まとまりで4つの難易度に分かれている。 --難易度によって敵機がフェザー砲を撃ち返したり当たると減速する障害物が出現する。 **評価点 -綺麗でスピード感あふれるグラフィック。 --漆黒の宇宙空間に青いスプライトのコースの上を走る様はSFさが感じられ美しい。背景が真っ黒ということもありコースや背景の星はベクタースキャンを彷彿させる。 --横長のスプライトが並んでいるためスプライトどうしの隙間からコースの向こう側が見えるという普通のレースゲームには見られない演出がある。 --当時の他の疑似3Dレースゲームがセンターラインやコース横の看板等を奥から手前に流すといった演出ででスピード感を出していたのに対しコースそのものが流れるといった演出のため他と比べてスピード感がある。 --スーパーカセットビジョンはスプライトの表示能力が高い代わりに背景の表示能力が低いため背景をを黒一色にすることでそれを補っているのかもしれない。 **問題点 -フェザー砲が当てにくい。 --直線ならまだ当てやすいがカーブだと当たるだろうと思って撃ってもギリギリのところで当たらないなど顕著。 -ループの演出がイマイチ。 --ジェットコースターでおなじみの一回転のループがあるのだがゲーム中では坂を上るか下っているようにしか見えない。説明書にコースの図が載っているのだがそれを見ないと到底ループだとは気付かない。 --コースの向こう側が見えるという演出はループ時のものであり無駄になったわけではない。 **総評 -他機種と比べてスーパーカセットビジョンの唯一のアドバンテージであるスプライトの表示能力の高さを生かした作品といえる。2014年にファミコンとSG-1000から1年遅れで30周年を迎えたのにロクにメディアで祝ってもらえないというスーパーカセットビジョン自体かなりマイナーなハードであるがこのまま影に埋もれてしまうには惜しい作品である。 #region(そのグラフィックは文字で説明するより実際に見た方が分かりやすい。) ''この動画はエミュレータでプレイしたと思われる。またフレームレートの都合上かコースの流れがカクカクしているが実機ではもっと滑らかに流れる。'' &youtube(https://www.youtube.com/watch?v=Hw7duLwdiOM) #endregion ----

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