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ひなたぼっこ - (2017/01/14 (土) 12:10:23) の1つ前との変更点

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*ひなたぼっこ 【ひなたぼっこ】 |ジャンル|ハートウォーミングADV|&amazon(B0001FG6VG)&amazon(B000CSPMVW)| |対応機種|Windows 98~XP|~| |メディア|CD-ROM 1枚&br;【DVDPG】DVD-Video 2枚組|~| |発売・開発元|Tarte&br;【DVDPG】電脳CLUB|~| |発売日|2004年7月23日&br;【DVDPG】2005年12月22日|~| |定価|8,800円&br;【DVDPG】5,800円(共に税別)|~| |レーティング|ソフ倫:&color(crimson){''18歳未満禁止''}|~| |配信|2009年1月23日/2,800円(税別)|~| |判定|なし|~| |ポイント|短すぎる個別ルート&br;雰囲気やキャラは評価されている|~| |>|>|CENTER:''[[Tarte作品リンク>Tarte作品]]''| ---- #center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br()&size(20){''18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。''}} ---- **概要 -「Tarte」から発売された5作目の作品。 -原画は笛。ライターは四天。 **あらすじ 自宅から、少し離れた大学に通う学生、速水 夏樹。 三年前に両親を亡くし、その後を義妹の小春と二人で生活していた。 大学の方は三年目にして、卒業に必要な単位はほぼ取り終えている。 そこでふと、無為に過ごしていた二年間に気付く。 それは両親を失ってから、久しぶりに自分自身について 考えた瞬間でもあった。 大学にきた目的も忘れかけていた夏樹は、 残りの二年という時間を、少し自由に使ってみようと決意する。 とはいえ、簡単には目的を見つける事の出来ないある日、 夏樹は学園時代の恩師に出会う。 今は、教職を離れた柊 日向は、実家で喫茶店を営んでいた。 人手の足りない喫茶店で、バイトを申し出る夏樹。 それは恩返しと、胸に残る初恋の残滓。 突然の夏樹の行動に、戸惑いを隠せない義妹、小春。 そんな兄妹を、優しく見守る友人たち。 都会から、少しだけ離れた静かな街で、物語は動き始める―― (公式サイトより抜粋) **特徴 -特に目新しい要素はない、選択肢が出るだけの一般的なアドベンチャー。 --選択肢によって展開が変わり、最終的にはヒロインと結ばれる。 --バッドエンドはなく、必ず誰かのエンディングにたどり着く。 -セーブデータが135箇所ある。短い内容に反してそこそこ多い。 **問題点 -''個別ルートが短い'' --本作最大の問題点。ヒロインは6人と普通の数だが、個別ルートに入ってからがとにかく短い。 --どのルートもかなり駆け足な展開になっている。 --例として小春ルートを挙げる。 >小春が義妹だということを知っているのは、主人公だけだと思っていた。 >実は小春も戸籍について調べたため、知っていたことを主人公に告白。 >その後2回のエッチシーン後エンディングになり、結婚。 --この一連の流れはわずか''20分程度''の出来事である。 --共通ルートが終わったと思ったら一瞬で個別が終わりエンディングである。 --小春ルートが特別酷いわけではなくどのルートもこんな感じである。 --メインヒロインである日向は若干長いが、それでも短い。 -個別ルートのストーリー --主人公は日向のことが好きだった。という内容の冒頭にもかかわらず、その設定を忘れたかのように他のキャラも攻略できる。 --奈月に至っては日向に好感を持たれるような選択肢をいくつか選んだ後、コーヒーを1杯奈月に差し入れただけでルートに入り相思相愛になる。 --お互いどこに惚れる要素があったのか、日向を好きだったという回想はなんだったのかといった疑問が残る。 -EDへの入り方 --どのキャラも2回目のエッチシーン後((とあるキャラは1回しかないため1回目の後))にいきなりエンディングに移行する。 --余韻を感じにくいイマイチな演出。 -柊姉妹の髪の色が違う --最序盤で夏樹は日向の姉である奈月の後ろ姿を見て、日向だと勘違いする。 --奈月が日向に変装するイベントもある。 --プレイヤーから見れば、''明らかに髪の色が違う''ので、間違えるのは不自然に感じられる。 ---身内で髪の色が違うのは、エロゲではよくあることではある。 **評価点 -『ひなたぼっこ』というタイトル通り、終始穏やかな雰囲気が出ている。 --絵本のような笛の絵柄とマッチしている。 -キャラクターの人気もある。 --脇役の七瀬は攻略できないことが惜しまれたほど。 -ストーリーは短いが、攻略可能なヒロイン、CGの数やBGMは他の同価格帯のソフトと比べても少ないわけではない。 -理多が担当したOPやED、挿入歌は好評。 **総評 穏やかな雰囲気と可愛いキャラクターは良い。~ しかしあまりにも急展開過ぎる個別ルートと、フルプライスとは思えないボリュームの薄さは大きく評価を落としてしまった。~ 値崩れした現在は、笛絵が好きな人や、サクッと萌えゲーを遊びたい人にはお勧めできる。 **その後の展開 -ファンディスク『[[ひなたると ~ひなたぼっこファンディスク~]]』を発売。 --相変わらずボリュームは少なく、本作と同じく評価は微妙なところ。 -2005年12月22日にDVD Players Game版を発売。『ひなたると』も同時収録されている。 -過去のエロゲを丸ごと付録に付ける雑誌「メガストア」の2014年6月号の付録に本作と『ひなたると』が選ばれた。 --この時点で値崩れしていたので、あまり喜ばれなかった。 --というのも、メガストアは時折プレミアゲーや、入手困難なエロゲを付録にするため。~ なお同じTarteから発売された『[[カタハネ]]』が付録になったときは大いに喜ばれた。
*ひなたぼっこ 【ひなたぼっこ】 |ジャンル|ハートウォーミングADV|&amazon(B0001FG6VG)&amazon(B000CSPMVW)| |対応機種|Windows 98~XP|~| |メディア|CD-ROM 1枚&br;【DVDPG】DVD-Video 2枚組|~| |発売・開発元|Tarte&br;【DVDPG】電脳CLUB|~| |発売日|2004年7月23日&br;【DVDPG】2005年12月22日|~| |定価|8,800円&br;【DVDPG】5,800円(共に税別)|~| |レーティング|BGCOLOR(black):''&font(#FF69B4){アダルトゲーム}''|~| |配信|2009年1月23日/2,800円(税別)|~| |判定|なし|~| |ポイント|短すぎる個別ルート&br;雰囲気やキャラは評価されている|~| |>|>|CENTER:''[[Tarte作品リンク>Tarte作品]]''| ---- **概要 -「Tarte」から発売された5作目の作品。 -原画は笛。ライターは四天。 **あらすじ 自宅から、少し離れた大学に通う学生、速水 夏樹。 三年前に両親を亡くし、その後を義妹の小春と二人で生活していた。 大学の方は三年目にして、卒業に必要な単位はほぼ取り終えている。 そこでふと、無為に過ごしていた二年間に気付く。 それは両親を失ってから、久しぶりに自分自身について 考えた瞬間でもあった。 大学にきた目的も忘れかけていた夏樹は、 残りの二年という時間を、少し自由に使ってみようと決意する。 とはいえ、簡単には目的を見つける事の出来ないある日、 夏樹は学園時代の恩師に出会う。 今は、教職を離れた柊 日向は、実家で喫茶店を営んでいた。 人手の足りない喫茶店で、バイトを申し出る夏樹。 それは恩返しと、胸に残る初恋の残滓。 突然の夏樹の行動に、戸惑いを隠せない義妹、小春。 そんな兄妹を、優しく見守る友人たち。 都会から、少しだけ離れた静かな街で、物語は動き始める―― (公式サイトより抜粋) **特徴 -特に目新しい要素はない、選択肢が出るだけの一般的なアドベンチャー。 --選択肢によって展開が変わり、最終的にはヒロインと結ばれる。 --バッドエンドはなく、必ず誰かのエンディングにたどり着く。 -セーブデータが135箇所ある。短い内容に反してそこそこ多い。 **問題点 -''個別ルートが短い'' --本作最大の問題点。ヒロインは6人と普通の数だが、個別ルートに入ってからがとにかく短い。 --どのルートもかなり駆け足な展開になっている。 --例として小春ルートを挙げる。 >小春が義妹だということを知っているのは、主人公だけだと思っていた。 >実は小春も戸籍について調べたため、知っていたことを主人公に告白。 >その後2回のエッチシーン後エンディングになり、結婚。 --この一連の流れはわずか''20分程度''の出来事である。 --共通ルートが終わったと思ったら一瞬で個別が終わりエンディングである。 --小春ルートが特別酷いわけではなくどのルートもこんな感じである。 --メインヒロインである日向は若干長いが、それでも短い。 -個別ルートのストーリー --主人公は日向のことが好きだった。という内容の冒頭にもかかわらず、その設定を忘れたかのように他のキャラも攻略できる。 --奈月に至っては日向に好感を持たれるような選択肢をいくつか選んだ後、コーヒーを1杯奈月に差し入れただけでルートに入り相思相愛になる。 --お互いどこに惚れる要素があったのか、日向を好きだったという回想はなんだったのかといった疑問が残る。 -EDへの入り方 --どのキャラも2回目のエッチシーン後((とあるキャラは1回しかないため1回目の後))にいきなりエンディングに移行する。 --余韻を感じにくいイマイチな演出。 -柊姉妹の髪の色が違う --最序盤で夏樹は日向の姉である奈月の後ろ姿を見て、日向だと勘違いする。 --奈月が日向に変装するイベントもある。 --プレイヤーから見れば、''明らかに髪の色が違う''ので、間違えるのは不自然に感じられる。 ---身内で髪の色が違うのは、エロゲではよくあることではある。 **評価点 -『ひなたぼっこ』というタイトル通り、終始穏やかな雰囲気が出ている。 --絵本のような笛の絵柄とマッチしている。 -キャラクターの人気もある。 --脇役の七瀬は攻略できないことが惜しまれたほど。 -ストーリーは短いが、攻略可能なヒロイン、CGの数やBGMは他の同価格帯のソフトと比べても少ないわけではない。 -理多が担当したOPやED、挿入歌は好評。 **総評 穏やかな雰囲気と可愛いキャラクターは良い。~ しかしあまりにも急展開過ぎる個別ルートと、フルプライスとは思えないボリュームの薄さは大きく評価を落としてしまった。~ 値崩れした現在は、笛絵が好きな人や、サクッと萌えゲーを遊びたい人にはお勧めできる。 **その後の展開 -ファンディスク『[[ひなたると ~ひなたぼっこファンディスク~]]』を発売。 --相変わらずボリュームは少なく、本作と同じく評価は微妙なところ。 -2005年12月22日にDVD Players Game版を発売。『ひなたると』も同時収録されている。 -過去のエロゲを丸ごと付録に付ける雑誌「メガストア」の2014年6月号の付録に本作と『ひなたると』が選ばれた。 --この時点で値崩れしていたので、あまり喜ばれなかった。 --というのも、メガストアは時折プレミアゲーや、入手困難なエロゲを付録にするため。~ なお同じTarteから発売された『[[カタハネ]]』が付録になったときは大いに喜ばれた。

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