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*クレイジータクシー 【くれいじーたくしー】 |ジャンル|ドライビングアクション|CENTER:&amazon(B000069TA5)※画像はDC版| |対応機種|アーケード(NAOMI)&br;ドリームキャスト&br;プレイステーション2&br;ニンテンドーゲームキューブ&br;他移植多数|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス((AC/DC版の時点での社名で、PS2/GC版ではセガ(現:セガゲームス及びセガ・インタラクティブ)。本文では便宜上セガとする。))|~| |開発元|ヒットメーカー|~| |稼動開始日【AC】|1999年2月|~| |発売日|【DC】2000年1月27日&br;【PS2】2001年11月22日&br;【GC】2002年5月30日|~| //|レーティング|CERO:D(17歳以上対象)|~| //いつ付いたか分かりません。 |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|イカレたタクシードライバーたち&br()爽快感溢れるドライビングアクション|~| #center{&size(20){''Hey! そこの兄ちゃん! しけた面してどうした? ん? この街は初めてか?&br() OK、後ろに乗りな! かっ飛ばすから、掴まってろよ!''}} ---- #contents() ---- **ヒュウ! まずは、挨拶からだ! この街のやり方、良く覚えとけ! セガが1999年に稼働開始したアーケードゲーム。ドライビングアクションゲームだが、このジャンルによくある専用筐体は用いず、アップライト筐体にハンドルを付けた小型特殊筐体でリリースされた。~ 簡単に言うとタクシードライバーとなって客を乗せて走り回ると言うゲーム。~ 単純操作であるがその爽快感抜群のシステムが受け、後に多数の機種に移植されるヒット作となった。~ **なんだよ兄ちゃん、No Licenseかい? OK、OK、この街での走り方は簡単だ、すぐに覚えられるぜ! -アーケード版はメインモードのみ。移植版はそれに加えて、街の構造が異なるオリジナルモード、ミニゲーム集のクレイジーキューブが追加されている。 --各モード開始時に4人のドライバーから1人を選ぶ。各キャラごとに加速力や最高速に違いがある。 -基本的には「最初に制限時間が与えられるので、それがなくなるまでに客を目的地に運び続け、運賃を稼ぐ」を繰り返す。 --客は道端にいるので、近くに行って車を止めれば乗せることができる。各客の頭上に表示された「$」マークの色により、目的地までの距離が異なる。~ 人間を轢くことは絶対にないが、車を高速で近づけると客も逃げてしまうので、あまり勢いよく車を走らせていると客を乗せるのに時間がかかってタイムロスする。 ---ゲーム全体の制限時間に加えて、客ごとの制限時間もある。客が満足するぐらい早く目的地に行けば、ゲームの制限時間が少し回復する一方、あまりに遅すぎて各客の制限時間が尽きるとその客は怒って途中下車(''全力疾走中であっても'')してしまう。無論、この場合運賃は得られない。 --この街の乗客たちは全員スピード狂だ。他の車スレスレを走る「クレイジースルー」、後述のドリフトを行う「クレイジードリフト」、坂道から大きく飛び出す「クレイジージャンプ」などのテクニックを決めると喜んでチップをくれる。 ---さらに連続して技を成功させればコンボがカウントされ、一度にもらえるチップ量も上がる。ただし自車が衝突してしまうとコンボは途切れる。 --移植版では「3分/5分/10分」の制限時間内に稼げる額を競うモードがある。こちらではゲーム全体の制限時間回復がない、純然たるスコアアタックゲームである。 -運転システムはマニュアルギア式だが、シフトレバーは「D」と「R」の2方向。各ギアを入れた状態でアクセルを踏めば、前進/後退が可能。 --操作システムは単純だが、細かい基本テクニックが多く、それらを覚えていないとこのゲームプレイはまともに覚束ないだろう。 ---クレイジーダッシュ……走行中にアクセルを離し、シフトレバーをD側に倒すと同時にアクセルを踏む。スピードを上げることができる超基本テクニック。 ---オーバーリミット……クレイジーダッシュ中に、シフトレバーを素早くR→Dと倒しながらアクセルを踏む。クレイジーダッシュよりさらに加速できる。こちらも超基本。 ---クレイジーバックダッシュ……こちらはレバーをR側に倒して同時にアクセル。効果も名前のまま、後ろ向きにクレイジーダッシュする。 ---クレイジードリフト……ギアを素早くR→Dと倒しながらハンドルを切ると、ドリフトしてスピードを落とさずに曲がれる。チップ稼ぎにも必須な基本技。 ---クレイジーストップ……ギアをRに入れながらブレーキを踏むことで急停車できる。客を素早く乗せることに役立つハズ。 **見えてきたぜ、これが最高にCOOL!なポイントだ! -''とにかく「何でもあり」な疾走感''。これが本作最大の売り。 --言葉で表すのは難しいが、一度プレイすれば嫌でもわかる。このゲームに「やってはいけないこと」は何一つありはしない。 ---ゲームの目的は、「タクシードライバーとして運賃を稼ぐこと」だが、時間切れ以外でのゲームオーバー要因は皆無。目的地まで一切気にせず全力疾走が可能。信号無視やスピード違反などという要素も一切なく、「''歩道が広いではないか、行け''」ばりの暴走走行もオールオーケー。 --プレイヤーの運転するタクシーは60年代のアメ車がモデルであり、どれもデザインが格好いい。 ---さらに恐ろしいハイスペックマシンでもある。車に激突すると、相手の車の方が弾き飛ばされる有様。耐久力などという無粋な物は存在しない。坂道にクレイジーダッシュで突っ込めば空も飛べる! ---それどころか、''オープンカーにも関わらず水中に入れる''始末。果ては''普通に水中に客がいる''。タクシーだけでなく、人間も桁外れの身体能力を持った世界観だったりする --あらゆるテクニックを駆使して、並み居る車をすり抜けながらコンボを決めると爽快感抜群。英語でのボイスがテンションを跳ね上げる。 --BGMはハイテンポな洋楽。非常にノリが良く、聞いているだけでストレス解消。後年の移植版では版権の都合で差し替えられているのが残念。 -登場する4人のドライバーに各種客たちも個性的で印象に残る。 --客のボイス数は結構多く、様々なリアクションを返してくれるので、英語もわかるとニヤリとできる。 --各ドライバーのナンバープレートがそれぞれのモットーによる語呂合わせだったりと、細かいネタも。 -やりこめば腕前の向上が如実にわかるゲームデザイン。 --最初は数人乗せ運んだ所でゲームオーバーになってしまうだろうが、このゲームでは客の配置を含めたマップは完全固定である。道を覚え、客の配置を理解し、効率よく稼げる道を模索できるようになれば、ガンガンスコアを伸ばせる。 --各種テクニックも最初は慣れが必要だが練習すればすぐに習得できる。クレイジードリフトを思いっきり決めれば、最高に格好良い。 -街の構造も凝っており、各地を巡って客を運ぶだけでも面白い。 --実在の企業とコラボしそれらの店を実際にゲーム内に出しているのも、後の%%[[龍が如くシリーズ]]の片鱗を伺わせる%%リアリティに一役買っている。こちらも後年版では差し替えられてしまっている。 **OK、認めよう。So Badなポイントだって世の中にはあるもんさ。 -ボリュームが薄い --何を隠そう''コースとなる街は基本的に1つしかなかった''。客の配置が変わる「アナザーデイモード」もあるが、それと移植版でのオリジナルモードを含めても、全体的なボリュームはかなり薄目。 ---元々やりこんでスコアを伸ばしていくことを競うタイプのゲームであり、嵌るのが早い反面飽きも早いという短所と言うことである。 -覚えゲーの側面が強く、初心者ではろくにスコアを稼げない。 --マップが完全固定ということはつまりそういうことである。とにかく街の構造を知らないと話にならないため、何度もプレイして客の配置とそれぞれの目的地を良く把握するのが重要。リアルなタクシードライバーらしい、とも言えるが…。 ---目的地を示す矢印が微妙に当てにならない。壁の向こう側を指してしまったりということもしばしば。地図があれば良かった、という意見もある。 --逆に、腕前が上がるとワンクレジットで数十分遊べてしまう側面もあるので、インカムが悪くゲームセンターでは早々に撤去されてしまった。「1人プレイ専用なので場所を取らない」「慣れていないうちはプレイ時間が短い」「しかも人気作」と、店からしても良い点を多数抱えていたにも関わらず、アーケード版は絶滅危惧種。 **ここが目的地だな? 楽しんだかい、兄ちゃん? それじゃ、また乗りに来いよ、アディオス! 「単純ですぐ飽きるけど、何度もやりたくなる不思議な魅力のあるゲーム」と言われやすい。他のジャンルだと『[[テトリス]]』などに近い感覚の作品。~ とにかく本作の魅力は一に爽快感、二に爽快感。ストレスが溜まったりすると、なんとなくプレイしたくなるような雰囲気がある。~ ボリュームは薄いが、それを補って余りある魅力を持ち合わせた傑作である。 **他の街に行くのかい、兄ちゃん? そこにだってきっとCrazyなドライバーがいるはずさ! -続編として『2』『3』が発売された。どちらも家庭版オリジナルとして開発されたが、『3』は後に『クレイジータクシー ハイローラー』としてアーケードに移植されている。 --「クレイジーホップ」というジャンプ機能が追加されている。 -BGMの一つ「All I Want / The Offspring」はサビが「ドーラえもーん!」と聞こえると話題になった。 --そして、それをネタにフラッシュ動画が作成され、こちらが爆発的に人気を得たため、「『クレイジータクシー』というゲームは知らないけど『ドーラえもーん!』は知っている」という逆転現象が起きてしまった。 --そのせいかどうかは不明だが、なんと同社のアーケード音ゲー「CHUNITHM」に十数年越しの収録。 ---
*クレイジータクシー 【くれいじーたくしー】 |ジャンル|ドライビングアクション|CENTER:&amazon(B000069TA5)※画像はDC版| |対応機種|アーケード(NAOMI)&br;ドリームキャスト&br;プレイステーション2&br;ニンテンドーゲームキューブ&br;他移植多数|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス((AC/DC版の時点での社名で、PS2/GC版ではセガ(現:セガゲームス及びセガ・インタラクティブ)。本文では便宜上セガとする。))|~| |開発元|ヒットメーカー|~| |稼動開始日【AC】|1999年2月|~| |発売日|【DC】2000年1月27日&br;【PS2】2001年11月22日&br;【GC】2002年5月30日|~| //|レーティング|CERO:D(17歳以上対象)|~| //いつ付いたか分かりません。 |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |ポイント|イカレたタクシードライバーたち&br()爽快感溢れるドライビングアクション|~| #center{&size(20){''Hey! そこの兄ちゃん! しけた面してどうした? ん? この街は初めてか?&br() OK、後ろに乗りな! かっ飛ばすから、掴まってろよ!''}} ---- #contents() ---- **ヒュウ! まずは、挨拶からだ! この街のやり方、良く覚えとけ! セガが1999年に稼働開始したアーケードゲーム。ドライビングアクションゲームだが、このジャンルによくある専用筐体は用いず、アップライト筐体にハンドルを付けた小型特殊筐体でリリースされた。~ 簡単に言うとタクシードライバーとなって客を乗せて走り回ると言うゲーム。~ 単純操作であるがその爽快感抜群のシステムが受け、後に多数の機種に移植されるヒット作となった。~ **なんだよ兄ちゃん、No Licenseかい? OK、OK、この街での走り方は簡単だ、すぐに覚えられるぜ! -アーケード版はメインモードのみ。移植版はそれに加えて、街の構造が異なるオリジナルモード、ミニゲーム集のクレイジーキューブが追加されている。 --各モード開始時に4人のドライバーから1人を選ぶ。各キャラごとに加速力や最高速に違いがある。 -基本的には「最初に制限時間が与えられるので、それがなくなるまでに客を目的地に運び続け、運賃を稼ぐ」を繰り返す。 --客は道端にいるので、近くに行って車を止めれば乗せることができる。各客の頭上に表示された「$」マークの色により、目的地までの距離が異なる。~ 人間を轢くことは絶対にないが、車を高速で近づけると客も逃げてしまうので、あまり勢いよく車を走らせていると客を乗せるのに時間がかかってタイムロスする。 ---ゲーム全体の制限時間に加えて、客ごとの制限時間もある。客が満足するぐらい早く目的地に行けば、ゲームの制限時間が少し回復する一方、あまりに遅すぎて各客の制限時間が尽きるとその客は怒って途中下車(''全力疾走中であっても'')してしまう。無論、この場合運賃は得られない。 --この街の乗客たちは全員スピード狂だ。他の車スレスレを走る「クレイジースルー」、後述のドリフトを行う「クレイジードリフト」、坂道から大きく飛び出す「クレイジージャンプ」などのテクニックを決めると喜んでチップをくれる。 ---さらに連続して技を成功させればコンボがカウントされ、一度にもらえるチップ量も上がる。ただし自車が衝突してしまうとコンボは途切れる。 --移植版では「3分/5分/10分」の制限時間内に稼げる額を競うモードがある。こちらではゲーム全体の制限時間回復がない、純然たるスコアアタックゲームである。 -運転システムはマニュアルギア式だが、シフトレバーは「D」と「R」の2方向。各ギアを入れた状態でアクセルを踏めば、前進/後退が可能。 --操作システムは単純だが、細かい基本テクニックが多く、それらを覚えていないとこのゲームプレイはまともに覚束ないだろう。 ---クレイジーダッシュ……走行中にアクセルを離し、シフトレバーをD側に倒すと同時にアクセルを踏む。スピードを上げることができる超基本テクニック。 ---オーバーリミット……クレイジーダッシュ中に、シフトレバーを素早くR→Dと倒しながらアクセルを踏む。クレイジーダッシュよりさらに加速できる。こちらも超基本。 ---クレイジーバックダッシュ……こちらはレバーをR側に倒して同時にアクセル。効果も名前のまま、後ろ向きにクレイジーダッシュする。 ---クレイジードリフト……ギアを素早くR→Dと倒しながらハンドルを切ると、ドリフトしてスピードを落とさずに曲がれる。チップ稼ぎにも必須な基本技。 ---クレイジーストップ……ギアをRに入れながらブレーキを踏むことで急停車できる。客を素早く乗せることに役立つハズ。 **見えてきたぜ、これが最高にCOOL!なポイントだ! -''とにかく「何でもあり」な疾走感''。これが本作最大の売り。 --言葉で表すのは難しいが、一度プレイすれば嫌でもわかる。このゲームに「やってはいけないこと」は何一つありはしない。 ---ゲームの目的は、「タクシードライバーとして運賃を稼ぐこと」だが、時間切れ以外でのゲームオーバー要因は皆無。目的地まで一切気にせず全力疾走が可能。信号無視やスピード違反などという要素も一切なく、「''歩道が広いではないか、行け''」ばりの暴走走行もオールオーケー。 --プレイヤーの運転するタクシーは60年代のアメ車がモデルであり、どれもデザインが格好いい。 ---さらに恐ろしいハイスペックマシンでもある。車に激突すると、相手の車の方が弾き飛ばされる有様。耐久力などという無粋な物は存在しない。坂道にクレイジーダッシュで突っ込めば空も飛べる! ---それどころか、''オープンカーにも関わらず水中に入れる''始末。果ては''普通に水中に客がいる''。タクシーだけでなく、人間も桁外れの身体能力を持った世界観だったりする --あらゆるテクニックを駆使して、並み居る車をすり抜けながらコンボを決めると爽快感抜群。英語でのボイスがテンションを跳ね上げる。 --BGMはハイテンポな洋楽。非常にノリが良く、聞いているだけでストレス解消。後年の移植版では版権の都合で差し替えられているのが残念。 -登場する4人のドライバーに各種客たちも個性的で印象に残る。 --客のボイス数は結構多く、様々なリアクションを返してくれるので、英語もわかるとニヤリとできる。 --各ドライバーのナンバープレートがそれぞれのモットーによる語呂合わせだったりと、細かいネタも。 -やりこめば腕前の向上が如実にわかるゲームデザイン。 --最初は数人乗せ運んだ所でゲームオーバーになってしまうだろうが、このゲームでは客の配置を含めたマップは完全固定である。道を覚え、客の配置を理解し、効率よく稼げる道を模索できるようになれば、ガンガンスコアを伸ばせる。 --各種テクニックも最初は慣れが必要だが練習すればすぐに習得できる。クレイジードリフトを思いっきり決めれば、最高に格好良い。 -街の構造も凝っており、各地を巡って客を運ぶだけでも面白い。 --実在の企業とコラボしそれらの店を実際にゲーム内に出しているのも、後の%%[[龍が如くシリーズ]]の片鱗を伺わせる%%リアリティに一役買っている。こちらも後年版では差し替えられてしまっている。 **OK、認めよう。So Badなポイントだって世の中にはあるもんさ。 -ボリュームが薄い --何を隠そう''コースとなる街は基本的に1つしかなかった''。客の配置が変わる「アナザーデイモード」もあるが、それと移植版でのオリジナルモードを含めても、全体的なボリュームはかなり薄目。 ---元々やりこんでスコアを伸ばしていくことを競うタイプのゲームであり、嵌るのが早い反面飽きも早いという短所と言うことである。 -覚えゲーの側面が強く、初心者ではろくにスコアを稼げない。 --マップが完全固定ということはつまりそういうことである。とにかく街の構造を知らないと話にならないため、何度もプレイして客の配置とそれぞれの目的地を良く把握するのが重要。リアルなタクシードライバーらしい、とも言えるが…。 ---目的地を示す矢印が微妙に当てにならない。壁の向こう側を指してしまったりということもしばしば。地図があれば良かった、という意見もある。 --逆に、腕前が上がるとワンクレジットで数十分遊べてしまう側面もあるので、インカムが悪くゲームセンターでは早々に撤去されてしまった。「1人プレイ専用なので場所を取らない」「慣れていないうちはプレイ時間が短い」「しかも人気作」と、店からしても良い点を多数抱えていたにも関わらず、アーケード版は絶滅危惧種。 -アーケード版では前述のオーバーリミットを繰り返していくことで無制限に速度を上げることができ、壁や車などにぶつからなければ物凄いスピードで走行することが可能だった。 --超高速で坂道でジャンプすると壁を飛び越えてしまうなどの不具合が発生するのを防ぐためか、後の移植版では最高速度が250km/h付近に設定された。 ---これはオーバーリミットを2〜3回ほど行えば簡単に到達できる程度の速度であり、(アーケード版と比較すれば)明らかに超高速走行による爽快感は薄れた。また最高速度に達した時の処理も雑で(いきなり220km/hほどまで減速するだけ)、その時に車体が跳ねることがあるため、移植版では操作が不安定になる瞬間が多発するようになってしまった。 **ここが目的地だな? 楽しんだかい、兄ちゃん? それじゃ、また乗りに来いよ、アディオス! 「単純ですぐ飽きるけど、何度もやりたくなる不思議な魅力のあるゲーム」と言われやすい。他のジャンルだと『[[テトリス]]』などに近い感覚の作品。~ とにかく本作の魅力は一に爽快感、二に爽快感。ストレスが溜まったりすると、なんとなくプレイしたくなるような雰囲気がある。~ ボリュームは薄いが、それを補って余りある魅力を持ち合わせた傑作である。 **他の街に行くのかい、兄ちゃん? そこにだってきっとCrazyなドライバーがいるはずさ! -続編として『2』『3』が発売された。どちらも家庭版オリジナルとして開発されたが、『3』は後に『クレイジータクシー ハイローラー』としてアーケードに移植されている。 --「クレイジーホップ」というジャンプ機能が追加されている。 -BGMの一つ「All I Want / The Offspring」はサビが「ドーラえもーん!」と聞こえると話題になった。 --そして、それをネタにフラッシュ動画が作成され、こちらが爆発的に人気を得たため、「『クレイジータクシー』というゲームは知らないけど『ドーラえもーん!』は知っている」という逆転現象が起きてしまった。 --そのせいかどうかは不明だが、なんと同社のアーケード音ゲー「CHUNITHM」に十数年越しの収録。 ---

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