「SIMPLE1500シリーズ Vol.90 THE 戦車」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
現在この記事は、[[判定変更議論スレ避難所3>http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51440/1443317987/]]で判定なしへの変更が提案されています。開始日：15/10/17、初回〆日：15/10/24
----
*SIMPLE1500シリーズ Vol.90 THE 戦車
【しんぷるせんごひゃくしりーず ぼりゅーむきゅうじゅう ざ せんしゃ】
|ジャンル|シューティング|&amazon(B00005V8E0)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|D3パブリッシャー|~|
|開発元|ハイウェイスター|~|
|発売日|2002年3月28日|~|
|定価|1,500円(税別)|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|素人が戦車ゲームを作ってみたレベル&br;褒めるところまるでなし|~|
|>|>|CENTER:''[[SIMPLE1500シリーズリンク>SIMPLEシリーズ]]''|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
-SIMPLE1500シリーズ末期のシューティングゲーム。
-戦車を操縦して相手の戦車を撃破するというシンプルな内容。
-名作の後追いをしたら酷い劣化コピーになっただけに終わった。
**ゲーム内容
-戦車同士の撃ちあい
--左スティックで車体を、右スティックで砲塔を操作する。
--砲弾の発射はR1とR2を使用する。
--戦車には装甲が前後左右に設定されており、装甲が破壊された面から攻撃を受けると撃破される。
--本作の戦車は光学兵器を主砲にしており、弱～強の撃ち分けが可能。強いほどチャージ時間は長くなるので、強連打では手数が減って不利になってしまう。
-画面は二画面構成
--上三分の一を情報画面として使い、残りの下部は戦車の後方視点になっている。
--情報画面はさらに三分割され、左から「周囲のミニマップ」「主砲の照準画面」「各方向の装甲板」を示している。
--[[PS2版ｾﾝｼｬ>SIMPLE2000シリーズ Vol.32 THE 戦車]]には存在しない要素であり、数少ない勝っている部分。
-3つのモード
--STORY:各ステージをクリアしていくモード、1人用。
---難度はビギナーとエキスパートのみ。ビギナーは簡単ではあるが、敵側の戦車を手に入れることが出来ない。
--FREE:STORYモードでクリアしたステージをプレイするモード、2人プレイ可能。
--VS:2人対戦モード。
**評価点
-カラーリング変更機能が最初から使える
--多くのゲームで隠し要素になりがちな機能が最初から使用できる。
--その他のカスタマイズも最初から制限が無い。
**問題点
-戦車の挙動
--パッケージ裏には「戦車の重量感、動きを完全シミュレート。」とある。
---しかし、実際は動きは遅くレスポンスも悪い。
---少しでも車体を動かすと画面が激しく上下に揺れる。全くシミュレートできていない。
-その他のゲーム面での問題点
--敵戦車の挙動がおかしい
---複数の敵戦車が渋滞状態になっていたり、プレイヤーと川を挟んで対峙しているのに迂回して橋を越えようとしないなど。
--増援の出現位置がおかしい
---戦車なのにマップの端からではなく、マップの中にワープして突然出現する。
--全体マップが酷い
---解像度の低すぎるドット絵な上に、敵の位置は表示されず自分がどこにいるかしかわからない。
---一応ミニマップはあるのだが、本当に目視出来る範囲程度しかわからない。背後や側面からの攻撃に警戒する分には使えなくも無いが…。
--またスペック的なものか、処理欠けも多い。「見えない壁」は日常茶飯事。
--ステージ中のBGMがない
---響くのは移動するときと砲撃したときのSEのみ。虚無感抜群である。
-システム面の問題点
--セーブとロードがタイトル画面からしかできない。
--カラーリングを変更しても、その場でプレビューされない。
--文字表示はタイプライターのSEと共に表示されるが、''[[タイプ音が文字表示と合っていない>デスクリムゾン]]''。
-設定の不統一
--パッケージ裏には「かつての名戦車10台を収録。」とあり、IV号戦車やV号戦車などが登場する。
--しかしゲーム中では地球軍と火星軍の戦いと説明される。戦車の技術だけ先祖帰りしたのだろうか？
---このどう見てもモデルが明らかなのに架空と言い張ることは、同じハイウェイスター開発の『[[THE 飛行機>SIMPLE1500シリーズ Vol.95 THE 飛行機]]』でも繰り返している。
**総評
どこを切ってもクソ要素しか出てこないゲームである。同じジャンルの名作の模倣をして一山当てようとしたのだろうが、目も当てられない出来になっている。~
パッケージ裏に「この動き・・・ 魂を揺さぶるぜ！」とある。確かに揺さぶられるだろう、''あまりの劣化具合とクソさにだが。''
**余談
-今作を開発したハイウェイスターはこの直後にも上記の『THE 飛行機』というクソゲーを送り出している。
-また、開発は違うが、SIMPLE2000にも『[[THE 戦車>SIMPLE2000シリーズ Vol.32 THE 戦車]]』が登場した。こちらもリアルな戦車戦とは程遠いクソゲーとなっている。 おそらく知名度でいえばこっちの方が上。
//現在この記事は、[[判定変更議論スレ避難所3>http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/game/51440/1443317987/]]で判定なしへの変更が提案されています。開始日：15/10/17、初回〆日：15/10/24
//一時保留
----
*SIMPLE1500シリーズ Vol.90 THE 戦車
【しんぷるせんごひゃくしりーず ぼりゅーむきゅうじゅう ざ せんしゃ】
|ジャンル|シューティング|&amazon(B00005V8E0)|
|対応機種|プレイステーション|~|
|発売元|D3パブリッシャー|~|
|開発元|ハイウェイスター|~|
|発売日|2002年3月28日|~|
|定価|1,500円(税別)|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|素人が戦車ゲームを作ってみたレベル&br;褒めるところまるでなし|~|
|>|>|CENTER:''[[SIMPLE1500シリーズリンク>SIMPLEシリーズ]]''|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
-SIMPLE1500シリーズ末期のシューティングゲーム。
-戦車を操縦して相手の戦車を撃破するというシンプルな内容。
-名作の後追いをしたら酷い劣化コピーになっただけに終わった。
**ゲーム内容
-戦車同士の撃ちあい
--左スティックで車体を、右スティックで砲塔を操作する。
--砲弾の発射はR1とR2を使用する。
--戦車には装甲が前後左右に設定されており、装甲が破壊された面から攻撃を受けると撃破される。
--本作の戦車は光学兵器を主砲にしており、弱～強の撃ち分けが可能。強いほどチャージ時間は長くなるので、強連打では手数が減って不利になってしまう。
-画面は二画面構成
--上三分の一を情報画面として使い、残りの下部は戦車の後方視点になっている。
--情報画面はさらに三分割され、左から「周囲のミニマップ」「主砲の照準画面」「各方向の装甲板」を示している。
--[[PS2版ｾﾝｼｬ>SIMPLE2000シリーズ Vol.32 THE 戦車]]には存在しない要素であり、数少ない勝っている部分。
-3つのモード
--STORY:各ステージをクリアしていくモード、1人用。
---難度はビギナーとエキスパートのみ。ビギナーは簡単ではあるが、敵側の戦車を手に入れることが出来ない。
--FREE:STORYモードでクリアしたステージをプレイするモード、2人プレイ可能。
--VS:2人対戦モード。
**評価点
-カラーリング変更機能が最初から使える
--多くのゲームで隠し要素になりがちな機能が最初から使用できる。
--その他のカスタマイズも最初から制限が無い。
**問題点
-戦車の挙動
--パッケージ裏には「戦車の重量感、動きを完全シミュレート。」とある。
---しかし、実際は動きは遅くレスポンスも悪い。
---少しでも車体を動かすと画面が激しく上下に揺れる。全くシミュレートできていない。
-その他のゲーム面での問題点
--敵戦車の挙動がおかしい
---複数の敵戦車が渋滞状態になっていたり、プレイヤーと川を挟んで対峙しているのに迂回して橋を越えようとしないなど。
--増援の出現位置がおかしい
---戦車なのにマップの端からではなく、マップの中にワープして突然出現する。
--全体マップが酷い
---解像度の低すぎるドット絵な上に、敵の位置は表示されず自分がどこにいるかしかわからない。
---一応ミニマップはあるのだが、本当に目視出来る範囲程度しかわからない。背後や側面からの攻撃に警戒する分には使えなくも無いが…。
--またスペック的なものか、処理欠けも多い。「見えない壁」は日常茶飯事。
--ステージ中のBGMがない
---響くのは移動するときと砲撃したときのSEのみ。虚無感抜群である。
-システム面の問題点
--セーブとロードがタイトル画面からしかできない。
--カラーリングを変更しても、その場でプレビューされない。
--文字表示はタイプライターのSEと共に表示されるが、''[[タイプ音が文字表示と合っていない>デスクリムゾン]]''。
-設定の不統一
--パッケージ裏には「かつての名戦車10台を収録。」とあり、IV号戦車やV号戦車などが登場する。
--しかしゲーム中では地球軍と火星軍の戦いと説明される。戦車の技術だけ先祖帰りしたのだろうか？
---このどう見てもモデルが明らかなのに架空と言い張ることは、同じハイウェイスター開発の『[[THE 飛行機>SIMPLE1500シリーズ Vol.95 THE 飛行機]]』でも繰り返している。
**総評
どこを切ってもクソ要素しか出てこないゲームである。同じジャンルの名作の模倣をして一山当てようとしたのだろうが、目も当てられない出来になっている。~
パッケージ裏に「この動き・・・ 魂を揺さぶるぜ！」とある。確かに揺さぶられるだろう、''あまりの劣化具合とクソさにだが。''
**余談
-今作を開発したハイウェイスターはこの直後にも上記の『THE 飛行機』というクソゲーを送り出している。
-また、開発は違うが、SIMPLE2000にも『[[THE 戦車>SIMPLE2000シリーズ Vol.32 THE 戦車]]』が登場した。こちらもリアルな戦車戦とは程遠いクソゲーとなっている。 おそらく知名度でいえばこっちの方が上。
