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*プロ野球FAN テレネットスタジアム 【ぷろやきゅうふぁん てれねっとすたじあむ】 |ジャンル|スポーツ|&image(http://www.sara-net.jp/wp-content/uploads/2013/05/img849000-201x300.jpg,width=160,http://www.sara-net.jp/wp-content/uploads/2013/05/img849000-201x300.jpg)| |対応機種|PC-8801mkIISR以降&br()MSX2|~| |発売・開発元|日本テレネット|~| |発売日|1987年12月|~| |定価|7,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|時代では擁護不能&br()貫通デッドボール&br()ルール無視と進行不能は仕様です|~| **概要 PC88やMSX2で発売された、架空のプロ野球チームで対戦する野球ゲーム。~ といっても、モデルはやはり現実の野球チームであり、12球団を揃えている。プロモーションビデオも当時としては頑張ってはいたのだが・・・。 **問題点 -問題だらけの守備の挙動 --塁手やキャッチャーが、その場から動けない。 ---そのため、セカンドは常に2塁で棒立ちである。 ---キャッチャーも棒立ちのため、キャッチャーフライはピッチャーが取りに行くことになる。 ---これはおそらく、守備は全員同じように動くようにしか設定できなかったため(実際、ピッチャー・ショート・外野3人は全く同じ動きをする)、塁手は移動不能にするという処置を取られたと思われる。 --守備の動きが遅い。 ---ボールの動きに比べて守備が走るのが非常に遅く、キャッチは困難。打たれればまず間違いなくヒットとなる。 --ボールを持ったまま走ることができない。 ---そのためタッチアウトは不可能であり、後々の問題点と関わってくる。 -以下の条件で''ゲーム進行が不可能になる。'' --3塁ランナーがホームへ行こうとして諦めサードに戻る→2塁ランナーがセカンドに戻ろうとする。その前に1塁ランナーがセカンドに到着してしまい、バッターもファーストに到着。~ こうなると2塁ランナーがセカンドサードどちらにも行けなくなって止まる。 --タッチアウトにしようにも、守備はボールを持ったまま走れないので不可能。 --これはバグではなく仕様がいくつか重なって起こるため、回避は困難である。さらに、''満塁という一番打ちたいときに起こりやすい''ので余計に理不尽であり、しかもCPUは容赦なく打ってくる。~ そのうえ上記のようにCPUの進塁を防ぐのもやはり困難であり、起こる頻度は高い。 -デッドボールが無い。 --バッターに当たるようにボールを投げても、貫通してボールになってしまう。 -リード、盗塁が不可能。 --ピッチャーが塁手に投げることは可能なのだが、そもそもリードも盗塁も無いため何の意味もない仕様となっている。 -バントが困難。 --バントをするにはリターンキーをチョンと押さねばならず、しかもバットの角度が3通りあってどの角度になるかは押す長さで決まるので、この調整にはかなりの技術が必要。~ もちろん、それを調整している間にピッチャーは容赦なく投げてくる。 **評価点 -グラフィックは、当時としては頑張っている方。特にOPの出来はよい。 **総評 ハードがPCだったうえに、同時期に『[[燃えろ!!プロ野球]]』が出ていたためほとんど騒ぎにもならなかったが、こと出来栄えに限って言えばタメを張れるといえる。
*プロ野球FAN テレネットスタジアム 【ぷろやきゅうふぁん てれねっとすたじあむ】 |ジャンル|野球|~| |対応機種|PC-8801mkIISR以降、PC-9801VM/UV以降&br()MSX2|~| |発売・開発元|日本テレネット|~| |発売日|1987年12月|~| |定価|7,800円|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|時代では擁護不能&br()貫通デッドボール&br()ルール無視と進行不能は仕様です|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 PC88やMSX2で発売された、架空のプロ野球チームで対戦する野球ゲーム。~ といっても、モデルはやはり現実の野球チームであり、12球団を揃えている。プロモーションビデオも当時としては頑張ってはいたのだが…… ---- **問題点 -問題だらけの守備の挙動 --塁手やキャッチャーが、その場から動けない。 ---そのため、セカンドは常に2塁で棒立ちである。 ---キャッチャーも棒立ちのため、キャッチャーフライはピッチャーが取りに行くことになる。 ---これはおそらく、守備は全員同じように動くようにしか設定できなかったため(実際、ピッチャー・ショート・外野3人は全く同じ動きをする)、塁手は移動不能にするという処置を取られたと思われる。 --守備の動きが遅い。 ---ボールの動きに比べて守備が走るのが非常に遅く、キャッチは困難。打たれればまず間違いなくヒットとなる。 --ボールを持ったまま走ることができない。 ---そのためタッチアウトは不可能であり、後々の問題点と関わってくる。 -以下の条件で''ゲーム進行が不可能になる。'' --3塁ランナーがホームへ行こうとして諦めサードに戻る→2塁ランナーがセカンドに戻ろうとする。その前に1塁ランナーがセカンドに到着してしまい、バッターもファーストに到着。~ こうなると2塁ランナーがセカンドサードどちらにも行けなくなって止まる。 --タッチアウトにしようにも、守備はボールを持ったまま走れないので不可能。 --これはバグではなく仕様がいくつか重なって起こるため、回避は困難である。さらに、''満塁という一番打ちたいときに起こりやすい''ので余計に理不尽であり、しかもCPUは容赦なく打ってくる。~ そのうえ上記のようにCPUの進塁を防ぐのもやはり困難であり、起こる頻度は高い。 -デッドボールがない。 --バッターに当たるようにボールを投げても、貫通してボールになってしまう。 -リード、盗塁が不可能。 --ピッチャーが塁手に投げることは可能なのだが、そもそもリードも盗塁も無いため何の意味もない仕様となっている。 -バントが困難。 --バントをするにはリターンキーをチョンと押さねばならず、しかもバットの角度が3通りあってどの角度になるかは押す長さで決まるので、この調整にはかなりの技術が必要。~ もちろん、それを調整している間にピッチャーは容赦なく投げてくる。 ---- **評価点 -グラフィックは、当時としては頑張っている方。特にOPの出来はよい。 ---- **総評 ハードがPCだったうえに、同時期に『[[燃えろ!!プロ野球]]』が出ていたためほとんど騒ぎにもならなかったが、こと出来栄えに限って言えばタメを張れるといえる。

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