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ギガンデス」を以下のとおり復元します。
*ギガンデス
【ぎがんです】
|ジャンル|シューティング|
|対応機種|アーケード|
|発売・開発元|イーストテクノロジー|
|稼働開始日|1989年|
//|プレイ人数|人|
|判定|なし|
|ポイント|ステージ開始時のアイキャッチが大きな特徴&br;難易度は高め|
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#contents(fromhere)
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**概要
-1989年にイーストテクノロジーから発売された横スクロールSTG。

**システム
-最大四方向、方向別にパワーアップを遂げる。
--近いシステムに『[[メガブラスト]]』があげられる。
---しかし、自機サイズが非常に小さいのでプレイ感覚はかなり異なる。

-アイテム入手でショットの性能が変化する。
--アイテムは入手した角度に応じて四方向にセットされる。
---アイテムの詳細については以下の通り。
#region(アイテム一覧)
---ミサイル(M):攻撃力が高いミサイルを射出する。
---レーザー(R):単発での威力が高いレーザーを射出する。
---クラッシャーボール(C):地形を沿うボールを射出する。障害物ステージで活躍する。
---ノーマルショット(N):ノーマルショットを射出する。 
---パワーアップ(P):取った方向の武器が強くなる。
---ウェーブ(W):取った方向の武器が蛇行する。
#endregion()
--角度調整ボタンでメインショットの発射角度を90度、45度に調節できる。

-本作の特異なシステムとして、即死制その場復活だがミスしてもパワーアップが没収されない点がある。
--ただし、ステージクリア時に全装備が没収される。


**評価点
-なんといってもステージ構成が特異な点が上げられる。
--地形が複雑でギミックも豊富。特に、他のSTGでは見かける事の無い風変わりなギミックは、本作を特徴付けるアクセントであり、そのアイデアは見た目にも楽しめる。

-ステージ開始時、「第○話」という表記になっている非常に個性的なアイキャッチが挿入される。
--作品全体通して世界観に一貫性が無いのであまり意味が無いのだが、視覚的に楽しめる。
--また、第一話のステージ中に表記される「もうすぐボス」と言うストレートな表記も面白い。

-グラフィックは丁寧。

-BGMは印象的。


**問題点
-第二話は「ライバル出現」となっているが、そのライバルは2回しか出てこない。

-永久パターンがある。

-難易度が非常に高い。
--評価点であげた「地形が複雑かつギミック豊富」というのも難易度を高める要因のひとつになっている。
--一応連射装置を使用する事でそれなりの難易度に下げる事はできる。

-ラストボスを倒した後、スタッフロールも無く「GAME OVER」と表記されるあっけなさ過ぎるエンディング。


**総評
ひねったシステム、色とりどりなステージ展開、個性的なステージ構成、インパクトの強い演出等、丁寧に作られている。~
名前だけのライバルや寂しすぎるエンディング等の難点もあるが、それを覆して余るだけの面白さはあるゲームである。~
では名作かと言うとそういうわけではない。連射装置が無くては話にならないゲームバランスなうえ、あっても地形が複雑で難易度は十分高い。


**余談
出回りも悪く移植もされていないため、ドマイナーな作品である。

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