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だい好キッス」を以下のとおり復元します。
*だい好キッス
【だいすきっす】
|ジャンル|ミニゲーム集|
|対応機種|アーケード|
|販売・開発元|コナミ|
|稼動開始日|1996年|

**特徴
-クイズ、ミニゲームを集めたバラエティゲーム。タイトル通り恋愛要素あり。
--プレイヤーは個性豊かな8人のキャラクターから1人を選択し、作中時間1年間でミニゲームをこなし、意中のキャラクターと恋愛関係に発展することが目的。

**システム
-アプローチをかけるキャラクターを7人(自分が選択したキャラ以外。条件がそろうと教師が4人増えて11人になる)から選択する。
--意中のキャラとのミニゲームが開始される。ミニゲーム内容はパズルやもぐらたたきと言った、簡単でわかりやすいルールの物が多い。
---成績に応じて相手との好感度が上昇する。失敗するとライフが減り、0になるとゲームオーバー。ライフはミニゲーム毎に初期値(大抵2)にリセットされる。
--学期末にテストとして期末テスト(クイズ形式。英語・数学・社会などからランダムに選ばれた3教科から1つに挑む)あり、高得点を出すともっとも好感度の高いキャラクターの好感度が上昇する。
--長期休みに突入すると質問に答える事で、その結果相性の良いキャラクターの好感度が上昇する。
---高感度を上昇させるとプレイヤーへの呼び方(あだ名)が変わったり、さらに一部のキャラは風貌も変わることがある。
-2人同時プレイ可能。1人プレイ時はCPUがライバルキャラクターとして登場する。
--ライバルキャラクターと同じキャラクターにアプローチをかけると三角関係が発生。ミニゲームで意中のキャラクターを奪うことができる。
--さらに、ライバルキャラクターに一方的にアプローチをかけられた場合(あるいはその逆の場合)も三角関係が発生する。
--一年経過した卒業式で告白をし、キャラクターの好感度を一定以上上げた状態ならばキスをして結ばれ、ゲームクリアとなる。

**総評
 ときめきメモリアルで培われた恋愛ゲームのアイデアをアーケードに持ち込み、ミニゲームと融合させ万人に遊べるよう調整したゲーム。プレイヤーが選択できるキャラクターは個性的で、男4女4とわかれており、プレイヤーの性別や性格にあったキャラクター選択及びストーリー展開を楽しむことができる。~
 が、本作はその程度で終わるようなゲームではない。既に気付いている人も多いと思うが、選択可能キャラは8人で攻略可能キャラは12人。その組み合わせは自由である。つまり、男キャラクターで男キャラクターにアプローチをかけて恋愛を成熟させ、卒業式のキスに到達することもできるのである。~
 保健室イベントで二人きりになり、「俺もう我慢できないよー」(暗転)して好感度が大幅上昇する本作は、コナミにしか作れないゲームと言える。
-ちなみに保健室イベントは性教育に関するクイズ。性行為やAVについての身も蓋も無い問題が頻発するため、難易度が高い・カップル同士でのプレイ時に気まずくなることがある・・・など、色々な意味でハードルの高いミニゲームである。

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