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バミューダトライアングル」を以下のとおり復元します。
*バミューダトライアングル
【ばみゅーだとらいあんぐる】
|ジャンル|シューティング|
|対応機種|アーケード|
|発売・開発元|SNK|
|稼動開始日|1987年|
|ポイント|いろいろ珍しいSNKシューティング|

**概要
-旧SNKによるループレバーを用いた縦スクロールシューティング((トミー(現:タカラトミー)からぴゅう太用に同名のSTGが出ていたが、当然の事ながら無関係。))。
-ステージに応じて上方向へのスクロールから下方向へスクロールする事もある。
--ループレバーとは、ダイヤルとレバーを組み合わせた特殊なレバーで、前後左右斜め以外にも、レバーを捻って操作する事が出来る。
---これを用いた代表的なゲームとしては、同社の『T.A.N.K.』『怒 IKARI』等が挙げられる。
-タイトルのバミューダトライアングルとは、フロリダ半島沖にある航空機や船が突如行方不明になるというオカルトスポットの事。電磁波が発生したりタイムスリップが起きると言われているが、事実関係は不明。
--本作では様々なステージに「時代」が設定されており、タイムトラベルをしながら闘う事が主題となっている。

**特徴
-本作の風変わりな特徴として、設定上自機は戦艦であるため、自機の大きさが画面から比較するとやたら巨大な点が上げられる。
--この巨大さがゲームバランスの重要な要となっており、本作は回避行動よりも、ループレバーを駆使してメインショットで敵を率先して破壊する事が重要なステージ構成になっている。
-アイテム収得により子機が搭載される。子機は敵弾を防ぐバリア代わりになってくれるが、その方面での重要性はあまり無い。
-自機にはエネルギーが設定されており、道中に出現するアイテムを収得する事で回復する。
--エネルギーアイテムを収得すると自機は変形してパワーアップする。そのため、パワーアップと延命が同時に図られる。被弾するとパワーダウンしてしまう。
--この際、渋いおっさんの声で「機体、攻撃力、パワーアップ」と声がする。
//たしか「機体」だったはず。
-ゲームバランスは大味。如何せん自機が撃たれ強いので簡単には落ちない。更に残機制拠点戻り復活。

**難点
-タイムトラベルを主題にしておきながら、タイムトラベル感が薄い。
-本作に限らず、ループレバーが相当壊れやすかったので貴重品。中古市場のお値段は相当なもの。
--取り扱い店によって異なるが、コントロールパネル込みで大体の相場が20万。

**総評
レアゲー。大味なゲーム性故に、インカム(アーケードゲームとして設置した際の売上)はお世辞にも良いとは言えなかった。~
コンパネの耐久度が低く、値段が高いこんなゲームを設置するゲームセンターは、せいぜい基板屋直営の風変わりな店くらいである。~
難易度は低めでそこそこ面白いのだが、飛び抜けた完成度を誇る傑作という訳ではない以上、本作が日の目を浴びて賞賛される事はないだろう。~
…と思われていたが、このたびPSP『SNKアーケードクラシック0』に収録される事が決定した。

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