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SDガンダム Gジェネレーション ギャザービート」を以下のとおり復元します。
*SDガンダム Gジェネレーション ギャザービート
【えすでぃーがんだむ じーじぇねれーしょん ぎゃざーびーと】
|ジャンル|ウォー・シミュレーションゲーム|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/143000098.jpg,width=140)|
|対応機種|ワンダースワン|~|
|メディア|32MbitROMカートリッジ|~|
|発売元|バンダイ|~|
|開発元|ヴァンガード|~|
|発売日|2000年7月13日|~|
|価格|ソフト単品:3,990円&br()ワンダーウェーブ同梱:5,565円|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[SDガンダム Gジェネレーションシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/728.html]]''|
#contents(fromhere)
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**概要
-記念すべきヴァンガード初のGジェネ。
-実質的には『SDガンダムエモーショナルジャム』の続編であり、多くの仕様が流用されている。
-据え置き機のGジェネと異なり原作再現タイプではなく、『スーパーロボット大戦』のような作品同士のクロスオーバーを重視した作品である。
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**システム
-これらのシステムの大半は上記の『エモーショナルジャム』から流用されたシステムである。
''スタック''
-複数のユニットでチームを組める((ただし、モビルアーマーやサイコガンダム、クィン・マンサ等の40m級モビルスーツは不可。))。最大3体まで組むことが出来、一斉攻撃を行える。これをうまく活用すれば単体の敵を一瞬で倒すことも可能。
--ただし、敵も普通に組んでくる。その場合は単体の味方ユニットが袋叩きにされてしまうこともある。
--また、移動力はそのスタック内で最も移動力の低いユニットのものが適用される。その為ガンタンクなどの鈍足ユニットと組んでいると機動性に欠ける。
-スタックは出撃時に好きなように組み合わせることが可能で、出撃後も自由に組んだり解散したりできる。ただし、行動済みのユニットと組むと同じように行動済みになってしまう。
-一部の武器には、敵スタック全体に攻撃できる武器も存在している。
''間接攻撃''
-敵のスタックを強制的に解散させる方法、それが間接攻撃。離れた相手を攻撃する遠距離攻撃でもあり、戦艦や一部のユニットが使える。
--特に本作では普通に攻撃するには必ず接触しなければならないので、敵と距離を取った状態で攻撃するのにも使える。
-間接攻撃を行うと、敵ユニットは「散開」してバラバラになることがある((たまに編隊を維持して、攻撃を避けない場合もある。))。間接攻撃で敵を散開させる→散開した敵を各個撃破、というのが基本戦術となる。
--ただし、敵もこの攻撃を使ってくる。散開すると避けられなかった場合を除いて必ずスタックが解散されてしまい、編隊維持すると解散はしないが被命中率が上がる。状況をよく考えて行動しなければならない。
''IDコマンド''
-スパロボにおける「精神コマンド」にあたる特殊コマンド。
-原作の名台詞を選択することで、様々な効果を発揮することができる。ただし、使用するにはポイントが必要。
''通信機能''
-ワンダースワンの赤外線通信機能を利用して、『[[F>SDガンダム Gジェネレーション F]]』と通信を行うことができる。
-ワンダーゲートにも対応しており、ユニットやパーツの購入が可能。特にここでしか手に入らないユニットも多い。
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**クロスオーバー
-本作では『1st』をベースに、『∀』までの登場キャラクターや機体も加えた''NEO一年戦争''が繰り広げられる。
--ジオン公国にロームフェラ財団が助太刀することでMSが開発されたり、フロスト兄弟がシャアにV作戦の情報を教えたり、東方不敗がグフを破壊したり、''カミーユとドモンが拳を付き合わせたり''……などなど。
--更に言うなら、''ラスボスはなんとフロスト兄弟''。扱いも後述のガロードとは雲泥の差。
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**オリジナル
-オリジナルユニットも数多く登場し、しかも原作ユニットの強化版もオリジナルが存在している。
--例として上げるのが「第08MS小隊」に登場した''ガンダムEz8(イージーエイト)''。本来陸戦型ガンダムの改修機であるEz8は宇宙では戦闘できないのだが、改造を施され''Ez8改''になり、宇宙戦闘が可能になる((ただし、その代わりに地上戦闘ができなくなる。))。さらに改造プランでは高機動モジュールを装備した機動力重視の''Ez8ハイモビリティカスタム ''、サラミス級の主砲を装備した''Ez8 ヘビーアームドカスタム''にもなる。
--他にもグロムリンなどのオリジナルユニットも存在しており、これらは後の作品にも登場している。
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**難点
-難易度がやや高い。
--敵エースパイロットの攻撃回避率は結構高く、スタックを組んで一斉攻撃しないとまともにダメージが入らないことも。
-作品によって扱いの差があまりにも違う。
--特に割りを喰らってるのがガンダムX(のガロード)。本作ではDXどころかXすら登場せず、しかもちゃんと条件を満たさないと自軍に加入しない。代わりにフロスト兄弟は専用機のヴァサーゴ&アシュタロンが登場するだけでなくラスボスとして立ち塞がるなど、妙に優遇されている。
--他にもVガンダムがいないのでケンプファーで加入するウッソ、非常に分かりにくい隠しステージのキャラで仲間にならないことも多いジュドーなどがあげられる。
-戦闘デモのカットや早送りなどができず、テンポが悪い。
--ただし、戦闘ムービー自体は苦痛になるほど長くはない。
-容量の問題か、辞典が無い。
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**総評
-色々な部分で荒削りながらも、「ギャザービート系」の基礎を築いた記念すべき作品。ワンダースワン専用のため今では気軽にプレイできないところが残念なところか。
-続編に『[[SDガンダム Gジェネレーション ギャザービート2]]』が出ている。
-2003年には、本作を基に当時のガンダムシリーズ最新作「機動戦士ガンダムSEED」をメインにして作り直したGBA用タイトル『SDガンダムGジェネレーションADVANCE』が発売されている。
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