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パワーレンジャー ピンボール - (2011/11/14 (月) 07:37:58) の編集履歴(バックアップ)
パワーレンジャー ピンボール
【ぱわーれんじゃー ぴんぼーる】
ジャンル
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ピンボール
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対応機種
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プレイステーション
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メディア
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CD-ROM 1枚
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発売元
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バンダイ
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開発元
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KAZe
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発売日
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1996年9月27日
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定価
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6,800円
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ポイント
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スーパー戦隊唯一のピンボールゲーム ピンボールにしては珍しいステージクリア方式
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概要
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1996年にてバンダイがリリースしたプレイステーションソフト。ジャンルとしてはピンボールゲームに該当する。
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開発元はピンボールゲームを作らせたら右に出るものはいないといわれる程の定評があるKAZe(カゼ・ネット)が担当している。
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海外版スーパー戦隊であるパワーレンジャーシリーズを題材としたゲームであり、「パワーレンジャー・ジオ」(国産でいうところの「超力戦隊オーレンジャー」)がモチーフとなっている。
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なお、本作は海外版と国産版がほぼ平行発売されており、海外プレイヤーをメイン層にしている為、国産においてもゲーム内はにすべて英語表記である(説明書はもちろん日本語表記)。
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日本国内においてパワーレンジャーを題材としたゲームはスーパーファミコンソフトの『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』(バンダイ発売、ナツメ開発)と本作のみとなっている。
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ピンボールとしての趣旨は原則としてリアル路線だが、フィールド内に雑魚敵がたむろしそれをボールで破壊できたり、様々な動きをするボス敵が待ち構えるといったゲーム的ギミックも搭載されている。
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一人プレイ専用、ステージ詳細などに関しては下記にて。
主なルール
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オプション項目にて「EASY」「NORMAL」「HARD」の難易度を三段階から選べる。
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EASYでプレイするとボールを発射する度にフィールドの下部分にボール落下を防止する「ストッパー」が一定時間だけ発生する。これにより他難易度よりもボールがロスしにくくなる。
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HARDでプレイすると他難易度よりもミスする要因が増えるが、この難易度でゲームクリアすると真のエンディングが拝める(他難易度では後味の良くないエンディングとなってしまう)。
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従来のピンボールゲームはいかに高いスコアを稼げるかという目的があるものがほとんどだが、このゲームは明確なステージクリア方式が存在し、それを満たせば台が切り替わる展開となっている。
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各ステージは2~3台のフィールドで構成され、すべての台をクリアすればステージクリアとなる。台はすべて一画面分のフィールド構造であり、スクロールは一切しない。
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各ステージにおける前半の台(道中戦)は特定のギミックをボールに当てる事でその台がクリアとなり、次の台(ボス戦)に移行する。
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後半の台はボス戦となっており、フィールド内にいるボスにボールを当てて特定のダメージをあたえればステージクリアとなる。
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全部で5ステージが存在し、計11の台をクリアできればエンディングとなる。以下ステージ内容の紹介。
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「USAステージ」…ステージ1の舞台。このステージのみ道中戦の台が2つあり、全3台構成となっている。
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「アジアステージ」…ステージ2の舞台。全2台構成(下記のステージも同様)
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「アフリカステージ」…ステージ3の舞台。
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「ヨーロッパステージ」…ステージ4の舞台。
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「北極ステージ」…ステージ5の舞台。敵の本拠地での決戦であり、ここのステージのボス台をクリアすればエンディングとなる。
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主な操作方法は従来のピンボールと同じようなものとなっている。以下詳細(ポーズなどの機能は割愛)。
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ボール打ち出し(×ボタン)でそのボールを発射してプレイスタート。
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発射したボールが即効でロスしてしまうと、「フリーズ」という救済処置が発生し、ロスカウントなしでボールを再発射できる(オート発射)。
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右フリッパー(○ボタン)と左フリッパー(方向キー左)でボールを跳ね返す。
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台の揺らし方は、左揺らし(L1かL2ボタン)、右揺らし(R1かR2ボタン)、垂直揺らし(△ボタン)、ができる。
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連続で台を揺らしてしまうとペナルティとして「ティルト」(操作しているボールの強制ロス)となってしまう。
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オプション項目にて操作するコントローラーの配置の変更を2種類から選択可能(上記の配置は初期設定の表記)。
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各難易度共に所持ボール数は5つからのスタートとなる。ボールをすべてロスするとゲームオーバー。
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台をクリアするとボール数が初期化(5つ)される為、いくらボールをロスしても台をクリアさえすれば仕切りなおした状態で次の台に挑める。
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ゲームオーバー後にコンティニューが可能だが、再開先はステージ最初の台からとなる(ボス戦からの再開は不可)。なお、コンティニュー回数は無制限となっている。
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タイトル画面にてこれまでに進んだステージ内限定でのステージセレクトができ、別難易度の切り替えもも可能。但し、台そのものの選択は不可で、ステージクリアしてもタイトルに戻るだけでステージ進行やエンディング到達はできない。
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メモリーカードを所持していれば、ステージセレクトなどのデータを保存でき、わざわざ一からやり直す手間が省ける。
評価点
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流石にKAZe製だけあってピンボールとしてのクオリティは高い。
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操作性は極めてわかりやすくて軽快であり、複雑な操作に悩まされる事もなければ、意味不明な操作の不備に悩まされる事もまずあり得ない。
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ステージクリア方式により、プレイがだれにくくなっている。
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ステージクリアという明確な目標が存在するおかげで、ピンボールゲームに付き物の問題である「長時間プレイによる作業感」が大幅に少なく、マンネリ化しにくい状態で数々のステージが楽しめる贅沢さを持っている。
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各台のデザインには様々な個性を持っており、プレイを飽きさせない工夫が多く見られる。
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純粋に台としての芸術性という観点から見ても優秀な部類であり、ちゃんと原作の雰囲気を上手く再現できている。
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全11台収録と当時のピンボールゲームの中でもかなり多い部類。
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もちろん、似たり寄ったりの台の詰め合わせだなんて怠慢はなく、ちゃんと違うギミックで差別化が図られている。
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実写(原作映像)や本作の為に作られたCGで描かれたご褒美演出が発生し、ゲームを盛り上げてくれる。
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ゲーム開始のオープニングやプレイ中にて特定ギミックを発動した時、ステージクリアの合間、エンディングに至るまでこの演出が拝める。まさに原作ファンの為に作られたゲームといえるだろう。
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また、一部を除けば演出はスキップ可能で、演出自体もスピーディで蛇足さをほとんど感じさせないものとなっている。