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記事下書き3 - (2024/04/01 (月) 08:16:18) の編集履歴(バックアップ)


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記事下書き3

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注意点

  • 発売直後のゲームの記事を執筆したい場合、発売日から3か月経過していることが条件となります(3か月ルール)。
    • 移植版や、海外で先行発売された後に国内で発売された作品も、その発売日から3か月の経過を待つ必要があります。
+ 下書き用テンプレート。書き方の詳細はテンプレのページを参照

contentsプラグイン(19行目)は必ずコメントアウト状態で記載してください(記事作成時にコメントを外す)。全下書き項目の見出しが目次化されてしまいます。

#contents(fromhere)

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初稿投稿日: yyyy/mm/dd 追記修正歓迎
//#areaedit
*タイトル
【読み】
|ジャンル||~|
|対応機種||~|
|発売元||~|
|開発元||~|
|発売日| 年 月 日|~|
|定価|, 円|~|
|プレイ人数|1人|~|
|レーティング|CERO: ()|~|
|廉価版| : 年 月 日/, 円|~|
|配信| : 年 月 日/ |~|
|備考| |~|
|判定| |~|
|ポイント| |~|
//#contents(fromhere)
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**概要
**評価点
**賛否両論点

**総評
**余談
//#areaedit(end)

一般的な編集の練習などは「サンドボックス」へどうぞ。



初稿投稿日: 2024/3/8 追記修正歓迎

桃太郎電鉄7

【ももたろうでんてつせぶん】

ジャンル ボードゲーム
対応機種 プレイステーション
発売元 ハドソン
開発元 ハドソン
発売日 1997年12月23日
定価 5,800円(税別)
プレイ人数 1~4人
廉価版 PlayStation the Best for Family:2000年2月24日/2,800円
PS one Books:2003年3月27日/1,800円
判定
ポイント 凶悪なギーガボンビーの登場
区分化で便利になったカード
「さくま」初登場
以後のシリーズの土台となった
桃太郎シリーズ

概要

ハードをプレイステーションに移した、桃太郎電鉄(桃太郎)シリーズの一つ。前作『HAPPY』で終わる所であったが、ハードを移してのシリーズ継続となった。
タイトルの『7』は、初代『桃太郎電鉄』から数えて7作品目ということでつけられており、ゲーム内でのみ「ギーガボンビー誕生の巻」というサブタイトルが付けられている。

基本的なルールなどはシリーズ共通として変わらないが、大きな変化として新ボンビーやカードの区分化が導入されている。

新要素・変更点

  • ゲストボンビー『ギーガボンビー』
    • 『キングボンビーの体内に巣くう凶悪な宇宙生物』という設定で、キングボンビーが悪事(ボンビラス星に連れていく以外)を働くたびに頭上の10の数字が1つずつ減っていき、0になることで出現する。
      • 出現直後にお金・カードを全て食べつくしてしまい、各プレイヤーの独占している都市を1つを消し去ってから姿を消す。以後、誰かが目的地に着くまでは貧乏神が出現しないようになる。
    • カウントの途中で貧乏神に戻っても数字は元には戻らず次の変身時に持ち越されてしまうが、プレイヤーの内の誰か1人がマップ内のどこかにある「ハサン仙人」の住むマスに止まればカウントダウンをリセットできる。
      • ただし、リセット直後に悪行を行ってくるため、カウント1回分はマイナスとなる。
    • このギーガボンビーは桃太郎電鉄シリーズのゲストボンビーの元祖的存在*2であり、桃鉄シリーズの数多くのボンビーの中でも数少ないキングボンビーの上位存在として描かれているボンビーでもある*3
  • カードの区分化
    • 今まで同じ手持ちにまとまっていたカードが「進行系」「便利系」の2つに分かれるようになり、カードを各5枚ずつ最大10枚持てるようになった。
      • 「進行系」は「急行カード」や「リニアカード」など、サイコロ・移動数を増やすものが該当し、それ以外は全て「便利系」に入る。
      • 「ダビングカード」「ウイルスカード」はどちらかにランダムに入り、入った方にしか効果を発揮しない。「エンジェルカード」「デビルカード」もランダムに入る。
    • この仕様は後発の作品で「便利系」の所持上限の増加などが行われつつ継続されることになり、『2017』まではスタンダートの仕様となった。
  • 従来の「えんま」を超える強さのCPUとして、さくらあきらをモデルにした「さくま」が初登場。
    • 運要素に強く、並のプレイヤーだと苦戦する強さとなっている。「えんま」でも物足りなかったプレイヤーも安心。
    • 本作以降も登場し、作中最強のCPUの座を維持している。
  • モモトラマンカードの仕様変更
    • モモスラ退治役の「金太郎」がBPSニュースのリポート役に回されたため、怪獣退治は一律、モモトラマンカードで対応するようになった。
    • モモトラマンを出動させるには予め使用してスタンバイ状態にする必要がある。
      • これ自体はSFC版『DX』時点での仕様変更で、勝てばスタンバイ状態が継続するが、怪獣退治に失敗するとスタンバイ状態が解除される(=カードが消滅)
    • 使用してスタンバイ状態にする事になったためカード枠を圧迫することがなくなったが、持っているだけでは意味がない。
  • カードの種類が削減された
    • 前述の「金太郎カード」を始め、「福袋カード」や「「も」~「き」カード」などといった、様々なカードが廃止された。
    • スリの銀二の被害を防ぐ「パトカード」も廃止された代わりに、「損害保険カード」で保険金が下りる形に変更になった。
      • 流石に同額の損害保険が降りるのはおかしいと思ったのか、後の作品では「パトカード」が復活している。
  • 借金を背負った時のBGMが「泣き落としのバラード」に変更になった。
    • 元々『III』で使われていた曲。以後のシリーズでもこの曲が使われ続けることとなり、お馴染みのBGMとして定着した。
  • 物件駅を独占すると、その物件駅の屋根の色がプレイヤーの汽車と同じ色に変化してわかりやすくなった。

評価点

  • ハードを移したことによる表現力の変化
    • オープニングや月ごとの切り替えイラストがアニメーションするようになった。月ごとのイラストも画面いっぱいに大きく表示される。
    • 恒例となっている女湯の1枚絵のクオリティもアップしている。
    • 貧乏神が変身するシーンでもアニメーション演出が導入され、CGで描かれた貧乏神の顔がモーフィングでグニグニと変化しながら変身形態が決まるようになった。
      • キングボンビーと思わせてミニボンビーに、あるいはその逆、という風にフェイントもかけてくるようになった。
    • プラス(マイナス)駅やカード駅で発生するルーレットがリール式に変更された。
    • キングボンビーとメカボンビー達の対決も演出面がパワーアップし、派手な効果音や演出が付くようになった。
      • 演出は長くなったものの、腕で気力を溜めて放つキングボンビーの「ボンビーム」、体を半回転して撃ち出すメカボンビーRXの「ヒップバズーカ」など見てて楽しいものとなった。
  • カードが2種類に分類されたことにより、カードの管理がしやすくなった。
    • すべて同じ手持ちでまとめられていた過去作では、手持ちのカード内容次第では有利なカードばかりで取捨選択に悩まされる、という事態も多かったがその点が解消された。
      • 特に進行形カードが別枠となったことで価値がこれまで以上に高まり、「急行カードや特急カードをいかに常備しておくか」が後続シリーズに渡る攻略の基本となった。

賛否両論点

  • 防御系カードの価値が高まった
    • 本作では妨害系カードを防ぐブロックカードの効果が変更され、1回効果を発動した時点で必ず消滅するようになった代わりに妨害カードの効果を必ず防ぐようになった。
    • 店で売られているため補充は容易であり、進行形と便利系の区分けによりカードの上限を気にせずに常備できるようになったことと、所持数に制限がないことで価値が高まっている。
      • その分、妨害系カードが空気と言っていいレベルで使い辛くなっている。

問題点

  • ギーガボンビーの被害が防ぎ辛い
    • キングボンビーは変身してから元に戻るまでに数回は悪行を行うのが常であるためカウントダウンの進行が早く、うかうかしているとあっという間にリミットが来てしまう。
      • カウントをリセットしてくれる上述のハサン仙人はマップ上の特定のマスにいるのだが、たったの一ヶ所でしか会えない上に、位置的にたどり着きにくい場所にある。
      • また、会えるマスの正確な位置についてはゲーム内ではヒントがもらえず、説明書掲載のヒント画像を見なければならないのだが、よくよく見ないと分かり難い。
    • ギーガボンビーの悪行自体は変身した時点で強制的に行われる上に悪行全体を防ぐ手立ては存在しないため、「物件はあえて独占しない」「貴重なカードは惜しまず使う」「現金はできるだけバンバン使っておく」などの受け身な対策しか取ることができない。
      • 「ゴッドカード」があれば現金の被害だけは軽減できる*4が、「入手法が限られる*5」「売値が高額であるため気軽には買えない」という問題もある。
    • 損害系カードや借金も一律消滅するため逆転要素の一環でもあるが、いちいちリセットしに戻る手間がかかる(位置次第ではまず間に合わない)、それまでの駆け引きが無駄になる、対処できないと短いスパンで繰り返し資産を0にされてしまうなどの点から、問題視するユーザーも多い。
  • ディスクメディアになったことの弊害
    • 月の切り替え時にロードが発生するため、前作までよりテンポが悪くなった。
      • マップBGMもこの月の切り替え時のロードの際に最初から戻ってしまう。
    • ロードが頻繁にかかる影響もあり、毎月セーブが廃止され、年ごとのセーブのみとなってしまった。これについてはゲーム中の説明でも「ディスクアクセスに時間がかかるために毎月セーブを廃止した」と説明される。
      • とはいえ、月替わりのイラストのロードでBGMが戻ることや、毎年のオートセーブは後のシリーズでも標準化されており、後者は後の作品で月の終わりにセーブできるように改善されている。
  • 「女湯カード」の存在
    • 本作の新しいカードとして「女湯カード」が登場し、使用すると女湯が見れるかも…とされている。
    • が、そんなことはなく、何度使用しても女湯がのぞけないというハズレカードとなっている。使用して見れないことから、「次こそは見れるかも」と思って大量に購入して泣きを見るプレイヤーも多かった。
      • この「女湯カード」は20億(ダイヤ改正後は40億)と、当時のシリーズとしては結構高額のカードと設定されている。年数がある程度進めばお金が溜まりやすいので買いやすくなるが、序盤で買ってしまうとかなり大損となる。

総評

『HAPPY』で終わる所だった、前作から新要素が追加されシリーズ継続に繋がった作品である。
戦略性が変わったカードの区分化を始め、本作で登場して今でもお馴染みとなった要素も多い。
桃鉄シリーズの新たな出発点となり、今後の基礎を築いた一作となっている。

余談

  • 本作をベースとしてGBに移植した『桃太郎電鉄jr. ~全国ラーメンめぐりの巻~』が発売されている。
    • こちらではサブタイトル通り、ラーメンで有名な地域を巡るモードなど、特別ルールで遊べるモードが追加されている。
    • また、携帯機かつロムカセットになったため、毎月セーブが復活している。その代わり、月替わりのイラストのアニメーションが廃止され、女湯が1種類のみに削減された。GBながらもギーガボンビーも再現されている。
  • 今作で初登場したギーガボンビーも『桃太郎電鉄15 五大ボンビー登場!の巻』で再登場することとなる。同作にも同じく再登場した「ブラックボンビー」よりも、再登場まで最も期間が開いているボンビーとなっている。
    • こちらでもキングの上位存在を維持しており、カウントが減った時の秘書の反応や登場までの演出も『7』当初とほぼ同じの物が再現されている。もちろん、3D化されてより巨大に描かれている。
      • ただし、今作では最後に行う独占物件を食べつくす悪事が変更されており、「とりかえしカード」を8枚押し付ける物とプレイヤー全体に確実に被害が及ぶものになっている。
    • なお、同作のオープニングでは他のボンビー同様、単体で仙台に奇襲を仕掛けたり、キングボンビーに合体している描写がある。
  • 長らくはキングボンビーの上位存在を維持していたギーガボンビーだが、『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』でデストロイ号が登場したことにより唯一ではなくなった。
    • キングボンビーから直接変化するパターンとしてはギーガボンビーが唯一である。

初稿投稿日: 2024/3/16 追記修正歓迎

超探偵事件簿 レインコード

【ちょうたんていじけんぼ れいんこーど】

ジャンル ダークファンタジー推理アクション(推理アドベンチャー)
対応機種 Nintendo Switch
発売元 スパイク・チュンソフト
トゥーキョーゲームス
発売日 2023年6月30日
定価 6,345円
プレイ人数 1人
判定 良作
ポイント ダンガンロンパ』制作陣による新感覚推理ゲーム
独特の世界観と魅力的な登場人物
「正義」と「真実」を問う秀逸なシナリオ
ゲームシステムは新鮮だが粗が目立つ

概要

スパイク・チュンソフトによる新規タイトルの推理ADV。 『ダンガンロンパシリーズ』を手掛けた主要メンバーが独立して立ち上げたトゥーキョーゲームスが制作に関わっており、実質的に同シリーズの後続作品となっている。
また、『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』にてトリック監修に携わり、「ダンガンロンパ」のスピンオフ小説である「ダンガンロンパ霧切」を執筆したミステリー作家の北山猛邦氏もメインシナリオ及びトリック監修を引き続き担当している。


あらすじ


内容

本作は主に3つのパートに分かれており、


評価点

ユーザーを引き込んでいくストーリー

  • 作品のストーリーでは、カナイ区にて起こる事件を通して主人公、ユーマ・ココヘッドの葛藤と成長を細やかに描いていく。
    • 物語の中でユーマは自らの正義と哀しみを背負って犯行を実行する者から、身勝手かつ自分本位な動機で様々なものを犠牲にした外道まで、まさに千差万別な犯人達と謎迷宮で対峙する。
    • 「外に出て真実を明らかにするためには、犯人の命を奪わなくてはならない」という謎迷宮のルールがユーマの成長物語に深みを与えており、「犯人を犠牲にしてまで真実を暴く必要があるのか」という問いにユーマは苦悩していく。
    • その物語の果てに彼が選んだ『解決』には説得力があり、ユーザーとしても感慨深いものがあるようになっている。
  • また、最後の謎迷宮で対立する人物も、『ダンガンロンパ』シリーズのラスボスとは一線を画している。
    + 本作及びダンガンロンパシリーズの一部ネタバレ注意 本作のラスボスは本人なりの信念や正義を持っており、「倒すべき絶望」として描かれてきた『ダンガンロンパ』シリーズのラスボスとはまた違った魅力がある。
    • ラスボスはある事情でかなり追い詰められており、犯してきた罪も「こうするしかなかった」と作中で言われているため、プレイヤーにも一部同情できるようなものとなっている。

賛否両論点

  • キャラクター描写の不足

  • 大味なトリック
    • 「もう少しどうにかならなかったのか?」と首を傾げたくなる
  • 作中での謎迷宮の意義

問題点


総評


余談


初稿投稿日: 2024/04/01 追記修正歓迎

ラジカル・ドリーマーズ -盗めない宝石-

【らじかるどりーまーず ぬすめないほうせき】

ジャンル サウンドノベル
対応機種 スーパーファミコン(サテラビュー配信)
発売・開発元 スクウェア
発売日 1996年2月3日
定価 無料
プレイ人数 1人
レーティング CERO:B(12才以上対象)*6
備考 クロノ・クロス ラジカル・ドリーマーズエディション』にて復刻収録
判定 なし
ポイント 知る人ぞ知る『クロノ・トリガー』の関連作品
クロノ・クロス』のプロトタイプシナリオでもある
クロノシリーズ
クロノ・トリガー (PS/DS/Win) - ラジカル・ドリーマーズ - クロノ・クロス

概要

特徴

  • 館内では敵モンスターとランダムエンカウントし戦闘となる。各モンスターごとに正しい選択肢を選べばノーダメージで倒す事も可能。
    • 減った体力は特定の場所で選択肢を選ぶ事でしか回復できない。
+ 登場人物
  • セルジュ
    • 主人公。旅の楽師である少年で本編から3年前にキッドと出会った。
    • 『クロノ・クロス』の主人公セルジュと同名だが、金髪でフードを被っているなど外見・設定共に大きく異なる。
  • キッド
    • ヒロイン。盗賊団「ラジカル・ドリーマーズ」のボスである少女。17歳に満たない年齢だが、かなりの腕前を持つ。
    • 男勝りな言動で縛った髪など、『クロノ・クロス』のキッドとほぼ遜色のない設定となる。
  • ギル
    • 盗賊団の一員である男性。常に仮面を被っており正体も謎に包まれている。
    • 彼の正体は各シナリオごとに異なっており、メインシナリオである『Kid 盗めない宝石編』では強いて言うなら『クロノ・クロス』でのアルフが近い。
  • ヤマネコ大君
    • 『クロノ・クロス』の同名キャラと異なりキッド以外のキャラとの因縁は薄いなど、設定面は大きく異なっている。
  • リデル
    • ヤマネコの養女。
    • 蛇骨大佐の娘という点は同じだが、彼は本作では直接登場しない。また、金髪となっている。
+ 主なシナリオ

基本的にどのシナリオも1時間弱ほどで読了できる短編集となっている。

  • 『Kid 盗めない宝石編』
    • 最初に遊ぶことになるシナリオ。
    • 『クロノ・クロス』の原型となったシナリオであり、主要人物や基本的な設定はこの時点で既に完成している。
    • ちなみにバッドエンドが存在しているが、それでもクリアした扱いにはなる。
  • 『ギル 愛と勇気の駈け落ち編』
    • ギルとリデルの恋愛シナリオ。
    • このシナリオではギルの正体はリデルの幼馴染ギルバートという事になっている。
  • 『ひまわりとキッド編』
    • 蛇骨館に入る前に遭遇した謎のひまわりから始まるシリアスコメディ。
    • 選択肢がかなり多く、結末も複数に変化する。
  • 『激闘撲滅流星刑事編』
    • ギルの正体が宇宙刑事であるなど、ナンセンスギャグに振り切ったシナリオ。
  • 『帰郷・灯のシェア編』
    • キッドの恩人シェアに纏わるホラーテイストのシナリオ。
  • 『謎の巨神兵器・パラダイスX編』
    • 途中までは『Kid 盗めない宝石編』とほぼ同じだが、決着が大きく異なりロボットバトルが展開される。
  • 『影の王国・死の女神編』
    • 幽霊たちが集う「影の王国」を巡るシナリオ。
    • キッドとの好感度でラストが分岐する。

評価点

  • 美しい音楽
  • プロローグや戦闘、蛇骨館内部など多くのBGMが『クロノ・クロス』へと引き継がれている。

賛否両論点

  • 『Kid 盗めない宝石編』における『クロノ・トリガー』関連の悲劇的な設定。
    • 『クロノ・クロス』での賛否点もそのまま通じている。
  • 加藤正人氏が担当したのは『Kid 盗めない宝石編』のみ。
    • このためか各シナリオに分岐する選択肢でのテキストなどが共通テキストや他のシナリオテキストとの浮き沈みが激しい。
    • 特に『ひまわりとキッド編』『激闘撲滅流星刑事編』といったコメディシナリオはこの部分が顕著であり初見時は面食らうだろう。

問題点

  • 尻切れ感のある終わり方をするシナリオがある。
+ ネタバレ
  • 『Kid 盗めない宝石編』ではヤマネコや凍てついた炎がどうなったのかは触れられないまま終了。
  • 残り体力やキッドとの好感度はマスクパラメータ扱いであり、戦闘後のテキスト及びテラスでの会話で判別する方式。
    • いつでも見る事が出来ないため、不便。
  • 全体的なUIが悪い。
    • フローチャートやバックログ、テキストスピード変更などが無い。
    • RDE版ではオートモードが実装されているが、読み進めのスピードは遅め。

総評

余談