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ピンボールアタック! - (2016/08/10 (水) 19:06:05) の編集履歴(バックアップ)
ピンボールアタック!
【ぴんぼーるあたっく】
ジャンル
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ピンボールアクション
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対応機種
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ニンテンドーDS(ニンテンドーDSiウェア)
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発売・開発元
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アルテピアッツァ
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配信開始日
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2010年1月13日
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価格
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500DSiポイント
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1箇所
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レーティング
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CERO:A(全年齢対象)
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判定
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なし
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ポイント
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シューティング風ピンボールゲーム ゲームとしてはかなり微妙な出来
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概要
『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』などの開発で知られるアルテピアッツァがリリースしたDSiウェアソフトの1作にあたる。
ジャンルとしてはゲーム色の強いピンボールゲームに該当する。なお、DSiウェアとしてのピンボールゲームは本作のみである。
オートセーブ方式。DS本体の上下二画面が繋がった状態でのゲーム表示となる。
主なルール
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全5ステージ構成のステージクリア方式。
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プレイヤーはフリッパー操作でボールを動かし、画面内にいる敵などにぶつけ倒していく。
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フリッパーの位置は常に固定だが、背景や地形は常に上から下へと画面がスクロールしており、その間に様々な敵やギミックなどが出現する。
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特定地点までスクロールを進めていくと、スクロール停止と共にボス敵が出現する。やつの弱点にボールを複数回当てると撃破となりステージクリアとなる。
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例えるならば本作はシューティング感覚でピンボールする内容と思ってもらっても差し支えないだろう。
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上記でも述べた通り、本作の操作はフリッパー操作が主となる。
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十字キー左・上・右のいずれかで左フリッパーの操作。A・X・Yボタンのいずれかで右フリッパーの操作。
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十字キー下かBボタンで両側フリッパーの間に「シールド」を張る。シールド中にボールが落ちても上へと跳ね返り、ボールロスを回避できる。
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但し、シールド操作中は「シールドゲージ」が消費され続け、これがなくなるとシールドが張れなくなってしまう。
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シールドゲージを回復させるには、「敵をボールで破壊する」か「シールドエネルギー(下記)にボールを当てる」の方法がある。
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ボールが画面に発射されていない状態では、何かしらの十字キーかボタンを押せば残りボールと引き換えにボールを発射できる。
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ステージ内では様々なアイテムやギミックが配置されており、これにボールを当てると何かしらの効果が起きる。
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アイテム効果に関して。
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「コイン」…スコアアップ。
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「ボーナスクラウン」…これを当てた周囲にコインが大量出現する。
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「1UP」…ボールの残数が1増える。
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「パワーアップ」…一定時間ボールの威力が増し、敵を楽に破壊しやすくなる。このアイテムは2種類あり、上位版はボールに敵貫通効力も付く。
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「カウントボム」…周囲にいる敵に大ダメージをあたえる。
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「シールドエネルギー」…シールドゲージ全快。
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ギミック効果に関して。
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「バンパー」…ボールを跳ね返してしまう。
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「バリケード」…当てたボールを遮ってしまう。当てる度に90度回転する性質がある。
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「ブラックホール」「ゲラッパ」…ボールがブラックホールに触れると吸い込み、周囲にあるゲラッパから発射される。
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各ステージのボス敵を倒すとボールの残数が1増える。また、スコアエクシデントでも同様の効果がある。
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以下のようになるとボールロスとなる。一般的なピンボールゲーム同様、残りボールをすべてロスするとゲームオーバーとなる。
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ボールをフリッパー下に落としてしまう。
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スクロールと壁にボールが挟まってしまう。
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もしくはそれに匹敵するもの(ボス敵の破壊不可能なパーツなど)も壁扱いとなる。
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ボス敵中にて一向に決着がつかない。
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ゲーム開始時のボール数は10となっている。オプション設定で5にする事も可能。
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ボールは最大で99までストック可能とのこと(説明書より)。もっとも、通常のプレイでそこまで溜めるのはまず不可能。
特徴
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ピンボールとシューティングの融合?
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本作は従来のピンボールゲームではあまり見かけない仕様を採用しているのが最大の特徴だろうか。
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フィールドそのものがスクロールする事は一切なく、背景側がスクロールしながら編成を組んだ敵どもがうろついている形となっている。
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その為、本作におけるボールは「次々と現れる敵どもを破壊していく」という存在であり、「ピンボール内でシューティングをする」感が詰まっているといえる。
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操作系統に関しても本作はピンボールゲームの大半に搭載されているはずの台揺らしがなく、シールドでその代用を行う攻略が要される。
評価点
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グラフィック・BGM周りに関してはまずまずの出来。
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ドット荒めのレトロチックな外見ではあるものの、グラフィックの書き込みはしっかりしている。
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前半ステージは深海、後半ステージは宇宙をモチーフとした舞台設定がなかなか神秘的で味わい深い。
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BGMは普通に聴けるクチのクオリティで、特にボス戦関連の楽曲はなかなか格好良い。
問題点
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あまり面白くないゲーム本編。
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ピンボールゲームとしては意欲的なシステムを採用している本作だが、肝心のゲームが正直微妙どころしかない。
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全体的に敵やギミックなどの配置がスカスカであるが故に間延びが激しく、「何もないフィールドでボールを虚しく跳ね返す」という事態に陥りやすい。
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ボス敵もただ事務的に動くだけで行動パターンに乏しく、「どうやって倒していこうか」と計画する楽しみが薄い。
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DSiウェアの宿命なのか敵やギミックの数が少なく、単調なステージ構造の件もあって眠気が襲ってくる有様である。
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素材の使い回しも多く、最終ステージはラスボスを除けば少量の雑魚敵と過去ボスラッシュが登場するだけの水増し構造という手抜きぶり。
さらにはラスボスは常時延々と防御壁を出現させ、ボールがボス弱点に届くまでにかなりの時間を要してしまうという悪質な時間稼ぎまである始末。
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ゲームバランス的にも問題多数。
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ボールの動き方がリアルとは程遠い程にデタラメで、常時スーパーボール並みにフィールド内で跳ね回る。その結果、シールドを使う間もなくボールがフリッパー下に落ちやすくなっている。
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ボールロスしやすい事態はスタッフ側も自覚しているのか、本作は過剰なまでに1UPアイテムを筆頭としたボール残数ボーナスが多発する。
ある意味、ゲームバランスの調和としては間違っていない調整なのかもしれないが、本作はそれでも全ステージクリアは困難を極める難易度である。
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それでいて本作はコンティニューやステージセレクトは非搭載で、ゲームオーバー後は必ずゲーム最初からのプレイとなってしまうのも面倒な事この上ない。
総評
「500円相当だからなぁ…」と割り切るとしても、あまりお勧めできるゲームではないというのが本音。シューティング風味のピンボールという着眼点は悪くないのだが…。