【ぼーだーぶれいく】
ジャンル | ネットワークロボットウォーズ(TPS) |
対応機種 | アーケード(RINGEDGE) |
販売・開発元 | セガ |
稼働開始日 | 2009年9月9日 |
判定 | 良作 |
※このページでは、2017年現在の最新バージョンである「ボーダーブレイク エックス ゼロ プラス」までを取り扱います。
西暦21XX年。 増え続ける世界人口により深刻なエネルギー不足に直面した人類は宇宙空間にその解決策を求めた。
「ソテル計画」
国際研究機関「GRF」による、太陽系全域を対象とした 新資源探査プロジェクトである。軌道上の巨大研究施設「エイオース」を軸として行われたこの計画は、 10年の後、ついにある物質の発見をもって実を結ぶ。
「ニュード」――そう名づけられたその物質は、 高いエネルギー価値と、自己増殖性を併せ持つ性質から、
エネルギー問題への救世主として脚光を浴びる一方、 人体への高い毒性という負の側面はGRFによって隠蔽された。そんな折、エイオースを襲う突然の爆発事故。 爆散した施設の一部とともに、貯蔵されていた大量のニュードが地上に落下してしまう。
ニュードの毒が地上を蝕み、恐怖と不安におののく人々。 他組織へのニュードの拡散を恐れたGRFは、大規模な回収作業を開始する。一方、事故によるGRFへの不信感は国際的な抗議運動へと発展し、反GRF組織「EUST」が発足。 ニュード汚染の除去と平和利用のための活動に乗り出す。
ニュードを奪い合う2組織の対立は、 ついに二足歩行型汎用兵器「ブラストランナー」とその搭乗者「ボーダー」を使った武力衝突に発展。そして今、1人の新鋭ボーダーが 戦場へ降り立つ…。
「ブラスト・ランナー(ブラスト)」と呼ばれるロボット兵器を操作するTPS形態のアクションシューティングゲーム。
圧倒的な数のパーツを取捨選択して収集し、それらを使って自分の愛機を組み立て、チームで陣取り合戦を繰り返す。業界初となる20人一斉対戦の密度はほかのゲームではそう得られない。
ちなみに本作は、セガがタッチパネル内蔵型として開発した「RINGEDGE」筐体を最初に使用したゲームでもある(後に『シャイニングフォース・クロス』『初音ミク Project DIVA Arcade』などでも使われている)。
2017年4月から現在の最新バージョン『エックス ゼロ プラス』が稼働中。
略称は『BB』『ボダブレ』『ボブレ』など。
2019年9月9日にサービス終了することが発表された。(公式サイト)
大まかなゲーム内容はEUST・GRFの両陣営に分かれ、互いの陣営の拠点に設置されたニュードの塊「コア」を守り抜き、相手の「コア」を破壊するというもの。
ボーダーには階級(クラス)(低い順にD、C、B、A、S、SS、EX、ACEクラス。DからEXまではさらにクラス内に低い方から5~1の段階分けが設けられている)が設定されており、戦闘は主にクラスの近い人間(*2)同士で行うことになる。
料金設定はプリペイド方式となっており、プレイ開始前に「GP」を購入する。1GP=1秒と換算され、GPが無くなるまでは何度やられてもリトライできるようになっている。~戦闘中にGPがなくなった場合、カウントダウン以内にクレジットを投入しないとそこで終了となる。
このGPは他にもアバター(後述)の衣装や機体カラーにエンブレムの変更、機体パーツや武器の購入にも消費されるため必要。
ゲームルール
操作形態
カスタマイズ
兵装説明
+ | 各兵装の特徴 |
要請兵器
新規参入者への幅広い窓口
対戦環境の充実
高い戦略性
多彩なカスタマイズ性
やりこみを裏切らない調整
多彩なアバター
良い意味でカオス
GPの料金形態
対戦時のラグ
狙撃兵装のシビアさ
武装のバランス
マップの問題
下位ランクの高難度化
獲得ポイントの問題
最上位戦の問題点について
+ | 最上位戦のあれこれ |
シード関連の問題
データの保存に関して
初心者から超上級者まで対応する充実した対戦環境、良好なバランスや豊富なやりこみ要素など、高いレベルでまとまった新機軸のアーケードゲームである。
稼働直後からセガ久々の大人気となり、現在はセガ・アーケード部門の主力タイトルにまで成長を遂げた。
その分、まだまだクリアするべき課題も残っている。
ゲームの攻略wikiサイトが作られるのは現在ではおなじみになったが、その中でも『ボーダーブレイク』の攻略wikiは特に情報量が多く濃い。
プレイヤーにゆだねる部分が多い設定や、ロボットをカスタマイズすると言うゲームの性質上、又ゲームの設定と背景から「フロム脳」に似た思想を持ったファンも多いが、こうしたファンが攻略wikiに創意工夫あふれるネタ成分を投下しまくった結果、正規の攻略wikiの姉妹サイトとして「ネタうぃき」なる専門のサイトが出来てしまうという珍妙な事態が起こった。
「ネタうぃき」といってもその情報量は凄まじく、いろんな部分を面白おかしく解説しており、読むだけでも楽しむことが出来るだろう(特に狙撃兵装のページはネタ以外の部分がない)。なお、過去にBB.NETで掲載されている【牛マンの一言】というコーナーでネタうぃきに関しての記述もあり、ほぼメーカー公認となっている。
まじめかつすっきりとして読みやすく、データベースとしての性能に優れる本家wiki。「ぼくのかんがえたさいきょうあせん」から「ゲーセンに行く上でのマナー」まで網羅し、パーツ一つ一つに使い方を考察(*25)しているネタうぃき。『ボダブレ』を始めてみたい、または知らないけど興味があるという人は、一度二つのwikiを覗いてみてはいかがだろうか。