「MOTHER2 ギーグの逆襲」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
【まざーつー ぎーぐのぎゃくしゅう】
ジャンル | ロールプレイングゲーム | 高解像度で見る 裏を見る |
対応機種 | スーパーファミコン | |
メディア | 24MbitROMカートリッジ | |
発売元 | 任天堂 | |
開発元 |
エイプ パックスソフトニカ ハル研究所 |
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発売日 | 1994年8月27日 | |
定価 | 9,800円(税別) | |
配信 |
バーチャルコンソール 【WiiU】2013年4月27日/900円(税5%込) 【New3DS】2016年3月4日/926円(税8%込) |
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判定 | 良作 | |
ポイント |
グラフィック・音楽・ゲーム性・すべてが高水準の正統続編 ユーモアと切なさが同居する糸井節 |
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MOTHERシリーズ MOTHER / MOTHER2 / MOTHER1+2 / MOTHER3 |
イーグルランドの田舎町オネットに、ある夜、隕石が落ちる。
隕石から現れたのは未来人を名乗る不思議な虫ブンブーンだった。
彼から地球の未来に危機が迫っている事、そして自分が地球を救う救世主となるべき存在であることを知らされた主人公は、
銀河宇宙最大の侵略者ギーグの野望を阻止するため、世界に散らばる8つのパワースポットと、共に戦う仲間たちを探して旅立つのであった。
名作『MOTHER』から5年の時を経て発売されたシリーズ2作目。現代アメリカ風の世界を舞台に、主人公とその仲間たちによる冒険を描いたRPG。
プラットフォームをSFCに移し、前作の雰囲気を継承しつつ大幅にパワーアップして帰ってきた。
基本的な要素は前作を継承しているが、シナリオや世界観の面では繋がりはない。これは本作が「続編」ではなく「リメイク」としての位置づけが強いためである。
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本作の特徴は前作から引き継がれているものが多い(詳細は『MOTHER』の特徴項を参照)。
一方で、他ではあまり見られない、本作独自の特徴的かつ意欲的な新システムが搭載されている。
ドラムロール式パラメータ
シンボルエンカウント方式
個性的な状態異常
味付け小物
どこでもアイテムの管理・売買が行えるシステム
エンカウントの煩わしさの解消
戦闘バランスの大幅改善
ゲーム進行の快適さの向上
グッズの効果の詳細の解説の追加と遊び心溢れる『説明』
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ストーリー展開の説明不足感の改善
その他
シナリオの作風
敵の「ぬすむ」コマンドの凶悪ぶり
その他
シナリオ進行に伴う行動可能範囲の制限
パーティ編成面での自由度の低さ
バランスブレイカーな要素
ゲーム進行につれて激しくなる敵の火力のインフレ
キャラクター専用コマンドの性能差
3人の仲間たちはそれぞれ特殊な専用コマンドを持っているのだが、全体的に性能が微妙であり、加えてその性能差もやや大きい。
その他
当時の標準的なRPG像と大きく異なる前作の特徴は「MOTHERらしさ」という言葉でよく言い表される。その独自性を保ったままの完全新作が遊べる事を喜んだファンは多かった。
オーソドックスな戦闘システムは一風変わった緊迫感のある戦闘システムへ洗練され、より広く深く掘り下げられた世界観もたっぷりと楽しめる。
他のRPGでは味わえない独自性と「少年少女の大冒険物語」という王道さを兼ね備えた、まさしく「大人も子供も、おねーさんも」楽しめる作品である。
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