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ファミコンリミックス - (2014/04/30 (水) 09:40:40) の編集履歴(バックアップ)


ファミコンリミックス

【ふぁみこんりみっくす】

ジャンル リミックスミニゲーム集
(この商品は続編との抱き合わせディスクソフト)
対応機種 Wii U(DL専用ソフト)
発売・開発元 任天堂
発売日 2013年12月19日
定価 1543円
分類 良作
ポイント レトロゲーマーへの挑戦状
これのおかげで初めてバーチャルコンソール化されたゲームも
本当の意味での焼き直し


概要

ファミコンのタイトルから厳選したシーンを抜粋し、その中でお題として様々なミッションをクリアしていくゲーム。それだけではなく、かつてのゲームをリミックスしたお題も含まれている。

本作の特徴

  • 簡単にいえば、メイドインワリオ?におけるナインボルトのゲームだけをチョイスしたようなミニゲーム集(ただしメイドインワリオのようにミニゲームを連鎖的にやるお題ばかりではない)。
  • 「ゴールしよう!」「時間内に土管に入ろう!」「クッパを倒そう!」など、最初に表示されるお題をひたすらクリアしていくだけのゲーム。
  • 本作のタイトルの由来である「リミックス」は、既存のファミコンゲームをアレンジしたお題をクリアしていくという、いわば公式による改造マリオのようなものである。
  • しかしこのゲームはそれだけではなく、クリアタイムに応じて三段階の☆の評価がもらえる(最高評価は☆3+レインボー)。最高評価を目指し、いかに無駄を省いて高速クリアするかということはメイドインワリオとハッキリ差別化される部分である。
  • また、ミーバースへのハンコ機能に対応しており、ゲームをクリアすることでもらえるポイントを貯めていくことでドット絵のハンコが開放されていく。

評価点

  • ファミコンにおける「ここだけやりたい場面」をある程度チョイスしてプレイ出来る。
  • やりたい場面だけではなく、一部のテクニックや裏技の精度を磨くことが出来る。
    • スーパーマリオブラザーズの無限1アップや、マリオブラザーズの火の玉消しなど。
  • リミックスはいつもと違う感覚が楽しめるゲームが多く、レトロゲームにして新鮮味がある。
  • 高タイムを出そうとして何度もプレイしたくなる。
  • お題が非常に多い。全ての題材ゲームのステージ、リミックスステージを出してもなおボーナスという項目が出来る。
    • 特に他ゲームの主人公を別のゲームの世界観に放り込む系は面白い。
  • かつてレトロゲームをプレイして育った大人が、思い出とともに
  • 本作の題材タイトルとして取り上げられたことでバーチャルコンソール初の配信となったゲームがある(本作はGOLF、次回作の2ではドクターマリオが初のバーチャルコンソール配信となった)。

問題点

  • どう取り繕っても、結局は焼き直しでしかない。
  • 最新機種に出るゲームとして考えるとやや外している感がある。
    • というのも、Wii Uは慢性的なソフト不足に陥っており、サードパーティからの参入はほとんど皆無となっていた。そのため自社でソフトを発売しなくてはならなかった。
  • Wii Uのバーチャルコンソールでは可能なコントローラのコンフィグ(ボタン設定)が不可能。
    • しかも発売当初はゲームパッドでしかプレイ出来なかった。後のアップデートでWiiリモコン周りのプレイには対応した。
  • ゲームのチョイスに疑問点の残るものもある。
    • 特に特にキャラクターがいない「任天堂のスポーツもの」は、やや疑問の残るチョイス。恐らくWii Sportにちなんでなのだろうが…。
  • 題材ゲームの中には、ボーナス枠に突っ込まれて、ほとんどプレイ出来ないものがある。
    • もっとも、そういう類のゲームのほとんどがスポーツゲー関連なのだが。

総評

良くも悪くも大作ゲームまでの繋ぎという感が否めない本作だが、リミックスに関しては発想力で勝負してる感が強く、レトロゲームながら新鮮味のある出来である。 このゲームのおかげで、今まで配信されてこなかったゲームが配信されるチャンスがあるということもあって

興味はあるけどダウンロードしていないバーチャルコンソールのお試しとしても機能している*2