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スーパーテトリス3 - (2014/05/22 (木) 02:10:30) の編集履歴(バックアップ)
スーパーテトリス3
【すーぱーてとりすすりー】
ジャンル
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パズル
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対応機種
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スーパーファミコン
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発売元
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BPS
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開発元
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トーセ
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発売日
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1994年12月16日
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価格
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8,500円(税抜)
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分類
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良作
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テトリスシリーズリンク
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概要
前作『スーパーテトリス2+ボンブリス』の続編。
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通常の「テトリス」の他に3つの派生版を実装している。
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テトリス:ひたすらラインを消すエンドレスのAタイプ、25段消したら次のステージへ進むクラシックルールのBタイプを収録。
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ちなみに前作のCタイプは本作には無い。(決められた法則に沿って下からブロックが一列せり上がってくるもの)
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マジカリス:テトリスに近い派生版。
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スパークリス:前作の「ボンブリス」に近い。
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ファミリス:テトリスシリーズ初の、最大4人対戦型のテトリス。
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消去時の音声実装。「シングル」「ダブル」「トリプル」「テトリス」
マジカリスのルール
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赤、青、緑の3色のピースが落ちてくる。テトリスと同様、基本的には横に並べて消す。
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テトリスでは1段消すとブロックは1段落ちるが、マジカリスでは下に隙間がある限りどこまでも落ちる。そのため連鎖や5段消し以上も可能。
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ピースを回転させると色が変わる。同じ色だけで横に並ぶと「マジカリス」となり、その色のブロックが全て消える。
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左回転すると、すぐに色が変わる。そのため「左回転したいけど色は変えたくない」というときは3回右回転しなければならない。テトリス慣れしているとかえって違和感を覚えることも。
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時々、以下のような特殊なブロックが登場する。
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シルバーブロック:灰色のブロック。他の色と共に横一列に並べても消えない。
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マジカリスで他の色ブロックを消すと、その色のブロックに変化するため消せるようになる。
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或いは、シルバーブロックだけを横一列に並べてマジカリスをしても消すことが可能。
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レインボーブロック:キラキラ光るブロック。どの色のブロックとして使うこともできる。また、レインボーブロックでマジカリスをすると全てのブロックが強制的に下まで落ち、隙間が全て埋まる。
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対戦モードでは、通常消しで消した分だけ相手のフィールドにシルバーブロックでせり上がる。また、マジカリスで消した場合は、ランダムな色のブロックが上から消した数に応じて降ってくる。
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1人モードでの遊び方はテトリスと同様。対戦モードでは『テトリス武闘外伝』のNEXT共有システムを採用。
スパークリスのルール
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通常ブロックだけを横一列に並べても消えない。
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落下してくるピースの中に、ブロックを消すためのライトニングブロック(以下LB)が混じっている。但しボンブリスと違い、LBのないピースも降ってくる。
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横一列にブロックを並べたときにLBが混じっていると上下左右に電流が流れる。また、電流が流れた先にLBがあるとそこからも電流が伸びる。2列以上揃えたり連鎖をすると、電流の伸びが大きくなる。
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電流が流れたところにあるブロックが消える他、電流で輪を作った場合はその内側にあるブロックも消える(囲み消し)。
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LB4つを四角に並べるとデカLBになる。ボンブリスのデカBBと違い、デカLBもたくさん列を揃えることで電流の伸びが大きくなる。
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ボンブリスと違い、LVが上がっても落下してくるピースは4コのまま。
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予めブロックが積まれた状態からスタートし、全消しするとクリア。
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その他の特殊ブロックもあるが、コンテストモード(1人用モード)では登場しない。
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ラバーブロック:パズルと対戦で登場。2回電流を流さないと消えないが、囲み消しなら一発で消える。
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壁:絶対に消せないブロック。パズル限定で登場。
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前作ボンブリスと同様のコンテストモードとパズルモードがある。対戦ではマジカリスと同様に、『テトリス武闘外伝』のNEXT共有システムを採用。
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コンテストでは、ピースが1ステージにつき100個と決められており、カウントダウンされていく。使い切ったらゲームオーバー。但し、一度に4列以上揃えるとカウントが戻る。そしてクリアしたときに余ったミノ数がそのままスコアになる。
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コンテストは前半30ステージをクリアするとエンディング→後半30ステージとなる。
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対戦では、消す毎に相手へブロックを送れる。電流で消したブロック分だけ下からせり上がり、囲み消しで消した分だけ上からラバーブロックが落ちてくる。全消しすると勝利であるが、滅多にないことである。
ファミリスのルール
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2~4人で遊べる。ルールが独特なので2人で遊んでもなかなか面白い。
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通常のテトリスと違い、フィールドの横幅が7列と狭い。消し方はテトリス同様。
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下に「+2P」「-4P」などと表示され、ランダムで切り替わる。これは攻撃する相手を表す(例えば+2Pの状態で4段消しすると、4段を2Pにだけ攻撃する)が、-の場合はラインを下げる(つまり相手を有利にしてしまう)ので注意。また、ALLは全員で自分も含める。
評価点
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新たにテトリス派生版を開拓した逸品。
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マジカリスは非常に遊びやすく、前作のボンブリスになじめなかった人でもこちらはとっつきやすい。
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初の4人対戦実装。しかも攻撃の仕方が独特のため今でも遊べるゲームと言ってよい。
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音楽は相変わらず優秀。テトリスは音楽が選択でき、ステージが進む毎に音楽が変化するマジカリス(その中でもロシアの音楽をメドレー可したものが秀逸)がプレイヤーを飽きさせない。
難点
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ボンブリスと同様、スパークリスはエンドレスモードがない。
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スパークリスの超絶難易度。ボンブリスと違い、一段揃えただけでも上下に電流が行くため連鎖がやりにくい。さらに、LBがないピースが降ってくるため消すのが困難で、デカLBも作りにくい。
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対戦マジカリスで下からせり上がったブロックの隙間に上から降ってきたブロックが入って消えることがある。これでマジカリスが完成してしまうとなんともマヌケな展開である。但し、これはこれで面白いという人も。
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NEXT共有化・非共有化を切り替えられない。テトリスやファミリスでは非共有化で固定、マジカリスやスパークリスでは共有化で固定。
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スパークリス中に無駄に落雷のエフェクトが入る。1人用ならまだしも対戦だと時間がかかって仕方がない。
総評
アイディアが非常に優秀。特に、マジカリスやスパークリスはその後のリメイクは一切ないため、遊ぶならこのゲームを手に入れるしかない。どうせならボンブリスとまとめてネット対戦ゲームにして欲しいところである。