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カービィのピンボール - (2014/10/07 (火) 15:52:18) の編集履歴(バックアップ)
カービィのピンボール
【かーびぃのぴんぼーる】
ジャンル
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アクション
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対応機種
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ゲームボーイ
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発売元
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任天堂
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開発元
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ハル研究所
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発売日
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1993年11月27日
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定価
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2,940円
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プレイ人数
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1人
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レーティング
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【VC】CERO:A(全年齢対象)
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配信
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【3DS】バーチャルコンソール:2012年8月29日/411円
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分類
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良作
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ポイント
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ゲームボーイで気軽に遊べるピンボール キャラゲーとしても良質 カービィとして見ると非常に高難度
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星のカービィシリーズリンク
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概要
星のカービィシリーズ初の番外編。文字通りカービィ版ピンボールである。
以前ハル研が発売したピンボールゲーム『66匹のワニ大行進』を元にしている。
特徴など
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操作は至ってシンプル。ピンボールの玉になったカービィを落とさないよう左右のフリッパーで跳ね上げるだけ。
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ちゃんと台揺らし用のコマンドもついている。なお、乱用してもティルトは無い。
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なお、本作ではカービィの代名詞であるコピー能力要素はない。後の番外編カービィでも不採用の場合が多いが。
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ゲームをスタートするとステージセレクト画面になり、ボールとなったカービィを弾いて3つの台から遊ぶ台を選ぶ。
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台はウィスピーウッズ台、クラッコ台、ポピーブロス台の3つがあり、それぞれやくものなどが異なる。
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3つの台はどの台も上・中・下の3つの階層に分かれており、ステージセレクトから入った場合中層からスタートする。
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うまくカービィを上層に運んでワープスターを出現させればボス戦へ挑戦できる。その台のボスを倒したら他の台へ...というのが基本的な流れ。
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ただし、各層の台に仕掛けられたギミックはなかなか難易度が高く、一筋縄では上にいかしてくれない。
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また、中層で特定の条件を満たすとボーナスステージ(ミニゲーム)で遊べる。ミニゲームはどれも時間制限有り。
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ウィスピー台:ブロック崩し。ブロック上部にいるワドルディとブルームハッターを倒せば1UPが登場する。
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クラッコ台:通常のカービィが画面上部にいて、画面右から流れてくるたべものにボールとなったカービィをうまくぶつけて、上部のカービィに食べさせてあげるゲーム。
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ポピー台:PK戦。キーパーとなったスクイッシーをうまくよけてゴールを狙う。
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下層で落下した場合ジャンプ台に乗せられる。タイミングよくボタンを押せば復帰可能だが、次からはタイミングがだんだんシビアになってくるので、なるべく落ちないようにしたい所。
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残機は3。全て失うとゲームオーバーになる。1UPアイテムは一応あるが入手するのは難しい。
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全てのボスを撃破すると、最終ボスのデデデ大王と対決できる。
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最後の敵だけあってとにかくタフで、フリッパー封じの攻撃も多用するため手強い。しかも1層構成なので落ちたら最初からやり直しとなるので難易度はかなり高い。
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どうでもいいが本作のデデデ、手からビームらしきものを出してフリッパーを封印する。後続作ではこのような行動は一切見られないため、貴重なシーンかもしれない。
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ちなみにカービィシリーズで唯一エンディングが無い。
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一応デデデを倒せばショートムービーが流れるものの、それを見たら最初からやり直しになるだけ。ゲームオーバーになるまで終わらない。
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50万点とるとお祝い画面が登場する。・・・が、それだけ。
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中断セーブ機能があり、セーブした場面からすぐ再開できる機能もある。
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カービィはすぐに落ちてこないので、安心してゲームを再開することができる。
評価点
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どこのステージでもバラエティー豊かなギミックと顔なじみの敵キャラ達が待ち受け、プレイヤーを楽しませてくれる(もちろん足止めも兼ねているが)。
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各種SEも初期カービィで使用されていた物を多く使用しているので、ファンならば原作を思い出しつつ楽しめるだろう。
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ステージギミックは一工夫してあり、ボス戦やボーナスステージではピンボールながらアクションゲームのような駆け引きが要求されるので面白い。
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単にキャラがカービィ仕様になっただけでなく、電子ピンボール故のランダム制やタイミングを求められるギミックが多いので通常のピンボールとは一味違う持ち味がある。
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全体的にやや難易度は高いが、条件を満たすとどの台でもマキシムトマト(フリッパーの間に出現し、カービィが落ちなくなる)と元気ドリンク(左右のゾーンに出現し、カービィの落下を防いでくれる)が出現するという救済策がある。
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下層から落下したピンチ時に運がよければ一気に上層まで飛んで大逆転できることもある。以上のようにピンボールにあまり慣れていない人でもクリアしやすいよう配慮してある。
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スコアランキング画面で裏コマンドを入力することで、ボーナスステージだけ、またはボスステージだけをとことんやり込むこともできる。
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どちらもルールこそ単純ながらなかなか面白く、たどり着くまでには結構手間がかかるので普通にピンボールをプレイするよりこちらをやっていた人も多いのでは?
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ボーナスステージは「左+SELECT+Aボタン」、ボスステージは「右+SELECT+Bボタン」遊べる。
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ちなみにスコアランキングのデフォルト名がなぜかカービィに全く関係ないGPシリーズの名前になっている。なぜか本編未登場の4号機の名前まである。
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他作品からの流用曲もあるものの、本作のための新規BGMはポップでコミカルなカービィの世界観とピンボールという題材にマッチした良曲。
問題点
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要はピンボール三台+αである。ボリュームという意味では若干不足している。GB発売初期のゲームではなく、GB発売からある程度時期は経っているのだが。
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ただその分価格は他のGBソフトに比べると安めである。
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救済措置はあると上述したものの、他のカービィシリーズのように「万人がクリアできる」難易度ではない。
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元々『カービィ』以前のハル研は難易度が高いゲームばかり作っており、確実にその流れを受け継いでいる。
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特に上層でボス戦用のワープスターを出すのが難しく、中層に半強制的に戻されるギミックもあるので子供がプレイするとなかなかボス戦にたどり着けない。
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特にポピー台上層のギミックは三体のヒヨコを敵から守りながら孵化させ、その後ランダムでヒヨコが運んでくるワープスターにタッチするというものでかなり難しい。しかもワープスターを取り逃がしたら最初からやり直しである。
総評
まさにタイトル通りのゲームだが、ゆえにシンプルな面白さがある。
ピンボールが好きな人なら満足できる一作だろう。
現代の大ボリューム・美しい映像のゲームもいいが、たまにはこういう単純なゲームで遊ぶのも一興である。
もちろん「とにかくカービィが好き」という人にもオススメ。
余談
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2週目以降ある場所で特定の条件を満たすと隠しキャラが登場する。
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後にDSで発売された『あつめて!カービィ』に本作にそっくりのミニゲームが収録されている。
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台は1つのみなのでほぼ同じというわけではないが。題字はそのままである。
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ボスもウィスピー以外は別のキャラに変更されている。特にラスボスはシリーズから意外なキャラが再登場するのでこちらも要チェック。
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当時ゲームボーイの全盛期だった事もあり、売上本数は国内だけでも約112万本。これは本シリーズの番外編としては最高記録である。
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現在は3DSのVCにて411円(税込)で発売中。高難易度のため子供時代にクリアを断念した人も多いだろうが、今こそ雪辱を果たしてみてはいかがだろうか。
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デフォルト状態のスコアランキングの名前が「機動戦士ガンダム0083」のGPシリーズの名前だったりする。
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しかも本編未登場の4号機の名前まで網羅してたりする。