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ドラえもんカート - (2015/06/02 (火) 20:23:57) の編集履歴(バックアップ)
ドラえもんカート
【どらえもんかーと】
ジャンル
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レース
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対応機種
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ゲームボーイ
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発売元
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エポック社
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開発元
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エム・ティー・オー 夏システム
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発売日
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1998年3月20日
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価格
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3,980円(税別)
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プレイ人数
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1人(対戦時2人)
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セーブデータ
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1個(バッテリーバックアップ)
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周辺機器
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通信ケーブル、スーパーゲームボーイ対応
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判定
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クソゲー
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ポイント
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敵は画面のチラつき 難しいコースほど簡単になる狂ったバランス アクセルベタ踏み推奨 原作要素は割と反映されている
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ドラえもんゲームリンク
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概要
ドラえもんゲーの中でも珍しいレースゲーム。簡単に言えば『マリオカート』のドラえもん版。
ドラえもんの道具「はこにわカート」でのび太たちが作ったコースを使い、ひみつ道具で妨害しながら1位を目指す。
特徴
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ゲームは「シナリオモード」「VSモード」「タイムアタック」の3つのゲームが遊べる。
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シナリオモードは最初に5人の中から好きなキャラを選び、5つのコースを好きな順番でクリアしていくモード。
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コースにはレベルが設定されており、そのレベルのコース全てで1位になると次のレベルに進める。レベルが上がるごとにコースが複雑になっていくのだが…。
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レベル3をクリアするとエンディング。クリア後はドラミちゃんが使える2周目が遊べ、新コースが追加される。
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VSモードは通信ケーブルで対戦が出来る。CPUとの対戦は不可。
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タイムアタックは好きなキャラで好きなコースのタイムアタックが出来る。選べるコースはシナリオモードで出現したコースのみ。
問題点
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頻発するちらつき。
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本作最大の問題点。近くに他のキャラクターがいるだけで激しく画面がちらつくため非常に見づらい。
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タイムアタックではちらつかないので、純粋に複数キャラの処理が重いだけの模様。
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SEがほとんど存在しない。
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カートのエンジン音や妨害を受けた時の音もないため、気づいたら妨害されていたという事が起きやすい。
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レース開始時の信号のカウント音すらない。レース中は自分がアイテムを使った時くらいしかSEは鳴らないため非常に地味。
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セーブデータが1つで完全固定。
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1度データを作ってしまうとキャラクター選択も不可能になってしまう。別のキャラでプレイする場合は最初からプレイするかEDに到達する必要がある。
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コースのレベルなどもリセットされてしまう。ドラミちゃんを使う場合も「つづきから」を選ばないと使えなくなってしまう。
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なお、クリア後に遊べる2周目もやはりレベルがリセットされて最初からになってしまう。
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レースゲームとしてクソな部分が多い。
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コースの複雑さと難易度がかみ合っていない。
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一見ジャイアンのぐねぐねとしたコースが難易度が高そうに見えるのだが、実のところCPUはカーブが苦手なためカーブが多いコースほど逆に簡単になってしまう傾向にある。
そのため、シンプルなのび太のコースが一番難易度が高いという矛盾が発生してしまっている。
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ゲームが進むと必然的に複雑なコースが増えていくが、その分難易度は下がっていく。
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基本的に減速するメリットはなく、アクセルは常に踏み続けていれば良い。むしろ減速するとあっという間に抜かれる。
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一応、上記の複雑なコースなら減速もアリだが、そんな事をしなくてもCPUが勝手に遅れていくためほぼ意味はない。
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キャラごとの性能差は存在する……らしいのだが、正直実感できないレベル。
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シナリオモードではレーススタートと同時にプレイヤーを置いて全員スタートダッシュして後ろから抜いていく展開になるので、余計性能差など感じられるはずがない。
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前述のように妨害されても分からないのも問題だが、演出が存在しないため、どんな妨害を受けたのか全く分からないという問題もある。
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特に左右の操作が逆転する妨害を受けた時も何の表示もないのは問題である。妨害されているのか、解けたのかも分からない。
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「シナリオモード」という名だが、特にシナリオはない。
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冒頭でレースをする事になった経緯が語られるくらい。
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パッケージやポスターでは「みんなの作ったコースでレースをたのしもう!」と書かれているが、コースを作成するモードは存在しない。
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「みんなの作った」というのが「のび太たちが作った」という意味なのだが非常に紛らわしい。ある意味広告詐欺。
評価点
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ひみつ道具による効果は特徴的なものも存在する。
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左右の操作が逆転する「アベコンベ」、一定時間空を飛んで一部の妨害やコース際の減速効果などを受けない「タケコプター」など。ドラえもんらしい点は再現出来ている。
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意外とグラフィックも悪くない。
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コース背景はキャラごとの特色が出ており、コースによってカートのデザインが変わるなど意外と凝っている。
総評
ドラえもんを題材としたゲームの中でも屈指の低評価を得ているクソゲー。
プレイヤーからの評価は散々だったが、そこそこ売れたのか続編が製作された。