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ガンダムブレイカー3 - (2017/01/27 (金) 11:15:39) の編集履歴(バックアップ)
ガンダムブレイカー3
【がんだむぶれいかーすりー】
ジャンル
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創壊共闘アクション
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対応機種
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プレイステーション4 プレイステーション・ヴィータ
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メディア
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【PS4】BD-ROM 【PSV】PlayStation Vitaカード
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発売元
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バンダイナムコエンターテインメント
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開発元
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クラフト&マイスター
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発売日
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2016年3月3日
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定価
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単品版(パッケージ/ダウンロード) 【PS4】7,600円 【PSV】6,800円
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判定
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良作
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ポイント
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ガンプラゲー第三作 ビルダーズパーツによる無限のカスタマイズ性 サポートキャラとしてSDガンダム追加
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ガンダムゲームリンク
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概要
ガンプラアクションゲーム『ガンダムブレイカー』シリーズの第3作目。これまでのシリーズ作品とコンセプトは何ら変わらず、良いところはそのままに、悪かった部分は改善され、さらなる進化を遂げた。
特徴
ストーリー刷新
今までの「ガンプラシミュレーター」という設定はそのままだが、キャラクターや世界観はより現実感のあるものへと刷新された。
今回は、宇宙エレベーター(軌道エレベーター)が完成した世界で、ゲーセン通いのプレイヤーがヒロインにスカウトされ、衰退した地元商店街の立て直しのため、ヒロインが創設したガンプラバトルチームに参加して様々な大会に挑戦し、商店街の名を広めていくというものである。
SDガンダムの登場
サポートキャラとしてSDガンダム・BB戦士が新登場する。
NPC専用ではあるものの自機と同様にカラーカスタマイズが可能で、騎士ガンダム、武者頑駄無、コマンドガンダムなどなどツボを押さえたラインナップ12種類があり、初めは騎士ガンダムしかないが、ストーリーやビルダーズレベルを上げるなどで新たなスタイルを獲得できる。
物語の中では「トイボット」と呼ばれる家庭用のペットロボットのような存在であり基本的には喋ることはないがガンプラシミュレータ上では普通に言葉を話す。
システム面の進化
収録機体数が増えたのはもちろん、今回から新たに「ビルダーズパーツ」と呼ばれる単品パーツの装備が可能になった。
ガトリングガンやビット、対艦刀、ビーム砲などを機体の各所に装備できる。これによって自分好みの機体にカスタマイズでき、また、パーツごとの固定武器を気にせずカスタマイズができるようになり、自由度が広がった(後述)。
評価点
過去最高の自由な「俺ガンプラ」
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パーツ・武器の性能の差やアクションの装備制限、パーツのスキルに関する制限のほとんどが撤廃された。
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前作までは機体ごとに差があった各パーツであるが、今回はいずれも初期性能が同一に設定された。例えば、今までは機体ではジムとガンダムとストライクフリーダムといった新旧や量産・ワンオフといった機体の優劣、
武装については同じカテゴリ内であっても一部特殊な武装の個性以外にも基本性能に差があった(例:ビームマグナム>ビームライフル、GNソードⅢ>GNソード)。
今作ではそれらが改善され、一部武装が持っている特殊な効果を除けば、数値的な攻撃力は全て均一化されている。
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ビームライフルやバズーカ、サーベルなどの武装ごとに決められていたEXアクション、及び月光蝶やサテライトキャノン、クアンタムバーストといった前作までは特定のパーツの装備が必要だったバーストアクションは、今作では一定回数使用することで装備制限が撤廃される仕様に変更された。
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マシンガンを持っていてもバズーカのEXアクションを行うことができるため、「通常攻撃ではマシンガンが使いやすいが、いざというときはバズーカのEXアクションで状況を打開したい」というように、自分の扱いやすさに合わせてカスタマイズが可能。
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原作を再現したものはもちろん、「月光蝶で文明を破壊するダブルオークアンタ」や「クアンタムバーストで対話する∀ガンダム」などといった原作からかけ離れたカスタマイズさえも実現可能である。
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これにより、前作までの機体にありがちだった「最終的にはみんな同じような見た目になる」ということがなくなり、強化やスキル構成で細かい差が出るようになったため、プレイヤー個人単位での差別化に成功している。
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特に2では、バーストで強力だった「クアンタムバースト」を使いたいがために多くのプレイヤーがダブルオークアンタの体パーツを装備する現象が多く見られたため「没個性」という声が多かったことから、この変更は特に好評である。
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ただし、依然として強力なパーツ自体は一部残っており、「最強」を目指すとなるとやはり似通ってしまう。
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更に「フェイズシフト装甲」や「ツインドライヴシステム」といった前作までは一部のパーツのみについていた固有アビリティも、合成で他のパーツに引き継げるようになった為、ジムやザクにフェイズシフト装甲を搭載するといったこともできる。
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本作からザクの腕シールドやジェスタの肩シールドといった「ガンプラ本体と一体化している盾」は対応する腕部やバックパックなどを組むことで使用可能になった。もちろん「ザクにガンダムシールド」というような組み合わせも今まで通り使用可能である。
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前作までは一部パーツを除いて基本的に防御力微増などの恩恵が得られる程度で正式なシールドとしては使用できず、完全にお飾り同然のパーツだった。
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「ブリッツガンダムのトリケロス」や「ガンダムデスサイズヘルのアクティブクローク」などがシールドとして使用可能になった点はファンからも好評である。
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SDガンダムにもEXアクションがウェア(見た目)ひとつにつき1種類設定されており、対応したウェアで一定回数出撃することで、自機のEXアクションに加えることができる。
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ビルダーズパーツによるカスタム幅の拡大
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今作で新たに登場したシステムで、対艦刀やビットなどの武装、追加スラスターなどのオプション、ブレードアンテナなどの装飾といった様々なパーツを後付けで装備できる。
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パーツの装備個所なに一部制限はあるが、設定されたキャパシティ内でなら組み合わせに制約はないため、火砲で全身を固めた機体や、ビット・ファンネルで雨あられと攻撃を浴びせる機体などが作成できる。
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更に、GNドライヴ等のシリーズ固有のパーツまでこのビルダーズパーツに含まれており、装備することでトランザムのEXアクションが使用可能になるなど、
ビジュアル面のみならず、性能面でもカスタマイズ幅の拡大に一役買っている。勿論カラー変更も可能であるため、機体の外観や統一性を損なうこともない。
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ビルダーズパーツはある程度の位置調整とサイズ変更が可能なため、上手く使えばガンプラの見た目そのものを大きく変えるカスタマイズが可能になった。
よりパーツが手に入りやすくなったミッション
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ホットスポットシステム
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一度クリアしたことのあるミッションでランダムに発生する現象。これが発生したミッションは、出現する敵機体が従来とは異なるものに変化する。
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クリア時より難易度が上昇し、ドロップするパーツが高性能のものに変化するほか、ホットスポットでしか出現しない敵もいるため積極的に挑戦して損はない。また、乱入してくるエース機体も変化する。このため、飽きを感じさせにくくなっている。
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乱入する敵エースの変化
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今回は「ガンプラバトル大会」という設定のため、ミッションの要所で出現する敵エースも他の参加者がカスタマイズしたガンプラということになっている。そのため、倒すとドロップするパーツも武装もバラバラである。敵エース機体のレパートリーも複数あり、さらに前述のホットスポット出現によっても変化するため、同じパーツばかりが集まってしまうということもない。
戦闘システムのさらなる強化
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基本的な所は変わらないが遊びやすくなっている。
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例えば『2』ではオプション装備のスロット操作が『十字キーを押した後、アナログスティックで装備を変更する』という操作が今作では装備できる数を減らし、十字キーの操作だけで変更できるようになった。
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ロングライフル等の一部武器カテゴリはいわゆるマニュアル照準専用となっていた事で使い辛い武装とされていたが、本作では全ての武器にロックオンモードが実装され、マニュアル照準と瞬時に切り替え可能になっている。
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ガンプラのアビリティも増えている。その上、固有アビリティ以外は重複するため1つのアビリティを全てのパーツに付け、強化すれば高い性能が獲得できる。
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例えば『敵にダメージを与えると覚醒ゲージが増える』というスキルは重複させれば攻撃を当てるだけで覚醒ゲージが増えるだけでなく覚醒中でダメージを与えると覚醒時間を延長する事が出来るようになる。
王道を行くストーリーと魅力的なキャラ
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本作のストーリーモードは上記の通りにガンプラバトル大会で活躍し商店街を復興させる・・・と『プラモ狂四郎』などのガンプラ漫画のようなベタ過ぎるストーリーだがそれがガンプラ世代には親しみやすくなっている。
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キャラクターもヒロインで模型店の娘のミサやチームのエンジニアとなる無精ながら腕利きの中年カドマツなど魅力のあるキャラが多い。
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さらにトイボット「ロボ太」の外装はSDガンダムの「騎士ガンダム」そのままで声優も松本保典氏となっている。
バウンティハンターモード
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今作では他のプレイヤーが作成し、アップロードされた機体と戦う「バウンティハンターモード」が実装されている。相手を倒せばストーリーモードと同じく敵の使用していたパーツに加え、事前に設定された賞金が手に入る。序盤からプレイ可能。
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見た目優先の機体や他の作品の再現機体、ネタ機体などがあるのでちょくちょく覗いてみるのも面白い。また愛機をアップロードすれば自分の愛機と戦うことも出来る様になる
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ネット環境がなくてもプレイすることが可能で、その場合はストーリー中で乱入してくる敵ガンプラチームの機体のみになる。
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稀にパーツと同時に超高額賞金を相手がドロップする事もある為、文字通りの賞金稼ぎにも十分役立ってくれる。
その他
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『鉄血のオルフェンズ』や『サンダーボルト』などのタイムリーな作品をはじめとして、収録機体数はさらに増加。風雲再起(ウマ型MF・SFS)など、ヒト型ではない機体も収録している。
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パーツが複数所持できるよう仕様が戻った。
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2では同一パーツを複数所持する事はできず、性能はもちろん、塗装内容もパーツ毎の設定だったため、他の設計図に使おうとするといちいち色を塗りなおすなどの作業が必要だった。今回は目的別に強化して使い分けることが可能になり、面倒な作業は不要。
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パーツが外れた時、自動で戻ってくるようになった。
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2までは自機パーツが外されるとその場に立ち止まってパーツを引き寄せる操作をしなければならなかったが、今回はひとりでに戻ってくる。
自力でパーツに近づく事で回収までの時間を早める事もできる為、パーツを引き寄せている最中に攻撃されて状況が泥沼化するような事故が少なくなった。
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テーマ曲は今回もBACK-ONが歌っており、ゲームのテーマとマッチしていて好評である。
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異常なまでの再現度を誇る対サタンガンダム戦
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昨今のゲームで何かと劇中再現に恵まれる騎士ガンダムだが、本作では珍しくOVA第一巻の再現としてサタンガンダム戦が実装。なお、サタンガンダムの声優も勿論松本氏である。
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『スーパーロボット大戦BX』では第四章の『光の騎士』、『ガンダム無双3』では第二章の『伝説の巨人』が再現されていたが、意外にも素のサタンガンダムが登場する機会はなかった。本作はこの手の再現としては初めての例であると言える。
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台詞の再現度も高く、騎士ガンダムになりきったロボ太が、主人公とヒロインを「戦士ガンキャノン」「僧侶ガンタンク」と呼ぶなどノリノリである。
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また、BGMには大いなる遺産のボス戦やOVAの楽曲がアレンジされる形で用いられている。
賛否両論点
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前作では発売後のDLC配信が無料であったため好評であったが、今作は第1弾を除き有料になった。五回に分けて配信され全てのDLCの合計金額は5,500円と新規ソフト並みの価格となっているのも批判が多い。欲しい機体が収録されたDLCのみ個別に購入することも出来る。
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ただ、追加ガンプラは全部で20機(うち1機はSD随伴機)、新規ビルダーズパーツの追加、新しいストーリーモード、新規強化アイテムの追加があるためかなりのボリュームとなっている。
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DLC第2弾で追加されたビルダーズパーツには「ガンダムビルドファイターズA」に登場したマーキュリーレヴが登場したことで話題になった。
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DLC第3弾は初代のステージがプレイできる上、本作が初代から30年後という事が判明しているなどシリーズファンへのサービスとなっている。
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追加ガンプラは「鉄血のオルフェンズ」が多いが特徴的な外見のガンプラばかりチョイスされている。「SEED」の初期ガンダムが全機揃う、珍しい所では「THE ORIGIN」のモビルワーカーや「UC MSV」のリバウ、さらに戦闘ポッド「ボール」の参戦する。
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ちなみにDLCを購入しなくてもDLCを購入しているユーザーと一緒にプレイすればDLCミッションにチャレンジ出来、新規強化アイテムも入手できる。
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無くしきれない強パーツ
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前作や前々作から、一部パーツの性能が飛び抜けて高い事が指摘されていたが、今作でもそれが残ってしまっている。
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特にストライクフリーダムのバックパック等は、前述されている「他のパーツのEXアクションを使いまわせる」という利点を一部否定する形で力を発揮してしまっている。
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当初は調整不足と思われる様なぶっ壊れ性能のパーツも存在しており、アップデートによって改善はされているのだが、やはり若干抜きんでたパーツは残っている。
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一部固定ギミックの削除
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2で登場していた固定砲台や特定の武装を無効化するジャマーといった各種のトラップは今回削除されてしまっている。これの有無については前作でも賛否両論であり、面白みに欠けるとするか事故が減ってプレイが快適になったかで意見が分かれるところである。
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非常に分かり辛い大会レギュレーション
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今作はガンプラ大会という設定の為、一応はレギュレーションが組まれているらしい。
しかし、一部のバトル形式では3機で出現した敵チームが全滅した後に4機になって復活してくるなど、参加人数については謎が多く残る。
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また、プレイヤーはチームリーダーとなっているのだが、道中における敵ガンプラチームとのランダムエンカウントではリーダーの撃破=敗北となっている。
敵チームは全機倒す必要はあるが、こちらはプレイヤーが撃墜されると即戦闘終了である。味方機が残っていても、リブートを掛けるまでもなく敵チームが消えてしまう。(ミッション失敗ではないが)
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ムービーに反映されないNPC
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同行するNPCについては、一度クリアしたステージに限って、自分で保存しておいた設計図の機体で出撃させる事ができる、1の仕様に戻った。
しかし、これがムービーには一切反映されないのがなんとも惜しい所。ロボ太のSD機体についても同様。
問題点
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2でも問題となったテンポの悪さが改善されていない。
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今作では敵が全体的に固めであり、なかなか倒れてくれないことも多い。
ミッション中の敵の出現の仕方も2と変わっていないため、1ミッションがやたらと長く感じる原因になってしまっている。
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特に「フィールドにある敵のコアを破壊する」「ステージのどこかにあるモノリスを破壊する」などのターゲットが設定されたミッションは、いずれも付近の敵を倒さなければそれらのターゲットを破壊できない。結果として、すべてのミッションで「敵を全滅させる」ことだけがクリアの条件であり、作業的になってしまっている。
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パーツのアビリティについてはシステム的にまだストレスの残る部分が多い。
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特に、ゲームの中ではパーツアビリティの具体的な効果(上昇値など)についての説明が一切ない。
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これに関しては、アビリティの数が膨大で説明書に書ききれなかったためなのか、アビリティの効果まとめを公式HPに貼り出すという謎の対応がとられている。同じ効果を持つアビリティでも効果量に若干の差はあるため、最初のうちは、どのアビリティが一番よいのかいちいち公式HPを見ないとわからない。
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また、ビルダーズランクを上げるとアビリティが付与された状態のパーツがドロップするようになるが、付与されるアビリティ及びそのレベルは完全ランダム。このため、思うように欲しいアビリティが集まらないことも多い。今作では敵が固いこともあって武器の威力を上げるアビリティが要となってくるが、顕著まではいかないものの難易度に差が出てしまうことにもつながる。
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アビリティによるソート機能がないので必要なアビリティを探す際は全てのパーツを一巡する必要が出てくる。
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ストーリーは最初こそ期待感のある進行だが、中盤から大会に連続して出る展開になると途端に単調になり、変わり映えしないステージの繰り返しになる。
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ストーリー中でのライバルとは、バトルすることこそ何度かあるが、結局最後まで決着が付かないまま終わってしまうため、煮え切らない思いをしたプレイヤーも多い
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正確には決着が付いたようなのだが、よりにもよってトロフィーで結果を示唆されても困るというもの。この点については、無料の第一弾DLCでよりはっきりとつける事ができる。
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そのうえ、前作と比較すると巨大MAやPGなどの大型機体が固定で出現するミッションが少ないため、手ごたえのあるミッションそのものが目減りしている。
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今作ではMGの機体パーツはストーリーを一度クリアするまで出現しない。
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ストーリークリア後はMGのパーツがドロップするミッションをプレイできるようになるが、実際はドロップするパーツとミッションの難易度が変わっただけでストーリーはまた初めからである。
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もともとパーツを目的として周回によるハック&スラッシュを繰り返すゲームとは言え、一周だけ遊びたいプレイヤーには不満点となる。
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一方、パーツ性能の均一化に伴い、前作の様にMGパーツとHGパーツでリーチ以外に絶対的な性能差が生まれる訳ではない為、その点での弊害は少なくなっている。
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SDガンダムはあくまでもサポートキャラとして連れていけるだけで自分で操作はできない。
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頭身が違う以上、操作システムを落とし込むのが難しいのだろうがぜひとも実現してほしかったところ。
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全5章のうち1章と4章には連れて行くことが出来ない。前述の通り、専用EXアクションの取得のためにはSDガンダムを一定回数連れて行く必要があるのだが、特に長い4章で連れていけないのは痛手である。
総評
3作目ということでシステム的にはかなり完成されたものとなっている。
過去作での反省も上手く取り入れられており、不満点は残るが、ガンプラのゲームとしてはこれ以上ないほどの自由度を得た作品。
これまで遊んできたプレイヤーならば手に取って損はないはずである。
ぜひとも、自分が夢見た自分だけのモビルスーツを、ガンプラとして形にしてみていただきたい。
余談
本作でもカスタマイズコンテストが行われており中には「ガンダムA(エース)」で連載中の漫画「ガンダムビルドファイターズA-R(アメイジングレディ)」と「機動戦士クロスボーン・ガンダムDUST(ダスト)」に登場するオリジナルMSをカスタマイズするという企画もあった。