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テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3
【ているず おぶ ざ わーるど なりきりだんじょん すりー】
ジャンル
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コスプレS-RPG
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対応機種
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ゲームボーイアドバンス
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メディア
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64Mbit+64KbitEEPROMカートリッジ
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発売元
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ナムコ
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開発元
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アルファ・システム
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発売日
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2005年1月6日
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定価
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5,040円
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プレイ人数
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1人
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セーブデータ
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1個
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テイルズオブシリーズ関連作品リンク
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概要
ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)のRPG、テイルズオブシリーズの各作品のキャラクターが一堂に会するクロスオーバータイトル、『テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2』の続編。ただし内容につながりはあまりない。
前作の参戦キャラに加え、『デスティニー2』『シンフォニア』のキャラクターが参戦し、本作発売時点で未発売だった『リバース』から主人公とヒロインがゲスト参戦している。
戦闘システムは前作の「リニアモーションバトルシステム」を引き続き採用し、新たにシミュレーションRPGの要素も加えている。
システム
戦闘システム
戦闘システム自体は前作と同様だが、キャラクターたちを3人までのパーティに分け、それぞれをシミュレーションRPGのように目的の場所まで移動させ、モンスターと重なるといつも通りの戦闘に突入するというシステムとなった。
評価点
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BGMの豊富さ。
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追加作品である『デスティニー2』『シンフォニア』のものはもちろん、『エターニア』の通常戦闘曲が2曲になったり、闘技場で各主人公と戦う際にその作品に関する印象的なBGMが流れるようになっている。
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太鼓の達人。
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コスチューム「和田どん」「和田かつ」の技「たいこのたつじん」を使用することで、各テイルズ作品のフィールドBGMや、『リブルラブル』などのナムコの名作のBGMでナムコのゲーム「太鼓の達人」が楽しめるようになっている。
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キャラクターの組み合わせにより何らかの効果を得られる「称号システム」。
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主人公とヒロインで「ラブラブ?」、ルーティとリオン、もしくはロイドとクラトスで「ひめられたかこ」など、原作を知っていればニヤリとさせられるものが多数存在する。
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料理システム。
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1ターンに1回使用できるシステム。持っている食材を使用し、HPやTP、状態異常を回復することができる。失敗することもあるが、使用するたびに成功率が上がっていく。アーチェやジーニアスなど、原作で料理の腕に関する描写があったキャラは、成功率にその影響が出る。
問題点
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主人公であるフリオとキャロの性格が前作と微妙に異なっている。
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前作の彼らとは別人であるため問題ないようにも思えるが、わざわざ変更する理由が不明であり、評価は芳しくない。
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移動システムがひたすら面倒。
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慣れるまでは障害物に引っかかるとそこで移動が終わってしまうといった仕様等があって満足に動けないこともザラで、慣れても今度は直感的な操作が出来ずにひたすら面倒という意見がある。
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今作はシミュレーションRPGを掲げているが、その移動システムに関してはシミュレーションRPG好きの人間からも不満意見が爆発している程で、これのせいでこのゲームを投げたという意見も少なくない。
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肝心の『デスティニー2』『シンフォニア』のキャラのグラフィックが適当。
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売りであるはずなのに、この追加作品のキャラグラフィックがやたらとしょぼいものになっている。また、なぜか『ファンタジア』のすずのグラフィックが劣化している。
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特に『シンフォニア』は元々3D作品だからというのを加味してもあまりにも酷いという意見が少なくない。
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やり込み要素が薄い。
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ボーナスアビリティ、修行システム、クエストシステムカットと、やり込める要素が軒並み削除されている。
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戦闘システムが代わり映えしない。
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音声がクリアになったという点は評価できるが、それ以外は全く変わっていない。キャラクターの競演を楽しむゲームであるため、重要視されないことも多いが。
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歴代キャラクターの性能格差が相変わらず強烈。
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前作からのキャラクターもほとんど調整されておらず、また、新規キャラクターに関して言えば物理戦闘メインの『デスティニー2』のキャラクターは軒並み強く、『シンフォニア』全般と『デスティニー2』の術メインのキャラクターは弱いと言われることが多い。
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特に『シンフォニア』のゼロスは最後に覚える技がそれこそ中盤で覚えてもおかしくないような術「イラプション」な上に、原作では仕様上ほとんど覚える術技が共通であったクラトスの方は強力な術「ジャッジメント」であったりとで同じ出典でも差が酷い。
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一部キャラクターの性格改変
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シリーズでも人気の高いボス・ダオスやバルバトスがしょぼい小物に踊らされるという点は批判を受けた。
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リオンとジューダスはどちらかしか仲間にできない。
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一応、主人公がなりきることで両者を同時に使用することはできる。
総評
前作からキャラクターが多数増えたものの、やり込み要素は多数減少してしまった。決してつまらない出来ではなく、かといってとても面白いと言えるような出来でもないが、戦闘システム自体は前作と変わらず楽しめるものとなっている。
その後
『なりきりダンジョン』シリーズは本作で終了し、以降はハードをPSPに移し『レディアント マイソロジー』シリーズが制作されることとなる。開発は本作と同じくアルファ・システムで、シリーズキャラクター集合という本作の特徴を受け継ぎながらも、大量のボイスやストーリーの強化など、GBAよりはるかに多い容量を生かした作風となっている。