「Tokyo Xtreme Racer Advance」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

Tokyo Xtreme Racer Advance - (2015/10/25 (日) 21:01:26) のソース

*Tokyo Xtreme Racer Advance
【とうきょう えくすとりーむれーさー あどばんす】
|ジャンル|レースゲーム|&amazon(B0002IBDZ6)|
|対応機種|ゲームボーイアドバンス|~|
|発売元|Crave Entertainment|~|
|開発元|David A. Palmer Productions|~|
|発売日|2005年4月20日|~|
//|定価|不明|~|
|分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|首都高なのに東京以外の所に行ける &br;''SPバトルの構造が180度違う''&br;ライバルが全部知らない者ばかり&br;普通に遊べはする|~|

**概要
首都高バトル初の任天堂ハード(携帯機)向け作品。((実はこのゲームより前に、元気が国内版GBAで街道を出す予定だったという。))~

2003年に実在する自動車会社をライセンスした「首都高バトル01」以降の作品では唯一形式名のみの車種の作品である。~
全体的な雰囲気やメニュー等の部分は『首都高バトル0』(外国ではTokyo Xtreme Racer Zero)のそれに近い。効果音も、音程こそ違うがDC以降の物が使用されている。

**問題点
-最初にクルマを選ぶのだが、その際に''下に表示される車名が車体と一致してないものしかない''。
--例を挙げると、本来なら「ST205」と表示すべき部分が何故か「S30Z」(''おまけにそれっぽいのが見当たらない'')になっている事など。
-そして自動車のポリゴンの形状も''幼児の描く落書きの自動車みたいな形''をしており、その結果、''ほとんどマトモなデザインの車が無い''という惨状が起こってしまっている。((仮にあったとしても、その車種はノッチバックである事が多い。))
-ライバルの乗るクルマは全て''黒一色で同一車種''である。
--本来、このゲームは多種多様のカラーリングや車種のライバルが出ているのだが、これだけはマークと性格以外個性感を感じないライバルしか出ていない。
-そしてレースを始めると、''SPが減るはずが増えており、その自分のSPが満タンになったら勝ち''というシステム。
--おまけに常に接戦。普通首都高バトルなら物凄い差が出来る筈だが。
-バトルエリアも湾岸ミッドナイトクラブでもないのに「ロサンゼルス」や「ロンドン」と、もはや''「東京」どころではないゲーム''になってしまっている。((いずれもミッドナイトクラブで出ている。))
-そして開発会社が元気ではないので、''おなじみのライバル(紅の悪魔や迅帝、果てには不明まで)も出ていない。''
-アザーカーもまた、日本でロンドンバスやアメリカントラックという、イカれているかつ、手抜き感MAXな感じが出ている。((但し、ロンドンバスは日本でも走行している事がある。しかし車高の高いロンドンバスが高速道路を走るのはまずありえない。))
-エアロパーツにも問題があり、''一部ボディカラーと一致しないエアロがある'という、あまりにも酷すぎるシステムになっており、罪の無い愛車をダサくしてしまう事になってしまう。(おまけに色も変えれない。)
-そしてなかなかお金が貯まらない。
-''ホイールがまさかの高価格。''
--これは前述したお金が貯まらないこともあるが、通常ならホイールはレースで稼いだお金で手に入る程度の価格である。
--おまけにこのホイールが''グリップタイヤとセット''になっている事である。普通なら1つずつに分けて買うのだが…。

**問題のゲームのプレイ動画
#region(YouTube)
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=6hNR3KLWrnI)
#endregion
動画が始まった時点でこのゲームのクソさ加減が良く分かる動画である。
これを見るとまだ[[本家の会社が販売したPSPの劣化移植ゲー>湾岸ミッドナイト ポータブル]]の方がまだマシに感じてしまう。

**評価点
何かと首都高バトルではない部分が多いが、一応評価できる部分もあったりする。
-延々とオートパイロットが可能
--但し、オートパイロットの場合、何かとぶつかる事が多いが、一応その状態でもライバルを追うことは可能。
-SPバトルのスリル感
--どの作品にも言えることだが、この作品でも十分味わえるには味わえる。
-カラーリング変更可能
--これもどの作品に言えることだが、基本的な色は揃えている。この機能はショップででき、デフォルトカラーに戻す事も可能。また、この機能で前述したエアロパーツの酷さを軽減する事が可能。
---但し、自由に色を変える事はできない。(RGB形式ではなくその色がチェンジする為)
-また、最初にセーブして以降、メニュー画面の前に毎回ロードをするかしないかの選択が可能。
--ちなみにしないを選ぶとニューゲームとなる。
--セーブはクエストモードのメニューから出ると可能。ロードと同じ方式であり、しないを選ぶとセーブをしない事になる。
-長い首都高をGBAカセットに納めており、首都高も海外製の割には良く出来ている。
--最初こそ短いが、「TOKYO2」以降のコースはまさに首都高らしい複雑なコースになる。
-BGMはそれないに聞けるレベルで、主にテクノ系が多い。
--特にフリーラン(ライバルを探す部分)時のBGMの一つが迫り来る様な感じになっており、いかにもそのシーンに合わせてBGMが流れるようになっている。

**余談
-このゲーム、前述したとおり見覚えの無いライバルばかりであるが、そのライバルのロゴの一部が首都高バトルの「炎のドラゴン」に似たロゴだったりする。
-このゲームの開発元のサイトがあるが、このサイトに当作品の情報が見当たらない為、開発元は恐らく''黒歴史にしてしまった''のだろう。
--このゲームが酷すぎだったからこの開発元にとって黒歴史になってしまったのだろう。
-ちなみに外国の「GameSpot」における評価はまさかの「7.1」であり、かつ良評価である。
--但し、そのほとんどが''たった一人による過大評価''であり、当のGameSpotは低評価である。
--とある人物(上記の動画でコメントをした人の一人)はこのゲームを「うわぁ、このゲームは酷すぎる」と評価したとか。