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ストリートファイターEX - (2015/10/10 (土) 15:38:40) のソース

*ストリートファイターEX
【すとりーとふぁいたー いーえっくす】
|ジャンル|対戦型格闘ゲーム|&amazon(B00006LJTL)|
|対応機種|アーケード&br;プレイステーション|~|
|販売元|カプコン|~|
|開発元|アリカ|~|
|稼動開始日|初代:1996年12月&br()plus:1997年3月|~|
|家庭用|plusα:1997年7月17日/5,800円(税抜)|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
|>|>|CENTER:''[[ストリートファイターシリーズリンク>ストリートファイターシリーズ]]''|

''『EX2(PLUS)』『EX3』についてもこの項目で後述します。''
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#contents(fromhere)
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**概要
カプコンから独立したクリエイター達が新たに立ち上げた新会社「アリカ」が製作した格闘ゲーム。
グラフィックこそポリゴンによる3Dグラフィックなのだが、ゲーム性は『[[ストリートファイターII]]』の延長上にあり、その良さはそのままにさらに攻撃的なシステムを追加した。

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**3D化
 本作は格闘ゲームの金字塔ストリートファイターシリーズにおいて、初めてポリゴンによる3Dグラフィックを取り入れたゲームである。
//のだが、プレイステーションというまだまだ3D発展途上のハードで作られた本作のグラフィックはカクカクポリポリとした人物グラフィックで、当時の状況を鑑みても褒められた出来ではなかった。正直言って見てくれはかなり微妙で、ストEXシリーズがストリートファイターシリーズ全体の中でも[[実写>ストリートファイター リアルバトル オン フィルム]]に次ぐ色物扱いを受けている遠因となっている。
//元はアーケード作品である。プレステ版はその移植作。よって「プレイステーションで作られた」は事実ではない。
//↑確かにアーケードゲームですが、このゲームで使用されている基板は「プレイステーション互換基板」と呼ばれるものです(型番はZN-1)。性能的には基板のほうが上ですが、あながち間違いでも無いと思うのですが。

-見た目こそ『[[バーチャファイター]]』シリーズのような3D格闘ゲームだが、任意の軸移動は存在せず、ゲームシステムは従来の『ストリートファイター』シリーズ同様の2D格闘ゲームそのもの。俗に「2.5D」と称される格闘ゲームの先駆けと言える。
--ただし軸の概念自体が無い訳ではなく、一部の技で軸がズレることもある。
-2Dと3Dの違いもあり、モーションを忠実に再現しているわけではない。技によっては動作が全く別物になっており、例えばリュウの「竜巻旋風脚」は[[ファイターズヒストリー]]の溝口の「チェスト(空中連続蹴り)」に似た連続入力技に変更されている。
-初代の時点ではキャラが敵の攻撃を食らっても無表情。もっともよくよく見ない限り大して気にはならないが。

#region(開発秘話)
&nicovideo2(sm8107903)
#endregion
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**評価点
-ゲーム性はまんま「ストII」で、3DポリゴンにストIIの持つゲーム的な駆け引きや操作感覚をしっかりと落とし込めている。そのためストIIシリーズ経験者ならすんなり入り込める。操作性も良好でCPU戦の難易度も高くないため、格ゲー初心者でも大丈夫。
--ストIIの醍醐味とも言える「相手のしゃがみ中キックを間合いで空振りさせてしゃがみ大キックで差し返す」「判定の強いしゃがみ中パンチを置いて足払いを潰す」といった所謂「足払い合戦」も問題なく行える。ザンギエフのスクリュー連携などもストIIのタイミングのままで使える。

***独自の新システム
-また、単なるストIIコピーに終わらない独自の新システムも搭載されている。
--スーパーキャンセル
---最大3本まで溜められるスーパーコンボゲージを1本消費して使用する「スーパーコンボ」は、通常技だけでなく必殺技やスーパーコンボをキャンセルして発動可能。現在の格ゲーでもメジャーなシステムとなった「必殺技キャンセル超必殺技」という流れは本作が初出。
---しかし、以後の作品に真似されていない本作独自の仕様として「スーパーコンボキャンセルスーパーコンボが可能」と「技の動作中ならいつでもキャンセル可能」というものがある。前者は「ゲージを使えば使うほど大ダメージが与えられる」という単純明快ながらも派手かつ爽快感を生みだしているし、後者は隙の大きい技の隙消しに利用することで、相手が大きな隙を見せた場面で反撃をするかしないか、またあえて隙を見せて相手を釣るかなどの駆け引きが生まれている。
--ガードブレイク
---スーパーコンボと同じくゲージを1本消費して使用できるガード不能技で、大振りで発生こそ遅いものの、当たった相手はガードをしていたかどうかに関わらずしばらくよろけて「ピヨり」のような無防備な状態になる。相手に密着しないと使えない「投げ」と違って、基本的に大きく踏み込んで攻撃するため、待ちの崩し方が増えた。
---キャラごとの性能差はかなり激しいが、概ね対戦中のアクセントとして使用するには問題ないレベルで収まっている。
---余談だが、本作ではガードブレイクを決めた時以外、どれだけ技を叩き込まれても気絶することはない。

***妙に濃いキャラクター達
-キャラクターはストIIに登場したキャラの一部とEXオリジナルのキャラで半々。オリジナルキャラはストIIとは毛色が全く違うが、「スカロマニア」「ダラン・マイスター」などEXならではの濃い味を持ったキャラは本家にも負けない人気を誇っていた。
--カウンター狙いが熱いほくと、起き攻めが強力なダーク、スーパーコンボによるコンボが大ダメージなジャックなど、性能面でも強く個性がつけられている。
--ほとんどのキャラで構え((ガイル、カイリ、ジャック、ダラン、ブレア、サイクロイドβは構えが同じ))や通常技のモーションを使いまわしているのが丸分かりだが、主に必殺技の違いによりキャラ性能は大きく差別化されている。
--さすがにリュウをベースにした胴着キャラが6人もいるのはやりすぎな気もするが(リュウ(白)、ケン(赤)、豪鬼(黒)、カイリ(青)、アレン(紫)、殺意リュウ)。
---ただしリュウ・ケン以外の4人は隠しキャラであり、性能もそれぞれのキャラで大きく違うものになっている。なお、開発当初はカイリとアレンがリュウとケンにあたる存在になる予定だった模様。
--また、格ゲーでありがちなキャラバランスの悪さは本作ではさほど問題視はされていない。豪鬼が頭1つ抜けて強い程度。

***BGM
-BGMはナムコでリッジレーサーの作曲をしたスタッフが製作。完全オリジナルだが良曲揃い。
-打撃音はペチペチと軽めだが、本作の質感には合っているし、妙に快感があると言えなくも無い。

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**総評
 当時ポリゴンが一般的な存在になり、ポリゴンを使ったゲームが多数出てきていたのだが、その中にあって本作はあえて「ポリゴンというグラフィックで2Dのゲーム性を表現する」という意欲的な試みが行われた作品である。~
 その結果作られた本作は、見た目こそ悪いものの中身はシンプル・イズ・ベスト。初心者でも入りやすく上級者にも遊び応え十分、ストリートファイターIIで形作られた2D格闘ゲームの面白さが純粋に凝縮されたゲームとして完成しており、その魅力は現在でも消え失せていない。

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**バージョンアップ版
-その後しばらくしてバージョンアップ版である『&b(){EX plus}』がリリース。
--やや大味だった初代『EX』からバランス調整され、中々の対戦バランスに仕上がっている。
--スーパーコンボゲージが通常技の空振りでは溜まらなくなった代わりに、ファーストアタックや投げ抜け、リバーサルなどを行うとそれに応じてゲージが増えるようになった。
--ボスのガルダとベガも使用可能になり新キャラも追加。
--背景も無印からアレンジされている。この新背景は家庭用には移植されなかった。
-さらに『EX plus』をベースに追加要素を加えた『&b(){EX plus α}』がプレイステーションで発売された。
--家庭用オリジナルの追加キャラとしてダルシムとさくらが追加されている。コンパチが多い本作の中でも、どちらも既存キャラとは全く違うモーション・性能の持ち主。後にこの二人は正式に参戦した(ダルシムは『EX2』、さくらは『EX3』にて参戦)。
--家庭用独自のモードが追加されているのだが、特に人気が高いのが「エキスパートモード」。「画面に表示されている課題をクリアしていく」モードで、最初は基本的な連続技が並ぶが、後半はかなり難解かつマニアック。AC版をやりこんだ者でも新たな発見があった。本作のチュートリアルも兼ねており、操作性の良さもあってやり応え十分。
--その他、チームを組んで勝ち抜き戦を行える「チームバトル」、CPUを次々と倒していく「サバイバル」、そして隠しモードとして樽を壊していく「ボーナスゲーム」も用意されており、やり応えのある充実した移植になっている。
--家庭用『EX plus α』のBGMは無印のアレンジバージョンになっている。
--殺意の波動に目覚めたリュウが登場するが、エンディングテキストの一新された家庭用『EX plus α』に限り、エンディングにて文章のみではあるが正気に戻る描写がある。~
他の格闘ゲームで殺意リュウに個別エンディングがある場合、全て正気に戻らず失踪している((ただしこれは殺意リュウ自身を使用した場合の話であり、PSP版『ZERO3↑↑(ダブルアッパー)』のイングリッド使用時に中ボスとして出てきた時や、『ナムカプ』では、殺意リュウを倒した後に元に戻る描写がある))。
-ファミ通のやりこみ企画プレゼントでのみもらえた、樽壊しミニゲームのみを単独でゲーム化した限定版『EX plus α 樽』も存在する。

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**続編
続編として『EX2』と『EX2 PLUS』、『EX3』が製作されている。

***ストリートファイターEX2
【すとりーとふぁいたー いーえっくす つー】
|ジャンル|対戦型格闘ゲーム|&amazon(B00005OUL3)|
|対応機種|アーケード&br;プレイステーション|~|
|販売元|カプコン|~|
|開発元|アリカ|~|
|稼動開始日|無印:1998年5月&br()PLUS:1999年7月|~|
|発売日|PLUS:1999年12月24日/5,800円(税抜)|~|
|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|

-『&b(){EX2}』はグラフィックが強化された本作の純粋進化。初代のカクカクしたポリゴンから脱却し、キャラの表情も豊かになった。
--だが、システム面では賛否両論。その原因は新システム「エクセル(エクストラキャンセルの略)」にある。一言で言えば『ZERO2』の「オリジナルコンボ」で、使うのが難しい上に使えるのとそうでないのとで実力差がかなり出るため。シンプルさを好んでいたプレイヤーには受けが悪かった。オリコン同様、標準システムとして組み込まれたためオフにする事もできない。
---基本的にはオリジナルコンボ同様「制限時間中はあらゆる攻撃をキャンセルできる状態になれる」という内容だが、通常技<特殊技<必殺技という順位で下位の技へのキャンセルはできない((つまり通常技→通常技、必殺技→必殺技は可能だが、必殺技→通常技は不可能))上に、同じ技でのキャンセルは不可能((『EX2』のみ。『EX2 PLUS』では同じ技でもキャンセル可能だが威力が激減するというシステムになった))のため、ボタンを瞬時に的確に順押ししていく事が求められるシステムとなっている。全ゲージを消費していたオリジナルコンボと違ってスーパーコンボ1回分のゲージ消費((その分制限時間は短め。ただし、エクセル再使用不可能時間を通常時の繋ぎで消費できればエクセルからエクセルに繋げるコンボも可能。即死コンボも多数存在))のため使う機会も多い。
--また、キャラクターも大幅入れ替えとなり、新キャラが増えた反面前作のキャラの多くが削られた。((これは、後述のナムコ製作のファイティングレイヤーの影響と思われる。))
--「竜巻旋風脚」がケンのみ2D版と同じ動作になったり(リュウは『EX』の動作のまま変更無し)、リュウに真・昇龍拳、春麗にゴメンネ攻撃やLV3専用の巨大な気功掌が搭載されるなど、新技もいくつか追加されている。

-『&b(){EX2 PLUS}』はEX2のバージョンアップ版で、後にPSにも移植。初代EXからプルム、ダラン、ベガが復活し、ストIIからサガット、新キャラとしてロッソとエリアが登場。演出面でも強化され、エクセルも調整されて少し使いやすくなった。さらに派手な3ゲージ技「メテオコンボ」を標準システムとして全キャラに搭載。やはりエクセルが『ZERO』シリーズのオリコンのように猛威を振るってはいるが、対戦バランスは無印よりも向上している。
--ボーナスステージも追加。一つは敵のサイクロイドにエクセルのみでダメージを与えて倒す、もうひとつは落下してくる隕石と人工衛星を破壊するというもの。どちらもクリアすると次ステージのゲージにボーナスがかかる。
--プレイステーション移植版は、前作のエキスパートをさらに進化させた「トライアルモード」を搭載。さらに、もっと難しい内容の問題を解く「マニアックモード」も用意されている。また、AC版ではEX2のキャラで唯一ハヤテだけが削除されたが、PS版では隠しとして復活している。その他、キャラのリプレイを録画して好きなアングルで再生できる「ディレクターモード」等を用意。こちらも前作同様充実した内容となっているため良移植である。次作の『EX3』の評判が芳しくないこともあり、本作が『EXシリーズの最高傑作』に挙げられることが多い。

-なお、隠しボスとしてベガを強化した、白い服を着た「ベガII」が登場するのだが、アリカ側の意向により出現条件は現在も一切明かされていない。


***ストリートファイターEX3
【すとりーとふぁいたー いーえっくす すりー】
|ジャンル|対戦型格闘ゲーム|&amazon(B00005OULE)|
|対応機種|プレイステーション2|~|
|販売元|カプコン|~|
|開発元|アリカ|~|
|発売日|2000年3月4日|~|
|価格|6,800円(税抜)|~|
//|分類|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~|
//下記、説明が良作とは言えないという意見が出ています。説明不足で良作である場合は、評価点などを書き加えてください。

-『&b(){EX3}』はPS2のロンチタイトルとして発売された(AC版は無い)。しかし、''ほぼタッグバトル強制かつ完成度の低い内容''や、綺麗になったものの造形に癖のあるポリゴングラフィック等により、クソゲー呼ばわりされることもしばしば。タッグ前提なのにキャラが同時に何人も登場すると頻繁に処理落ちを起こしたり、ところどころで見受けられる妙な挙動のバグなど作りこみの甘い要素が目に付く内容。
--エクセルやガードブレイクは廃止されたが、代わりにタッグ絡みの様々なシステムを搭載。
---前作で猛威を振るったエクセルが消滅したが、それに代わるタッグコンボが搭載されたため、慣れが必要だがコンボ重視のゲーム性であることは前作と同様。
--本作の対戦モードは、タッグバトル(VSシリーズのような交代制)・ドラマティックバトル(画面に同時に出て戦う)・チームバトル(複数人でチームを組んで先発が倒されると次が出る)になっており、''普通の1対1のモードがない''(パートナー同時操作はCPUに任せる事が可能)。
--一人用のモードは最初は一人でスタートするが、前述の様々なシステムで現れる敵を倒して仲間にしつつ進んでいくと言う変則的な形式。
---単純にクリアするだけなら難易度が非常に低く、最も高いハードにしても簡単に勝ててしまう。
---ただし各ステージには試合中に特定条件を満たすと得られる「メダル」が設定されており、高ランクのメダルほど獲得が厳しくなっていく。
--本作独自のキャラクターエディットモードとしてエースというキャラをカスタマイズして育てることが出来る。エースを使って前作までのような「トライアル」の問題を解いていき、経験値を溜めて技を買って覚えて装備していくといった形式。
---しかしトライアルモードがこれに吸収されてしまったため、他のキャラ用の問題は残念ながら今作には無い。
--スーパーコンボフィニッシュなどでなぜかアシュラ像などの画像が表示されるという謎なセンスの演出も賛否両論。
--本作には、前作『EX2 PLUS』に登場したほぼ全キャラ(ただしハヤテを除く)と、復活キャラでさくら・殺意リュウが登場するのだが、完全な新キャラはエディットキャラのエースしか居ない。
---キャラ数が大差ないことを省みた場合、本作は遊べるモードが少なく、グラフィックの質などを差し引いても前作の方が内容的に充実しており、続編にも関わらず見劣りしてしまう。

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**余談
-『[[3D格闘ツクール]]』に本作からスカロマニアがゲスト出演している。
-後に、同じアリカ開発による『[[ファイティングレイヤー]]』(ナムコ販売)というアーケード格闘ゲームが稼動しており、一部本作と共通するキャラも登場する。意欲的なシステムと個性的なキャラを売りとする作品だが、受けは悪く移植もされていないためほとんど出回っていない。しかし完成度は悪くなく、熱心なファンがいるのもまた事実である(現在も稀に大会が行われているほど)。
--画面にでかでかと表示される''漢祭り''の文字、プロレスラーの股間を突き出す必殺技、キノコを育てて戦うキャラ、猛獣と闘う一人用、「ラブソルジャー」などが見所。
-また、カプコンからも同様に2D格ゲーのシステムをベースにした3D格ゲー『[[私立ジャスティス学園>私立ジャスティス学園 LEGION OF HEROES]]』などがリリースされた。
-ストEXシリーズはPS版『EX plus α』『EX2 PLUS』共に、ゲームアーカイブスでは未だ配信されていない。
--アリカの三原氏によると、「カプコンさんの判断でアーカイブス化はできません」との事(→[[参照>https://twitter.com/miharasan/status/427726340301651968]])で、残念ながら、これからもアーカイブ化される予定は無いようだ。
-かつてネット上で『「ガルダが豪鬼より強い設定になった」「カイリが豪鬼を殺害した」などの設定が付けられてカプコンが激怒した』といった噂が一時期広まっていたが、2011年に''アリカの三原氏本人が否定しており、これらはデマである模様''。→[[参照>http://twitter.com/miharasan/status/115284117452627968]]
--カプコンの公式イラスト集にもEXシリーズのイラストがしっかり収録されていたり、『スト4』公式ブログでもEXシリーズに触れていたりと、カプコン側も特に怒っている様子は見られない。そもそもアリカの社長である西谷氏は元カプコン所属で、ストIIシリーズや初代X-MENの開発者として大きく関わった古株であり、カプコン側からすれば知り合いと言っても過言ではない人物なのである。
--『EX2』以降より豪鬼が非参戦となったことで、ユーザーの憶測からネット上で「豪鬼が死んだ」等のデマが広まってしまったと思われる。
-3D化されたタイトルは2008年7月まで本シリーズのみであったが、同18日に『ストリートファイターIV』が稼動したことにより初めてメインシリーズの3Dグラフィック化が実現した。
-2011年に入ってから、[[EXっぽい映像>http://dic.nicovideo.jp/v/sm14989598]]が公開されたり、ニンテンドー3DS上で見れる[[EXっぽい立体写真>http://www.arika.co.jp/special/special_3dphoto/3dphoto.html]]が公開されたりしている。
-「こち亀」の121巻には「EX3」の裏パッケージらしき写真が掲載されている。