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*ストライダー飛竜 【すとらいだーひりゅう】 |ジャンル|アクション|#image(o360103550.1.jpg,width=250,height=160)| |対応機種|アーケード(CPシステム)|~| |発売・開発元|カプコン|~| |稼働開始日|1989年3月|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''ストライダー飛竜シリーズ''&br()''ストライダー飛竜'' / [[ストライダー飛竜2]] / [[ストライダー飛竜 (2014)]] | //|ジャンル|アクション|CENTER:&amazon(B0001488K4)|&amazon(B00PP3UDFO)|&amazon(B0000ZPSN4)| //画像のせいで変に横長になってたのでAC版のチラシに差し替え ---- #contents(fromhere) ---- **概要 近未来を舞台に諜報集団に所属する主人公・飛竜を操り進む横スクロールアクションゲーム。 カプコンと本宮企画(本宮ひろ志プロダクション)と角川書店((アーケード版及び、メガドライブ版の最終ステージクリア後に三社のコピーライトが表示される。なお、PS版が発売された頃には角川の権利が失効している模様である。))の共同企画で制作された。 **ストーリー >AD2048年、全世界は謎の冥王グランドマスターの支配下にあった。~ しかし、この年、帝都のある東ヨーロッパはカザフ政権の暴走によって混乱し、~ 政府軍対反乱軍という争いが繰り広げられていた。 > そのような情勢の中、絶対の防衛力を誇るロシア帝都に潜入する、1人の暗躍者がいた。~ 彼の名は飛竜・・・。 > >暗躍集団ストライダーズ。忍者を前身とした彼らは、どのような依頼にも応じる戦闘、諜報のプロフェッショナル集団である。~ そのストライダーズの中の最年少A級ストライダー、それが飛竜だ。~ 今彼は、最も重要かつ危険な任務に就いていた。~ 全世界を支配する謎の冥王“グランドマスター”を消す。~ 偉大なる冥王に対する最後の反逆者。~ その鍛錬された体技によって帝都を席巻してゆく…… > >(プレイステーション版『1.2』説明書より)((飛竜の階級は「特A級」、ストライダーズの異称は「暗殺集団」であったはずだが、PS版の説明書ではこの通り「A級」「暗躍」になっている。)) **特徴 -操作は1レバーと2ボタン。プラズマ光剣サイファーによる攻撃と、ジャンプが割り当てられている。 --ジャンプは定量制で、ボタンを押した長さやレバー入力による補正は利かない。 --レバーを下に倒してジャンプボタンを押すと攻撃判定のあるスライディングで一部の雑魚敵をなぎ倒しつつ高速移動ができる。 ---勾配でのスライディングは高速移動こそできるが足を折り曲げて滑るため攻撃判定が発生しない。 ---スライディング時の当たり判定はしゃがみ状態と全く変わらない。 --ジャンプなどの落下中は足元に攻撃判定が発生する。踏みつけるような形で接触すれば耐久力1の雑魚を撃破する事ができる。 -壁や天井に触れるとクライムシクルという鎌を用いて張り付き、そのまま移動する事ができる。 -下り勾配で加速をする。 --各ステージは勾配による起伏が激しく、上り勾配では歩行速度が落ちる程度だが、下り勾配だと次第に加速が付き、走る事ができる。 --加速に伴いジャンプの飛距離が大きくなる。移植版はこの特性を利用しないとクリア不能になる。 --一度勢いがつけば以降は何度ジャンプしても減衰する事なく加速が維持される。但しスライディングはリセットしてしまうので注意。 -残機制(戻り復活)とライフ制の併用型。 --ライフは「飛」「飛竜」のアイテムを入手することで回復し、「竜」のアイテムでライフの上限を1マス増やす事ができる。 --ライフゲージを全て失うと爆死する。これは任務失敗時に所属組織に纏わる情報を秘匿するために体内に仕掛けられた爆弾が破裂するという設定上の演出である。 -オプションアイテム。 --オプションには最大2個まで装着できる「キノコ型」、キノコ型2つの時に登場する「豹型」、その場の上空の敵を攻撃する「タカ型」の3種類が存在する。 --キノコ型オプションはライフゲージとリンクし、ゲージ末端から順に赤表示でリンクされる。ダメージで赤ゲージが消滅するとオプションも消えてしまう。((後に格ゲーで「ウロボロス」として登場するのがこれ。飛竜の周囲を旋回するのではなく、自立式で飛竜から離れて行動する。)) --豹型オプションは2個のキノコ型オプションと引き換えに登場し、リンクゲージも赤から黄色(2マス)に変化。ダメージを受けるとキノコ型に戻る。 -全5ステージの1周エンド。 -飛竜自身の性能も高く、連射装置を使うとさらに強力になる上、アイテムとして登場するオプションも強力で装着すると進行がぐっと楽になる。 -自力でダッシュはできないが、攻撃判定のあるスライディング連発でスピーディーに先へと進む事ができる。 //これだけならただの特徴かと ---- **評価点 -非常に爽快感の強いゲーム性 --システム・ステージ共に飛竜が格好良く画面上を動くように計算された設計がなされており、操作感、演出、共に爽快感がある。 ---BGM「大走破(Big Run)」に掻き立てられるように地雷の谷を全力滑走、飛竜のあまりの速さに爆発が追いつけず、勢いそのままに断崖を大ジャンプ。 ---バルログ撃沈後、爆炎に追われるように駐機場へ向かう、定員オーバーで身動きのとれない最後のフライングトータスを巡ってキャプテン・ひげ丸Jrと一騎打ち。 ---ステージ5限定の影踏み弾兵の弾丸を華麗にジャンプでかわして懐へと一気に距離を詰めて撃破。 ---ステージ5限定のノボ(レーザー砲台)の4連レーザースタイリッシュ回避……などがある。 --敵の耐久力自体が全般的に柔らかく設定されており、ザコ敵はほとんどが飛竜の攻撃の1、2発程度で倒せる。 ---歯応えには欠けるが、その分飛竜の超人的な強さの表現にも通じており、立ちふさがる敵をバッサバッサとなぎ倒していく爽快感がある。 ---そんな中でも、反重力装置はやたら固く下手に接近すると振り回されダメージを受けてしまう。背景を参考にギリギリ重力圏に入らず攻撃が届く位置からダメージを蓄積させるように攻撃しよう。 -音楽と音響面の演出が秀逸。 --1ステージに複数のBGMを用意し、場面進行に応じて細かく切り替えていくという手法で雰囲気を盛り上げており、映画のような臨場感がある。 ---メインテーマとも言える1面冒頭のBGM「踏み込め!(Raid!)」をはじめとして良曲も多い。 --音声演出も取り入られており、妙に味があるネイティブスピークの台詞や憎たらしいグランドマスターの笑い声、4面のアマゾネスの謎の掛け声などが特徴的。 ---クリアするとボイスつき字幕つきの中間デモが入り、中でもステージ2のボス中華三姉妹を倒し、轟天改丸(飛行艇)を占拠した後のデモは名シーンとして有名。 **問題点 -初見のプレイヤーには何処にいけばいいのか、何をすればいいのか理解しづらい点がいくつかある。 //-グラフィック、設定、音楽は当時としては抜き出ているが、ゲーム内容としては一般客が何度もプレイできる内容とは言いづらい。結果短命に終わった。 //具体的にどういうことか掘り下げてほしい。 -ラスボスが弱い --気がついたら倒していたという程度の強さで、あっさり倒せてしまう。上述の通り、全体的な敵の柔らかさには主人公の強さの表現にも繋がっているが、肝心のラスボスまで同じでは設定負けしている感も否めないところ。 --ラスボス戦では落下即一発死な足場の不安定さの方が問題で、体力に任せてラスボスに重なって連打して倒す攻略法がほとんど。 ---撃破の際に鳴り響くファンファーレもどこか不穏かつ不気味な雰囲気で、困難な任務を達成した爽快感がいまいち薄い。ただこれはAC版の事であり、MD&X68000はもっと荘厳な、達成感があるBGMになっている。((アーケード版にも曲データは存在する模様。BGM集の動画では二種類のクリアファンファーレが収録されているものがある。)) // https://www.nicovideo.jp/watch/sm36910930 で二種類のクリアファンファーレを確認 -アーケード版はマスターアップ時のバグにより、空中戦艦バルログステージ以降、殆どのBGMが1面冒頭のものになってしまうという不具合がある。 --後期出荷版では修正されているが、それでも一部そのまま不具合が残っている箇所がある。~ また後期版自体、出荷数が少ないためなかなかお目にかかれず、最終的に完全なアーケード修正版は発売されなかった。 //家庭用移植版でもほとんどが初期版である。<-家庭用はBGMどれも修正されてるはず ---PV集「カプコンゲーム シンドローム」に収録された本作のプレイ映像では初期基板とは異なるBGM構成となっているが、それが本来意図した構成だとされており、MD版及びX68000版ではそちらに基づいてBGMが修正・再現されている。~ また、オムニバスCD「CAPCOM G.S.M.」シリーズではアーケード版音源にてX68000版と同様の構成で収録されている。((ただし、こちらではステージ3と4がなぜか入れ替わっている。)) //ゲーム性に関する問題点があれば記載を。 ---- **総評 爽快感のあるアクション、BGMやデモ等の良演出もあり、近未来的デザインの忍者アクションゲームとして良く出来た一作。~ キャラの魅力は後のコラボ作品時にも人気が出ることとなった。 ---- **移植 -''『ストライダー飛竜』(1990年 メガドライブ)'' --セガが可能な限り忠実に移植しており、幾つか再現不可能なものもあるが、キャラグラフィックやモーションの一部が書き直されAC版よりも細かくなっていたり((飛竜のサイファー捌きなど、省略されている箇所もある。))、エンディングの演出が独自のものになっていたりと、オリジナル版よりも改良されている部分も多い。 ---前述のとおり、BGMは完全に修正されており、本来意図された通りの構成になっている((ただし、ランキング入力がカットされているため、ランキング入力時のBGMはエンディングBGMの一部となっておりメドレー形式に再構成されている。))。 --攻撃時の飛竜のボイスは短くなっており((海外版「Strider」では、アーケード版、ジェネシス版共にボイスは無い。))、中間デモのボイスに至っては全カットされているが。容量との兼ね合いで致し方ない所。 --メガドライブのRAM容量では目まぐるしく変化する場面や巨大なキャラクターの処理は厳しかったのか、ステージ間の随所でデータ展開による画面の一時停止が頻発。側転ジャンプの姿勢で1秒近く固まるなどテンションを大なり小なり損なう欠点がある。 --最終面、反重力装置手前の槍地帯については攻略ビデオにあるようには進めないので、新たにパターンを考える必要がある。 --また、実機ロムの初期ロットのみと思われるが、&bold(){ノーミスで進むと5面で再登場するウロボロスが出現しなくなりそのまま詰む}という致命的なバグが存在するため、ノーミスクリア狙いが成立しないという惜しい点もある。 --2021年10月26日に『[[セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online>ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online]]』初期収録作品の一つとして配信された。 -''『ストライダー飛竜』(1992年 X68000)'' --ハードウェアスペック的にはAC版に一番近いためか、一部の大型キャラが点滅しながら登場する部分が少々あることと画面モードのアスペクト比率のせいで少々横長に見えてしまう点((この辺は正直重箱の隅レベルであろう))を除けばほぼ忠実に移植されている。~ FD3枚組だが、HDDインストールが可能なので環境さえ整っていれば快適にプレイできた。また前述のとおり、こちらもMD版同様にBGMが本来意図されていた通りの構成に修正されている。 --開発はSPSが担当。 -''『ストライダー飛竜』(1994年 PCエンジンアーケードカード専用ソフト)'' --「忍者を母体とする傭兵集団」という設定が、PCエンジン版のみ「世界平和維持のために活動する組織」に変わっている。 --サイファーの連射速度が遅い・攻撃時の音声がオリジナルより甲高いなど割と根幹に関わる部分で違いがある。ステージ背景も簡略化されている部分がある。 --ビジュアル、BGM、移植度などを総合的にみると残念移植だが、オリジナルステージの収録や撃破音を入れたりなど評価できる部分もある。~ 他作で瞬殺されてきた中ボスやボスに前口上を述べる時間が与えられ、存在感が大幅に増している。~ CVは飛竜に塩沢兼人、グランドマスターは戸谷公次など豪華な顔ぶれ。 ---残念な点は多いものの、これまで想像を喚起する形でしか示されてこなかったドラマ要素がはっきりとした形で映像表現できている点は大きい。~ 日本語表示となったスタッフロールでは、グランドマスターの拠点が崩落していくのを後にアマゾンの秘境を見下ろしながらグライダーで飛び立っていく飛竜のEDデモが一体化しており、上記「CAPCOM G.S.M.」に収録されたアレンジ版「ペテルブルグの月」のリミックス版がBGMとして流れるのと相まって非常に感慨深くラストを演出してくれる。 --開発はダイス、I.S.C.が担当。 -''『ストライダー飛竜1&2』(2000年、プレイステーション)'' --1作目と2作目をカップリングした2枚組ソフト。1作目の移植のみユースが担当((ユースは2021年に破産。))。 --PS版のみの追加要素をオプションで選択可能。飛竜の忍装束のカラーが6種類追加、リミックス版のBGMを収録、常時パワーアップ状態、ステージセレクト機能など。 --BGMやグラフィックもほぼ忠実に移植されているが、CD-ROMメディアゆえ、オープニングやステージ間にローディングが入ってしまうのが欠点。 ---BGMはアーケード後期版を移植しているので、X68000のような「本来のBGM構成」ではない。 //BGMの不具合は概ね修正されているが、スタッフロールのBGMのみ他媒体同様にステージ1のものになっている。 --なぜか影踏み弾(マシンガン敵)の薬莢に攻撃判定があるので、下から近づいてはいけない。 --のちに『カプコンゲームブックス ストライダー飛竜』として1のみ攻略本とセットという形で単品販売された。 -『[[カプコン クラシックス コレクション]] vol.2(海外版)』(PS2/Xbox) -『カプコン クラシックス コレクション リミックス』(PSP) --本作の初期版が収録されている。 -『[[カプコンアーケードスタジアム]]』(Switch/PS4/XboxOne/Steam) --『パック2 アーケード絶頂期!』に収録。国内版と海外版を選択できる。 //細かく上げてくと切りないので具体的な作品情報がないものはco //-マスターシステム版『STRIDER』発売。 //-NES(海外版ファミコン)版『STRIDER』発売。 //--漫画版が原作となっており別物と化している。ちなみにタイトルデモの曲には公式で歌詞がつけられている。 //-液晶電子ゲーム版『STRIDER』発売。 //--ゲーム&ウオッチのようなStrider。パッケージイラストはNES版同様、中年のガチムチ飛竜。 //-ジェネシス版『STRIDER RETURNS(STRIDER II)』発売。 //-マスターシステム版『STRIDER RETURNS(STRIDER II)』発売。 //-ゲームギア版『STRIDER RETURNS(STRIDER II)』発売。 **続編 -''『[[ストライダー飛竜2]]』(1999年 アーケード)'' --AC版の続編。ダッシュやブースト等の新技が追加されたが、前作と比べるとグラフィックが大幅に変わっている。 --最大の特徴は、横スクロール形式を踏襲しつつ、背景から足場まで全て3Dで描画されていること。 詳しくは該当記事で。 -''『[[ストライダー飛竜>ストライダー飛竜 (2014)]]』''(2014 PS3[パッケージ・DL版] PS4/Xbox360/XboxOne/Steam[DL専売])。 --『2』から数えて15年ぶりに制作された新作。探索要素の強いアクションゲームとしてゲーム性が一新されており、事実上のリメイク作品に当たる。 **その後の展開 -後に本作の企画者が他社に移籍して『[[キャノンダンサー]]』というアーケードゲームを製作。 --飛竜と同じシステムやケレン味などのエッセンスを継いだ作品として、こちらを真の飛竜の続編と見る向きも強い。 -キャッチーな見た目とキャラ人気の高さからカプコンの関わるお祭りゲーに出番も多い。 --格闘ゲームの『MARVEL VS. CAPCOM』シリーズではほぼ毎回出場しており、『MVC』『MVC2』『UMVC3』『MVCI』にプレイアブルキャラとして飛竜が飛竜が参戦している。 ---このシリーズで格好良さやピカレスクな性格が受け、一躍人気キャラとなり、翌年にカプコン側のちょっとした思惑もあって続編『ストライダー飛竜2』が作られる程に。 ---同作では漫画版で使われたデザインが採用された。やたら目立つ巨大スカーフをなびかせ、忍ぶ事を知らずに派手に暴れ回るアメリカンテイスト的な雰囲気に変化している。 ---『MVC』初代では原作のエンディングと同じくグライダーで飛び去った飛竜が鯨の背に降り立つ姿が描かれているが、この時のBGMは修正後のエンディングのアレンジ曲になっている。 --『NAMCOxCAPCOM』や実質的な続編でもある『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』にも参戦。『PXZ2』では『Shinobi』の秀真とのペアユニット。 ---『NAMCOxCAPCOM』ではグランドマスターとの決戦がラスボス直前に行われるなど、登場キャラの中でもかなり優遇された扱いを受けている。 ---- **余談 -実は本作の企画はファミコン向け作品としての開発がメインで、アーケード版はファミコン版以前の過去を描く外伝作となる予定だった。 --ファミコン版はストライダー脱退後の飛竜の戦いを描くストーリーとなっており、殺人マシーンとしての印象の強いアーケード版から、友の死に涙したり、敵に怒りを露わにするなど、人間的感情を取り戻した姿が描かれている。 --本来は角川書店と本宮企画とのメディアミックス企画として展開される予定であり、アーケード版稼働直前に行われた漫画連載もその一環として、ファミコン版をコミカライズしたものである。 ---しかし、結局ファミコン版は国内での発売が見送られてアーケード版の方が大きくヒットしたこともあり、日本国内ではアーケード版の設定やキャラクター像が定着しているため、漫画版に触れた国内のファンからは戸惑われることが多い。もしもファミコン版が発売されていれば現在の飛竜とはまったく違ったイメージとなっていたかもしれない。 //wikipediaの記事内の記述を基に記載。 --このファミコン版は海外ではNES(海外版ファミコン)で「STRIDER」として発売されている。またGBA用オムニバスソフト「CAPCOM CLASSICS mini MIX」にも収録されている。国内用GBA本体でも起動する。 //-『[[ロックマンXシリーズ>ロックマンシリーズ#id_ceedf9c5]]』の「ゼロ」の名前の由来は本作に登場する中ボス「ソロ」から取られていると言われている。 //ソースや根拠なしの為一旦CO -『[[ロックマン7>ロックマン7 宿命の対決!]]』のスラッシュクロー取得時に、ライトットが「スXラXダーひXゅうみたいだ」と言い、ロックマンに「それは言わない約束だろ」と突っ込まれるデモがある。 --海外版ではカットされている。 ----
*ストライダー飛竜 【すとらいだーひりゅう】 |ジャンル|アクション|#image(o360103550.1.jpg,width=250,height=160)| |対応機種|アーケード(CPシステム)|~| |発売・開発元|カプコン|~| |稼働開始日|1989年3月|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''ストライダー飛竜シリーズ''&br()''ストライダー飛竜'' / [[ストライダー飛竜2]] / [[ストライダー飛竜 (2014)]] | //|ジャンル|アクション|CENTER:&amazon(B0001488K4)|&amazon(B00PP3UDFO)|&amazon(B0000ZPSN4)| //画像のせいで変に横長になってたのでAC版のチラシに差し替え ---- #contents(fromhere) ---- **概要 近未来を舞台に諜報集団に所属する主人公・飛竜を操り進む横スクロールアクションゲーム。 カプコンと本宮企画(本宮ひろ志プロダクション)と角川書店((アーケード版及び、メガドライブ版の最終ステージクリア後に三社のコピーライトが表示される。なお、PS版が発売された頃には角川の権利が失効している模様である。))の共同企画で制作された。 **ストーリー >AD2048年、全世界は謎の冥王グランドマスターの支配下にあった。~ しかし、この年、帝都のある東ヨーロッパはカザフ政権の暴走によって混乱し、~ 政府軍対反乱軍という争いが繰り広げられていた。 > そのような情勢の中、絶対の防衛力を誇るロシア帝都に潜入する、1人の暗躍者がいた。~ 彼の名は飛竜・・・。 > >暗躍集団ストライダーズ。忍者を前身とした彼らは、どのような依頼にも応じる戦闘、諜報のプロフェッショナル集団である。~ そのストライダーズの中の最年少A級ストライダー、それが飛竜だ。~ 今彼は、最も重要かつ危険な任務に就いていた。~ 全世界を支配する謎の冥王“グランドマスター”を消す。~ 偉大なる冥王に対する最後の反逆者。~ その鍛錬された体技によって帝都を席巻してゆく…… > >(プレイステーション版『1.2』説明書より)((飛竜の階級は「特A級」、ストライダーズの異称は「暗殺集団」であったはずだが、PS版の説明書ではこの通り「A級」「暗躍」になっている。)) **特徴 -操作は1レバーと2ボタン。プラズマ光剣サイファーによる攻撃と、ジャンプが割り当てられている。 --ジャンプは定量制で、ボタンを押した長さやレバー入力による補正は利かない。 --レバーを下に倒してジャンプボタンを押すと攻撃判定のあるスライディングで一部の雑魚敵をなぎ倒しつつ高速移動ができる。 ---勾配でのスライディングは高速移動こそできるが足を折り曲げて滑るため攻撃判定が発生しない。 ---スライディング時の当たり判定はしゃがみ状態と全く変わらない。 --ジャンプなどの落下中は足元に攻撃判定が発生する。踏みつけるような形で接触すれば耐久力1の雑魚を撃破する事ができる。 -壁や天井に触れるとクライムシクルという鎌を用いて張り付き、そのまま移動する事ができる。 -下り勾配で加速をする。 --各ステージは勾配による起伏が激しく、上り勾配では歩行速度が落ちる程度だが、下り勾配だと次第に加速が付き、走る事ができる。 --加速に伴いジャンプの飛距離が大きくなる。移植版はこの特性を利用しないとクリア不能になる。 --一度勢いがつけば以降は何度ジャンプしても減衰する事なく加速が維持される。但しスライディングはリセットしてしまうので注意。 -残機制(戻り復活)とライフ制の併用型。 --ライフは「飛」「飛竜」のアイテムを入手することで回復し、「竜」のアイテムでライフの上限を1マス増やす事ができる。 --ライフゲージを全て失うと爆死する。これは任務失敗時に所属組織に纏わる情報を秘匿するために体内に仕掛けられた爆弾が破裂するという設定上の演出である。 -オプションアイテム。 --オプションには最大2個まで装着できる「キノコ型」、キノコ型2つの時に登場する「豹型」、その場の上空の敵を攻撃する「タカ型」の3種類が存在する。 --キノコ型オプションはライフゲージとリンクし、ゲージ末端から順に赤表示でリンクされる。ダメージで赤ゲージが消滅するとオプションも消えてしまう。((後に格ゲーで「ウロボロス」として登場するのがこれ。飛竜の周囲を旋回するのではなく、自立式で飛竜から離れて行動する。)) --豹型オプションは2個のキノコ型オプションと引き換えに登場し、リンクゲージも赤から黄色(2マス)に変化。ダメージを受けるとキノコ型に戻る。 -全5ステージの1周エンド。 -飛竜自身の性能も高く、連射装置を使うとさらに強力になる上、アイテムとして登場するオプションも強力で装着すると進行がぐっと楽になる。 -自力でダッシュはできないが、攻撃判定のあるスライディング連発でスピーディーに先へと進む事ができる。 //これだけならただの特徴かと ---- **評価点 -非常に爽快感の強いゲーム性 --システム・ステージ共に飛竜が格好良く画面上を動くように計算された設計がなされており、操作感、演出、共に爽快感がある。 ---BGM「大走破(Big Run)」に掻き立てられるように地雷の谷を全力滑走、飛竜のあまりの速さに爆発が追いつけず、勢いそのままに断崖を大ジャンプ。 ---バルログ撃沈後、爆炎に追われるように駐機場へ向かう、定員オーバーで身動きのとれない最後のフライングトータスを巡ってキャプテン・ひげ丸Jrと一騎打ち。 ---ステージ5限定の影踏み弾兵の弾丸を華麗にジャンプでかわして懐へと一気に距離を詰めて撃破。 ---ステージ5限定のノボ(レーザー砲台)の4連レーザースタイリッシュ回避……などがある。 --敵の耐久力自体が全般的に柔らかく設定されており、ザコ敵はほとんどが飛竜の攻撃の1、2発程度で倒せる。 ---歯応えには欠けるが、その分飛竜の超人的な強さの表現にも通じており、立ちふさがる敵をバッサバッサとなぎ倒していく爽快感がある。 ---そんな中でも、反重力装置はやたら固く下手に接近すると振り回されダメージを受けてしまう。背景を参考にギリギリ重力圏に入らず攻撃が届く位置からダメージを蓄積させるように攻撃しよう。 -音楽と音響面の演出が秀逸。 --1ステージに複数のBGMを用意し、場面進行に応じて細かく切り替えていくという手法で雰囲気を盛り上げており、映画のような臨場感がある。 ---メインテーマとも言える1面冒頭のBGM「踏み込め!(Raid!)」をはじめとして良曲も多い。 --音声演出も取り入られており、妙に味があるネイティブスピークの台詞や憎たらしいグランドマスターの笑い声、4面のアマゾネスの謎の掛け声などが特徴的。 ---クリアするとボイスつき字幕つきの中間デモが入り、中でもステージ2のボス中華三姉妹を倒し、轟天改丸(飛行艇)を占拠した後のデモは名シーンとして有名。 **問題点 -初見のプレイヤーには何処にいけばいいのか、何をすればいいのか理解しづらい点がいくつかある。 //-グラフィック、設定、音楽は当時としては抜き出ているが、ゲーム内容としては一般客が何度もプレイできる内容とは言いづらい。結果短命に終わった。 //具体的にどういうことか掘り下げてほしい。 -ラスボスが弱い --気がついたら倒していたという程度の強さで、あっさり倒せてしまう。上述の通り、全体的な敵の柔らかさには主人公の強さの表現にも繋がっているが、肝心のラスボスまで同じでは設定負けしている感も否めないところ。 --ラスボス戦では落下即一発死な足場の不安定さの方が問題で、体力に任せてラスボスに重なって連打して倒す攻略法がほとんど。 ---撃破の際に鳴り響くファンファーレもどこか不穏かつ不気味な雰囲気で、困難な任務を達成した爽快感がいまいち薄い。ただこれはAC版の事であり、MD&X68000はもっと荘厳な、達成感があるBGMになっている。((アーケード版にも曲データは存在する模様。BGM集の動画では二種類のクリアファンファーレが収録されているものがある。)) // https://www.nicovideo.jp/watch/sm36910930 で二種類のクリアファンファーレを確認 -アーケード版はマスターアップ時のバグにより、空中戦艦バルログステージ以降、殆どのBGMが1面冒頭のものになってしまうという不具合がある。 --後期出荷版では修正されているが、それでも一部そのまま不具合が残っている箇所がある。~ また後期版自体、出荷数が少ないためなかなかお目にかかれず、最終的に完全なアーケード修正版は発売されなかった。 //家庭用移植版でもほとんどが初期版である。<-家庭用はBGMどれも修正されてるはず ---PV集「カプコンゲーム シンドローム」に収録された本作のプレイ映像では初期基板とは異なるBGM構成となっているが、それが本来意図した構成だとされており、MD版及びX68000版ではそちらに基づいてBGMが修正・再現されている。~ また、オムニバスCD「CAPCOM G.S.M.」シリーズではアーケード版音源にてX68000版と同様の構成で収録されている。((ただし、こちらではステージ3と4がなぜか入れ替わっている。)) //ゲーム性に関する問題点があれば記載を。 ---- **総評 爽快感のあるアクション、BGMやデモ等の良演出もあり、近未来的デザインの忍者アクションゲームとして良く出来た一作。~ キャラの魅力は後のコラボ作品時にも人気が出ることとなった。 ---- **移植 -''『ストライダー飛竜』(1990年 メガドライブ)'' --セガが可能な限り忠実に移植しており、幾つか再現不可能なものもあるが、キャラグラフィックやモーションの一部が書き直されAC版よりも細かくなっていたり((飛竜のサイファー捌きなど、省略されている箇所もある。))、エンディングの演出が独自のものになっていたりと、オリジナル版よりも改良されている部分も多い。 ---前述のとおり、BGMは完全に修正されており、本来意図された通りの構成になっている((ただし、ランキング入力がカットされているため、ランキング入力時のBGMはエンディングBGMの一部となっておりメドレー形式に再構成されている。))。 --攻撃時の飛竜のボイスは短くなっており((海外版「Strider」では、アーケード版、ジェネシス版共にボイスは無い。))、中間デモのボイスに至っては全カットされているが。容量との兼ね合いで致し方ない所。 --メガドライブのRAM容量では目まぐるしく変化する場面や巨大なキャラクターの処理は厳しかったのか、ステージ間の随所でデータ展開による画面の一時停止が頻発。側転ジャンプの姿勢で1秒近く固まるなどテンションを大なり小なり損なう欠点がある。 --最終面、反重力装置手前の槍地帯については攻略ビデオにあるようには進めないので、新たにパターンを考える必要がある。 --また、実機ロムの初期ロットのみと思われるが、&bold(){ノーミスで進むと5面で再登場するウロボロスが出現しなくなりそのまま詰む}という致命的なバグが存在するため、ノーミスクリア狙いが成立しないという惜しい点もある。 --2021年10月26日に『[[セガ メガドライブ for Nintendo Switch Online>ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online]]』初期収録作品の一つとして配信された。 -''『ストライダー飛竜』(1992年 X68000)'' --ハードウェアスペック的にはAC版に一番近いためか、一部の大型キャラが点滅しながら登場する部分が少々あることと画面モードのアスペクト比率のせいで少々横長に見えてしまう点((この辺は正直重箱の隅レベルであろう))を除けばほぼ忠実に移植されている。~ FD3枚組だが、HDDインストールが可能なので環境さえ整っていれば快適にプレイできた。また前述のとおり、こちらもMD版同様にBGMが本来意図されていた通りの構成に修正されている。 --開発はSPSが担当。 -''『ストライダー飛竜』(1994年 PCエンジンアーケードカード専用ソフト)'' --「忍者を母体とする傭兵集団」という設定が、PCエンジン版のみ「世界平和維持のために活動する組織」に変わっている。 --サイファーの連射速度が遅い・攻撃時の音声がオリジナルより甲高いなど割と根幹に関わる部分で違いがある。ステージ背景も簡略化されている部分がある。 --ビジュアル、BGM、移植度などを総合的にみると残念移植だが、オリジナルステージの収録や撃破音を入れたりなど評価できる部分もある。~ 他作で瞬殺されてきた中ボスやボスに前口上を述べる時間が与えられ、存在感が大幅に増している。~ CVは飛竜に塩沢兼人、グランドマスターは戸谷公次など豪華な顔ぶれ。 ---残念な点は多いものの、これまで想像を喚起する形でしか示されてこなかったドラマ要素がはっきりとした形で映像表現できている点は大きい。~ 日本語表示となったスタッフロールでは、グランドマスターの拠点が崩落していくのを後にアマゾンの秘境を見下ろしながらグライダーで飛び立っていく飛竜のEDデモが一体化しており、上記「CAPCOM G.S.M.」に収録されたアレンジ版「ペテルブルグの月」のリミックス版がBGMとして流れるのと相まって非常に感慨深くラストを演出してくれる。 --開発はダイス、I.S.C.が担当。 --最初期の頃から発売予定表に掲載はされていたものの仕様や媒体((Huカード→CD-ROM2→SUPER CD-ROM2→アーケードカードと変遷を辿っている))を変えながら延期を繰り返してようやくお目見えした1本である。 -''『ストライダー飛竜1&2』(2000年、プレイステーション)'' --1作目と2作目をカップリングした2枚組ソフト。1作目の移植のみユースが担当((ユースは2021年に破産。))。 --PS版のみの追加要素をオプションで選択可能。飛竜の忍装束のカラーが6種類追加、リミックス版のBGMを収録、常時パワーアップ状態、ステージセレクト機能など。 --BGMやグラフィックもほぼ忠実に移植されているが、CD-ROMメディアゆえ、オープニングやステージ間にローディングが入ってしまうのが欠点。 ---BGMはアーケード後期版を移植しているので、X68000のような「本来のBGM構成」ではない。 //BGMの不具合は概ね修正されているが、スタッフロールのBGMのみ他媒体同様にステージ1のものになっている。 --なぜか影踏み弾(マシンガン敵)の薬莢に攻撃判定があるので、下から近づいてはいけない。 --のちに『カプコンゲームブックス ストライダー飛竜』として1のみ攻略本とセットという形で単品販売された。 -『[[カプコン クラシックス コレクション]] vol.2(海外版)』(PS2/Xbox) -『カプコン クラシックス コレクション リミックス』(PSP) --本作の初期版が収録されている。 -『[[カプコンアーケードスタジアム]]』(Switch/PS4/XboxOne/Steam) --『パック2 アーケード絶頂期!』に収録。国内版と海外版を選択できる。 //細かく上げてくと切りないので具体的な作品情報がないものはco //-マスターシステム版『STRIDER』発売。 //-NES(海外版ファミコン)版『STRIDER』発売。 //--漫画版が原作となっており別物と化している。ちなみにタイトルデモの曲には公式で歌詞がつけられている。 //-液晶電子ゲーム版『STRIDER』発売。 //--ゲーム&ウオッチのようなStrider。パッケージイラストはNES版同様、中年のガチムチ飛竜。 //-ジェネシス版『STRIDER RETURNS(STRIDER II)』発売。 //-マスターシステム版『STRIDER RETURNS(STRIDER II)』発売。 //-ゲームギア版『STRIDER RETURNS(STRIDER II)』発売。 **続編 -''『[[ストライダー飛竜2]]』(1999年 アーケード)'' --AC版の続編。ダッシュやブースト等の新技が追加されたが、前作と比べるとグラフィックが大幅に変わっている。 --最大の特徴は、横スクロール形式を踏襲しつつ、背景から足場まで全て3Dで描画されていること。 詳しくは該当記事で。 -''『[[ストライダー飛竜>ストライダー飛竜 (2014)]]』''(2014 PS3[パッケージ・DL版] PS4/Xbox360/XboxOne/Steam[DL専売])。 --『2』から数えて15年ぶりに制作された新作。探索要素の強いアクションゲームとしてゲーム性が一新されており、事実上のリメイク作品に当たる。 **その後の展開 -後に本作の企画者が他社に移籍して『[[キャノンダンサー]]』というアーケードゲームを製作。 --飛竜と同じシステムやケレン味などのエッセンスを継いだ作品として、こちらを真の飛竜の続編と見る向きも強い。 -キャッチーな見た目とキャラ人気の高さからカプコンの関わるお祭りゲーに出番も多い。 --格闘ゲームの『MARVEL VS. CAPCOM』シリーズではほぼ毎回出場しており、『MVC』『MVC2』『UMVC3』『MVCI』にプレイアブルキャラとして飛竜が飛竜が参戦している。 ---このシリーズで格好良さやピカレスクな性格が受け、一躍人気キャラとなり、翌年にカプコン側のちょっとした思惑もあって続編『ストライダー飛竜2』が作られる程に。 ---同作では漫画版で使われたデザインが採用された。やたら目立つ巨大スカーフをなびかせ、忍ぶ事を知らずに派手に暴れ回るアメリカンテイスト的な雰囲気に変化している。 ---『MVC』初代では原作のエンディングと同じくグライダーで飛び去った飛竜が鯨の背に降り立つ姿が描かれているが、この時のBGMは修正後のエンディングのアレンジ曲になっている。 --『NAMCOxCAPCOM』や実質的な続編でもある『PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD』にも参戦。『PXZ2』では『Shinobi』の秀真とのペアユニット。 ---『NAMCOxCAPCOM』ではグランドマスターとの決戦がラスボス直前に行われるなど、登場キャラの中でもかなり優遇された扱いを受けている。 ---- **余談 -実は本作の企画はファミコン向け作品としての開発がメインで、アーケード版はファミコン版以前の過去を描く外伝作となる予定だった。 --ファミコン版はストライダー脱退後の飛竜の戦いを描くストーリーとなっており、殺人マシーンとしての印象の強いアーケード版から、友の死に涙したり、敵に怒りを露わにするなど、人間的感情を取り戻した姿が描かれている。 --本来は角川書店と本宮企画とのメディアミックス企画として展開される予定であり、アーケード版稼働直前に行われた漫画連載もその一環として、ファミコン版をコミカライズしたものである。 ---しかし、結局ファミコン版は国内での発売が見送られてアーケード版の方が大きくヒットしたこともあり、日本国内ではアーケード版の設定やキャラクター像が定着しているため、漫画版に触れた国内のファンからは戸惑われることが多い。もしもファミコン版が発売されていれば現在の飛竜とはまったく違ったイメージとなっていたかもしれない。 //wikipediaの記事内の記述を基に記載。 --このファミコン版は海外ではNES(海外版ファミコン)で「STRIDER」として発売されている。またGBA用オムニバスソフト「CAPCOM CLASSICS mini MIX」にも収録されている。国内用GBA本体でも起動する。 //-『[[ロックマンXシリーズ>ロックマンシリーズ#id_ceedf9c5]]』の「ゼロ」の名前の由来は本作に登場する中ボス「ソロ」から取られていると言われている。 //ソースや根拠なしの為一旦CO -『[[ロックマン7>ロックマン7 宿命の対決!]]』のスラッシュクロー取得時に、ライトットが「スXラXダーひXゅうみたいだ」と言い、ロックマンに「それは言わない約束だろ」と突っ込まれるデモがある。 --海外版ではカットされている。 ----

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