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*ガンダーラ 仏陀の聖戦 【がんだーら ぶっだのせいせん】 |ジャンル|アクションRPG| |対応機種|PC88、MSX2| |発売・開発元|エニックス| |発売日|1987年5月28日| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要  仏陀の戦士「シッタール」(デフォルト名であり、自分で名前が決められる)を動かし、フィールドやダンジョンの敵を倒し、6つの世界の各ボスを倒してクリアとなるアクションRPG。 ---- **特徴・システム -インドや仏教をモチーフにした、今の時代から見ても独特の世界観 --上記の6つの世界とは人間界、地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、天上界であり、まさしく「六道」である。 --他にも世界を解放することで明王、菩薩などといった「位」が与えられる。 -リアルタイム制で、こちらが動かなくても時間が経過し、敵は動き回る。 -MPは「法力」を使うのに必要であり、これを当てると敵が一時的に動かなくなる。一部のザコやボスはこれを使わないと倒せない。 -foodsというステータスがある。『[[風来のシレン>不思議のダンジョン2 風来のシレン]]』でいう満腹度のようなもの。これが0になると徐々にHPが減っていく。食料は敵を倒して落とさせたり、店で買ったりする。 -ダンジョン内は基本的に真っ暗で、明かりをつけるには「月光石」が必要。但し月光石は時間の経過と共に減って無くなってしまう。 -ボスは弱点を攻撃しないと倒せない。弱点については情報を集めて見破るしかない。 -他、「病気なので薬をくれ、お礼に役立つアイテムをあげるから」というタイプのお使いイベントがいくつかある。全てこなさないとクリアはできない。 -地上ならどこでもセーブ・ロードが可能である。 -HP、MPが減ったら「菩提樹」にお金を捧げ、お祈りすることで回復することが可能。但し菩提樹の数は世界が進んでいくことで減ってしまう。 --お祈り中でも時間が経過し、foodsは減り、敵は襲ってくるので注意。 ---- **評価点 -当時のエニックスの豪華スタッフを使っているだけあって、絵や音楽(スギヤマコウイチ氏が作曲担当)は非常に優秀。 -ゲーム自体が単純で飲み込みやすい。難易度も高くない。 -「宝玉」(ダンジョンや世界の入口へワープする)など便利なアイテムも揃っている。 ---- **問題点 -レベルの上げすぎに注意 --世界をクリアすると新しい装備がもらえるのだが、そのときステータスをレベルや現在値に関係なく「固定の値」に変化させる。 --そのため低レベルでクリアすると有利であり、逆に高レベルでクリアするとステータスが下がってしまう。 -前の世界に戻れなくなるバグがある。 --ボスを倒さずに地獄界から人間界に戻るとその途端ブラックアウトし、ゲームが進まなくなるバグがある。畜生界から人間界に戻っても同じバグがおこる。 --ボスの弱点は人間界にいる人が知っているため、情報を集めずに先へ進むとボスの弱点がわからずハマってしまう。 -MSX版の問題 --本作は全方向スクロールとなっている。一歩歩くごとに背景を全て書き換えることで擬似的にスクロールを再現しているため、動作が非常にもっさりとしている。 --MSXに限らず、当時の8ビットパソコンはスクロールが弱点ではあったが、MSX版はPC88版とは比べものにならない遅さだった。PC88版も決して速いわけではないが。 ---- **総評  当時、『[[イース]]』『[[メタルギア]]』など様々なゲームが生まれていたため、それらに比べてやや影が薄い。しかし時代を感じさせつつも優秀な音楽とグラフィック、そして個性的な世界観が魅力で根強いファンはいる。 //**参考 //http://psyzans.com/Testsite/Gandhara/Gandhara_01.html
*ガンダーラ 仏陀の聖戦 【がんだーら ぶっだのせいせん】 |ジャンル|アクションRPG| |対応機種|PC88、MSX2| |発売・開発元|エニックス| |発売日|1987年5月28日| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''| ---- #contents(fromhere) ---- **概要  仏陀の戦士「シッタール」(デフォルト名であり、自分で名前が決められる)を動かし、フィールドやダンジョンの敵を倒し、6つの世界の各ボスを倒してクリアとなるアクションRPG。 ---- **特徴・システム -インドや仏教をモチーフにした、今の時代から見ても独特の世界観 --上記の6つの世界とは人間界、地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、天上界であり、まさしく「六道」である。 --他にも世界を解放することで明王、菩薩などといった「位」が与えられる。 -リアルタイム制で、こちらが動かなくても時間が経過し、敵は動き回る。 -MPは「法力」を使うのに必要であり、これを当てると敵が一時的に動かなくなる。一部のザコやボスはこれを使わないと倒せない。 -foodsというステータスがある。『[[風来のシレン>不思議のダンジョン2 風来のシレン]]』でいう満腹度のようなもの。これが0になると徐々にHPが減っていく。食料は敵を倒して落とさせたり、店で買ったりする。 -ダンジョン内は基本的に真っ暗で、明かりをつけるには「月光石」が必要。但し月光石は時間の経過と共に減って無くなってしまう。 -ボスは弱点を攻撃しないと倒せない。弱点については情報を集めて見破るしかない。 -他、「病気なので薬をくれ、お礼に役立つアイテムをあげるから」というタイプのお使いイベントがいくつかある。全てこなさないとクリアはできない。 -地上ならどこでもセーブ・ロードが可能である。 -HP、MPが減ったら「菩提樹」にお金を捧げ、お祈りすることで回復することが可能。但し菩提樹の数は世界が進んでいくことで減ってしまう。 --お祈り中でも時間が経過し、foodsは減り、敵は襲ってくるので注意。 ---- **評価点 -当時のエニックスの豪華スタッフを使っているだけあって、絵や音楽(スギヤマコウイチ氏が作曲担当)は非常に優秀。 -ゲーム自体が単純で飲み込みやすい。難易度も高くない。 -「宝玉」(ダンジョンや世界の入口へワープする)など便利なアイテムも揃っている。 ---- **問題点 -レベルの上げすぎに注意 --世界をクリアすると新しい装備がもらえるのだが、そのときステータスをレベルや現在値に関係なく「固定の値」に変化させる。 --そのため低レベルでクリアすると有利であり、逆に高レベルでクリアするとステータスが下がってしまう。 -前の世界に戻れなくなるバグがある。 --ボスを倒さずに地獄界から人間界に戻るとその途端ブラックアウトし、ゲームが進まなくなるバグがある。畜生界から人間界に戻っても同じバグがおこる。 --ボスの弱点は人間界にいる人が知っているため、情報を集めずに先へ進むとボスの弱点がわからずハマってしまう。 -MSX版の問題 --本作は全方向スクロールとなっている。一歩歩くごとに背景を全て書き換えることで擬似的にスクロールを再現しているため、動作が非常にもっさりとしている。 --MSXに限らず、当時の8ビットパソコンはスクロールが弱点ではあったが、MSX版はPC88版とは比べものにならない遅さだった。PC88版も決して速いわけではないが。 ---- **総評  当時、『[[イース>イースI/II]]』『[[メタルギア]]』など様々なゲームが生まれていたため、それらに比べてやや影が薄い。しかし時代を感じさせつつも優秀な音楽とグラフィック、そして個性的な世界観が魅力で根強いファンはいる。 //**参考 //http://psyzans.com/Testsite/Gandhara/Gandhara_01.html

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