世界観
基本的な世界観に関しては、以下のリンクを参照していただきたい。
基本的な舞台は天羅ＷＡＲの舞台である地球の１０倍の規模を誇る惑星「 10th-TERRA 」である。
時系列的には、天羅ＷＡＲの世界観から少し後…天使達の移民船に続き地球から「ヤシマ＝統一帝国」の移民船がやってきた、という設定で行われる。
ヤシマ＝統一帝国の移民船はテラの北西部の未開拓地域に着陸、その後テラとの交渉を経て新ホームステッド法に則りその地域を「ヤシマ＝統一帝国領」とした。
その後ヤシマ＝統一帝国は不可侵条約を条件に天使力技術をテラに提供、エーテル物理学の発展ともいえる天使力技術はテラ合衆国の技術レベルに大きく貢献した。
テラはそこから「天使」や「監視者」より天使核を回収する技術を開発、天使力兵器により天羅の戦争技術に追いつかんばかりとなった。
そしてテラ合衆国にアペルギアやシェネルギアの出現により、ヨロイによる天羅の優位が崩れ…さらに混迷した時代となっていく…。
一方、天羅を管理する神宮家はヤシマ＝統一帝国の移民船技術を手に入れんとしている。
しかし、ル＝ティラエを皇族とするヤシマ＝統一帝国の神宮家への態度は難く、移民船の技術はテラにも流れない最重要機密となった。
神宮家も、地球での母国にあたるヤシマ＝統一帝国への強攻策に出るわけにも行かず、そして皇族が移民してきた事による地球への不安に頭を悩ませている。
更に天使力兵器の技術は天羅にも伝播しはじめ、神宮家が秘匿していた技術の別方向からの公開により、神宮家の戦力調整にヒビが入り始めていた。
●時間軸
１９９９年８月：ヤシマ＝統一帝国鎖国再開、第七の喇叭による世界の終焉…。
２００２年：移民船「ヤマト」建造、ヤシマ＝統一帝国地球を脱出。
２０７６年：「天羅ＷＡＲ」の基本時間軸。
２０７７年：第四次（？）移民船「ヤシマ＝統一帝国」が１０ｔｈ－ＴＥＲＲＡがテラ北部に着陸。
２０７８年：ヤシマ＝統一帝国、テラ合衆国とル＝ティラエ保護を含めた同盟締結、技術提携開始。
２０８０年：現在
●用語集
▼１０ｔｈ－ＴＥＲＲＡ
舞台となる惑星。地球から遠く離れた宇宙に存在する地球の１０倍の大きさを誇る巨大惑星。
北半球にテラ大陸、南半球に天羅大陸があるが赤道を挟んで方位の概念が逆。（天羅では南北が逆転している。）
そのため、ご当地の地図を見ると、向こうの大陸は「南」に描かれている。
▼紗・エーテル
天羅では紗、ヤシマやテラではエーテルと呼ばれているロストテクノロジーの産物。
ありていに言うと「人の思念に反応するナノマシン」で、惑星全体に満遍なく存在している。
生物の意思、またはそれに付随して生まれる「物語」に反応してエネルギーを生み出す効果があり、
魔術や陰陽術、祈りによる奇跡が起こるのもこの紗が存在するおかげである。
ただし生み出されるエネルギーには汚染性もあり、逆に妄念や激情に過剰反応し「修羅」や「天使」を生み出すきっかけにもなっている。
１０ｔｈ－ＴＥＲＲＡの主な人々に対し、紗の存在は「そういう物質」として流布され、ナノマシンであることは秘匿されている。
▼天羅
南半球に存在する国家の俗称及び大陸名。「神宮家」と呼ばれる宗教組織によって「管理された戦争」が行われる戦争国家。
生活水準は戦国時代同様だが、戦争技術に関しては飛びぬけており、精神を落としこんで操作する演算装置「明鏡」や、
紗による人造生命「式」を生み出す「陰陽術」等によってヨロイや金剛機と呼ばれる様々な兵器が開発・運営されている。
▼テラ
北半球の存在する国家「テラ合衆国」の俗称及び大陸名。近代化された都市部である「東部」と荒野が広がる「西部」に分かれている。
蒸気機関が発達しており、機関車による交通網が存在する。とりわけ「大陸横断（縦断）鉄道」と呼ばれる超巨大列車が特徴。
この巨大列車は街一つに相当する大きさを誇り、まだ開拓されて居ない土地を目指して突き進む。
そうしてたどり着いた「西（北）の端」で列車を分解し、開発資源にして街を作る…という形で大陸を開拓していく。
ただ、現在は天使による襲撃、ヤシマ＝統一帝国の移民により大幅に勢力図が変わっている。
▼ヤシマ＝統一帝国
テラ大陸の未開拓区域の部分に不時着した地球の国家。移民船を資材にした近代的な街を構築している。
ル＝ティラエを皇族とした国家のため、心珠のために乱獲・迫害している天羅と折り合いが悪い。
「天使核技術」と呼ばれる天使の心臓を動力源にした天羅と同系統の技術を保有している。
それを使った戦闘機や「シュネルギア」と呼ばれる人型飛行戦車を運用するため戦力は高い。
現在は、テラ合衆国から自治権と生活資源の代わりに技術提供を行う事で共存している状態にある。
最終更新：2015年04月14日 06:15
