【種別】
組織

【初出】
とある科学の超電磁砲 第131話

【解説】

沙淡扇が率いている派閥
当時の「常盤台三大派閥」のひとつであり、
それまで最大派閥だった支倉派閥水鏡派閥を抜き、
作中本編時系列の一年前(美琴が入学した当時)の時点で全校生徒の23%を占めた最大の派閥。

特徴は慈善事業。
「有力者の責務」という理念の下、砂漠を買収、緑化するなどのボランティアを行っている。
派閥員達も奉仕精神に溢れるメンバー揃いで、人望と実力を兼ね備えており、
ここ最近常盤台中学の評判が際立っているのは沙派閥のお陰とされる。

一方で食蜂の分析によれば、派閥員の大半は「能力も勉強も気の毒な感じの子」で「パッとしない子ばっか」。
自身が常盤台では「ありふれた秀才」程度でしかないことを知って挫折した生徒たちにとって、
沙派閥は慈善事業を通じて他人から感謝され、心の救いを得るための「緊急避難先」として機能しているらしい。
帆風に言わせれば、救う側・救われる側の両方が幸せな「ウィンウィンの関係」。
こうした事情もあってか、沙本人曰く、新人の勧誘はしない方針だが、何故か員数が増えていたのだという。

登場するキャラクターの所属派閥を表すための作劇上の都合か、
沙派閥の生徒は原則的に、グラデーションやスクリーントーンを用いない、
黒塗りの暗色系(一例として沙は黒髪)の髪色で表現されている。

【メンバー】

学年は本編時系列の一年前当時。


最終更新:2023年05月24日 05:10