しかし…
でろーん
という表現が全くあてはまるだろう。今、あきら様はそんな状態だ。
僕は今、あきら様の家に呼ばれて、カーペットに座っている。
家には僕とあきら様しかおらず、しかしあきら様は……
家には僕とあきら様しかおらず、しかしあきら様は……
「しらいしぃーみーずーみーずーみーずー」
「はいはーい…わーかーりーまーしーたーよー」
「はいはーい…わーかーりーまーしーたーよー」
ずっとこんな感じだ。
いや、断っておく。
飲んでます、酒を…。
ちょっと僕も酒はいってるので、ちょっとアレかもしれませんが…。
いや、断っておく。
飲んでます、酒を…。
ちょっと僕も酒はいってるので、ちょっとアレかもしれませんが…。
「あきら様ー、飲み過ぎれすよぉ…」
僕も舌が回ってない。ダメっぽいな、これ。
「はーやーくー」
僕も舌が回ってない。ダメっぽいな、これ。
「はーやーくー」
僕はふらふらと立ち上がり、冷蔵庫に…ってうわぁ!!
「うわー、白石コケてやんのー」
「あきら様が足出してるからですよぉー…いてて…」
「なぁーんだぁーってー?」
「なんでもございませんー」
「あきら様が足出してるからですよぉー…いてて…」
「なぁーんだぁーってー?」
「なんでもございませんー」
僕は渋々水を取りに行く。
グラスは2つ。2リットルのペットボトルを脇に抱え、僕はリビングへ戻る。
グラスは2つ。2リットルのペットボトルを脇に抱え、僕はリビングへ戻る。
「しかしあきら様もよく飲みましたねぇ…」
「そーでもないわよー?」
「そーでもないわよー?」
そういう割には酒瓶の転がり方が異様だ…
赤ワイン、白ワイン、日本酒、焼酎、ウイスキー、そして水と氷…
まぁ2人で飲んだのだが、よくこれだけ空いたもんだ…って、どこにそんな酒が
眠ってたんだ…
僕はあきら様の隣に座り、水とグラスを置く。
赤ワイン、白ワイン、日本酒、焼酎、ウイスキー、そして水と氷…
まぁ2人で飲んだのだが、よくこれだけ空いたもんだ…って、どこにそんな酒が
眠ってたんだ…
僕はあきら様の隣に座り、水とグラスを置く。
「よいしょ、ほら、新しい水ですよー?」
「うぃー、ありがとー…」
「うぃー、ありがとー…」
と、あきら様は僕に抱き付いてきた。え?え?なんかのドッキリ?
「白石ぃ…みずぅ…」
「わ…わかりましたから、離れて下さいよぉ…」
「しらいしー…」
「……?」
「わ…わかりましたから、離れて下さいよぉ…」
「しらいしー…」
「……?」
僕は心配になって、あきら様の顔を確認し…って見えないし。ほら、起きて下さ
~い…
~い…
「うぅぅ、みずー…」
「ほら、水注ぎますから、これ持って?ね?」
「ほら、水注ぎますから、これ持って?ね?」
僕はマグカップを差し出す。が、ふにー、と変な声を出してマグカップを置いて
しまい、再び僕に甘えてくる。
しまい、再び僕に甘えてくる。
「あ…あきら…様…?」
「ううー…」
これで水をどうやって飲ませれば良いんでしょうか?ペットボトルごと?2リッ
トルのペットボトルごとっておかしくないか?え、どうすりゃ良いんだ?
って近い……!
目って金色だっけ…あ、甘い…香り…唇が、ぷにぷにしてる…可愛いな…
「ううー…」
これで水をどうやって飲ませれば良いんでしょうか?ペットボトルごと?2リッ
トルのペットボトルごとっておかしくないか?え、どうすりゃ良いんだ?
って近い……!
目って金色だっけ…あ、甘い…香り…唇が、ぷにぷにしてる…可愛いな…
って!!
とりあえず介抱が先!わかったか、自分!!
とりあえず介抱が先!わかったか、自分!!
「みずー…」
「わかりましたから、ほら、はい」
僕はあきら様の目の前にコップをかざす。しかしあきら様は取らない。仕方なく
唇にコップをつけて飲ませようとするが、首をいやいや、とふる。
「わかりましたから、ほら、はい」
僕はあきら様の目の前にコップをかざす。しかしあきら様は取らない。仕方なく
唇にコップをつけて飲ませようとするが、首をいやいや、とふる。
「ど…どうすれば良いんだ…」
あきら様はもぞもぞ、と動いて、僕の腰を跨ぐように座る。
あの、あたるんですが!えーっと…何って、分かるでしょ!男なら!!
あきら様はもぞもぞ、と動いて、僕の腰を跨ぐように座る。
あの、あたるんですが!えーっと…何って、分かるでしょ!男なら!!
「飲ませてーみずー」
「んだからどうやって…」
「んだからどうやって…」
そしたら目の前のこの子はとんでもないことを言ってくれた。
「口移しー」
へ?え?あ?なんとおっしゃった?
「くち…うつし……?」
「うん」
「くち…うつし……?」
「うん」
や…やば…いって…
そんなこと…したら…
そんなこと…したら…
「はやく」
「……は…はい。」
「……は…はい。」
僕はちょっと水を口に含む。多過ぎず、少な過ぎず…
「んんんんん?(いきますよ?)」
僕はあきら様に確認をとる。たぶん通じたんだろう、こくり、と首をたてにふる
。
僕はあきら様に確認をとる。たぶん通じたんだろう、こくり、と首をたてにふる
。
僕はあきら様の肩を掴み、顔を近付ける。鼻があたる。
唇と唇を合わせる。
舌をちょっと出して唇を開けさせ、ゆっくりと水を流し込む。
ごきゅ、こきゅ…と喉のなる音がした。どうやら飲んだらしい。
そっと、唇を離す。
きっちりと閉じられた瞼が、徐々に開く。
きっちりと閉じられた瞼が、徐々に開く。
「もっと」
自分を求めるこの声が、
次につながるものだと、僕は知っていた。
次につながるものだと、僕は知っていた。
ぼくは
再び
水を口に含み、彼女の唇を奪った。
再び
水を口に含み、彼女の唇を奪った。
白石×あきら編は
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あきら×白石編は
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あきら×白石編は
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