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みゆき 新境地への第一歩

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それは、昼休みの時のこと。
とあるみゆきの一言から、すべては始まった。
「あ…あの……」
「ん?どったのみゆきさん?」
「どうしたのゆきちゃん?」
「なに?なにかあったの?」
「最近……私の出番が少ないような気がするんですけれど……」
みゆきがそう言った途端、三人とも「あ……」という表情をして固まった。
「特に意識してなかったけど…確かにそういう感じもするかな……」
「まあ…私やこなたとかと比べると少ないけど……ちょっと少なすぎるような気もするわね…」
「ゆきちゃんごめん……言われるまで気づかなかった……」
「そういうつかさの出番も最近怪しくなってきてる気がするけど…それでみゆきさん、やっぱり出番を増やしたいの?」
「ええ、できればそうさせてほしいのですが…」
「出番が増えるには人気が上昇することが必須だけど…どうすればいいかな……」
そう言うと、こなたは腕を組んで考え出した。
「みゆきさんはいろんな萌え要素は持ってるんだけどね…なんで人気があまりないんだろう……」
「あれじゃないの?ゲームとかでもオールラウンダーより特化したキャラのほうが使いやすいって言うし。」
二人のさりげない会話にひそかにダメージを負っていたみゆきだったが、昼休み終了のチャイムとともに我に返った。
「お、もうそろそろ昼休み終わりか。私、あっちのクラスに戻るわ。」
そう言うと、かがみは自分のクラスへと戻る準備を始めた。
「じゃあ、私も授業中を使ってみゆきさんの人気が上がる方法を考えとくか。」
「ちゃんと授業も聞けよ。」
すかさずかがみが突っ込みを入れる。
「大丈夫だよ~いざというときはみゆきさんやかがみがいるからさ。」
「あんたね…もう少し他人に頼らずに生きてみたら……?」
そう言い残し、かがみは自分のクラスに帰って行った。

「みゆきさーん、今日は暇ー?」
放課後、こなたはみゆきに話しかけた。
「ええ、とくに用事はありませんけれど…どうしたんですか?」
帰るための荷物をまとめて教室を出ると、そこには既にかがみが待っていた
「いや、みゆきさんの人気が上がる方法をいくつか思いついたからさ……立ち話だったらちょっと長くなりそうだから、家で話そうかなーってね。」
「あんた…本当に授業中全部使って考えたんじゃないでしょうね?」
靴をはいて、外に出る
「いや、授業もちゃんと聞いたよ。20分くらいね。」
「もうちょっとまじめに授業を受けなさいよ、全く……」

「今ここで勉強してることなんて、受験が終わればもうほとんど出番がなくなる、って考えると、どうしても身に入らないんだよね…」
「こいつの将来が本格的に心配になってきたな…」
「きっと大丈夫だよ、人生何とかなるもんだし、私だってやる時はやるさ。」
「その『やるとき』がいつになったら来るのか知りたいわね。」
「んー、そのうち。」
「あんた、受験生でしょ?最近つかさだって私のところに勉強を聞きに来るのに……」
駅に着き、電車に乗り込む
「え…えへへ……」
「じゃあ、かがみん宿題教えて~!」
「あんたの場合、それは「写す」のほうが正しい。自力で解きなさい。」
「うう……かがみんが冷たい…」
「よろしければ、私がわからないところを教えましょうか?今日泉さんのお宅に訪ねることになりますし。」
「おおっ!それはナイス!」
「みゆき、あんまりすぐに答えを教えちゃだめよ、こなたのためにならないし。」
「ええ、わかりました。解答のヒントなどをお教えすることにします。」
そんな会話をしていると、電車が止まった。
どうやら、駅に着いたようだ。
4人はそこで電車を降りる。
「みゆきさん、ありがとー」
「いえ、これは今日の分のお礼ですよ。私のために時間を割いてくれたのですから、これくらいはしなければ。」
「こなちゃんよかったね!ゆきちゃんに勉強おしえてもらって!」
「ってなことになったから、かがみの宿題はまた今度他のを写させてもらうよ。」
「結局写すんかい…」
「かがみんの宿題を写すことにすれば、かがみと一緒にいられる時間が長くなるからいいじゃん!それじゃ!また明日ね!」
そう言うと、こなたは走り去っていった。
「ま…待ってください!!」
みゆきは後を急いで追った。
「…あれ?お姉ちゃん顔赤いよ?どうしたの?」
「……え?…………な…何でもない!!!!」
あわててそう言うと、自宅の方向へ全速力で駆け抜けていった。
「え?え?あれ?お姉ちゃーん!!待って――!!」
置いて行かれたことを2~3秒たってから気づいたつかさは、あわててかがみの後を追った。

「ってなわけで、まあの後ずっと考えてたんだけど…」
ここはこなたの部屋。そうじろうは取材で、ゆたかはまだ帰ってきてない。
「とりあえず、みゆきさんの持ってる武器を確認してみよう。」
「武器…ですか?」
「そ。武器。人気を得るためのポイントみたいなものかな。」
「ポイントですか……私の武器は、どんなのがあるんですか?」
「ぱっと思いつくだけでも…まずはメガネ。次に巨乳。そしてお嬢様、天然、秀才、博識、etc…」
こなたは指を折りながら数えていく。
「…っと、まあこれくらいかな?結構あるんだよね、みゆきさんの武器は。」
「やっぱり、私の持ってる武器はは多い方ですか?」
「結構多いよー。まあこの中で主力兵器となるのが……メガネと巨乳と天然と秀才かな?これを生かす方法を考えてみよう。」
「ええ、そうしましょう。」
「…と言いたいところだけど……このうち二つはあまり使えないんだよね…」
「ええっ!?そうなんですか!?」
「天然はつかさとかぶってるし、秀才はかがみと被ってるからね…この二つを伸ばそうとしてもあまり伸びないかも…」
「そ…そうですか……」
「残る主力兵器はメガネと巨乳だけど…メガネっ子は人によって温度差があるからね……
 あと巨乳も使える人が使えば伸びるんだろうけど、みゆきさん自身が扱いきれてないからね……」
「す…すいません……」
「というわけで、残された選択肢は3つ。」
ここでこなたが指を三本立て、説明を始めた。
「まず一つ目。この残された兵器を、うまく使えるようにする。
 次に二つ目。他の新しい兵器を備えてみる。
 最後に三つ目。ポジションがかぶってるかがみかつかさの場所をころしてでもうb(ry」
「本当に…それだけしかないんですか?」
「あ、もう一つある。」
「え?な、何ですか?」
「四つ目。全てを諦める。」
「え……?」
「実際、これ以外の方法はほとんどないってこと。」
「じゃあ…この中から選ばないといけないんですね……」
そう言うと、みゆきは考え始めた。
「三つ目は、絶対にだめですよね……
 一つ目か二つ目なりそうですけれど…
 うーん……どうしましょう…」
みゆきは、授業でも見た事がないほど難しそうな顔で悩んでいた。

こなたも、何かいい手はないかと考えていたが、ふと突然思いついたように声を上げた。
「そうだ!!」
「え?何か思いついたんですか?」
「巨乳を生かして、セクシーキャラとかどうかな!?」
「セ…セクシーキャラですか?」
「そう!セクシーキャラ!私たちの中ではまだ誰もそのポジションにいないし、取ろうと思うなら今のうちだよ!」
「そうですか……でも、具体的にはどんなことをすればいいんですか?」
「そうだな―…具体例をあげるのは難しいな……キャラの行動なんてDon't think! Feel!みたいなものだからね…」
「そうなんですか……」
「みゆきさんがもっとエロくなれば、結構簡単にできると思うんだけど…」
「エ…エロくですか!?」
みゆきは顔を真っ赤にしながら言った。
「そ。エロく。でもみゆきさんをエロくするのは難しそうだからな……ここは私も一肌脱ぐか…」
そう言うと、こなたはみゆきの肩をつかみ、そのまま押し倒した。
「え??えっ??な…何をするんですか???」
「ふっふっふ……それは見てからのお楽しみだよ。」
そう言うと、こなたはみゆきの唇に口づけをした。
「ふぇ…い…泉……さん…?」
「この程度で戸惑ってたらだめだよ、みゆきさん。今からもっとすごいことをするんだから。」
そう言うと、こなたは再びみゆきにキスをした。
戸惑っているみゆきに構わず、こなたはみゆきの口の中に舌を差しいれた。
みゆきの口の中を味わうように、こなたは舌を絡めてくる。
先ほどよりも深い、所謂ディープキス。
みゆきはどうすればいいのか分からず、こなたにされるがままになっていた。
やがて、こなたはみゆきの唇から口を離した。
銀色の糸が二人の唇をつないでいたが、やがて消えるように切れた。
「い……泉さん…」
「本番はこれからだよ―…」
こなたは、みゆきの制服に手をかけた
「これからもっとすごいことをしてあげるからね……」

その後
あのことについて、こなたは
「あんなことしなきゃよかった……なんかみゆきさんがあれ以来日に日におかしくなっていくよ…」
みゆきは
「恥ずかしい体験でしたけど、泉さんの魅力に気づいてしまいました。もう私、泉さんなしでは生きていけない体になってしまいましたね。」

後に言う「こなフェチウイルス」誕生の瞬間だった。













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  • こうして めでたく、みゆきさんは「欲情鼻血少女」&「人外変形」という色物ポジションを獲得したのだった -- 名無しさん (2011-05-02 05:22:58)
  • こなフェチのみゆきさんは物凄い壊れてるからなw

    こなたが恐れるのも仕方がないww
    -- 名無しさん (2009-10-12 05:12:31)
  • まさか、こなフェチにこんなエピソードがあったとは・・・ -- 名無しさん (2009-06-17 21:27:14)
  • み ゆ き 新 境 地 !! -- 名無しさん (2009-06-17 18:12:19)
  • 後に米軍まで出動するアウトブレイクはここから始まったのか -- 出動してねーよ (2008-11-12 04:37:43)
  • こなフェチ辞めますか?それとも人間辞めますかww -- 名無しさん (2008-11-10 02:33:46)
  • なるほど、みゆきさんはこうやって壊れたわけかw
    って事はこなた、自業自得だなw -- 名無しさん (2007-10-28 22:59:38)
  • 結構似たようなこと考えてたので吹きましたww -- 7-896 (2007-10-27 22:52:24)
  • 他の多くの伝染病と同じように、発端は些細なことだったのだなww -- 名無しさん (2007-10-27 22:25:32)
  • つーことはアレか?
    みゆきさんがつかさ辺りと(ry、つかさがかがみ辺りと(ry…………なーんてのを繰り返してこなフェチウイルス感染者が増えてったんじゃあるまいなw
    行為中にこなたの魅力がどーこーみたいな刷り込み付きでw -- 名無しさん (2007-10-27 21:21:05)
  • 最初の保菌者(?)はみゆきさんだったのか……
    なんか納得した。一番病状が深刻な気もするしw -- 妄想屋(仮名) (2007-10-27 11:04:57)

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