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日下部兄妹ネタ

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匿名ユーザー

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「ただいまー」
「おかえりー」
仕事から帰ってきたおれは荷物を置き、洗面所で顔を洗う。
今日は早く仕事が終わったので、家族と一緒に夕食タイム。
妹のみさおは、おれが仕事から帰ると必ず出迎えてくれる。でも今日はなんだか元気が無い。

兄「いやー食後のビールは旨いなー」
み「兄貴ーぃ」
兄「ん?」
み「風呂入らね?」
ぶふぉあ、げふ、げほ、げほ、げほ
盛大に噴いてしまった。無理もない。で、今妹は何と言った?
み「風呂入ろうって。今日は学校の奴に勧められて入浴剤というものを買ってきたんだぜ」
兄「…………。おまえ、熱あるだろ?」
み「いや、ねーよ」
兄「でも、さっきから元気が無い」
み「そんなことないよ。なー、お願い!!頼む!!今日だけ!!この通り!!タオル巻くから!!」
兄「タオルは巻いてくれ」

どうやら学校で何かあったようだ。また男子と喧嘩でもしたのかな?
兄「分かった。今日だけだぞ。あとタオルは巻けよ」
み「あーい。あ、でも、変なことしたらベランダ(5階)から落とすから」
兄「誰がするか!!」
かくして、おれは年頃の我が妹と一緒に風呂に入ることになった。



まずおれが先に入り、湯加減を調整しつつみさおが買ってきた入浴剤を入れる。
最近の入浴剤は液体で、入れた途端にお湯がみるみると白くなり、薬品独特の香りが、窓のない風呂場じゅうに充満する。

兄「ふぅ」

妹と風呂に入るのは何年ぶりだろう。
ある意味純粋なみさおとは一緒に入る期間が長かったように思える。
以前住んでいた家は古い公団住宅で、風呂はとても小さく、当時小学生だったおれがちょうど良いサイズだった。
みさおと一緒に入っていた時は、おれの上にみさおが乗っかる形で湯船に遣ってたんだっけ。
今はあんな風にでっかくなってしまったけど、みさおも3つの頃は小さくて可愛かったな。


ガラガラガラ……
扉が開き、入浴モードのみさおが入ってきた。

み「お待たせー」
何故だろう。タオル姿の妹に特に違和感を持たなかったのは、風呂上がりの姿を毎日見ているからだろうか?

み「あ、ちょっと後向いてて。洗うから」
兄「あ、うん。」
間近で見ると、タオルごしでも結構ボリュームがあることが分かる。
おっと、いかんいかん、自重しろ。自重しろ、おれ。
だから『エロ兄貴』って言われるんだ!!

み「ん?どうした?」
兄「い、いや、何でもない。」


み「こうやって一緒に入ったのって、私が小学3年生の時以来だなー」
兄「そうだな」
よく紀行モノの番組で男の芸能人が母親と風呂に入るシーンがあるが、シチュエーションはそれに似ている。
全く持って違和感が無い。
兄「ところで、何かあったのか?帰ってから元気が無かったけど」
み「実はさ……」

…………

兄「へぇーそんな事があったのか。」
み「そう、柊の評判よりも私自身の評判の方がすっげー気になっててさ、それで…」
兄「喧嘩寸前になってしまったと。でもおれは、今のみさおが一番だと思うぞ」
み「何でだ?『実は男子だろ?』ってからかわれてるんだぜ?男子に。昔からだけど」
兄「それでいいんだよ。おれはみさおがある日突然性格が180度変わったら、相当ショックを受けると思うぞ。
 からかってる男子だって、本当は今のみさおが好きなんだよ。友達としてな」
み「うん……」
兄「ほら、元気出せ。おれはいつものみさおの方がずっといい。あやのちゃんや柊さんだってそう思ってるに違いない」
み「そっか、うん、そうだよね」
兄「さて、そろそろ上がるか。茹で蛸になってしまう」
み「兄貴」
兄「ん?」
み「背中流してあげるよ………っておわっ」
兄「えっ……うぉわっ」

がっしゃーん


み「み、みみみみみみみみ見るな~~~~~//////////」
兄「み、見てない、曇ってて何も見えなかった!!眼鏡掛けてないし、うん」
 (すまん、上から下まで全部見た)
み「わ、わわわわ分かったよ」
(うわー……兄貴の見ちった。(結構小さいな……))

この時、みさおが何故か動揺していたようにもみえたが、
それはおれの『エロ兄貴』分が妄想させていたに違いない。














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コメント:
  • あやのの彼氏は日下部兄
    ↑の原作設定は無いのか -- 名無しさん (2008-05-05 17:36:30)
  • ちゃんと兄妹二人そろってお互いの見ちゃったんかい!!
    -- 九重龍太Щ (2008-05-05 14:05:25)

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