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泡立つココロ

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
「お姉ちゃん」
 午後9時30分が過ぎた頃、月の光が薄い影をつくる中、ゆーちゃんが
パジャマ姿で部屋に入ってくる。
 私は、オンラインゲームでパーティを組んでいる仲間達に、別れの挨拶を
打ち込んで画面を閉じた。

「ゆーちゃん。いらっしゃい」
 PCが置かれた机から立ち上がり、ベッドに座って手招きをする。
「お姉ちゃん。今日はもういいの? 」
 ゆーちゃんは、画面と私を交互に見ながら言った。
「うん。ゆーちゃんが来たからもういいんだ」
「ごめんなさい。」
「ううん…… 謝ることないよ」
 私は努めて柔らかい口調で言うと、ゆーちゃんは懐に飛び込むように
抱きついてきた。
「お姉ちゃん。お願い」
 ゆーちゃんは、心持ち唇を上向きにして、瞼を閉じる。
 私は高鳴る鼓動を押さえながら、少女の唇に触れた。
 滑らかで柔らかい感触が伝わる。ゆーちゃんの肩に掌を置くと、
身体が微かに震えている。

「ん…… くぅ」
 私は、ゆーちゃんの口の中に舌をねじ込み、かき回していく。
「ふああ…… んんっ」
 ゆーちゃんは、頬の裏から喉の奥まで、私の愛撫を受け、くぐもった
声で何度も呻く。
 それでも懸命に舌を絡めて、少しでも快感を得ようと健気にがんばる姿が
なんともいじらしい。

 私は、心ゆくまでディープなキスを堪能した後、一旦、ゆーちゃんから
身体を離した。
 ゆーちゃんは、既に体力を大方使ってしまったようで、肩で息をしている。

「大丈夫? 」
「心配しないで」
 明らかに無理をしていることは分かっていたが、既にゆーちゃんの痴態に
興奮してしまっている。
「いいよね」
 ゆーちゃんが小さく頷くのを確認してから、パジャマを脱がしにかかる。
「寒い…… 」
 小さく呟いて両腕で震えている。季節は銀杏が舞い散る季節になっており、
下着姿では、エアコンだけでは流石に辛いものがある。

 私は、ゆーちゃんの身体を抱きしめたまま、布団の中にもぐりこんだ。
「あったかくなったかな? 」
「うん…… ありがとう。お姉ちゃん 」
 服を脱がした本人に、お礼を言われてしまった。
ゆーちゃんは、あらゆる意味で素直すぎる。


「ゆーちゃん。今日はもっとえっちなことしようか」
「本当!? 」
 期待に満ちた瞳を向けてくる。。
 私は、服を脱いで下着だけになり、ゆーちゃんのパジャマの
下も脱がしてしまう。
「ぎゅっとして…… 」
 おねだりしてくる可愛い従姉妹の背中をひっかく。

「痛っ」
 ゆーちゃんが眉をしかめる。顔を歪める姿にも萌えてしまう。
「お姉ちゃん。いじわるしないで」
「ごめんごめん」
 私は笑いながら、背中のホックをぱちんと外す。
「は…… 恥ずかしい 」
 ブラがベッドに落ちて、ゆーちゃんの膨らみかけた乳房が露出する。
「綺麗な乳首だね」
「あ、あんまり見ないで…… 」
 恥ずかしげに顔をしかめる姿がいじらしい。
 私は、伸ばした舌を、ゆっくりと首筋から、鎖骨へと下ろしていき、
乳房を経由して、乳首にたどり着いた。

「い…… いやっ」
「嫌なんだね。ゆーちゃんは」
 私は、あっさりと舌を引っ込めて、ゆーちゃんに背中を向けた。
「ち、違うの。お姉ちゃん。私、嫌とかじゃなくて。ただ声を出しただけなの」
 ゆーちゃんは必死な口調で弁解する。本当はいじって欲しくて
たまらないのに、嘘をついてはいけない。

「本当にいいのかな? 」
 私は、意地悪そうな顔をつくって尋ねる。
「あの、お姉ちゃん。もっと、えっちなこと…… してください」
「後悔しない? 」
「うん」
 ゆーちゃんは、蚊の鳴くような声で頷いた。


 お望みとあれば遠慮はしない。
 私は、ゆーちゃんの硬くなった乳首をたっぷりと堪能した後、
更に舌を下ろしていき、可愛らしいおへそを通過し、遂に
下腹部を責める。
「ひゃ、ひゃああ」
 ゆーちゃんがあどけない顔を歪めて、悲鳴をあげる。
 女の子の大切な部分を、直接舌で舐められる行為は、
刺激が強すぎるのだろう。

 小さなアソコの膨らみが、舌端による愛撫を受ける度に
膨らんでいく。同時に、ぬるぬるとした愛液が大量にあふれ
出してくる。

「おねえちゃん。あっ…… んんっ」
 アソコへの執拗な愛撫を受けて、ゆーちゃんは嬌声をあげながら、
華奢な身体を震わしている。
「我慢しなくていいから」
 私は、ゆーちゃんのクリを舐めながら、指を膣の入り口に
差し入れる。
「だ、駄目、あうぅ」
 ゆーちゃんは、懸命に身体を捩って逃れようとするけれど、
私はもう片方の手を、細い腰に回して逃さないように固定してしまう。
「おねえちゃん。ん…… だめっ。わたし…… 変になっちゃうよぉ」
「ゆーちゃんの、イヤラシイところ、見てみたいな」
 私はサディスティックな口調で言いながら、更に激しく舌を
動かしていく。
「んあ…… だめ、だめえ。おねえちゃん。ああああっ! 」
 ゆーちゃんは、部屋中に響くような大きな声をあげて、
あっという間に頂に上り詰めた。

 ベッドの上に倒れ込んだゆーちゃんは、荒い息をついている。
「お姉ちゃん…… 大好き」
 ゆーちゃんは、甘えた声を出して暫く私に腕を抱きしめて、
快楽の余韻に浸った。

 ゆーちゃんが起き上がった時は既に11時を回っていた。
下着とパジャマを身に着けから、ゆーちゃんは私と名残惜しそうに
キスを交わしてから言った。
「お姉ちゃん。おやすみなさい」
「おやすみ。ゆーちゃん」
 私は下着姿のまま、ゆーちゃんに手を振った。

 ゆーちゃんが去ると、急速に眠気が襲ってくる。
 何とか気力を振り絞ってパジャマを着ると、崩れるように
ベッドにもぐりこみ、私は、瞬く間に夢の世界の住人となった。


 翌日の夕方。
 私は、下校しようとする時に、下級生に呼び出された。
 本当はかがみとゲマズに寄るつもりだったのだけど、
下級生の子が、あまりにも真剣な表情だったから、かがみが
遠慮したのだ。

 呼び出したのは、良く知っている長身で寡黙な子だ。
 彼女が私を呼んだ理由は、分かっていたけど敢えて知らない
フリをする。
 体育館の裏まで無言で歩いた後、突如、彼女は振り返って、
いきなり言葉の刃を投げつけてきた。

「泉先輩。ゆたかに何をしたんですか! 」
 美人が怒ると怖いな…… 私は、外れたことを考えている。
「何ってナニかな? 」
「とぼけないでくださいっ」
 ゆたかと親しい下級生である、岩崎みなみちゃんは、
私の胸倉をつかもうとして、無造作に払いのけられる。
「くっ…… 」
 悔しそうな表情をして顔を歪める。
 私はどうやら、みなみちゃんの敵になってしまっているようだ。

「ゆたかが、急に私を避け始めたんです」
 みなみちゃんは、とても辛そうな顔をしながら口を開いた。
「どうしてカナ? 」
「ふざけないでください! 」
 激しい口調だ。みなみちゃんは、本気で怒っている。

「絶対におかしいと思って、ゆたかを問い詰めたんです。
そしたら、泉先輩とあんなことをしているって」
 みなみちゃんの視線だけで、焼き殺してしまわれそうだ。
 しかし、私は、みなみちゃんの熱さとは対照的に、感情は冷え切り、
醒めていた。

「私がゆーちゃんと何をしていたからって、それがみなみちゃんと
何か関係があるのかな」
 自分が話している言葉の残酷さは、もちろん分かっている。
「このっ…… 」
 ついに理性を弾き飛ばしたみなみちゃんは、私の頬を引っぱたこうと
して無様に失敗した。
 格闘経験者をなめてはいけない。大振りのビンタを大人しく受ける
程、私はマゾではない。
 荒い息をしているみなみちゃんの綺麗で歪んだ顔を、悠々と
見上げながら、更に傷口を広げるよな、挑発的な言葉を投げつける。

「みなみちゃんは何を怒っているの? もしかして、ゆーちゃんの
事が好きなのかな? 」
「知っているなら、何でそんなことするんですか! 」


 そろそろ頃合かな……
 私は、遠くから走ってくる人影を確認すると、決定的な一言を吐き出した。
「単なる嫉妬だね」
「絶対に許せない」
 みなみちゃんは、激しい怒りに、完全に我を忘れて殴りかかる。
私は敢えて避けなかったため、地面になぎ倒された。

「やめてっ! 」
 予想通り。最高のタイミングで金切り声をあげながら、ゆーちゃんが
飛び込んでくる。
 私は土の上に倒れており、泣きながら駆け寄るゆたかちゃんを
見上げている。

「ゆ…… ゆたか? 」
 可哀想に。みなみちゃんは明らかに動揺している。
「ひ、ひどい」
 ゆーちゃんは、滅多にみせることがない表情―― 怒りに身を震わせている。
 私の頬は、グーで殴られた跡がくっきりと残っている。
 殴られた拍子に切れた唇の端からは、赤いものが滲み出している。

「こなたお姉ちゃんに、なんてことするのっ! 」
 ゆーちゃんは激しい非難の言葉を浴びせながら、みなみちゃんを睨みつけた。
 怒った顔ですら可愛らしいのだけど、みなみちゃんにとっては、落雷が直撃した
ような衝撃だろう。
「ち、違う…… 」
 みなみちゃんは必死で弁解しようとするけれど、ゆーちゃんはもはや
一顧だにしなかった。

「お姉ちゃん。帰ろう」
 倒れた私を抱え起こして、肩を貸そうと試みる。
 しかし、私が寄りかかったら、ゆーちゃんの方が倒れてしまいそうなので、
「いいよ」とだけいって歩き出す。
 体育館の裏をあとにしながら、ちらりと後ろを振り返る。
 みなみちゃんが全てを失ったような顔で、呆然と佇んでいた。

 ごめんね。みなみちゃん。私は心の中で呟いた。
 でもね。どんな手段を使っても、ゆーちゃんとの恋路に割ってはいる人は
決して許すことができないんだ。

(了)


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コメント:
  • あまりにもみなみが不憫・・・でもGJ -- 名無しさん (2010-10-26 18:56:52)
  • みなみとこなたと衝突が面白い。GJ
    -- 名無しさん (2009-06-10 22:59:03)
  • 可哀想にね・・みなみちゃん -- ユリアン (2008-01-28 23:41:47)
  • こええええ
    ヤンデレこなたは大好きです!! -- ダイバーダウン (2008-01-21 22:01:55)
  • この作者さん、こなた×ゆたかというカップリング故のしがらみをちゃんと書いてて好き
    -- 名無しさん (2008-01-21 11:35:35)
  • ご指摘サンクス。
    ミスです。「乳首にたどり着いた――」
    が正しいです。 -- 23-251 (2007-12-28 01:07:06)
  • 乳房を経由して、乳房にたどり着いた──
    ミス? -- 名無しさん (2007-12-25 01:00:12)
  • これは最高だぁぁぁ!!!! -- 名無しさん (2007-12-17 22:34:06)

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