日曜日は学校も休みで友達と遊べたりするから嬉しい日だ。
しかし明日から学校が始まると思うと少し億劫になるのは殆どの学生がそうだろう。
そんな中、私はそれが気にならないぐらい楽しみな日曜日を過ごした。
しかし明日から学校が始まると思うと少し億劫になるのは殆どの学生がそうだろう。
そんな中、私はそれが気にならないぐらい楽しみな日曜日を過ごした。
お楽しみ日曜日
「かがみー、朝だよー」
眩しい日の光が窓から差し込む快晴の朝。
「うーん……」
私はこなたの声によって起こされた。
人に起こして貰うなんて久しぶりの事だ。その相手がこなたという事もあって目覚めはバッチリだった。
私は先日の激しい死闘を終えた後、一旦家に帰り着替え等を持って再びこなたの家に宿泊目的でやってきた。こなたが私のを貸してあげると言ってくれたがそんな事をされては色んな意味でヤバい事態になっているだろう。
それに送り迎えはおじさんがしてくれた。更に今日は出張で遠出するらしくゆたかちゃんも田村さんの家に泊まりに行っている。おじさんが私達の事を分かった上での気遣いかどうかは分からないが田村さんは完全に手配してくれたのだろう。
それでもいつかは話さなければいけない事なのだ。勿論ゆたかちゃんにも。
「もう朝ご飯出来てるよ」
いけない、こなたをほったらかしにしてしまっていた。私は急いで視線をこなたに合わせると、視界に映ったこなたの姿に頭の中をぐるぐると彷徨っていた重大な問題が跡形もなく弾け飛んだ。
こなたの格好は素肌にエプロンを掛けただけという、まさに私が望んだ通りのそれだった。脳が一気に活性化、全身を巡る血液が暴走するように速くなる。
「似合ってる?」
「うん、とても」
こなたの質問と私の回答の間、僅かコンマ三秒。
「本当?良かった」
安堵の表情を浮かべるこなた。
「さ、早く食べよう?」
「うん」
私はベッドから降りてドアに向かって歩く。
すると、数歩先を歩いていたこなたを見て気付いた。
「パンツ、はいたままなの?」
口に出して言ってしまうとこなたがピクンと反応してこちらを振り返った。
「いや、流石に全部は恥ずかしかったから……」
こなたが顔を真っ赤にして下着を身に着けている理由を説明する。
「ぬ、脱がないとダメ、かな?」
相変わらず破壊力抜群の上目遣い攻撃を仕掛けてくる。早くも私の理性は崩壊の道筋まっしぐら状態だ。
こなたの照れる顔からして本当にそう思ったからなのだろうが、何故か私にはこなたがあえてショーツを着用しているようにも思えた。昨日、こなたが私の衣服を中途半端に脱がした時の台詞が脳内に自然と再生された。
仰るとおりで御座いますねこなたさん。
「ん、いや、そのままでもオッケーよ」
そっちの方が良いという本音は隠して着たままで良いという事だけ伝える。
「うん、分かった」
こなたはまだ少し羞恥心が残っているようだったが、頷いて再び歩き出した。
リビングに辿り着くまでこなたの水色の縞模様しか目に映らなかった。
眩しい日の光が窓から差し込む快晴の朝。
「うーん……」
私はこなたの声によって起こされた。
人に起こして貰うなんて久しぶりの事だ。その相手がこなたという事もあって目覚めはバッチリだった。
私は先日の激しい死闘を終えた後、一旦家に帰り着替え等を持って再びこなたの家に宿泊目的でやってきた。こなたが私のを貸してあげると言ってくれたがそんな事をされては色んな意味でヤバい事態になっているだろう。
それに送り迎えはおじさんがしてくれた。更に今日は出張で遠出するらしくゆたかちゃんも田村さんの家に泊まりに行っている。おじさんが私達の事を分かった上での気遣いかどうかは分からないが田村さんは完全に手配してくれたのだろう。
それでもいつかは話さなければいけない事なのだ。勿論ゆたかちゃんにも。
「もう朝ご飯出来てるよ」
いけない、こなたをほったらかしにしてしまっていた。私は急いで視線をこなたに合わせると、視界に映ったこなたの姿に頭の中をぐるぐると彷徨っていた重大な問題が跡形もなく弾け飛んだ。
こなたの格好は素肌にエプロンを掛けただけという、まさに私が望んだ通りのそれだった。脳が一気に活性化、全身を巡る血液が暴走するように速くなる。
「似合ってる?」
「うん、とても」
こなたの質問と私の回答の間、僅かコンマ三秒。
「本当?良かった」
安堵の表情を浮かべるこなた。
「さ、早く食べよう?」
「うん」
私はベッドから降りてドアに向かって歩く。
すると、数歩先を歩いていたこなたを見て気付いた。
「パンツ、はいたままなの?」
口に出して言ってしまうとこなたがピクンと反応してこちらを振り返った。
「いや、流石に全部は恥ずかしかったから……」
こなたが顔を真っ赤にして下着を身に着けている理由を説明する。
「ぬ、脱がないとダメ、かな?」
相変わらず破壊力抜群の上目遣い攻撃を仕掛けてくる。早くも私の理性は崩壊の道筋まっしぐら状態だ。
こなたの照れる顔からして本当にそう思ったからなのだろうが、何故か私にはこなたがあえてショーツを着用しているようにも思えた。昨日、こなたが私の衣服を中途半端に脱がした時の台詞が脳内に自然と再生された。
仰るとおりで御座いますねこなたさん。
「ん、いや、そのままでもオッケーよ」
そっちの方が良いという本音は隠して着たままで良いという事だけ伝える。
「うん、分かった」
こなたはまだ少し羞恥心が残っているようだったが、頷いて再び歩き出した。
リビングに辿り着くまでこなたの水色の縞模様しか目に映らなかった。
テーブルの上にはハムトーストとスクランブルエッグが綺麗に盛り付けられているお皿と食器類が二人分ずつ乗っていた。
「いただきます」
「いただきまーす」
私に続いてこなたが唱和して朝食の時間が始まった。程好い焦げ具合の食パンを齧ると仄かな温かさが口の中に広がった。
「美味しい?」
「うん、美味しい」
こなたの期待を裏切らない為とかこなたの喜ぶ顔が見たいからという不純な理由は一切なく、心からそう思った。流石普段から家事をこなしているだけの事はある。
フォークを手に取りスクランブルエッグを口に運ぶと、これまた出来立て特有の温かさを保っており冬の朝の寒さを一瞬で吹き飛ばしてくれた。
「流石こなたね、すっごく美味しいわ」
素直に褒めるとこなたは満面の笑みを浮かべ、ようやく自分の分を食べ始めた。
「ねぇかがみ、昼からどうする?」
他愛のない会話が弾む中、こなたが新たな話題を切り出した。
私の妄想では昼間、自分は出掛けていてこなたが家の事をしたり私が恋しくなって一人でしたりするのだが流石にそれは無理があるだろう。私だけが外出する理由がない。
折角の休日だし二人で遊びにでも行きたい。
「外に出ようか」
「うん、良いよ」
曖昧な予定だがこなたは二つ返事で了承してくれた。楽しそうな笑顔からも伝わってくる通り私と同じ気持ちなのだろう。
一緒にいられれば、何をしていても何処にいても楽しい。
現に私はこうしてこなたと喋りながらご飯を食べているだけで幸せだった。
「ご馳走様」
「お粗末さまでした」
私達は大体同じ頃に食べ終わった。こなたは料理を全て食された私と自分のお皿を持って台所へと向かっていった。
私はずっと食器を洗うこなたの後姿を眺めていた。他にする事がなかったのも理由の一つだが、やはり一番の決め手は見ていたいからという純粋な欲求だった。
腰の辺りまで伸びた蒼髪が、こなたが手や顔を動かす度に揺れて、その都度白地に縞模様の可愛らしいショーツが見え隠れする。
もはや目を離す事は不可能かとも思えた。ある晴れた日に魔法以上の愉快が限りなく降り注いだとしても不可能な気がした。
結局私はこなたが後片付けを終えるまでずっと熱烈な視線を送り続けていた。
「いただきます」
「いただきまーす」
私に続いてこなたが唱和して朝食の時間が始まった。程好い焦げ具合の食パンを齧ると仄かな温かさが口の中に広がった。
「美味しい?」
「うん、美味しい」
こなたの期待を裏切らない為とかこなたの喜ぶ顔が見たいからという不純な理由は一切なく、心からそう思った。流石普段から家事をこなしているだけの事はある。
フォークを手に取りスクランブルエッグを口に運ぶと、これまた出来立て特有の温かさを保っており冬の朝の寒さを一瞬で吹き飛ばしてくれた。
「流石こなたね、すっごく美味しいわ」
素直に褒めるとこなたは満面の笑みを浮かべ、ようやく自分の分を食べ始めた。
「ねぇかがみ、昼からどうする?」
他愛のない会話が弾む中、こなたが新たな話題を切り出した。
私の妄想では昼間、自分は出掛けていてこなたが家の事をしたり私が恋しくなって一人でしたりするのだが流石にそれは無理があるだろう。私だけが外出する理由がない。
折角の休日だし二人で遊びにでも行きたい。
「外に出ようか」
「うん、良いよ」
曖昧な予定だがこなたは二つ返事で了承してくれた。楽しそうな笑顔からも伝わってくる通り私と同じ気持ちなのだろう。
一緒にいられれば、何をしていても何処にいても楽しい。
現に私はこうしてこなたと喋りながらご飯を食べているだけで幸せだった。
「ご馳走様」
「お粗末さまでした」
私達は大体同じ頃に食べ終わった。こなたは料理を全て食された私と自分のお皿を持って台所へと向かっていった。
私はずっと食器を洗うこなたの後姿を眺めていた。他にする事がなかったのも理由の一つだが、やはり一番の決め手は見ていたいからという純粋な欲求だった。
腰の辺りまで伸びた蒼髪が、こなたが手や顔を動かす度に揺れて、その都度白地に縞模様の可愛らしいショーツが見え隠れする。
もはや目を離す事は不可能かとも思えた。ある晴れた日に魔法以上の愉快が限りなく降り注いだとしても不可能な気がした。
結局私はこなたが後片付けを終えるまでずっと熱烈な視線を送り続けていた。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていく。
「もう四時か」
私は近くの壁掛け時計を見て現在時刻を確認するように呟いた。
「時間が経つのは早いねぇ」
こなたがオレンジジュースを飲んでいた口をストローから離して言う。
午後から私達は決めた通り街へと繰り出していた。余り遠出はせず近場で昼食を食べ、色んな店を回ったりゲーセンに行ってこなたに完敗したりと存分に楽しんだ後、喫茶店に足を運んで今現在に至る。
「あれだけ歩き回ると疲れるねぇ」
こなたが再び飲み物を口に含んだ。
「普段から歩く事殆どないからね」
私もそう言ってプラスチック製の細い管から液体を吸い上げた。ジュースの甘味と冷たさが乾いた口内を潤す。
外は依然寒いままだが結構な距離を移動したから喉は潤いを求めていた。店内は暖房が効いているからか然程寒さは感じなくて丁度良い感じだ。
「どっちかっていうとインドア派だからね」
笑うこなたにつられ私も笑う。
「でも楽しかった」
「うん、私も」
素直な感想を言い合っていると、ふと買い物中に気になった事が私の心に蘇ってきた。
「そういやこなた、最後に行った店で何買ってたの?」
「おお、教える約束だったね」
こなたも思い出したらしくポーチの中に手を入れ何かを探し始めた。
最後に行ったのは主に小物を取り扱っている店だった。若い女の子を狙った売り物と内装で中高生に人気のお店だ。
私が行きたいと言ってこなたが付き合ってくれた、という感じだったのに、いざ到着するとこなたは店内を物色する私よりも先に会計を済ませていた。
その時も何を購入したのか問うてみたが、こなたは後で教えるの一点張りだった。
アクセサリーやネックレスにこなたが興味を示すとは思っていなかったので気掛かりだったのだが、一体何を買い入れたのだろうか。
「ほら、これだよ」
差し出されたこなたの両の手の平に乗っかっていたのは二つの小さな箱。丁寧に包装されていてまるで贈り物のようだった。
「一つはかがみの」
「私の?」
自分を指差して聞くとこなたはこくんと頷いた。どうやら私に買ってくれたものらしい。
「ありがと、こなた」
胸に込み上げる愛しさが爆発しないように理性に命令を出しながらお礼の言葉を投げ掛ける。こなたの小さな手に乗ったプレゼントボックスを受け取ると、もう片方の手にあった同じ外装の箱がこなたの手元に残った。
「開けて良い?」
「うん」
こなたの返事を確認してから私は慎重に上包みを剥いでいく。
箱の中には指輪が入っていた。
「えへへ……お揃いで買ったの。私とかがみが結ばれたのを形にして残そうと思ってさ」
はにかみながらもう一つの箱を開けて同じ形の指輪を取り出すこなた。
こなたの何もかもが愛しい。今すぐ抱きしめたい。
「……大事にするよ、これ」
だが目頭が熱くなり始めていた私はそれだけ返すのが精一杯だった。
「もう四時か」
私は近くの壁掛け時計を見て現在時刻を確認するように呟いた。
「時間が経つのは早いねぇ」
こなたがオレンジジュースを飲んでいた口をストローから離して言う。
午後から私達は決めた通り街へと繰り出していた。余り遠出はせず近場で昼食を食べ、色んな店を回ったりゲーセンに行ってこなたに完敗したりと存分に楽しんだ後、喫茶店に足を運んで今現在に至る。
「あれだけ歩き回ると疲れるねぇ」
こなたが再び飲み物を口に含んだ。
「普段から歩く事殆どないからね」
私もそう言ってプラスチック製の細い管から液体を吸い上げた。ジュースの甘味と冷たさが乾いた口内を潤す。
外は依然寒いままだが結構な距離を移動したから喉は潤いを求めていた。店内は暖房が効いているからか然程寒さは感じなくて丁度良い感じだ。
「どっちかっていうとインドア派だからね」
笑うこなたにつられ私も笑う。
「でも楽しかった」
「うん、私も」
素直な感想を言い合っていると、ふと買い物中に気になった事が私の心に蘇ってきた。
「そういやこなた、最後に行った店で何買ってたの?」
「おお、教える約束だったね」
こなたも思い出したらしくポーチの中に手を入れ何かを探し始めた。
最後に行ったのは主に小物を取り扱っている店だった。若い女の子を狙った売り物と内装で中高生に人気のお店だ。
私が行きたいと言ってこなたが付き合ってくれた、という感じだったのに、いざ到着するとこなたは店内を物色する私よりも先に会計を済ませていた。
その時も何を購入したのか問うてみたが、こなたは後で教えるの一点張りだった。
アクセサリーやネックレスにこなたが興味を示すとは思っていなかったので気掛かりだったのだが、一体何を買い入れたのだろうか。
「ほら、これだよ」
差し出されたこなたの両の手の平に乗っかっていたのは二つの小さな箱。丁寧に包装されていてまるで贈り物のようだった。
「一つはかがみの」
「私の?」
自分を指差して聞くとこなたはこくんと頷いた。どうやら私に買ってくれたものらしい。
「ありがと、こなた」
胸に込み上げる愛しさが爆発しないように理性に命令を出しながらお礼の言葉を投げ掛ける。こなたの小さな手に乗ったプレゼントボックスを受け取ると、もう片方の手にあった同じ外装の箱がこなたの手元に残った。
「開けて良い?」
「うん」
こなたの返事を確認してから私は慎重に上包みを剥いでいく。
箱の中には指輪が入っていた。
「えへへ……お揃いで買ったの。私とかがみが結ばれたのを形にして残そうと思ってさ」
はにかみながらもう一つの箱を開けて同じ形の指輪を取り出すこなた。
こなたの何もかもが愛しい。今すぐ抱きしめたい。
「……大事にするよ、これ」
だが目頭が熱くなり始めていた私はそれだけ返すのが精一杯だった。
「さて」
場所は変わって再びこなたの家。
「き、着替えるの速いわね」
帰るなり即行で衣服を脱ぎ、ショーツの上からエプロンを掛けたこなたが私の眼前に現れた。その行動力には思わず敬意を示してしまうほどだ。
今から私の第二の野望が叶えられようとしている。
「かがみ……」
静かな雰囲気の中、私の名前が呼ばれた。
「ご飯にする?お風呂にする?それとも……私?」
ふ、ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
恥じらいながら言ってくれるところが素晴らしい!段々と小さくなっていく声が更にグッド!そして言い終わりそっぽを向くその仕草!どれをとっても完璧!
流石は『こなたに言って欲しい念願の台詞ランキング』の上位に連ねるだけの事はあるわ!そこに萌える、萌えまくるううううう!!
「ちょ、かがみ!?何か出てるよ!」
「はっ!」
どうやらまた魂が抜けかけていたらしい。頬を引っ張る、痛い。私は慌てて現世に戻ってくるとこれが夢ではない事を確認した。
「で、どうするの?」
こなたの催促で私はこなたを待たせている事にようやく気付いた。まぁ迷う必要性は皆無だから良いのだけれど。
勿論最後の―――っとちょっと待てよ。
私はそれぞれを選択した直後のこなたの反応を一瞬にして頭に思い浮かべる。そしてその後どうなるかを瞬時に脳内シュミレーション。
そして閃いた。
「お風呂にしようかしら」
「え?お風呂?」
きたきた予想通りの反応だ。胸が躍ってくる。後は上手くこなたを誘導するだけ。
「何か不都合でもあるの?」
「いや、ないけど……」
ここまで想定出来る自分の才能が恐ろしい。他の事には使えないだろうけど。
「あ~、さては私がこなたを選ぶと思って期待してたんでしょ?」
「!!」
思った通り図星らしい。こなたの赤かった顔が更に色合いを増す。
「こなたも私が欲しかったのねぇ」
「む、むむぅ……」
目を潤ませながら唸るこなたを小動物っぽく思えてしまう。ここまできたら後一押しだ。
落ち着け私。これが成功したらパラダイスが待ってるぞ。
少し深呼吸で間を取る。そして言った。
「じゃあ……一緒に入る?」
暫くしてこなたが俯きながらも頷いたのを見て、私は心の中で雄叫びを上げた。
場所は変わって再びこなたの家。
「き、着替えるの速いわね」
帰るなり即行で衣服を脱ぎ、ショーツの上からエプロンを掛けたこなたが私の眼前に現れた。その行動力には思わず敬意を示してしまうほどだ。
今から私の第二の野望が叶えられようとしている。
「かがみ……」
静かな雰囲気の中、私の名前が呼ばれた。
「ご飯にする?お風呂にする?それとも……私?」
ふ、ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!
恥じらいながら言ってくれるところが素晴らしい!段々と小さくなっていく声が更にグッド!そして言い終わりそっぽを向くその仕草!どれをとっても完璧!
流石は『こなたに言って欲しい念願の台詞ランキング』の上位に連ねるだけの事はあるわ!そこに萌える、萌えまくるううううう!!
「ちょ、かがみ!?何か出てるよ!」
「はっ!」
どうやらまた魂が抜けかけていたらしい。頬を引っ張る、痛い。私は慌てて現世に戻ってくるとこれが夢ではない事を確認した。
「で、どうするの?」
こなたの催促で私はこなたを待たせている事にようやく気付いた。まぁ迷う必要性は皆無だから良いのだけれど。
勿論最後の―――っとちょっと待てよ。
私はそれぞれを選択した直後のこなたの反応を一瞬にして頭に思い浮かべる。そしてその後どうなるかを瞬時に脳内シュミレーション。
そして閃いた。
「お風呂にしようかしら」
「え?お風呂?」
きたきた予想通りの反応だ。胸が躍ってくる。後は上手くこなたを誘導するだけ。
「何か不都合でもあるの?」
「いや、ないけど……」
ここまで想定出来る自分の才能が恐ろしい。他の事には使えないだろうけど。
「あ~、さては私がこなたを選ぶと思って期待してたんでしょ?」
「!!」
思った通り図星らしい。こなたの赤かった顔が更に色合いを増す。
「こなたも私が欲しかったのねぇ」
「む、むむぅ……」
目を潤ませながら唸るこなたを小動物っぽく思えてしまう。ここまできたら後一押しだ。
落ち着け私。これが成功したらパラダイスが待ってるぞ。
少し深呼吸で間を取る。そして言った。
「じゃあ……一緒に入る?」
暫くしてこなたが俯きながらも頷いたのを見て、私は心の中で雄叫びを上げた。
こなたとお風呂に入るのは夏休み以来だろうか。その頃はまだ自分の気持ちに気付いていなかったし二人きりではなかったから何とも思わなかったが今は違う。
少し前から聞こえているお湯を張る音。浴槽にお湯が流れ溜まっていく内に私の気持ちも高ぶっているのが分かる。
今思えば格好つけずに普通に頼めば良かったのかもしれない。一足先に風呂場へ行ったこなたの態度からして断られる事もないだろう。
「お風呂準備出来たよー」
こなたの声に私は顔を上げた。今更考えても仕方がない事よね。私は首を横に一振り、モヤモヤした何かを頭の中から消し去るとパジャマとバスタオルを持ってお風呂場へと歩き出した。
脱衣所にあった洗濯籠を見るとこなたの下着とエプロンが入っていた。手を伸ばそうとしてこなたを待たせている事を思い出し踏み止まる。
さっさと服を脱いで浴場へ続くドアを開けた。
「お、来た来た」
そこには全裸姿で湯加減を調節しているこなたの姿があった。
「さ、入って入って」
先に入浴してくれていても良かったのに、どうやら私を待っていてくれたらしい。ちょっとした嬉しさを感じながら、私は軽く掛け湯をして湯船に浸かる。
「むふふ~……とうっ」
すぐさまこなたが悪戯っぽい表情になり、私の両足の間に潜り込むように入ってきた。
「こういう風に入りたかったから待ってたってわけね」
「そうそう」
「こっちの方がくっついていられるもんねぇ?」
私の言葉に、目を細めてまさに極楽を表しているようなこなたの顔が一気に紅潮していく。
「いや、別にそれだけってわけじゃ……」
普段は攻撃的なのにこういう時はどうして自ら墓穴を掘るような事をするのかしらね。
「こなた……可愛い」
それ以上問い詰めはせず、私はこなたの首筋に舌を這わせる。
「ひゃっ!」
いきなりだったからか気持ちが良かったからか声を上げるこなた。
「も、もう……かがみの方がえっちだもん……ふあっ……」
「ふふ、そうかもね」
軽くあしらうように答えてうなじをなぞるように舐めると、腕の中のこなたが身体を震わした。
それを見て私は先日の闘いでこなたが使った戦法を思い出した。興味と好奇心が試してみようと私に囁きかける。
「よし、身体洗おうか」
作戦決行、私はこなたのうなじから急に唇を離してそう告げた。
「へっ?あっ、うん」
こなたは間の抜けた返事をして、私に体重をあずけていた身体を起こした。一人ずつしか洗えないから私は自然と浴槽に残る事になる。
「洗ってあげようか?」
「い、良いよっ。かがみはえっちだから変な所とか触ってきそうだもん」
半ば当てられているような気がしたが、私は何も言わずに頷いて動かなかった。こなたはそれを確認してスポンジを手に取り身体を洗い始める。
「見てる、よね、かがみ」
不意に手を止めてこなたが私の方を見た。
「まぁね」
にやけながらそう答えると、こなたはより一層顔を赤らめてそっぽを向いてしまった。
意識してしまうと今まで気付かなかった視線も感じてしまうのだろう、再開されたこなたの手の動きはかなりギクシャクしていた。恥ずかしそうに俯いているのが前からでなくても判別出来る。
「んっ……」
スポンジが胸部に差し掛かり乳房の先端を通過した時、こなたが僅かに声を発した。もうスイッチが入ったらしい。私はこなたの動作を見逃さぬよう凝視を続ける。
胸からお腹、背中を洗って再び胸へとこなたの手が動く。
「あっ……」
微かに漏れた甘い響きを含む声。乳首を擦る度揺れるこなたの小さな身体。
「下の方は洗わないの?」
「あ、洗うよっ……」
聞いてみると、こなたは私の問い掛けに答えて身体を仰け反らせながら足を開いた。そして股間にスポンジを宛がう。
「あっ……か、かがみ……」
洗おうとしているのか快楽を得ようとしているのか、区別がつかないほどになった頃。
「どうしたの?」
「私っ……かがみに、み、見られてると思うとっ……!」
腰を上下させながら私に必死で想いを伝えるこなたの姿は、私をどんどん興奮させていった。
「もう、我慢出来なくて……あぅ」
私ももう我慢の限界だった。湯船から上がりこなたの真正面に移動する。
「かがみ、お願い……イかせて」
少し前から聞こえているお湯を張る音。浴槽にお湯が流れ溜まっていく内に私の気持ちも高ぶっているのが分かる。
今思えば格好つけずに普通に頼めば良かったのかもしれない。一足先に風呂場へ行ったこなたの態度からして断られる事もないだろう。
「お風呂準備出来たよー」
こなたの声に私は顔を上げた。今更考えても仕方がない事よね。私は首を横に一振り、モヤモヤした何かを頭の中から消し去るとパジャマとバスタオルを持ってお風呂場へと歩き出した。
脱衣所にあった洗濯籠を見るとこなたの下着とエプロンが入っていた。手を伸ばそうとしてこなたを待たせている事を思い出し踏み止まる。
さっさと服を脱いで浴場へ続くドアを開けた。
「お、来た来た」
そこには全裸姿で湯加減を調節しているこなたの姿があった。
「さ、入って入って」
先に入浴してくれていても良かったのに、どうやら私を待っていてくれたらしい。ちょっとした嬉しさを感じながら、私は軽く掛け湯をして湯船に浸かる。
「むふふ~……とうっ」
すぐさまこなたが悪戯っぽい表情になり、私の両足の間に潜り込むように入ってきた。
「こういう風に入りたかったから待ってたってわけね」
「そうそう」
「こっちの方がくっついていられるもんねぇ?」
私の言葉に、目を細めてまさに極楽を表しているようなこなたの顔が一気に紅潮していく。
「いや、別にそれだけってわけじゃ……」
普段は攻撃的なのにこういう時はどうして自ら墓穴を掘るような事をするのかしらね。
「こなた……可愛い」
それ以上問い詰めはせず、私はこなたの首筋に舌を這わせる。
「ひゃっ!」
いきなりだったからか気持ちが良かったからか声を上げるこなた。
「も、もう……かがみの方がえっちだもん……ふあっ……」
「ふふ、そうかもね」
軽くあしらうように答えてうなじをなぞるように舐めると、腕の中のこなたが身体を震わした。
それを見て私は先日の闘いでこなたが使った戦法を思い出した。興味と好奇心が試してみようと私に囁きかける。
「よし、身体洗おうか」
作戦決行、私はこなたのうなじから急に唇を離してそう告げた。
「へっ?あっ、うん」
こなたは間の抜けた返事をして、私に体重をあずけていた身体を起こした。一人ずつしか洗えないから私は自然と浴槽に残る事になる。
「洗ってあげようか?」
「い、良いよっ。かがみはえっちだから変な所とか触ってきそうだもん」
半ば当てられているような気がしたが、私は何も言わずに頷いて動かなかった。こなたはそれを確認してスポンジを手に取り身体を洗い始める。
「見てる、よね、かがみ」
不意に手を止めてこなたが私の方を見た。
「まぁね」
にやけながらそう答えると、こなたはより一層顔を赤らめてそっぽを向いてしまった。
意識してしまうと今まで気付かなかった視線も感じてしまうのだろう、再開されたこなたの手の動きはかなりギクシャクしていた。恥ずかしそうに俯いているのが前からでなくても判別出来る。
「んっ……」
スポンジが胸部に差し掛かり乳房の先端を通過した時、こなたが僅かに声を発した。もうスイッチが入ったらしい。私はこなたの動作を見逃さぬよう凝視を続ける。
胸からお腹、背中を洗って再び胸へとこなたの手が動く。
「あっ……」
微かに漏れた甘い響きを含む声。乳首を擦る度揺れるこなたの小さな身体。
「下の方は洗わないの?」
「あ、洗うよっ……」
聞いてみると、こなたは私の問い掛けに答えて身体を仰け反らせながら足を開いた。そして股間にスポンジを宛がう。
「あっ……か、かがみ……」
洗おうとしているのか快楽を得ようとしているのか、区別がつかないほどになった頃。
「どうしたの?」
「私っ……かがみに、み、見られてると思うとっ……!」
腰を上下させながら私に必死で想いを伝えるこなたの姿は、私をどんどん興奮させていった。
「もう、我慢出来なくて……あぅ」
私ももう我慢の限界だった。湯船から上がりこなたの真正面に移動する。
「かがみ、お願い……イかせて」
こなたの懇願に私は喜んで応える。
こなたの手を引き離し、代わりに自分の手をこなたの秘所に押し当てると、そこは石鹸とは違うもので濡れていた。
中指をこなたの中に潜り込ませ、もう片方の手で胸に触れる。
「あっ……あんっ!」
硬くなった桜の色をした突起を擦るとこなたは肩を震わせ嬌声を上げ、秘裂を弄ると愛液が溢れ出しいやらしい音が浴室に響く。
込み上げてきた気持ちをどうする事も出来ない私は唇を重ね合わせ、より深くこなたを求めていった。
「ん、んんっ!」
舌を絡ませるととろけるほど熱い情熱に支配されてしまいそうになる。私は気張って自我を保ちながら濃厚なキスを繰り返す。
その間も愛撫の手は止めなかった。こなたが耐えるように私にしがみついてくる。
「あっ……かがみ、私、もうっ……」
息を継ぐ為に唇を離すと、こなたが訴えるように切なげな表情で呟いた。
「気持ち良い……あふぅ!」
自慰行為の影響もあるのだろう、こなたがもう達してしまいそうな状況だと理解した私は更に手の動きを激しくした。
素早く指を抜き差しさせると、こなたが大きく身体を仰け反る。
「イっちゃって、こなた」
そう耳元で囁いて思い切りこなたの内部を掻き回すと―――
「あっ、ああっ!あああああっ!」
止め処なく愛液が湿った割れ目から湧き出した。
私は目を細め感慨に耽るこなたをそっとタイルの上に横たえさせた。
「あーあ、もう一回洗わないとなぁ……」
照れ隠しか本音か、こなたは太腿に付いた白濁色の液を指で取った。
「私が洗ってあげるわよ?」
「えー、第二ラウンドが始まっちゃいそう」
こなたが笑いながら言った。
「普通に洗ってあげるって。第二ラウンドは……ベッドの上でね」
その台詞にこなたは少し顔を赤くする。
「……じゃあ洗いっこしよっか」
だが次の瞬間には楽しそうに明るく言った。
「お、良いわね」
「じゃ、私からね」
私は快く承諾してこなたに背中を向けた。
夜はまだまだ長い。
こなたの手を引き離し、代わりに自分の手をこなたの秘所に押し当てると、そこは石鹸とは違うもので濡れていた。
中指をこなたの中に潜り込ませ、もう片方の手で胸に触れる。
「あっ……あんっ!」
硬くなった桜の色をした突起を擦るとこなたは肩を震わせ嬌声を上げ、秘裂を弄ると愛液が溢れ出しいやらしい音が浴室に響く。
込み上げてきた気持ちをどうする事も出来ない私は唇を重ね合わせ、より深くこなたを求めていった。
「ん、んんっ!」
舌を絡ませるととろけるほど熱い情熱に支配されてしまいそうになる。私は気張って自我を保ちながら濃厚なキスを繰り返す。
その間も愛撫の手は止めなかった。こなたが耐えるように私にしがみついてくる。
「あっ……かがみ、私、もうっ……」
息を継ぐ為に唇を離すと、こなたが訴えるように切なげな表情で呟いた。
「気持ち良い……あふぅ!」
自慰行為の影響もあるのだろう、こなたがもう達してしまいそうな状況だと理解した私は更に手の動きを激しくした。
素早く指を抜き差しさせると、こなたが大きく身体を仰け反る。
「イっちゃって、こなた」
そう耳元で囁いて思い切りこなたの内部を掻き回すと―――
「あっ、ああっ!あああああっ!」
止め処なく愛液が湿った割れ目から湧き出した。
私は目を細め感慨に耽るこなたをそっとタイルの上に横たえさせた。
「あーあ、もう一回洗わないとなぁ……」
照れ隠しか本音か、こなたは太腿に付いた白濁色の液を指で取った。
「私が洗ってあげるわよ?」
「えー、第二ラウンドが始まっちゃいそう」
こなたが笑いながら言った。
「普通に洗ってあげるって。第二ラウンドは……ベッドの上でね」
その台詞にこなたは少し顔を赤くする。
「……じゃあ洗いっこしよっか」
だが次の瞬間には楽しそうに明るく言った。
「お、良いわね」
「じゃ、私からね」
私は快く承諾してこなたに背中を向けた。
夜はまだまだ長い。
時間の問題へ続く
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- もう飽きt
癒された! -- 名無しさん (2023-06-04 21:41:23) - 同性愛とかキm・・・
癒された!
-- 名無しさん (2012-12-28 20:16:38) - おまいらいつまでやっt
癒された! -- 名無しさん (2010-08-10 23:57:53) - 2010年
やはり癒された -- 名無しさん (2010-02-03 00:12:00) - お前らまだやってたのk
癒された! -- 名無しさん (2009-06-14 17:14:30) - なにやってんd……
癒された -- 名無しさん (2009-06-14 00:17:35) - どんだk
癒された!! -- オビ下チェックは基本 (2009-06-13 22:28:27) - おまいらたいがいにしろy
癒された!!!! -- 名無しさん (2009-04-14 04:50:42) - こんなもの読んでも 癒される訳………
極限状態癒された -- ラグ (2008-12-08 02:46:31) - つまんn …癒された! -- 名無しさん (2008-09-19 23:06:56)
- ばっかじゃね~n
癒された! -- 名無しさん (2008-09-17 21:07:24) - ったく‥こんなもんで 癒された!! -- 名無しさん (2008-07-24 14:43:02)
- GJ -- 名無しさん (2008-07-23 15:58:36)
- おまいら、いい加減n…癒された! -- 名無しさん (2008-06-01 23:29:06)
- こんなもので癒されるとでm…………癒された!!!!!!
-- 名無しさん (2008-06-01 22:28:12) - 癒された -- 名無しさん (2008-05-02 17:24:43)
- こんなものでい、癒される訳………………………癒された!!!!!!!!!!! -- ハルヒ@ (2008-05-02 16:43:47)
- 第二ラウンd(ry
まぁGJです -- 九重龍太 (2008-03-16 18:08:25) - なんという変t
癒された -- 名無しさん (2008-02-29 23:26:54) - フッ、この俺が癒されるわけg
癒された・・・ -- 名無しさん (2008-02-29 22:04:26) - こんな小説で俺が癒されるとでm
癒された -- 名無しさん (2008-02-25 23:11:58) - お前ら…
癒された! -- 名無しさん (2008-02-23 10:49:41) - くそっ…癒されるものk…
癒されたっっ!! -- 名無しさん (2008-01-20 08:22:25) - 癒された! -- 名無しさん (2008-01-20 03:58:55)
- 癒されだばだばだば!!!! -- 名無しさん (2008-01-02 03:58:41)
- 癒された! -- 名無しさん (2008-01-02 02:47:56)
- 癒された。 -- 名無しさん (2008-01-01 13:35:32)
- 癒された -- 名無しさん (2008-01-01 07:38:32)
- 癒された -- 名無しさん (2008-01-01 00:34:11)