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柊姉妹の饗宴

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 1.はじまりの夜 長女の誘惑

 柊家のある夜、いのりの部屋でのこと。
 そこではどういうわけか、三女のかがみが長女のいのりに体を弄りまわされている。
 ――それも、かがみの方は手錠をはめられた状態で。

「ひゃぁ、あああああっ」
「ふふっ、どう? かがみ」
 そんな声がいのりの部屋では聞こえいる。
 事の発端は、自室でくつろいでいたかがみをいのりが誘惑したことからである。
 いのりが部屋に入ってきて、
「ね、かがみ……私の部屋で、しない?」
 艶っぽい声でかがみを誘ういのり。
 かがみは、その大人の女性の魅力に惑わされてしまった。
 そして誘われるままにいのりの部屋に入り、服を脱がされたところで……
 ガシャンッ!
「な、何!?」
 いのりはかがみの腕を後ろに回させ、手に枷をはめた。
「いいでしょ、これ。今日はかがみのこと、たっぷりと調教してあげるわ」
 手を拘束された状態のかがみにそう言い放ついのり。
 かがみ急に手を拘束されて戸惑ってはいるものの
 いのりの『調教』という言葉に対し、どこか期待しているかのような表情をしていた。

「かがみの体、可愛いわね」
 そう言って、拘束された状態のかがみの身体に軽く舌を這わせる。
「ひゃん!」
「あら、もう感じてるの? 可愛い声ね。もっと聞かせて」
 いのりはそう言い、再びかがみの身体に舌を這わせる。
 かがみはつかさに比べれば大人びているものの、姉からしてみればまだまだ発育途中の可愛い妹である。
 その妹の体を拘束し、好きにしようとしているということ自体がいのりの気を昂らせていた。

「ひ、ひゃう! ね、ねえさん、もっとぉ!」
「気持ち良いでしょ、かがみ。だけど、まだイっちゃだめよ」
 先ほどから、たっぷりとかがみへの『調教』を続けているいのり。
 押し寄せる快楽の波に耐えられず、かがみの頭はすでに真っ白になっている。
 しかし、いのりはそれでもなおかがみに絶頂を迎えさせようとしない。
 声をあげるかがみを楽しむかのように、適度にかがみの身体を弄っている。
 その『調教』は、かがみの身も心もすっかりいのりのものになってしまうまで続いた。


 ※


 2.次の夜 双子編

 かがみがいのりの部屋でたっぷりと『調教』された次の日の夜のこと。
 この日は特に変わったこともなく、かがみは自室のベッドで寝ようとしていたときである。
「お姉ちゃん、入っていい?」
 といって、つかさが部屋に入ってきた。

「つかさ、どうかしたの?」
「うん、ちょっと。なんか、一人だと眠れなくて」
 そう言ってかがみの方へ近づくつかさ。
 甘えん坊のつかさがこうして、かがみに一緒に寝てもらいたがるというのは珍しいことではない。
 大抵は怖い映画を見た日などであるが、このような理由で来ることも時々ある。
 かがみはそういうとき、いつも一緒に寝てあげていた。
 だから今日も、つかさをベッドへ招き入れたのだが――
 ガシャンッ!
 みると、また手錠。
 かがみは昨夜と同じように、手を後ろに回され手を拘束されていた。
「えっと、これでいいのかな?」
「つ、つかさ?」
「えっとね、いのりお姉ちゃんが貸してくれたの。拘束されたかがみお姉ちゃん、可愛いって言ってたから」
 そう説明をするつかさ。いのりに一体何を吹きこまれたのだろうか。
「は、はずしてよ、これ!」
「だぁめ。今日は私がお姉ちゃんとするんだもん」
「ちょっと、つかさ……んむ!」
 そう言いかけたかがみの唇を、つかさの唇が塞ぐ。
 そしてそのままつかさは、舌をかがみの口内に侵入させた。
 突然のキスにかがみは戸惑いはしたが、抵抗する様子はない。
 それどころか、自分からつかさの舌に自分の舌を絡めている。

「ん……ちゅ……」
「……ぷはぁ」
 そのまましばらくキスをしていたかと思うと、やがてつかさは唇を離した。
 かがみは今、つかさの前で手を拘束されている。
 拘束された状態で、続きを待っているかのような表情をしている。
 また、つかさの方も気が昂っていた。
 拘束された姉が、自分の行為を待っている。
 そのことがつかさを興奮させていた。
「ね、お姉ちゃん」
 つかさがかがみに呼びかける。
「続き、してもいい?」
「……その前に、服くらい脱がせてよ」
 手を拘束されたままの状態でそう言うかがみ。
 ――この後かがみは、双子の妹にたっぷりと身体を弄られることになる。


 ※


 3.次の夜 年長組編

 つかさがかがみの部屋にいるのとほぼ同時刻。
 壁を挟んで隣のまつりの部屋では、まつりがいのりに押し倒されていた。
「ね、姉さん、なにを……」
「ふふ、今にわかるわ」
 まつりは自分の状況に戸惑っていた。
 先ほどまで、二人で仲良くお酒を飲んでいただけなのに。
 お酒を飲んでいる最中に、いきなりこうしてベッドに押し倒されたのだ。

「まつりも、少し期待してるんじゃない?」
「そ、そんなわけ……」
「どうかしらね。そろそろ効いてくるはずだもの」
「ど、どういうこと? 『効いてくる』って……」
「わかるでしょ。媚薬よ。び・や・く。強力なのやつ。さっきのお酒に入れたのよ」
 そう言っていのりはまつりの服の中へ手を入れ、肌に触れてみせる。
「あ……」
「ふふ、少しドキドキしてきた?」
「そ、そんなこと……」
「そう?」
 そう言っていのりは、まつりの顔をじっと見つめる。
 それは見る者を惑わせる表情。
 かがみも惑わされたその表情に見つめられるうちに、まつりもドキドキしてきた。
 顔が少し赤いのは、決してアルコールのせいではない。
「ね、ねえさん……その……」
「……してほしいのね」
 まつりの言葉を聞き、いのりはまつりの服を脱がせた。

「ね、ねえさぁん、もっとぉ……」
「まつりったら、そんなにしてほしいのね。こんなに可愛い声出しちゃって」
 媚薬を飲まされたまつりは顔を上気させて姉を求めている。
 まつりはもう、姉への愛欲を抑えることができなかった。
 ――今夜まつりは、昨夜かがみがされたのと同じことをされることになる。


 ※


 4.三日目の夜 末っ子の罠

 かがみの部屋とまつりの部屋で情事があった日の次の夜。
 まつりはベッドでゴロンとしながら、昨夜のことを思い返していた。
 いのりに媚薬を飲まされ、姉に対し
 しかし、翌朝いのりに言われたのは
「実はね、媚薬なんて入れてないのよ」
 という言葉である。
 あの時まつりは、確かに身体が火照ってくるのを感じた。
 しかしそれは、媚薬のせいではない。
 あの時感じた姉への愛欲は、全て自分の本当の気持ちだったのだ。
 そう思うと、昨夜狂うように姉を求めた自分が恥ずかしくなる。
 そう昨夜のことを思い返していると、
「お姉ちゃん、ちょっといいかな?」
 という声と共に、つかさが部屋に入ってきた。

「つかさ、どうかしたの?」
「えっとね、その……昨日のお姉ちゃんたちの声、聞いちゃって……それでね……」
 聞かれてた。
 そのことにまつりはショックを感じると共に、少しイヤな予感を感じていた。
「お姉ちゃんの声……とても可愛かったから……」
 もしかしたらそれは、期待だったのかもしれない。
 ゆっくりとまつりに近づくつかさ。
 そして
「えいっ」
 と言い、つかさはベッドに横になっているまつりにとびかかった。
「つ、つかさ?」
「私もお姉ちゃんの声、聞きたいな」
 そう言いながら、つかさはゆっくりとまつりの服を脱がせようとする。
「や、やめてよ」
 そう言いながらも抵抗の様子のないまつり。
 確かに、年下のつかさを払いのけることは簡単なはずである。
 しかしこのとき、まつりにはそれができなかったのだ。

「えへへ、お姉ちゃん可愛い~」
 裸になったまつりに覆いかぶさるようにしながらつかさが言う。
 昨夜かがみにした時とは違い、手錠などはない。
 しかし、つかさが姉を拘束するのにもともと手錠などはいらなかったのだ。
 手錠などなくても、つかさは姉にならなんでも言うことを聞いてもらえるのだから。
「それじゃお姉ちゃん、しよっか」
 つかさらしい、とても嬉しそうな表情をしながらつかさはそう言う。
 このときまつりは、昨夜媚薬を飲まされたと聞いたときと同じ気分になっていた。
 しかしそれは媚薬のせいなどではない。
 まつりも分かっていた。
 自分が、本当に妹を求めているのだということを。


 ※


 5.最後の夜 柊四姉妹

 まつりが末っ子にさんざん身体をいじくられた次の日の夜。
 母親みきからの伝言を伝えようとまつりがつかさの部屋へ行った際、まつりは見てしまった。
 部屋ではかがみが裸の状態で手錠をはめられ、つかさの方は満面の笑みを浮かべた状態でいたのだ。
 双子のほうもまつりに気づいたようである。
「あ、まつりお姉ちゃんだ~」
「ね、姉さん!? こ、これは、その……」
 気まずい雰囲気。見てはいけないものを見た気がして、まつりはそそくさと部屋を出ようとした。
 しかしそのとき
「あら、楽しそうなことしてるじゃない。私も入れてよ」
 と言って部屋に入ってきたいのりが、部屋から立ち去ろうとしていたまつりの腕を掴んだのだ。
「ね、姉さん!? わ、私は……」
「いいじゃないの。ね、つかさ」
 いのりは逃げようとするまつりを掴んだままそう言い、つかさにウィンクをしてみせた。
 そして――

「ひぁぅううっ! ねえさん、つかさっ! だ、だめぇええっ!!」
 部屋では服を脱がされてしまったまつりが、いのりとつかさの二人に激しく責められている。
 耐えきれないくらいの快楽が押し寄せているはずなのに、二人はまだイかせようとはしない。
 かがみはというと、その横で手錠をされたまま放置された状態でいる。
「まつりお姉ちゃん、気持ち良さそうだね」
「こんな声出しちゃってね。かがみ、まつりの声、良いでしょ?」
 いのりがかがみに向かってそう言う。
 かがみは先ほどから姉の喘ぎ声をずっと聞かされているだけで、ずっと焦らされっぱなしである。
 当然かがみは身体が疼いてしかたがないのだが、手錠をされたままでは身体の疼きをどうすることも
 できないでいた。

 まつりがたっぷりと弄られた後。
「そろそろ、かがみお姉ちゃんの方もしよっか」
「そうね。だけど……」
 そう言っていのりはあたりを見渡す。
 今度はかがみとまつりの立場を逆にしてみたいのだが、このまま放っておくとまつりは一人でしてしまうだろう。
 何かないかと思い周りを見渡すと、部屋には手錠がもうひとつ置いてあった。
 そこでいのりは、ふと疑問がわいた。
「あれ、私、二個も貸したっけ?」
「ううん、ひとつだけだよ」
「そう? それじゃ、これは私の部屋にあるはずなんだけど……ま、いいか」
 そう言っていのりは、かがみと同じようにまつりにも手錠をかける。
 今度はまつりが焦らされる番のようだ。
「今度はかがみの声、まつりに聞かせてあげてね」
 そう言って二人はまつりの耳元へかがみの身体をもっていき、かがみの身体で楽しみ始めた。
 ――姉妹の長い夜は、まだまだ終わりそうもない。


 ※


 6.最後の夜 裏話

「ふふっ。本当に楽しそうにしてるわね」
 この日の夜、扉を少し開けてずっと姉妹の行為を見ていた人物がひとり。
 母親の柊みきである。
 柊姉妹は、どういうわけか少し開いた扉に気付く様子はない。
 ここから先は、この日の出来事の裏のはなしである。
 柊姉妹は気付いていないが、今夜はずっとみきが裏で手を引いていたのだ。
 つかさの部屋へちょうど良いタイミングでまつりを行かせたのもみき。
 その後に続けていのりを行かせたのもみき。
 それだけではない。
 いのりの部屋にあったもうひとつの手錠をつかさの部屋に置いておいたのも、
 つかさの部屋であらかじめ人を興奮させる作用のあるお香を焚いておいたのもみきである。
 さて、もうひとつ。
 ここ数日間の姉妹の行為は父親のただおに気付かれなかったのか。
 それは実は全く問題ない。
 姉妹は気付いていないが、ただおはここ最近とても早く寝ている。
 姉妹の行為に気づかぬよう、みきがぐっすりと眠らせているのだ。
「あの子たち、こんなに仲良くなっちゃって」
 まだまだ終わりそうもない姉妹の行為を見ながら、みきはそっと部屋の外でつぶやいた。







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  • この素晴らしき、美人姉妹百合
    に、最大級の感謝感激を! -- チャムチロ (2012-09-11 21:38:51)
  • 仕上げはおかーぁさーん。ですね…わかります。 -- 名無しさん (2009-02-24 01:46:25)
  • 柊姉妹好きにはたまらんwww
    色々と夢が広がりんぐ!!!!!!!!!!!!!!! -- 名無しさん (2009-02-17 17:11:17)
  • おかあさああぁあああん!!!!!!!!!
    いいのか? 娘たちにあんなことさせていいのか!?!?!?!?!?!? -- 名無しさん (2008-05-20 17:27:45)
  • スレの方にも書きましたが
    柊4姉妹が好きな私には最高の作品でした。
    可能ならば是非続編を希望します。

    更にSMエスカレートさせたり、
    あえて逆にかがみ&まつりの仕返しとかw
    -- 名無しさん (2008-05-19 07:42:02)
  • 二女と三女、Mに目覚めとるww -- 名無しさん (2008-05-18 10:47:07)
  • 普段はおとなしめのいのりとつかさがかなり強気で、しかも結構ハードな手段をw
    そのギャップがいいですね -- 名無しさん (2008-05-17 17:45:03)
  • >>姉妹の行為に気づかぬよう、みきがぐっすりと眠らせているのだ
    早めにセクロスしてノックアウトさせてるんですね! わかります! -- 名無しさん (2008-05-17 01:25:21)
  • これはなんというか凄いですね -- jio (2008-05-17 00:14:07)

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