kairakunoza @ ウィキ

代償行為 前編

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匿名ユーザー

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 1.


 蒸し暑い夏の午後、玄関に備え付けられているチャイムが鳴り響いた。

 インターホンで訪問客を確認してから扉を開けると、Tシャツにミニスカートという
ラフな格好をした柊かがみ先輩が立っていた。
「こんにちは。かがみ先輩」
「こんにちは。ゆたかちゃん」
 軽く挨拶をした後、私の部屋まで一緒に歩いている途中で声をかけられる。
「それにしても、今日は暑いわね」
「はい。ニュースで最高気温が37度になるといっていましたから」
 私の言葉に先輩は、げんなりとした表情を浮かべてからがっくりと肩を落とした。

 階段を上がり自分の部屋の扉をあけると、心地よい冷気が吹き込んでくる。
「やっぱ、夏にはクーラーは欠かせないわよね」
 先輩は、すらりとした両足を伸ばす。
 ひらりと舞ったミニスカートから、一瞬だけ白い下着がのぞいた。

 体調を崩しやすい私にとっては、夏場にクーラーは欠かせない。
 しかし、クーラーを付けっ放しにしていると電気代が馬鹿にならないので、
居間でおじさんやこなたお姉ちゃんと、一緒に涼んでいることが多い。
 それにしても、一昔前の人はクーラーというような便利なものはなかったはずで、
どうやって夏の暑さを凌いでいたのだろうかと、不思議に思ってしまう。

「先輩、冷たい飲み物をもってきますね」
 私はゆっくりと腰をあげて、部屋の扉に手をかける。
「ありがと。ゆたかちゃん」
 かがみ先輩は、私の顔を見て微笑んでくれた。

 グリーンティとシュークリームを冷蔵庫から取り出して部屋に戻ると、
かがみ先輩は鞄の中から取り出したライトノベルのページをめくっていた。
「何を読んでいるのですか? 」
 先輩は軽く頷くと、ブックカバーを取り払って表紙をみせてくれる。

 覗き込むと、獣の耳をつけてお尻に尻尾を生やした、茶色い髪を伸ばした女性が魅惑的な微笑みを浮かべている。
 中堅の行商人と美しい女性に化けている狼が、商売や冒険をしながら狼の故郷を目指して長い旅をする話だ。
「話が妙にリアルで面白いのよね」
 かがみ先輩が無防備な微笑みを浮かべて答えてから、私に尋ねた。
「ゆたかちゃんもラノベ読むの? 」
「ええ。多少は」
 私は、少し考えた後で答えた。
 ライトノベルといわれる本の多くは中高生向けにくだけた表現を使って書かれているから、
一般の小説に比べるとかなり読みやすい。
 私は特にはまっている訳ではないけれど、有名どころは抑えてある。

 かがみ先輩は私を見ながら、どこか皮肉めいた表情で呟いた。
「そうね。付き合っているのだから、多少は趣味が合わないとまずいわよね」


 私が、柊かがみ先輩と付き合い始めてから、もう少しで一か月になるが、お互いに恋愛感情がある訳ではない。 
 年齢は2つ離れているし、この夏の時点では学校のイベントを共有している訳でもなく、
こなたお姉ちゃんを介して知り合った、先輩と後輩という間柄にすぎない。

 むしろ以前は、私はこなたお姉ちゃんに恋心を抱いていた。
 こなたお姉ちゃんは、病弱な私をいつも温かく見守ってくれる本当の姉のような存在だ。
 私が、どんなに苦しんでいる時でも、見舞に来てくれるこなたお姉ちゃんの顔をみると、
不思議と苦痛が和らいでくれた。

 一方、かがみ先輩もお姉ちゃんに夢中で、家に遊びに来た時にみせる、先輩のお姉ちゃんに向けるまなざしは、
恋をしている少女としか思えなかった。
 もし、こなたお姉ちゃんが、同性愛という趣向を受け入れてくれるのならば、
私達の関係は間違いなく違っていたと思う。
 こなたお姉ちゃんの恋人の座を巡って、かがみ先輩と死闘を演じるという事態だってありえたかもしれない。

 しかし、こなたお姉ちゃんは「私、ノンケだから」という一言で、ひどくあっさりと、
私と先輩の恋心を同時に打ち砕いてしまった。
 もちろん、面と向って同性愛者と公言する人は少ないので、ひたすら押せば落ちるという可能性もあるが、
こなたお姉ちゃんは、いわゆる「隙」を全く見せてはくれなかった。
 もしかしたら、私やかがみ先輩から向けられる想いに気づいて、警戒されてしまったのかもしれない。
 意識的か否かは知る由もないが、お姉ちゃんの築いた壁は、分厚い防弾ガラスのような強度が
あるとしか思えなかった。
 私もかがみ先輩も、決定的に嫌われるというリスクに怖気づいてしまい、
結局、告白という選択肢を選ぶことはできなかった。


 結局、欲求不満のはけどころが見つからず、私とかがみ先輩はなし崩し的にくっつくことになり、
付き合い始めてからかなり早い時期で、性体験も終えてしまっていた。
 もちろん、中学生の時まで、私は性的なことについて無知であったけれど、泉家にお世話になってからは、
否応なしに、この方面の知識を蓄えることになった。
 こなたお姉ちゃんには、18禁の百合ゲームの電源をつけっぱなしで外出してしまうような
不用意な面があって、私がそのままプレイを続行したこともあるし、黒井先生とのエロチャットの途中で
お姉ちゃんが寝落ちしてしまった時に、勝手に代役を務めたこともある。 

 お姉ちゃんは、もしかしたら今でも、私のことを何も知らない従姉妹と思っているのかもしれない。
 しかし、身体は小さいけれども、私だって年頃の女の子だから、好奇心はあるし、性的な欲情もある。
 それも他人よりはかなり多いような気がする。

 かがみ先輩は、私に付き合いを申し込む時に、こなたお姉ちゃんの代わりとして
求めてきたことを、最初に言ってくれたから、ごく気軽な思いで付き合いをすることができた。
 もっとも、純粋なセックスフレンドとして割り切る程には、ドライに徹することはできず、
二人で映画に見に行ったり、買い物に行くなど、デートらしいこともしている。
 恋愛感情はないとはいっても、外に遊びに行っている時は、それなりに気をつかってくれるから、
特に不満はなかった。

 私達は、傍から見れば同じ穴のムジナと言うしかない。
 しかし、こなたお姉ちゃんに向ける感情は、少し異なっている。
 私は、こなたお姉ちゃんへの片想いを、過去の出来事として消化できている。
 確かに恋人にはなれなかったけれども、私はこなたお姉ちゃんの従姉妹だし、
妹のように可愛がってもらっている。
 私はこなたお姉ちゃんの事実上の妹として、ずっと甘えることができる。

 しかし、かがみ先輩は、こなたお姉ちゃんの親友だけれども赤の他人だ。
 特に大学に行けば、二人は離れ離れになる可能性は高い。
 かがみ先輩は、今でもこなたお姉ちゃんに未練を持っていると思う。


 シュークリームを食べ終わり、湯けむり美女殺人事件という題名の昼ドラを1時間程眺めた後、
かがみ先輩はゆっくりと身体を寄せてきた。
「もう、ですか? 」
 私はほんの少しだけ溜息をついた。
 もう少しだけ、普通の恋人っぽい時間を味わいたい気持ちは確かにある。
 しかし、私の下半身もはしたなく疼き始めており、丁度良い頃合いかもしれないと思いなおした。

「では、始めましょうか」
 私は、寄り添ってきたかがみ先輩のTシャツをめくりあげて、ミニスカートのホックも外す。
 あまり飾り気のない純白のブラとショーツだけにしてから、ベッドに誘導する。
「少し待っていてくださいね」
「わかったわ 」
 あおむけに寝ころんだ先輩は、これから起きる出来事に期待しているのか、うるんだ眼で私をみつめている。
「先輩、両手をあげてください」
 私は、机から持ってきた50センチ程の紐で、かがみ先輩の両手首を縛る。
 もっとも、手首を縛った紐はかがみ先輩が本気で解こうと努めれば、5分で緩んでしまうようなもので、
ごく形式的なものだ。
 しかし、かがみ先輩は拘束されていることが快感になるという、M体質であることは既に分かっていた。

「先輩、我慢できないのですか? 」
 私は、既にうっすらと愛液で滲んだ下着を凝視しながら、ことさら蔑むような口調で尋ねる。
 片方がMなら、もう一方はSにならざるを得ない。
「恥ずかしいところを、覗きこむなっ! 」
 かがみ先輩が怒ったような顔をしながら、整った顔をそむけた。
「もう、濡れていますよ」
 私はにやりと笑いながら、半裸になった先輩を見下ろして、じっくりと鑑賞する。

 かがみ先輩はすこしつり目気味で、かっこいい人と美しい人の中間にいるような容貌だ。
 更に、長く伸ばした流れるようなツインテールによって、女の子らしさも強調されている。
 そして、白いブラに包まれた乳房は、貧乳の私とは比べ物にならない程大きい。
 出るところは出ていて、ひっこむところは引っ込む、とてもメリハリのついた身体つきをしており、
幼児体型の私としては、本当に同じ高校生なのかと疑いたくなるくらいだ。

「かがみ先輩がダイエットなんて、何かの冗談でしょう? 」
 私は半ば本気で、抱いている疑問を言葉に出した。
「う、うるさいわねっ」
 かっと頬を赤く染めた先輩の表情は、少し可愛らしい。
 私は、かがみ先輩はダイエットをする必要は全くないと思うけれども、本人にとっては
体重計の数字が気になって仕方がないみたいだ。
「ちょっと油断するとすぐお腹が出ちゃうのよ」
 かがみ先輩がため息をつきながら、視線をへそのあたりまで下ろした。
「例え太っても、先輩のことが好きですよ」
 私は、そっと近寄ってかがみ先輩の唇をすくい取る。
「ば、ばか…… 」
 とっても色っぽい声をあげて、先輩は小さく喉をならした。


「先輩の唇、とっても柔らかいですね」
 私は、胸を高鳴らせながら、先輩のとっても柔らかい唇を塞いで、ゆっくりと味わい始める。
「ん…… んくぅ…… 」
 淫らに身体をよじりながら、時々出す喘ぎ声がとても艶めかしくて、下半身が疼いてしまう。

「んっ、ちゅっ…… ん…… くうん」
 小鼻を鳴らしながら、かがみ先輩も私の唇に吸いついてきた。
「くうん……ちゅ、くちゅっ…… んんっ」
 私は、ゆっくりと舌を伸ばして口をこじ開け、先輩の舌を絡め取る。
「くちゃっ、くちゅっ、ちゅばっ」
 とってもイヤラシイ音をたてながら、私はかがみ先輩の口腔内を蹂躙し、舌や頬の裏の粘膜や、
唾液をゆっくりと味わっていく。
「ぐちゅ、ちゅばっ…… はうっ…… はあっ、はあっ、くちゅんっ」
 私達は卑猥な音をたてながら、ディープなキスを重ね続ける。
「んくぅ、んあっ…… くうん」
 二人の唇から半透明の唾液がこぼれ落ちて、白いシーツにはしたない染みを付けていく。
 脳みそが蕩けてしまうような快感が全身に走り、私はふとももを何度も擦りあわせる。
「んくっ…… はあっ、んああっ 」
 私は、かがみ先輩をたっぷりと味わってから、ゆっくりと唇を離した。

 次に、私は頭上で手首を結んでいる為に大きく開いている、先輩の脇を舐めはじめる。
「いやっ、ゆたかちゃん、ここはやめっ、ひゃうっ!」
 かがみ先輩が大きく叫んで、瑞々しい身体を大きくよじった。
「先輩…… ワキがとても敏感なのですね」
 私は嬉しそうに言ってから微笑むと、先輩の脇の下を丹念に舐め取っていく。
「だめっ! く、くすぐったい、んひゃう」
 ツインテールを振り乱しながら、かがみ先輩の形の良い唇から悲鳴混じりの喘ぎ声があがる。
 しかし、先輩の嬌声を耳にしていると、困ったことに、ますます強い欲情が湧きあがってしまう。
「先輩も、すごく汗をかいていますね…… 」
 脇から乳房へゆっくりと舌を這わせていくと、塩辛い味が口腔内に拡がった。

「ゆたかちゃん。だから舐めないで! 」
 フェチズムに首の下まで溺れている後輩から顔を背けて叫んだけれども、
私はかがみ先輩の汗腺からわきでる液体を、執拗に舐め取る行為をやめない。

「先輩、とても美味しいです」
「ゆたかちゃん。いい加減にしなさい! 」
 かがみ先輩が本気で怒っている。
 もっと叱って欲しいと考える私もエムっ気があるのかな、とぼんやりと思いながら、
かがみ先輩の乳首を覆うブラに、私の舌端はたどりついた。

「先輩、ぬぎぬぎましょうね」
 かがみ先輩は何も言わずに、ぷいっと顔をそむける。
 無言を黙認と解釈した私は、先輩の白いブラのホックをゆっくりと外した。


「かがみ先輩、とても綺麗です。特にほんのりした桜色の乳首が下賤の者の情欲をそそりますね」
 先輩のふたつのふくらみを凝視しながら、感嘆の声をあげてみせる。
「そんないちいち古風な説明しなくていいわよ」
 私は先輩の声を無視して、美しい双丘をじっくりと鑑賞した後、ゆっくりと乳首に舌端を押し付けていく。
「ひゃああっ! 」
 乳首が押し潰されるのと同時に、かがみ先輩の魅惑的な身体が、生きの良いお魚さんみたいに跳ねた。

「ひゃっ、んああ、やめ、やめて」
 やめてと言われてやめる人はいないですよ、と心の中で呟きながら、かがみ先輩の乳房の先端を押し潰しつつ、
もう一方の手で、先輩の下腹部にある白いショーツをまさぐる。
「先輩のアソコ、愛液でぐしょぐしょですね」
「愛液っていうな! 」
 かがみ先輩は、私を睨みつけながら叫んだ。
「先輩、ちょっと怖いです」
 肩をすくめながら呟いてから、私は、先輩の乳首に歯をたてた。

「痛っ! 」
 かがみ先輩の口から、甲高い悲鳴があがる。
「やめなさいっ、ゆたかちゃん」
「かがみ先輩。人に物を頼む時の態度ではありませんよ」
 私は冷然といってから、もう一度、固く大きくなった突起を前より少しだけ強くかむ。
「痛いっ、お願いだから、もうやめてっ」
「どうしよっかなあ」
 考える振りをしてから更に、もうひと噛み。
「くぅ、や、お願い、お願いだからやめてください! 」

 私は、先輩が涙を流しながら必死で謝る姿を確認してから、ゆっくりと歯を離した。
「かがみ先輩、あまり生意気な事をいうとお仕置きですよ…… 」
「わ、分かったわよっ」
 高慢な態度の時には、お仕置きをしないといけないけれど、かといって従順すぎても面白くはない。
 時々は、反抗心をみせて、それを折るのが一番愉しいと思う。


「先輩…… 身体を楽にしてくださいね」
 先輩の乳首と乳房を十分に堪能してから、ゆっくりと先輩のアソコを下着越しに揉みしだく。
「ん、あうん、いや、はあっ、はああっ」
 かがみ先輩は大きく喘ぎながら、次第に昂り始める。
「だめっ、ゆたかちゃん、そこは、んんっ、いい、キモチ…… いい、んあっ」
 私は、先輩のクリとその周辺に対して、入念にマッサージを施した。

 時には強く、時には優しい愛撫を丹念に繰り返す。
 ゆっくりと、しかし着実に、先輩を快楽の沼地に引きずり込ませていく。
「先輩、ショーツも脱がしちゃいますね」
 既に、分泌された粘性のある液体でぐしょぐしょになった、白い下着に手をかけて、ゆっくりと脱がす。

「かがみ先輩、愛液が糸を引いて、とても綺麗ですよ」
「ばかっ、そんな事いうなっ」
 罵声を心地よく聞いてから、私も衣服を全て脱いで、かがみ先輩の女神のような裸体に絡みつく。
「私、すごくどきどきしてきました」
 先輩の濡れた股間の間に足をさしこんで、陰部を重ね合わせる。

「動かしますね」
 俗にいう貝合わせの形になる。
 お互いのアソコが丸見えになる、ものすごく恥ずかしい体位だ。
「先輩はきちんと生えていますね…… 」
「あんまり、じろじろ見ないでよ」
 かがみ先輩は恥ずかしそうな顔をして、腰を動かしている。
 最初は、あまり快感を得ることができなかったけれども、お互いの陰部を擦り合わせていくうちに、
少しずつ快楽の波を受けることができるようになる。
「ゆたかちゃん…… いいっ」
 かがみ先輩がテールを振り乱しながら、くびれた腰を卑猥に揺らした。


 先輩のアソコの毛と粘膜が、ろくに生え揃っていない私の秘所を刺激して、とても気持ちが良い。
 少しずつ高まる性感をもっと味わいたくて、少しずつ動きを速める。
「ぐちゃっ、くちゃん、ぐちゅっ」
 クーラーの振動音をベースにして、アソコを擦り合わせる淫乱な音が妙にはっきりと聞こえた。
 私とかがみ先輩は、互いに愛撫をすることによって、相手を高みへと導いていく。
「ゆ、ゆたかちゃん。もう、イキそう…… 」
「先輩、いっしょに、イきましょう、んんっ」
「あっ、んあっ、はあああっ」
 二人の息が荒くなって、アソコへの愛撫はより激しくなる。
「はあっ、かがみ先輩、わたし、先輩が好きです」
「んあああ、はああ、ゆたかちゃん、私、もう、だめ、駄目なのっ」
 二人の少女の矯声が部屋にこだまする。
 身体からは玉のような汗が無数に生み出されており、透き通るような白い身体の上をつたって、
シーツを更に濡らした。

「先輩、わたしも、んっ、んんっ、いきそう」
「ゆたか…… ちゃん、わたし、もう我慢できない、んあっ、んあああっ」
 私は、かがみ先輩のアソコに、秘所を擦りつけながら、大きく身体をのけぞらした。
 無上の快感を求めて、先輩の全てをむさぼりつくそうとする。
「やあ、だめ、もう、いくっ、いっちゃう! 」
 かがみ先輩は長い髪を振り乱しながら、絶叫する。
「先輩。私も、もう、だめえっ」
 急激に押し寄せてくる絶頂の波を、少しでも引き延ばそうと必死に耐えるけれど、もう限界だ。

「んあああああ、やああ、いやあああああっ」
「せんぱっ、ああ、ああああああああっ」
 私とかがみ先輩は、重なり合ったまま、ついに絶頂に達した。
「はあっ、はあっ」
 私は、荒い息をたてながらベッドに倒れ伏した。

「すごく気持ち良かったですよ。かがみ先輩」
 快楽の波がひいた後、私は手首を縛られたままのかがみ先輩に抱きついて、唇を軽く塞いだ。
「相変わらず、ゆたかちゃんはエッチね」
 先輩も、苦笑めいた笑顔を私にむけた。
「先輩、私達って上手くいきそうな気がしませんか? 」
「さあ、どうかしら」
「少なくとも身体の相性は良さそうですよ」
「本当に、ばかね」
 かがみ先輩は、頬を赤くしながら、少しだけ柔らかい表情を見せてくれた。


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代償行為 後編へ続く




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コメント:
  • サドいゆーちゃんもいいなー -- 名無しさん (2009-08-19 23:14:55)
  • よくわかってらっしゃる -- 名無しさん (2008-08-14 06:44:20)
  • ウホッー!!
    いいよ〜いいよ〜 -- 名無しさん (2008-08-13 07:41:48)
  • この作品のゆーちゃんになりたいと本気で思った。 -- 名無しさん (2008-08-13 07:21:18)
  • ばあっきゃろう!俺を殺す気か!もっとやr(ry -- 名無しさん (2008-08-12 16:47:13)

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