kairakunoza @ ウィキ

血に潜む欲望 (前編)

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
最近私のクラスでは妙なことが流行っている。
それは…
「5…4…3…2…」
この…カウントダウン…
「1…0!」
ガラッ
「かがみ先輩!一緒に帰りましょう!」
皆が「0!」を言い終わるのと同時に教室の扉が開き、ゆたかちゃんがその愛らしい顔をのぞかせる。
「ひ~らぎ~愛しのお姫様がお迎えだぞ~」
「くすくす、柊ちゃん愛されてるわね」
日下部と峰岸の冷やかしにも大分慣れた。
とはいえ、羞恥と喜色で顔がほんの少し赤くなるのはいつまでたっても直りそうにない。
「すげえよな~三ヶ月皆勤賞だぜ」
「あの娘身体が弱くて学校休みがちだったけど、最近は早退すらしてないって話だよ」
「保健室にも行ってないんだって。天原先生が言ってた」
「愛のなせるワザかぁ」
クラスメートの微笑ましい会話も私の機嫌をさらに良くしていく。
私は教科書やノートを鞄にしまい席を立つ。
私が歩くとクラスメートたちは温かい視線を送りながら道をあけ、気持ちよく送り出してくれる。
私は教室の入り口に立ち、頬を赤く染め恥じらいの表情をうかべるゆたかちゃんの手を取った。
「お待たせ。帰ろっか」
そう言うとゆたかちゃんの表情がぱぁっと明るくなり、まるで大輪の花が咲いたような笑顔になる。
「はい!先輩!」
殺人的にかわいい。この笑顔でご飯3杯はいけるわ。
こんなに可愛い女の子が私の恋人であるという事実を再認識するだけで昇天しそうなほどの幸福感が私を満たしていく。
ゆたかちゃんは私の彼女なのだ。
そして私もまたゆたかちゃんの彼女だ。
彼女×彼女?
そう、私たちは女の子同士のカップルだ。
同性同士の恋人関係は世間的にはマイノリティの塊だ。
偏見をもって見られることも多い。
事実、私たちも付き合い始めの頃は学校内で奇異の目で見られたり、あまり良くない噂がたつこともあった。
しかし私たちは、好き合う者同士が一緒にいるのはごく自然なことでありそこに性別など関係ないと主張し続けた。
その結果、今ではほとんどの人が先ほどのクラスメートのように温かく祝福してくれている。
ゆたかちゃんの親友のみなみちゃんや、私の親友のこなたたちも私たちの仲を認めてくれた。
最近では受験勉強が忙しいためあまり一日中一緒というほどの時間はとれないでいるが、下校時間を合わせたりして二人っきりの時間を確保するようにしている。
今日もゆたかちゃんが私の教室まで制服デートのお誘いに来てくれたわけだが、毎回来る時間が寸分違わず同じなためクラスメートにタイミングを覚えられてしまい、冒頭のようなことが流行ってしまったのだ。
今では一種の名物になりつつあるが、幸せ絶頂の私にはこのような冷やかしですら心地よく感じていた。
「せ~んぱい♪考え事ですか?」
気がつくとゆたかちゃんが私の腕にしがみついて、その大きな瞳に私を写していた。
「ああ、ごめんね。ちょっとぼんやりしてたわ」
「もうっ」
ゆたかちゃんは、ぷうっと頬をふくらませて上目遣いですねてみせた。
「2人っきりのときは、私だけを見てください」
殺人的にかわいい。この表情でご飯5杯はいけるわ。
「ん、ごめんね。ゆたかちゃん」
私は平静を装いつつ、謝りながらゆたかちゃんの頬にキスをした。



ここで少し回想することにする。
私とゆたかちゃんが付き合い始めたのは半年ほど前だ。
初めて知り合ったときは、親友のこなたのいとこという位置づけだったが、私は彼女のことを知っていくうちにいつのまにか好きになっていた。
身体が弱いけど芯が強いところ。一途で純粋なところ。どれも魅力的だ。
この気持ちが恋なんだと気付いたのは、ゆたかちゃんに告白されたときだった。
『かがみ先輩が好きです!私と付き合ってください!』
顔を真っ赤にして一生懸命に思いを伝えるゆたかちゃんを見て、ああ、私はゆたかちゃんが好きなんだなって自覚した。
付き合い始めて私たちは買い物に行ったり映画を見に行ったり…
学校ではお昼を一緒に食べたり手をつないで帰ったり…
キスしたり…。
おおよそ恋人らしいことはほとんど体験した。
ただひとつ…エッチを除いては…
もちろん私としては、距離を縮めたいという思いはある。
その…したいなーと思っている。
ただ、ゆたかちゃんの身体のことを考えるとあまりコトを急ぐのも良くないと思うし、なにより私はゆたかちゃんのことを大切にしたいという想いが強い。
将来ゆたかちゃんと身体を重ねるときがきたら、できる限り優しく抱いてあげたいって想う。
来るときに備えてこなたに借りた18禁百合同人誌を読み漁っているのはナイショだ。
『先輩としては、基礎知識くらいは押さえとかないとネ』
同人誌を貸してくれたときのこなたのニヨニヨした顔が浮かんでくる。
頼むからゆたかちゃんをそっちの道に引き込まないでくれよ…
というわけで回想を終了し、ゆたかちゃんとの制服デートに戻ることにする。



「あ…」
「先輩?どうかしましたか?」
(あのノート、鞄にしまったかしら…)
昨夜家で勉強したときに、どうしてもわからない問題が何問かあった。
今日休み時間に峰岸と協力し合って解いたのだが、そのとき使ったノートを鞄に入れた記憶がない。
鞄の中を漁ってみるが、目当てのノートを見つけることはできなかった。
「忘れ物ですか?」
「ああ…うん、そうみたい。でもたいした物じゃないし…」
「取りに戻りましょう」
私が言い終わる前にゆたかちゃんのキッパリとした声がかぶさる。
「私も一緒に行きます」
「そんな…悪いよ。第一そんな重要なものじゃないから…」
「いいえ、大事なもののハズです。ないと困るはずです。“一緒に”取りに戻りましょう」
あれ?今、一緒にの部分を強調しなかった?
本当はないと今日の勉強に差し支えるノートだが、ゆたかちゃんまで時間を割くほどのものじゃあ…
「あ」
そこまで考えて、私はようやくゆたかちゃんの意図を悟る。
「そのほうが、少しでも長く…一緒にいられます」
頬を赤く染めて、しかも上目遣いでのそのセリフは反則よゆたかちゃん。ご飯10杯はいけるわ。
というわけで私たちは学校へと引き返した。
これが…全ての始まりとも知らずに……



「静かですね~」
隣を歩くゆたかちゃんが呟く。
「そうね。昼間と同じ場所とはちょっと思えないわね」
放課後、日が沈みはじめる時間の学校は部活動に勤しむ運動部の生徒がグラウンドや体育館にいるだけで、いつもは生徒の声で賑わう教室や廊下は驚くほど静かだった。
「まるで…私たちだけしかいないみたいですね」
そのゆたかちゃんの言葉に、私の胸はドキンと高鳴る。
“私たちだけ”って…
そりゃあ今までだって2人っきりになるシチュがなかったわけじゃないけど、そんなふうに改めて言われると意識しちゃうじゃない…
ぎゅっ
「!先輩?」
「あ…ごめん、痛かった?」
思わずゆたかちゃんとつないでいた手を強く握ってしまった。
ゆたかちゃんは私と2人っきりだってこと…意識していないのだろうか……
私だって健全な女の子なのだ。
エッチなことに興味はあるし、恋人ができればそういうことだって…
でも、付き合ってまだ半年だし…やっぱり、ゆたかちゃんを大切にしたい。
それにコトを急いでもしも嫌われるようなことがあったら…
でも案外ゆたかちゃんは私が誘ってくれるのを待ってるのかもしれないし、それならばやはりここは年上の私から…
「先輩?先輩の教室、過ぎましたよ」
「ふぇっ?」
私がもんもんと不埒な考え事をしているうちに、いつのまにか目的地を通りすぎていた。
「あ、あはは…ごめんごめん」
謝りながら教室の扉を開く。
教室にはだれもいなかった。
私はすぐに私の席にむかい、机の中を漁った。
「あったあった」
目当てのノートはすぐに見つかり、鞄へとしまう。
「ありましたか?」
「うん。ありがとね、付き合ってくれ…て……」
教室に入って私のそばまで来たゆたかちゃんを見て、私は絶句した。
「…?どうかしましたか?」
目の前の少女の、あまりの美しさに見とれて…
ゆたかちゃんの姿は窓から差し込んだ夕陽に赤く照らされて、妖しく美しい輝きを纏っていた。
その輝きは私の思考を麻痺させ、強烈な欲望を引き出していく。
ゆたかちゃんの姿がいつも以上に魅力的に見え、劣情・色欲といった醜い欲望が沸きあがってくる。
「…先輩?」
ぷっくりとふくらんだ可愛らしい唇から鈴のような声がこぼれ私の鼓膜を震わせる。
夕陽の赤で魅力的に染まったゆたかちゃんの顔がゆっくりと近づいていく。
ドキン   ドキン
ゆたかちゃんに聞こえるんじゃないかと思うほどに心臓の鼓動が高鳴っていく。
ゆたかちゃんの唇まであと10cm…5cm…2cm…1cm……
コツン
「へ?」
なんだか間の抜けた声が私の口からもれる。
私とゆたかちゃんは互いのおでことおでこをくっつけていた。
「ん~熱はないみたいですね」
言葉と共にゆたかちゃんはおでこを離した。同時に唇も離れていく。
唇が離れるほんの一秒にも満たない時間が、私にはとてつもなく長く感じた。
キスを焦らされた私の心の欲望は、さらに醜く膨れ上がっていく。
「先輩、今日はボーっとすることが多いです。お疲れですか?」
(ゆたかちゃんが……欲しい)
ゆたかちゃんの言葉は私の耳には入らず、具体的で衝動的な欲求が頭を掠めた。
「受験勉強は大変だと思いますけど、時には息抜きをしてですね…」
(身体も…心も……)
「ご自分の身体を労わって………先輩?」
ゆたかちゃんはようやく私の異変に気付き、気遣うように私の顔を覗き込んだ。
(全部…欲しい。ううん……)
「ゆたか…ちゃん」
ひどく低い、空虚な声が教室に響く。
「せん…ぱ……い?」
(奪いたい!!)
ドン!
「きゃあっ!」
その衝動的に生まれた感情に突き動かされ、私はゆたかちゃんを机の上に押し倒した。
「っ!せんぱ…んむっ!」
驚きの表情をうかべるゆたかちゃんの唇を自分の唇で塞いだ。
「んんっ!ん~~」
強引に唇を割って舌を侵入させ、彼女の口内を犯し始めた。
「んっ!んん~っ、んんっ!」
ゆたかちゃんは首を振ってキスから逃れようとするが、私と彼女との体力の差はそれを許さない。
力で押さえつけ舌、歯茎、上顎など彼女の口内を自由にした。
そのキスは愛情に満ちた純粋なものではなく、欲望の赴くままに相手を貪るような行為だった。
「んんっ!っは!…はぁ……はぁ……」
口内の感触に一応満足した私は唐突に唇を離した。
自分の唇を舐めると微かに血の味がする。ゆたかちゃんの唇から血が滲んでいた。
ゆたかちゃんが暴れたときに切ったのだろう。
彼女の血液を味わっていると思うと背すじがぞくぞくし、危険な快感が心を満たす。
「先輩……どうして……?」
涙をうかべて息も絶え絶えな様子のゆたかちゃんは、悪魔的な笑みをうかべる私を犯罪者かなにかをみるような恐怖に満ちた目で見つめた。
声は掠れ涙声になり、身体は小刻みに震えていた。
そんなゆたかちゃんの姿は、私の目にはとても可愛く映った。
「どうして…?決まってるじゃない」
くだらないことを訊くな。と言わんがばかりの冷たい声が私の唇から紡がれる。
「ゆたかちゃんを私のモノにしたいからよ」
私は言い終わるより早くゆたかちゃんのスカートに手をかけた。
「い、いや…」
自分の身体を守るようにゆたかちゃんは手を伸ばした。しかし、
パシン!
乾いた音がした。
私がゆたかちゃんの手を払い除けた音だった。
軽く振り払っただけだがその音はゆたかちゃんの抵抗しようという意思を打ち砕き、絶望へ突き落とすのに十分な力を含んでいた。
ゆたかちゃんの抵抗がなくなったのを確認して、ゆたかちゃんのスカートを捲り上げた。
リボンのワンポイントが可愛らしいピンクの下着が私の目に飛び込んでくる。
「いやぁ……ぐすっ…ぅ…ぃやだよぉ…」
ゆたかちゃんの嗚咽交じりの拒絶が聞こえてくるが、その声はかえって私の欲望を盛り上げていく。
今や私の心を支配している感情は、劣情や欲情などと言った生易しいものではなく、もっと醜く自分勝手な感情…獣欲という表現がぴったりくる。
それだけ強く、ゆたかちゃんが欲しいを思った。
それこそ彼女の気持ちや都合などを無視してでも…
獣の欲望が命じるまま、私はゆたかちゃんの下着を掴み、引き千切った。
「ひっ!いやあぁ…んん!」
彼女の悲鳴は唇で塞ぎ、舌を入れて黙らせる。
「いい子だから静かにしようね」
ゆたかちゃんの抵抗を封じた私は、下着に隠された彼女の秘所を観察した。
毛はまったく生えておらず、ピンク色の肌に一筋の線があるだけだった。
それはまるで、雪が積もったばかりでまだ誰も歩いていない雪原を連想させる美しさがあった。
私が引き千切ってぼろ布のようになった彼女の下着が対照的で背徳的な雰囲気を醸し出しているのも私の欲望を煽った。
私は我を忘れてゆたかちゃんのアソコにむしゃぶりついた。
その美しいモノを奪い取り、独占するために…
「ふぁっ!ふぁぁっ!」
ゆたかちゃんの口からでるのは喘ぎ声か、それとも悲鳴か。今の私にはどちらでもよかった。
彼女の身体で一番大事なところの感触が、匂いが、味が、私を満たしてさらなる欲望を引き出していく。
「はぁ、はぁ…はむ、ちゅ……ん、素敵よ…ゆたかちゃん」
「先輩…もう……やめてぇ…」
ゆたかちゃんが涙ながらに訴えた、その時だった。
ガラッ!
「ゆたか!」
教室の扉が勢いよく開き、血相を変えたみなみちゃんが飛び込んできた。
「っ!先輩…これは、一体……」
みなみちゃんは私たちが情事の最中であることに気付いて顔を赤らめるが、引き千切られて散らばったゆたかちゃんの下着を見て異変に気付いた。
「ひっく……みなみちゃ…ぅぅ…たすけて……」
ゆたかちゃんは涙ぐみながらみなみちゃんに助けを求めた。
「っ!先輩!ゆたかから離れてください!」
みなみちゃんは炎のような怒りをあらわにして叫んだ。
「………」
「このっ!」
ドン!
何も言わない私に苛立ったみなみちゃんは私を突き飛ばし、ゆたかちゃんを守るように抱きかかえた。
「ゆたか、大丈夫?」
「みなみちゃ…ぅぅ……」
私はみなみちゃんに泣きつくゆたかちゃんを呆然と見つめていた。
何が起こっているのか理解できない…
さっきまで私を支配していた強烈な欲望は嘘のように消え去り、状況を整理できずに生まれた混乱だけが頭の中に残った。
「みなみちゃん…どうして…ここに?」
「ゆたかの悲鳴が聞こえような気がしたんです。先輩…むりやり、襲ったんですか?」
みなみちゃんの怒りに満ちた声が私に向けられる。
(私が…ゆたかちゃんを…)
「ゆ、ゆたかちゃ…」
「っ!」
おずおずとゆたかちゃんに手を伸ばすが、彼女はビクッと震え、ますます怯えてみなみちゃんにしがみついてしまう。
その恐怖に満ちた目に見つめられ、私の頭は急速に冷静さを取り戻していった。
(私は…ゆたかちゃんを強引に襲った…嫌がる彼女を力で抑えつけて…それで……)
認めたくない。
でも認めなくちゃいけない。
(ゆたかちゃんを……傷つけた)
「っ……あ……」
私は自らがもたらした惨状を受け入れることができず、二人から後ずさる。
その間にを、みなみちゃんの侮蔑に満ちた視線とゆたかちゃんの恐怖に満ちた視線が私を捉えて離さない。
「ぁ……ぁ、うあああぁぁっ!」
私は二人の視線に耐えられず、教室から逃げ出した。



走った。
全力で走った。
息が切れるのも構わずに私は走り続けた。
どうしてこうなったのだろう。
私はゆたかちゃんを大事にしたかった。大切にしたかった。
なのにどうして……私はゆたかちゃんを……
(奪いたい!汚したい!犯したい!)
「ちがうっ!!」
私は大声で叫んだ。
でも違わなかった。
否定なんてできなかった。
あのとき、小動物のように怯えるゆたかちゃんを見て、私は確かにそう思った。
夕陽に照らされて赤く染まったゆたかちゃんを私の欲望で染め直してやりたいって思った。
「っあああぁぁぁぁ!」
自分の中にあれほど醜い欲望が隠れていたなんて認めたくなかった。
だが現実は否定のしようもなく、私はゆたかちゃんを傷つけてしまった。
「はぁっ…はぁっ…」
急に立ち止まり、走るのをやめた。
身体中が酸素を求め、過剰な呼吸を要求する。
「はぁっ…はぁ…っ…えぐっ……」
荒かった息が落ち着くと今度は嗚咽が漏れ出した。
私は失ってしまったんだ。
ゆたかちゃんを…最愛の人を…
「っ……ぅぁ…ゆたかちゃ……っ…うああっ!」
誰もいない廊下で私は泣き崩れた。
つい数時間前まで私だけを見ていてくれた彼女の瞳は、もう二度と私を映してはくれないのだろうか…
果実を連想させる愛らしい唇と鈴のように可愛らしい声で、もう二度と私の名前を呼んではくれないのだろうか…
何時しか夕陽は沈み、空には星が瞬き始めた。
だがその星空を一緒に眺めてくれる人は、もう私の隣にいてはくれなかった……。
























コメントフォーム

名前:
コメント:
  • 暴走したかがみに、ゆたかを助けたみなみ。ゆたかはかがみと仲直りできるか、それともかがみはさらに暴走してしまうのか続きが気になります。中編待ってます。 -- 名無しさん (2009-03-22 14:27:20)

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー