kairakunoza @ ウィキ

Shifting heart

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集
「みなみちゃん、今日はお世話になります」
「どうぞ……上がって」
丁度こなたがかがみを呼んだ頃。
ゆたかは同じくみなみの家に来ていた。

「でも、今日両親いないから……ごはん、もうできてるよ」
「え、そうなの!? 楽しみだなぁ、みなみちゃんのご飯♪」
みなみのやや赤面した顔を尻目に、ゆたかは心を急がせる。



~~~んでもって食事後~~~

「ごちそうさまっ。みなみちゃん、料理上手いんだね。とってもおいしかったよ」
「そうでもない、まだまだ下手……ごちそうさま」
「あっ、手伝うよ」
「大丈夫……ゆたか、今日はお客さんだから」
「えっ、あっ、そっか。ははは。でも手伝うよ。早く終わらせて一緒にお話したいしね」
「ありがとう、ゆたか」

はにかんだ笑顔を浮かべたみなみに、ゆたかは元気に答える。
──友達なんだから、いいんだよ、と。

二人でテキパキとこなしたため、意外にも早く洗い物は終った。
後に残ったのは、二人だけのおしゃべりタイム。
今日は、ひよりやパトリシアもいない。本当に二人っきりの時間。

「それでね、お姉ちゃんがその時に──」
「──そういえば、あの時みゆきさんが──」

楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
気がつけば、もう10時を回ろうとしていた。

「あ、そろそろお風呂沸かすね。ちょっと待ってて……」
みなみはそう言ってパタパタと部屋を後にした。
残ったのは、もちろんゆたか一人。

ゆたかは改めてみなみの部屋を見回した。
自分の部屋よりも──居候の身ではあるけれど──何倍も広い。
ベッドには、枕が二つ。
『二人分眠れるスペースはあるから』といった言葉どおり、
ベッドだけでも十分広い。ひょっとすると三人は眠れるだろう。
という訳で、ゆたかは枕だけ持ってきたのだった。

「みなみちゃん、こんな広いベッドで寝てるんだ」
──いつも、一人で?

そう思うと、ゆたかの心に、少しだけ悲しいものがこみ上げてきた。
一緒にいてあげたい──ううん、一緒にいたい、みなみちゃんと。
少しだけの悲しみは、沢山の愛おしさに変わっていく。


高校、いや小学校中学校と、病弱が祟って殆ど学校に行けず、
友達らしい友達もできなかった。
いつも家でゴホゴホと咳き込んだり、熱を出したりの日々。
姉のゆいも、警察の仕事で遅くなったりもした。

そんな中で、初めて友達ができたのは、他ならぬみなみだった。
話を重ねるうちに、どんどん親しくなっていった。
どんどん好きに、なっていった。

ゆたかは『みなみの枕』に顔を埋める。
息を吸い込むと、甘いような、みなみ独特の匂いが鼻から入っていく。
「みなみちゃん……好きだよ」
誰とも聞こえることの無い、言葉。
「みなみちゃん、好き、大好き……」
何度も何度も、紡ぐ。

「みなみちゃん……」
「ん?」
「うひゃぁっ!?」

ゆたかが振り向くと、キョトンとした顔のみなみが佇んでいた。
「私もゆたかのこと好きだよ?」
「あ、う、うん。そっそうだね……ははは」
「??? 変なゆたか」

お湯が張ったよと、二人は早速風呂に入ることにした。
脱衣所で服を脱ぐゆたかとみなみ。
だが、みなみの視線は一点に釘付けだった。

「ゆたか……」
「ん、どうしたの、みなみちゃん?」
「私より、ある……」
「え、何が?」
「えっ、あ……」
自分が何を言おうとしていたことに気がついたみなみは一気に赤面した。

「何があるの、みなみちゃん?」
「え、だ、だから……私より、胸、あるね……」
「あ……」

ゆたかは、みなみが胸を気にしているのを知っていた。
と言うよりかは、みなみの周りの人なら全員知っていることであろう。
「そそ、そんなことないよ。私だってぺったんこ……」
「ゆたかがぺったんこということは、私は……平面?」
ゆたかの言葉に、ずずんと落ち込むみなみ。
失言と悟ったゆたかは慌ててフォローを入れる
「わわっ、そんな意味じゃないよ! みなみちゃんは大丈夫だよ!
 背だって高いし、きっとすぐに大きくなるよ!!」
「そうだといいけど……吸収、吸収か」
みなみは、お隣みゆきの豊満なボディを思い出す。
──あんな風になれたらな……

「そそっ、そうだよ、ちゃんと栄養取れば──くしゅんっ」
「ゆたか、大丈夫!?」
「だ、大丈夫だよ。とりあえず、お風呂入っちゃおう? ココじゃ寒いし」
「そう……だね。はぁ……」



流石は岩崎家と言うべきか、風呂もまた壮観な程広かった。
下手すると泉家の一階がまるごと入るだろう。

「うわぁ~、みなみちゃん家のお風呂広いね~」
「広すぎて逆に不便」
「みなみちゃん、それは贅沢な悩みってやつだよ……」
ゆたかはホテルや旅館でもないのにこんなに広い風呂に終始感動していた。

風呂に入ったら一番最初にすること。それはシャワーを浴びること。
そして身体を洗うこと。──温泉では真っ先に飛び込むこともあろうが。

「みなみちゃん、背中流してあげるよ」
「ダメ。私が先にゆたかを洗う」
「あはは。どうぞ」
ゆたかは、今日はみなみの主張がいつもより強いと、少し感じた。
しかし、さほど気になどならなかった。

一緒にいられるこの時間が、何よりも楽しくて、素晴らしくて。
──そう、大好きなみなみちゃんと一緒なら。

「ゆたかの背中、ちっちゃいね」
「ははは、もうおっきくならないのかな?」
「大丈夫、この先まだまだ成長する」
「胸も?」
「うん、ゆたかなら大丈夫」

儚く消えそうな、華奢で白くて小さな背中を、みなみは一生懸命、
けれど優しく洗う。
泡だった白いボディーソープが、ゆたかのお尻を伝って落ちていく。
ゆたかもまた、自らの前面にボディーソープを広げ、洗う。
腕、気にしている胸、太もも、足へと。

そうこうしているうちに、みなみは背中を流し終わった。
「これでキレイになった」
「ありがとう、みなみちゃん」
「いや、まだ」
今度はシャンプーを取り出し、泡立ててゆたかの髪に広げていく。
「ゆたかの髪も、キレイ」
「そ、そんなことないよ?」
「ううん、素敵だよ、ゆたか」

満遍なく泡を延ばし、髪の毛に傷がつかないよう丁寧に洗い上げる。
「痒いトコない、ゆたか?」
「ううん、ないよ。大丈夫」
しっかり洗ったら流し、今度はトリートメントを広げる。
一本一本を梳くように細かく、労わるように。

最後に流して。
「はい、これで終わり」
「ありがとう、みなみちゃん。じゃあ次は私が洗ってあげるね」
「お願い、ゆたか」

今度は順番が変わってゆたかの番。
みなみのスレンダーな背中を、一生懸命こする。
「みなみちゃん、どう、気持ち良い?」
「うん、気持ちいいよゆたか」
そういいつつボディーソープを手に取ろうとしたみなみを、ゆたかは制した。
「みなみちゃんはじっとしてて。全部洗ってあげるから」
「え、全部って……」
「全部だよ。背中流してもらって、シャンプーしてくれたお礼」

後ろから手を回して、腕、脇、お腹、と洗っていき、胸に触れる。
「やっぱり、私……小さい?」
「そ、そんなことないよ!? そんなに気にすること無いと思うよ」

実際問題はゆたかの方が僅かに膨らんでいるのだが、
それはもう暫く秘密のままである。

その後は胸の話ばかりで、何がなにやら良く分からないまま二人は風呂から上がった。
パジャマに着替えて、部屋へと戻る。

「あ、あのさ、ゆたか……」
「なぁに、みなみちゃん?」
「こなたさんが前、『胸は揉めば大きくなる』って言ってたよね」
「あぁ、そういえばそうだね」
「それでさ、ゆたか。お願いがあるんだけど」
「ん?」
「私の胸、揉んでくれないかな……」
「えっ!?」
「ほ、ほら、こんなこと頼めるの、ゆたかしかいないから……」



 丁度その頃。
 「はっくしゅん!! ……うーん、誰か噂してるのかな?」
 今まさにひよりは同人誌を描いているところだった。

 「って、あーっ!! 何のネタだっけ!? くしゃみで忘れたー!!」
 今日の田村家も平和であった。



「え、あ、う、うん。本当にいいの?」
「いいよ。そ、その、私、ゆたかが好きだから」
「みなみちゃん……私も好きだよ、みなみちゃんのこと」

お互い、『好き』の意味くらい分かっていた。
だから、二人が『始める』のにも、そう時間はかからなかった。
ゆたかは一呼吸置いて、みなみの胸に手を当てた。
パジャマの上から、おっかなびっくりで。

ゆたかが触れた膨らみは──例え平坦としても──ふにふにと柔らかかった。
「はぅっ」
「み、みなみちゃん、平気?」
「大丈夫。続けて……」
「う、うん」

元々みなみにブラジャーは必要なかった。だから、ゆたかの伸ばした手は、
ラフな素材のパジャマやシャツを通り抜けて、みなみの胸に直接感触を伝えていく。
「あっ、はぁっ……」
「みなみちゃん? 続けても大丈夫?」
「大丈夫、ゆたか。なんだかポワーッとする感じがするだけ」
「痛かったら言ってね?」
「ゆたかの手、優しくて柔らかいから平気。続けて?」
「分かった……」

さわさわと手を触れていたゆたかは、やがてゆっくりと手のひらで揉みこむような動きに変えた。
すると、押し隠していたみなみの声が、少しずつ大きくなっていく。
「ん、んふっ、はぁっ……ゆたか、気持ち、いいよ。もっと、続けて……」
その声にこたえ、ゆたかは動かす手を速めていく。少しずつ強めていく。
服の下で、みなみのむねは充血し赤く染まっていた。そのためか、心なしか、
「ちょっとだけど、膨らんできたかもしれないよ、みなみちゃん」
「そ、そう? 何か突っ張ってる感じがする……」
更に揉み続けていくうちに、ゆたかの手は敏感な蕾に触れた。
「ひゃぁっ……ゆ、ゆたか、そこ、気持ちいいよ」
「え? こ、ここ?」

ゆたかが手のひらで二つの突起に改めて触れると、それだけでみなみは切なげな声を上げた。
「あぁっ、はぁっ、あふ……ゆたか、ゆたか、直に触って……」
「い、いいの?」
「うん、お願い……」
二人はベッドへと倒れこんだ。



ゆたかは一つ一つパジャマのボタンをはずしていく。
みなみは耳まで赤く染めて、されるがままになった。

ボタンを全て外し、パジャマを、次いでシャツを脱がす。
すると、真白なシャツの下から朱色の慎ましやかな胸が晒し出された。
「それじゃ、いくよ?」
「うん、お願い……」
ゆたかがそっと触れた素肌。何倍も柔らかい感触。
それを確かめるように、ゆたかはゆっくりと胸を揉み始める。

「ふぁっ……ゆたか、好きだよ。ゆたか…」
「私もだよ、みなみちゃん」
どちらからともなく、唇を触れ合わせる。それは甘酸っぱくて、熱くて……。
まるで茹で上がったかのように真っ赤になった二人の顔。
血が上った頭からは、理性などという言葉は融け落ちてなくなっていった。

二人はまたキスを交わす。
ゆたかが思い切って入れた舌を、みなみはおずおずと受け入れる。
クチュクチュと音が、淫靡さを強調するように響く。
「ぷはっ……」
二人の間に垂れ下がった銀色のアーチがみなみの胸に落ちる。
それを見たゆたかは、今度はみなみの胸に口づけをする。
「やっ、ちょっ、ゆたか……はぁんっ」

コリコリに尖った乳首を舐めあげられた瞬間、みなみは大きく声を上げた。
ゆたかがみなみの胸に吸い付いている姿は、まるで。
「はぁっ、はぁっ、ゆたか、赤ちゃんみたい」
「むぅ、みなみちゃんまでそんなこと言わないでよぉ」
チュウチュウと、より強くみなみに吸い付く。
みなみはその度に淫らな声を上げる。


と、ゆたかはみなみの身体に気が付いた。
「みなみちゃん……濡れてるよ」
パジャマにはほんのうっすらと染みが付いていた。
「いい? 脱がすよ?」
「恥ずかしいけど……ゆたかなら、いいよ」
ゆたかはまた、みなみのパジャマをスルスルと引き降ろしていく。
あっという間に一糸纏わぬ姿になったみなみ。
「みなみちゃん、可愛いよ」
「ゆ、ゆたかも脱いで……不公平だよ」
「あ、そ、そだね」

ゆたかも自分のパジャマを脱ぎ置いて、生まれたままの姿に還る。
「キレイだよ、ゆたか」
「は、恥ずかしいな……」
そのまま二人は無言で抱き合った。どんな言葉よりも全てを分かり合うかのように。
そしてゆたかは、再び肌を重ね合わせ始める。
もう、どちらにも迷いはなかった。

「ゆたかっ、ゆたかっ、そこ、そこいいよぉっ」
自らを慰めていた時のように、秘裂に指を這わせる。
時折その上の秘芯をなぞりながら、ゆたかはキスを繰り返す。

唇に。首筋に。胸に。太ももに。そして、秘裂にも。

ゆたかが膣内に舌を差し入れる度に、みなみは甘い声を上げて鳴く。
秘芯を甘く噛む度に、鋭い喘ぎを上げる。

ゆたかは更に、愛液で濡れぼそったみなみの膣内へと指を挿し入れた。
ゆっくりと。けれど確実に。
「ふぁぁっ!! ゆたか、ゆたかぁ!!」
中は狭くて、一本の指でもギュウギュウと締め付けてくる。
挿しても、抜いても、愛液が湧き出す。
「みなみちゃん、動かすよ?」
「う、うん……ゆたか、優しくしてね?」
「もちろんだよ、みなみちゃん」
膣壁をなぞり上げる。かき回して、奥まで挿し入れる。
「うぁっ、ふぁっ、はぁっ、んくぅっ!」
その度に、熱い粘液がゆたかの指をトロトロに濡らす。

すると、何か膜状のものに突き当たった。
「みなみちゃん……」

これを破ると、とてつもなく痛いと聞いたことがある。

「ゆたか……はぁ、はぁ……」
「みなみちゃん、みなみちゃんっ」

小さな背中を伸ばして、ゆたかは何度目か、みなみとのキスを交わす。
指はくるりと回り、いわゆるGスポットを突き上げた。
その途端。

「ふぁっ、あああああぁぁぁぁっ!!」
みなみは一際大きな声を上げた。
同時に愛液がゆたかの手を熔かすほどに溢れ出る。

「ふぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁ……はぁ、はぁ」
「み、みなみちゃん? 気持ちよかった?」
「うん、気持ちよかったよ、ゆたか……でも」
「でも?」


「ゆたかはまだ気持ちよくなってない」
「え? い、いいよ、いいよ。もう夜も遅くなっちゃってるし」
「ダメ。今度は私がゆたかを気持ちよくする」
「み、みなみちゃん? んむっ……」
「んちゅっ、ちゅくっ……ゆたか、離さない」

その後、ゆたかが一晩中イかされ続けたことも含めて、
早くも月曜には『こたな×かがみ』のカップリングと共にクラス中の噂となった。

「だってねぇ~、見てて恥ずかしいほどラブラブオーラ出てるし。ね?」
とは、ひよりの談か、みさおの談か。



コメントフォーム

名前:
コメント:
  • GJ!!
    (同級生がバイブとローターは知ってるのに、ビーズを知らない…中2で知ってる私がおかしいのかっ?!) -- うさぎ (2013-04-24 21:28:04)
  • ひよりん☆ブレイクwwwwwww -- 名無しさん (2009-12-03 23:17:01)
  • やばいな、すごくいい -- 名無しさん (2009-12-03 17:23:40)
+ タグ編集
  • タグ:
  • みなみ×ゆたか
  • みなゆた

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー