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らき☆すたクエスト番外編

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匿名ユーザー

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「えーっと、現金が50ゴールドに、旅人の服が一着、棍棒が二つに、檜の棒が一つ。いじょ」
「とても国からの餞別とは思えないわね…」

 かがみ達と共に酒場を後にした私は、女王様から貰った装備を配る為に、みんなを連れて一時帰宅した。
 冒険者装束になったかがみ達を見たお父さんが、何か今までに無い恍惚の表情を浮かべていたけど、
 それはまあ関係の無い話。もちろん気持ちは解るケドねー。

「まあ、先の戦争以来、糟日部の経済事情も何かと厳しいですから…」
「海外の品物も手に入らなくなっちゃったもんね…」
「んー…まあ、仕方ないわね」

 言いながら棍棒を手に取ってポンポンと叩くかがみ。
 もしあれでツッコまれたら、流石にシャレにならないネ…。

「取り敢えず、女王様から貰ったお金と私達の手持ちを足せば、
 もう一着ぐらいは旅人の服が買えるでしょ」
「そうですね。それではそうして買った旅人の服は、かがみさんとつかさんに装備してもらいましょうか」
「そだねー。前線は危険だし
「却下」
「はい?」

 まとまりかけてた私とみゆきさんの意見を、かがみはすっぱりと一刀両断した。

「いくらみゆきが狙われ難い後衛とは言え、全く狙われない訳じゃないんだからさ。
 一番打たれ弱いみゆきにも、旅人の服は装備させといた方がいいわよ」
「でもお姉ちゃん。余ってる旅人の服は二着しか無いんじゃ…?」
「大丈夫。そこに三着目があるじゃない」

 そう言ってかがみが指さしたのは………私!?

「アンタ、私達より遥かに打たれ強いんだから、布の服でも大丈夫でしょ? ホラ脱いだ脱いだ!」
「や、ちょっ、かがみん待って…あ~れ~………」



「しくしくしく……もうお嫁に行けない……」
「冗談はそれくらいにして、着替えも済んだんだし、さっさと行くわよ」

 結局あの後、私は抵抗らしい抵抗もできず、最初から着ていた旅人の服をかがみに脱がされ、
 その代わりに、かがみの着ていた布の服を無理矢理着せられた。
 その間、つかさとみゆきさんはと言うと、先に言った通り、女王様からの餞別と、
 みんなの手持ちを合わせたお金(占めて78ゴールドになった)を持って武器と防具の店に行き、
 今しっかりと、二人揃って旅人の服を着ている。
 …最前衛の防具が一番貧弱なパーティって、どうなんだろうね…。
 …でもまあ、かがみの着てたこの服がすごくあったかいからいいか…。



(ああ………この旅人の服、こなたの匂いがする……)







↓ちなみにこの装備交換の結果


625 :名無しさん@ピンキー:2007/07/06(金) 20:40:17 ID:elYkdU25
≫623
かがみ「血が、血が止まらないっ、止まってよ、このままじゃこなたがっ」
こなた「かが・・・・・み・・・・・・(ガクッ)」

―――必死に回復させるかがみの腕の中でこなたDEAD―――

かがみ「こなたっ!?しっかりして、こなたぁ!いや、いやあああああああああああああああっ!!こなたぁぁぁぁぁぁぁっ!」

こんな感じになるかしら?復活させられるの忘れて泣き叫んだり喚き散らしたり茫然自失になったり。


759 :名無しさん@ピンキー:2007/07/08(日) 00:59:29 ID:jEQjEv4o
≫758
いや、本当に>>625の展開になったんです…。
らき☆すたクエストは半プレイバックSSなんですが、3回目の戦闘でこなたがスライム5匹の集中攻撃を喰らって、かがみのホイミも間に合わずDEAD……orz




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  • 装備の部分がやたら描写が細かいと思ったら… -- 名無しさん (2011-04-13 00:52:09)



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