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夜中のカラオケボックスにて

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匿名ユーザー

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今は夜の12時。二時間前に突如こなたからかかってきた電話の内容は、
『ねえねえかがみ、急に歌いたくなったから今からカラオケにいかない?』
こんな時間に電話してきても、つかさはそろそろ眠る時間だし、みゆきさんは遠くてどのみちもう寝るはず。
ま、まさか…こなたってばこんな時間からだなんて、何考えてんのよ、私を誘い出す狙い?ま、まさかね
『この時間から行ってくれそうなの、かがみしか居ないしさ』
忘れてた、あいつってばほんとに友達少ないんだった…
そして、私はOKの返事をして急いで着替えてこなたと落ち合った。

「かがみー、こっちこっち」
私がこなたのアンテナを見つけたのと同時にこなたが私を見つけて声を出し手を振って存在を教えてくれている。
「先に来てるなんて珍しいわね」
「だってさ、今の私は燃えてるからね、もうここでじっと待ってるのさえ惜しいよ、
 さ、かがみレッツゴー」
こなたが私の手を取って駆け出す。手を繋いで走る事に、ほんの数分、店までの事だけど私の心臓は急激にドキドキした。

店に入って
「それじゃナイトコースでお願いします」
こなたはテキパキとなれた感じで受付を済ませる。
よくもまあ、その背丈で夜間の利用ができるものねと疑問に思いながらも、こなたの後について部屋に入る。
薄暗い照明、高校生が普段利用しない時間帯だけに、普段と感じが違う気がする。
それに今はこなたと…二人きりだし…
「ナイトコースってなによ?」
「閉店の6時まで歌い放題なんだよ」
私が、カラオケで徹夜かよ!と突っ込む前にスピーカーからカラオケが鳴り出す。
「ちょ、あんたまだ歌本も開いてないでしょ、いつのまに!」
「歌いたい曲の番号くらい覚えてるものだよ、かがみ。ドリンクとか注文しようよ」
こなたは機嫌良さそうに歌いだす。器用に歌いながらドリンクと食べ物の注文もリモコンで行っている。
またスタートから置いてけぼりだ。
そりゃ、歌を歌いたいからってのは判ってたけどさ、せっかくの二人きりなんだし、それに長時間のコースなら、
もうちょっと余裕をもってもいいんじゃないの?
リモコンでドリンクを注文し、しぶしぶ歌本をめくって探しているとこなたの3曲目で注文の品が届いた。
『ごゆっくりご利用下さい』、店員はちょっとイケメンだったかも。
「かがみー、楽しんでるかい?イエーーイ!」
「い、イエーイ」
楽しんでるこなたに不承不承あわせ、二人しかいないんだし、ちょっと自信の無い曲の練習もいいかなって
いつもの調子でちゃかすだろうから無理そうならそこで切ればいいしと思って、選曲してリモコン送信っと
ピッ、『予約がいっぱいです』
「ちょっとあんた!先に10曲めいいっぱい予約入れてるんじゃないわよ!」
そんなこんなでようやく私の番も回ってきて、一息ついた頃には日付が変っていた。
12時、シンデレラが戻る時間かあ。
脈絡もなくそう思っていた時に
「かがみー、かがみぃー」
「なによ、いきなり背中にのってくんな!動きにくいでしょ」
「かがみもこれ飲んでよ、おいしいよー」
こなたが飲みかけのコップを私の口の前に持ってくる。
緊張してこなたの口をつけた部分から一口。今までに飲んだ事の無い不思議な香りがしている。
私は抱きつかれている事と、間接キスってことにドキドキして、そんな細かい事は後回しになっていた
「ん、何、これ変った味ね。そう言えばさ、私不思議だったんだけど、よくあんたの見かけで入れたわね」
「ほれほれ、もっと飲みなよー♪」
やたら上機嫌だな、こいつ。口当たりよくて美味しかったので今度はもっと飲むことにした。
「それはね、これを使ったのさ」
こなたが出して見せてきたのは身分証明書、しかも20歳?!
「ぶはっ、あ、あんたコレ、偽造じゃないの」
「まー、まー、かがみん、鉄の意志の前には障壁はないのだよ」
「あ、あんたねー…」
あれ?なんだか変だ。顔が熱い。そりゃこなたがいつもよりも抱きついてくるから体が熱いけど。
でも、でも…それだけじゃない何か…
「ね、あんた、このジュース…」
「あ、それぇ?カクテルだよ、飲みやすいでしょ、せっかくだしさ注文してみたんだよお」
嘘?!それじゃ、ああ、なんだかクラクラしてきた。
こなたの顔を振り返って見てみると、薄暗くて気づかなかったけど顔が赤い、そして目がすわり気味だ。
出来あがってんじゃないの?
「さあ、まだまだ夜は長いよっ、かがみっ」
体勢が不安定なところでさらに乗りかかるようにされて、ソファの上に押し倒される形になった。
私より小さなこなたに押し倒されるなんて!不覚!
どうせなら私が押し倒すべきだったのに…いいや、違う違うのよー!
アルコールが入ったせいか判断力が危ないのか、普段抑制していたものが出やすくなってるのかしら
あれ、って事は、もしかしてこなたも?
「かがみ、一人でトリップしちゃだめだよー、ンチュー」
ハッと気づいた時にはこなたの顔が超目の前で口を尖らせて迫っていた。
まずい、こんな形でキスだなんて、もっとロマンティックな方が私は…
そんな考えも、私の唇にこなたの柔らかい唇の感触が当たって――――思考が停止した

な、ながい、いつまでキスしてるのよ…だ、だめ…
呼吸が上手くできなくて、それが余計に酔いを全身に回っていくのを助ける。
「かがみ……キスって…気持ちいいね」
こなたに見つめられて、動けなくって、思わず小さくうんと呟いた。
「チュ……ん……」
こなたの唇が再び重なって、二度目で甘くなった私の唇をこなたの舌がつついてきて
次の瞬間には私の中に入ってきていた。
「あ……こな…た……」
いつのまにかこなたの背中に腕を回して抱きついていた。
伴奏だけ流れていたカラオケも止まって部屋はBGMが流れ照明は暗い状態に変っている。
「ん……んんぅ……チュク…」
こなたの舌が口の中で蠢いて、甘く気持ちいい感覚が頭全体に広がってふわっとした気分になっていく。
送りこんでくる唾液をごくんと飲み込んで、また一枚何かがはじけた気がした。
気づけばこなたの唇が離れ、間にかかった糸が切れて顔に落ちる。
「かがみ…今度はかがみから…してみてよ…」
「…あ……うん…こなたぁ…」
離れているのが寂しくて、また唇を重ねる。
今度は私からさっきのを思い出して舌を頑張って入れてみる。意外と難しくて一生懸命こなたの中を味わおうとした。
こなたはキスしながらも、私の体を触ってきた。最初は服の上から…
そして服の裾から直接こなたの手が愛撫してくる。それでも途切れないようにさっきよりも懸命にキスを続ける。
こなたの手が私のブラをずらして胸に当たり、最初は確かめるように、それからむにゅっと確かに揉んでくる。
我慢できなくて、キスが終わってしまって離れた私の口から喘ぎ声が漏れていた。
「あっ……ん……こなた……あぁ……」
「……かがみ…感じてるんだ………私の手で……嬉しいよ……もっと見たいな…」
「…ばか……んっ…………なんで、そんなに……あんた……慣れてるのよ…」
こなたの指が感じて尖ってきたのを見つけて執拗に攻めてくる。
体の奥からじ~んとたまらなくなって力が抜けて抵抗ができなくなっていった。
「…それはね…ギャルゲーのたまものかも」
「ふぅぅ……また……あんたは…はぁ……こういう時…で…も………」
「こんな事が…あるかなって思って…参考にやってたから…ね…」
「……ばか……誰でも……よかったんでしょ……」
そういったらこなたの顔がぴくっとして、それまで優しかった刺激がきついものに変った。
乳首を摘まれてくりくりと遊ばれる。電気が頭の奥まで走った感じがして全身が大きく跳ねた。
怒ったの、こなた??
不安が横ぎった。
「誰でも……じゃないよ……かがみの…かがみの事を思って……たんだよ…
 だから……かがみ…お願い…」
そのこなたの顔はとても真剣で…私は……もう何も必要なかった
「…わかった……こなた………私……私ね………………あんたが好き…」
最後の言葉はとても小さくて音になっていなかったかもしれない。

こなたが、私の上で服を脱ぎ始めた。こなたが肌着も脱いで小学生と言ってもいいくらいのかわいい胸が見える。
だけど、私にとっては…とってもかっこよく見えて、
そしてこなたの手が私に伸びて、服を脱がしにくる。
抵抗せず協力しながらこなたの手で脱がされるだけで、頭の中が、もう、もう!
脱がされて胸を見られている頃には、頭から湯気が出てそうでそれまで見られてるんじゃないかって恥ずかしくなった。
「かがみ…綺麗だよ…」
褒めすぎよと返したがったが、直接見られながら胸を揉まれ、口からは甘美な刺激によって喘ぎ声しか出なかった。
「…こ…な……たぁ……あ…あっ…」
こなたが私の胸にキスしてきて、こなたの舌が胸の膨らみの上を這っていく。
手の刺激とは違う感覚に、私の体の奥が応えてショーツを湿らせていく。
「あ…ぅ………や………はぁん……ああっ……変に……なりそうよ……」
息も苦しくなって、目の端に涙が溜まってくる。
ソファの上でこなたの愛撫に反応して体が小さく何度も跳ねる。
「…ひゃ………あ……はずかしいよ……」
こなたの手がスカートにかかって下ろしだした。
「かがみ…今の私は…ノンストップだよ……覚悟してね…」
覚悟って覚悟って覚悟って!
こなたの手が私の同意を待つように止まる。その時間に耐えられなくて腰を浮かして脱がし易いようにした。
スカートがなくなって直接空気が太股に触れ、こなたに染みを作った下着を見られたことに逃げ出したくなった。
だけど、
「もう……こうなってるんだ……かがみ…もっとしようね…」
こなたの手が素早くショーツの上から重なりさすってくる。
もう、その刺激で腰が抜けたようになって
「……い……言わないで…よ…こなた……」
顔を両手で隠した。
こなたの手がショーツにかかって、最後の一枚も…
今、こなたの前で全裸を見せている、そのことで頭がいっぱいになって顔を見せれなかった。
「かがみのここ……ん……チュッ」
こなたにキスされた!あそこを!!
あまりのショックに体がビクンと震える、なのにこなたの息が、唇の熱さが、舌がきて、
私の下半身はこなたの愛にとても素直に応えて、蜜をこぼすのがわかって、
もうどうにでもしてって思った時に、こなたの手で閉ざしていた手を退かされて、
その視界の中には、こなたの優しい瞳が私を見ている、そして
「かがみ…かがみと…ずっと…こうなりたかった……」

二人が瞳を閉じて、顔を近づける、そうして二人は繋がった。
ソファの上で二人抱きしめあい、肌を重ねる。
こなたの手が花弁を優しく動いて、私を今まで体験した事の無い快感へと導いていく。
そりゃ、一人でした事がないと言えば嘘になるけど、これはそんなものと比べることも出来ないくらいに、
気持ちよくて素敵で、こなたの指が中まで入った時少し痛かったけど、それもすぐに快感に変った。
「こなた……こなたぁ……はぁぁん……こなたぁぁ…」
胸と胸を擦りあい、こなたの温もり、重さ息遣いを体全体で感じて。
こなたに導かれるままにアソコからは音が響いて、何度も何度も波が押し寄せて、
私はこなたと新しい歌を確かに歌った。そしてデュエットはクライマックス!
私は場所も忘れて大きく跳ねてこなたにしがみつき、今までにない声を張りあげた。
間奏は素敵な余韻。
後奏は抱きしめあったままのキスの交換の嵐。
時間を知らせる電話のベルがなるまでたっぷりと感じあった。

慌てて服を整えて、店員と顔を会わせないように終始俯いて店を出た。
店の外は朝日が昇っていてまぶしかった。
「明るいわね……疲れた…けど……心地いいわ……」
二人の新しい日を祝福しているような気がした。
「ね、かがみ。徹夜で何かするのって病み付きになりそうでしょ」
私は苦笑しながらも
「…そうね」
と愛おしい人に飛びっきりの笑顔を向けた。




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  • 悪い子だー。そーじろーは泣いてるぞー!
    でも我々は泣いて喜んでるぞー -- 名無しさん (2011-04-13 07:41:19)
  • 店員に見られて3Pw
    その店員がつかさだった!((お前っw -- 名無しさん (2010-10-02 08:04:57)
  • 駄目だよ~お二人さん、カラオケBOXには防犯カメラが・・・
    店員に見ら・・・無粋でしたね失礼! -- kk (2010-08-30 23:03:53)
  • 濃厚で大人な雰囲気が出ててイイ!! -- 名無しさん (2010-08-29 14:00:07)
  • もっとやれ! -- 名無しさん (2010-06-12 11:46:18)
  • ごゆっくり~... by店員 -- 名無しさん (2010-05-25 17:02:55)
  • やっぱり二人はお似合いですね -- 名無しさん (2010-04-25 16:16:40)
  • 徹夜、カラオケ、アルコール、百合、全部素晴らしい -- 名無しさん (2009-12-10 21:35:11)
  • これは…いいものだ -- 名無しさん (2009-10-22 03:59:54)
  • 甘甘百合って最高ww -- 名無しさん (2009-09-24 20:15:45)
  • 綺麗な百合です……ありがとでしたぁ!!! -- 名無しさん (2008-05-12 21:58:56)

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