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物語とは往々にして理不尽な設定が突きつけられるものである

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匿名ユーザー

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  • 物語とは往々にして理不尽な設定が突きつけられるものである


「ねぇ、本当なの? こなた」
「あはは、本当本当ー」
 こなたに連れられて静かな校舎の廊下を二人で歩く。
 夏休みなのだから、誰も居ないのは当然かもしれない。
 でもいつも生徒で一杯の廊下に人が誰も居ないのは、薄気味悪さしか感じない。
「かがみは怖がりだなぁー、なんも出ないって」
「べ、別にそんなんじゃないわよっ」
「大丈夫大丈夫、こんな時間じゃ私らぐらいしかいないよっ」
 と笑いながら保健室の扉を開く。
 こなたの言うとおり……鍵は開いてた。
「おまたせー、ちょっち待たせちゃったかな?」
 私の心臓が高鳴る。
 これは恐怖とかじゃなくて、期待。
 鼻を衝く薬品の香りがさらに私の気持ちに火をつける。
「はーい、おめみえだよーっ」
 こなたがもったいぶりながらかかっていたカーテンを引く。
 そしてそこに現れた風景に、私は息を呑むしかない。
 こなたの話どおりではあったけど、百聞は一見にしかず。
 その光景は……私の想像を、はるかに超えた姿の『彼女』が居た。
「むっ……うぅ」
 ベッドに仰向けになった『彼女』の口から、涎とともに吐息が漏れる。
 そこにはめられた口枷や後ろで固定された手錠……どちらもこなたのおじさんの私物らしい。
 それがどこかインモラルで、私をさらに興奮させる。
 ううん……でも、今注目するのはそこじゃない。
「ふふ、かがみは初めて見るんでしょ?」
「う……うん」
 こなたが悪戯に『彼女』の下半身に手を伸ばす。
 そしてそこにあった『それ』……初めて見る『それ』の印象は何て言うか、雄々しい。
 所謂それは……男性器、だ。
 それを手馴れた様子で、こなたが掴む。
「んむぅっ!」
 それと同時に『彼女』の顔が紅潮し、口から喘ぎ声を漏らす。
 その間にも、彼女のそれは大きさを増していく。
「最近お預けだったから、今日はたっぷり苛めてあげるね……『先生』」
 こなたがその小さな手で責め続ける相手は、黒井ななこ。
 こなたのクラスの担任で、今はこなたの……玩具。
 話の始まりはそう難しくはない。
 いつものようにこなたの家に遊びに行った時に話題になった、荒唐無稽な話のこと。
 担任の先生が、こなたの奴隷だとかいう……馬鹿げた話のはずだった。
「あ、かがみやってみる?」
「えっ……?」
 始めてみるその行為に呆然としていると、こなたがこちらを振り向く。
 そのまま、私に席を譲る。
 もうこれは、馬鹿げているとかじゃない。夢なんかじゃない。
 これが、リアル。
 この汗も、匂いも全て……本物だ。
「大丈夫、ほらこうするの」
「あ、ちょ、ちょっと! あ……」
 こなたが私の手をとり、無理矢理男性器を掴ませる。
 掌に熱い感覚が伝わるのが分かり、私の体までその熱が伝わっていく。
「上下にこうやってほら……うん、上手い上手い」
 私の手が上下に動くたびに黒井先生から喘ぎ声が漏れ男性器が脈打つ。
 何だろうこの気持ち……私今、凄く気持ちが高揚してる。
「その調子その調子っ、どんどん速くしてけばいいよ」
 こなたの言葉に無心に手を速くしていく。
 私の掌が掴んでいるからよく分かる。
 もう、限界が近いのが。
「むっ……んっ、んぅっっ!」
「きゃっ!」
 一瞬だった。
 男性器から熱い何かが弾け、私の顔に張り付く。
 一瞬それが何か分からなかったが、すぐに分かる。
 それは……精液。
 鼻をつくそれの匂いが、妙に癖になりそうだった。
「あははっ、一杯出したね」
 私の頬に飛び散った精液を、こなたが舐め取る。
 呆然としていた私も、それに反応して少し意識を戻す。
 黒井先生の男性器はまだ小刻みに痙攣し、精液を小刻みに出し続ける。
 手にへばりついた精液を舐めると、少し苦かった。
「じゃあ次、私ね」
 まだ熱くそそり立つ男性器を、今度はこなたが掴む。
 それをそのまま口にに頬張ると、溢れた精液を舐めとっていく。
「黒井先生ね、苛められるのが好きなんだよー。ほら、今出したのにまたおっきくなってきた」
 体格の大きな黒井先生が小柄のこなたに責められる姿を見て、私の体が熱くなるのを感じる。
 さっきからなんだろう、この気持ち。
 ……心の中で、何かが芽生えそうな気がする。
 それは先生に? こなたに?
 あれは、きっと……。
「ん、そろそろいいかな」
「……! ちょ、ちょっとこなたっ」
 突然、服を脱ぎだすこなた。
 それに呆けていた頭が意識を取り戻す。
「ほらかがみも脱がないと、汚れちゃうよ?」
「え……う、うん」
 少し慌てたが、私もそれを模倣する。
 保健室で服を脱ぐなんてのは、身体測定の時ぐらいのものだ。
 だけどその違和感もすぐに消える。
 こなたが黒井先生に馬乗りになったからだ。
「いつもは、一回射精したぐらいで終わりなんだけど……今日は特別。かがみスペシャルだね☆」
「んっ、んぅぅっ!」
 黒井先生の喘ぎ声も一層激しくなる。
 それも仕方がない、彼女の男性器がこなたの膣に……挿入された。
 あ、まただ……。
 体の中をゾクゾクと、電撃が駆け抜ける。
「あははっ、さすが先生。大きいやっ」
 こなたの腰が上下に激しく動いていく。
 挿入しているのは黒井先生なのに、こなたが犯しているように見える姿は何処か違和感。
 縛られた姿が、そう連想させるのかもしれない。
 今完全に彼女は、征服されている。
 この、こなたに……生徒相手に。
「いつまでもこれつけてたら可哀想だよね」
「むっ……あぅっ」
 先生の口に手を伸ばし、口枷をはずす。
 丸いボールの穴から漏れた涎が、何処か妖艶。
 紅潮した顔とうつろな瞳は、私の中の何かをさらに加速させる。
「い……ず、み」
「ふふっ、先生今私の中に入ってるよ? 気持ちいいでしょ?」
 腰の動きをやめ、黒井先生の表情を覗き込むこなた。
 その顔は小悪魔のように笑っていて、少し私の心がときめく。
 ときめく? 理由が分からない。
「ほら先生、返事は?」
「は、はいぅっぁ!」
 こなたが腰をまた動かし始め、黒井先生もそれに反応する。
 それはもはや質問ではなく、脅迫に近い。
 そのまま腰の動きを激しくしていくこなた。
「そ、それ以上はっ……あ、あぅぅっ。ふわぁうう!」
「また出すの? 今出したのに? 先生って、節操ないねー」
 こなたの言葉が、膣が、全てが先生を責めていく。
 その言葉が私の体をゾクゾクと走り回り、じわじわと体を蝕んでいく。
「んっ、そろそろっ、かなっ」
「ひぅっ!」
 だがその腰の動きが突然止まる。
 そこからはもう……ずっとこなたのターン。
「ふふ、あと二回でも動いたら射精しそうだね。でも先生いいの? 縛られて、涎と精液まみれで犯されて」
「う、うぅ……」
 腰を静止させたまま、言葉で責め続けるこなた。
 抵抗も出来ない黒井先生は、ただ顔を紅潮させていく。
「もっともっと、壊してあげるね」
「ひっ……な、にを」
 そのままこなたの手が、腰に回る。
 その手の目的にいち早く気がついたのか、先生が始めて両手を動かし抵抗する。
「そ、それはっ……ふ、ふぁああああああぅぅっ!!!」
 可愛らしい喘ぎ声が響く。
 そのまま二人の繋がった場所から、精液が溢れてくる。
「先生ってお尻好きなんだね、トコロテンだよー。変態さんだねっ」
 と、笑いながら先生の男性器を自分の膣から引き抜くこなた。
 まだ痙攣し続けるそれは、小刻みに揺れながらまだ射精を続けている。
 放心しているその表情からだらしなく、涎が落ちる。
「ほら先生、放心してないで綺麗にしてよ。先生の精液なんだからさ」
「むっ……あぶぅうっ!」
 そのままこなたは今度は先生の顔に馬乗りになる。
 口に押し付けられた恥部に抵抗もせず、こなたの言うとおりに舌を這わせていく。
「ほら、かがみもやりなよ。もったいないよ?」
「えっ……あ、うん」
 こなたが振り返り、すっかり観客のようになっていた私に声をかける。
 そうだ、私は観客じゃない……舞台に上がっているんだ。
 手始めにまだ痙攣している男性器を握る。
 熱く太いそれから溢れる精液をもう一度舐めると、苦い味が口に広がる。
 何故だか癖になるその味を、今度は味わって舐めていく。
 するとまた、男性器に固さが戻ってくる。
「あはは、本当節操ないなー。また大きくなってる」
「い、挿れても……いい?」
「うん、次はかがみの番だよ。好きに虐めてあげてよ」
 好きに。
 その言葉に、唾を飲む。
 固くなったそれを掴むと、こなたにまねてそれの上に馬乗りになる。
 そしてそのまま……私の中に押し込む。
「むぅうううっ!」
 こなたの下から声が溢れる。
 初めてで少し痛かったけど……思ったほどではなかった。
 むしろ上下に腰を動かすと、快楽が私を襲ってくる。
「んっ、……ひぅっ! こ、これっ、凄っい」
 自慰なんかとは比べ物にならない快楽。
 私は今、彼女を占領している。
 私と、こなたで。こんな、年上の女性を。
「初めてで騎乗位は疲れるでしょ? ちょっち待ってね」
「?」
 すると先生の顔の上から降り、仰向けだった先生の体を起こす。
 そのまま私の上に覆いかぶさるように、先生をうつ伏せに後ろから押し倒す。
「ほら先生、かがみのために腰動かし……ってもう動かしてるか」
 後ろで両手を縛られながらも、腰だけで先生が私を犯していく。
 自分で動いた先ほどとは、また違った快感。
 先生が私を犯すためだけに、腰を激しく打ち付けている。
 その優越感がさらに、私に火をつけていく。
「じゃあ先生にご褒美あげなきゃ……えいっ」
「ひぐぅっ!!」
 私の中に入っていた男性器が、大きく固くなるのを感じる。
 先生越しに見たこなたの指は、先生の肛門を貫いていた。
「お、お尻は……感じ、すぎてっ」
「あははっ、どんどん入ってるよ? もう二本もっ」
「ひっ、お願っ……抜、ぃっ!」
 だんだんと腰の動きが激しくなってき、先生の言葉もままならない。
「わっ、先生反応いいー。責め甲斐があるぅー」
 私の中の先生も、固くなっていくのを感じる。
 私も次第に、絶頂に近づいてきているのが分かる。
 脳まで蕩けそうな感覚……でも、少し不満があった。
 最初の感覚とは違う。確かに先生を責め続けているのは事実。
 でも……何処か空虚な気持ちになっていく。
 私が求めてるのは……これ?
「あぐっうっ、あぅっ! ひぐぅっ! んんんぅっ!」
 指で責めるのに飽きたのか、そのほぐした場所に舌を這わせていく。
 いつしか保健室には先生の声だけが響いていた。
 前を私に。
 後ろをこなたに責められ続けながら……彼女はただ喘ぎ声を漏らすことしか出来なかった。
「ああっ、んっ、あっ。んはぁああああああああああああ!!」
 ビクンッと体が大きく揺れたとき、私の中に熱いものが流れていくのを感じた。
 彼女は叫び声とともに……三度目の射精を迎えた。
「あちゃー、やりすぎちゃったね……失神してるや。ごめんね、先生っ」
 男性器はまだ痙攣し続けているが、意識はすでにない。
 さすがにこれ以上はこなたも苛める気はないのか、その頬に軽くキスをしてあげる。
「どうだった? かがみ。楽しかったでしょ?」
 気絶した先生を私の上から引き剥がすこなた。
 その顔は満足したのか、満面の笑みだった。でも、私は……。
「? どったの?」
 浮かない表情だったのに気がついたのか、私の顔を覗き込むこなた。
 違う。
 私がみたいのは、そんな笑顔じゃない。
 それがきっと、私の中で暴れ続けていた……感情。
 私が欲しいのは、そう……さっきの悪戯に見せる小悪魔の笑顔。
「あ……」
「?」
 それを思い出した時、また私の体に電気が走った。
 ……そうだ、今分かった。
 私が求めていたのは……掌握する絶対的優位じゃない。
「ねぇ……こなた」
「う、うん」
 心配そうに私を見るこなた。
 そうだ、私が欲しかったのは……被虐。
「私も……縛って、くれる?」
「へっ?」
 突然の言葉に、面食らうこなた。
 でもすぐに状況を理解したらしい。
 すぐにあの表情になった。私の求める……小悪魔の表情。
「そっか、かがみも……先生と一緒だったんだね」
 こなたの手が私の頬に触れ、唇を交える。
 そこから私の口内を犯し始め、体全体を快楽が侵食していく。
 今から、私はこなたに責められる。虐められる。
 それだけで、先ほどの快楽とは比較にもならない。
 そう……こなたに。
 好きな子ほど苛めたくなるって言うけど、私は逆だったんだ。
 こなたに……こなただけに、苛めてもらいたい。
 そう、その赤い縄で私を縛って。
 その指で私を貫いて。
 もっと、もっと……私を、苛めて。
 私を……掌握して。


 だって私はもう。
 ……貴方のものなんだから。


――快楽の渦に飲み込まれ、私の体は堕ちていく。

――動かない体に食い込んでいく縄に、エクスタシーを感じながら。

――大好きな人に体を征服される喜びに、酔いしれながら。

――その全てに、快楽を求めながら。


(完)













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  • 怖いぃぃぃぃぃぃ?ww -- 名無しさん (2012-01-15 21:24:28)
  • 続きみてぇ -- 名無しさん (2010-05-21 02:52:22)
  • かがみん嫌いじゃ無いけど、
    このカプだったらいらない子wwww -- 名無しさん (2010-01-16 15:34:10)
  • かがみが責められるところも見たいwww -- 名無しさん (2008-08-05 12:20:56)
  • なにwwwwこの馬鹿兄弟wwwww明らかに田舎臭そうwwwわたしは御府内の千代田生まれだから、こいつらが田舎者だってすぐ分かったわwww -- まんまるまる姫 (2008-07-30 21:15:32)
  • うはwwwwテラワロスwwwwww田舎くせぇ馬鹿兄弟wwww -- ワンブリッジ (2008-07-30 21:06:20)
  • 僕達〜!!!!うっじむっしどぅえ〜す!!!! -- 小黒組 松本智司・洋・正人の3馬鹿兄弟 (2008-07-29 01:39:05)
  • だって本人が実際カミングアウトしたんだから間違いないよ!生天目仁美だって物心付いた時には同性愛者だったらしいよ!!! -- きんたまんこ (2008-07-29 01:31:45)
  • てめえ…はるこさんになんてことを言いやがる!!!!! -- ワンブリッジ (2008-07-29 01:28:51)
  • 桃井はるこって同性愛者だよね -- きんたまんこ (2008-06-29 19:20:39)
  • たっ…たまさぶろぉー!!!!!!!!! -- ワンブリッジ (2008-06-29 19:19:25)
  • 最後の表現のエロがイイ!!!
    かがみん縛られるトコみたい………… -- 名無しさん (2008-05-11 21:26:07)
  • こなた攻めは鉄板だとして、ななこさん受けにもってきましたか~
    かがみ・ななこさんダブル受けはエロすぎですw -- 名無しさん (2007-12-14 03:03:41)

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