格詞は、名詞の動詞との関係を表す。語句も節も取れる。英語でいう前置詞に当たるが、格詞が全て前置詞と同じというわけではない。主格(
ul)と対格(
on)の格詞は基本的に省略されるが、倒置や強調があると省略されない。以下によく使う格詞をあげる。[
ova ]は「例」を意味する。
on:対格
対象を表す。通常は省略されるが、倒置や強調の際には復活する。
[
ova ]同上
ok:随伴格/
ek:不随伴格
行為を行う主体的な仲間を表す/仲間がいないことを表す。
[
ova ]
ke-a ok(
ek)
la(彼と一緒に行った/彼と一緒でなく行った)
格詞の順序
明確な順序はないが、たとえば下の例文ならこの並びが一番自然である。尚、格詞が取るのが語でなく節になって長くなるほど、その格詞は後回しにされる傾向にある。下の場合、
im格が
im fasだったら他の格より前にきていた可能性が十分考えられる。
最終更新:2007年11月11日 21:35