*ピリオド
とある世界の名残、つまりは終焉を迎えた世界の残骸ともいうべき場所。
しかし物語は筆者の意思次第でいくらでも続けられるように、ここが新たに始まっていく可能性も否めない。
とはいえ、当の筆者が書く(描く)気があれば、の話である。
さらに言えば、筆者自身が己を「筆者」と自覚しているのかさえ、定かではないのだが。
×××
真っ白な空間にあるのは、
少し凝ったデザインの木製机と椅子。
使い古された筆記具。
意匠を凝らした本棚に納められた少ない書籍。
そして、どこかへと続く一枚だけの扉。
元あった図書館へと続く道も、もしかしたら存在するかもしれない。
最終更新:2010年06月23日 14:03